古来から伝えられし異国の騎士達の伝承。

その伝承を形とした武器がある。

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「ロウ」をその名に関する一連のシリーズが、そのひとつである。
G級と呼ばれるランク以上のモンスターに挑む資格のあるハンターにのみ、
所持が認められている。


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騎士の伝承は少し学のあるものなら耳にしたことがある程度には有名なものだが、
まとまった文献という物が存在していない状態であった。

それが近年G級クエスト受付としてメゼポルタに赴任してきたカトレア嬢の主導により、
断片的な文献や口伝を統合するという一大プロジェクトに発展した。

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残念ながら伝承の中の騎士の使っていた武具などについては、
ハッキリとしたことが判明するには至らなかった。

剣なのか?槍なのか?それとも別のものなのか?

領民を守るため、外敵に勇猛に立ち向かう姿は伝わっているが、
その手にあったものはまるで霞がかかったように姿を現すことは無かった。

だが騎士の様相については武器も含め銀と青を基調としたいでたちであった事、
所持品に施されていたと言われる紋章らしき紋様の形状などいくつかのことが判明し、
一冊の書物となりプロジェクトは一応の決着を見た。

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明るみになった異国の騎士の伝承は多くの者の興味を引き、
歌劇等も創作されメゼポルタに一大ブームを巻き起こした。

無論ハンター達も異国の騎士に憧れを抱くものが多くいた。
特に他を守るために戦うその高潔な精神と、
大きな傷を受けることなく戦い抜いたとされる武芸が注目された。

ゲンを担ぐことの好きなハンターによって、
異国の騎士の伝承をもとにした武具の要望が工房に届くまでには時間を要しなかった。

こうして騎士のいでたちの色調と紋章をデザインとして用い、
ハンターの用いる全ての武器種としてロウシリーズは誕生した。

モンスターの素材をほとんど用いていない、ある種特異な武器である。
工房で要求される素材は“証”としてのものであり、本来的な意味での素材ではない。

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素材に使われている金属はギルドの秘伝とされており、
一級の機密として取り扱われており口外は許されない。
希少性に関しては言うまでもない。

そのため、ギルドに対して一定以上の貢献をし認められているものだけに提供される。
それに加え相当に高額な武器であることもあり、一種のステータスシンボルともなっている。


余談だが異国の伝承をまとめるプロジェクトはその後も続いており、
現在のところ3冊の書物が形となっている。

伝承に関するカトレア嬢の博識さと、
プロジェクトリーダーとしての手腕には今後も注目していきたい所である。