あなたは大丈夫?『モラルハラスメント対策』で【ストレスフリー】に!!③
ハラスメントの見抜き方・見つけ方が身について来たら次は対処法です。見つけ方・見抜き方まではなんとか実行できるかもしれません。しかし、実際に難しいのはここからです。安易に注意を促したりすれば相手の反感を買い、ハラスメントを悪化させたりさせかねません。
くれぐれも注意深く慎重に事を運ばなければいけません。
「ハラスメントの対処法」
①(職場を)整理整頓する

人間は環境によって変化・対応していく生き物です。書類などで荒れた机を使っている人は心も荒れていくものです。逆に綺麗すぎる机を使っている人は異常なほど潔癖症だったりします。
だから、ハラスメントを受けている人の机は荒れがちだったりすることがあります。
まずは全員の整理整頓レベルを同じレベルまで持っていきましょう。全員の職場周辺の環境レベルを平等にすることで、ハラスメント上での上下関係意識を薄めていくことができるはずです。
②なるべく席を離す(しゃべりにくい環境作り)

ハラスメントの起点となるのは何気ない「おしゃべり」から始まっていくのが多いです。ですから、ハラスメントの起点となる人からなるべくはなれるようにしゃべりにくい環境を作りましょう。
ただし、「張り紙」や「会議」などで注意を促すのはやめた方がいいと思います。
人間には「支配欲」「独占欲」というような感情を誰しも少なからず持っています。相手が「ロボットのようにすごくまじめで誠実な方」ならいいのですがそんな人は早々いません。結果、最初に言った通り、相手の反感を買い、ハラスメントを悪化させたりさせかねません。
しゃべりにくい環境作りはそれとなく自然と行うことをおすすめします。
③メンタル・スキルなどのビジネスノウハウを習得・実践

身の回りの環境が整ったら次は、自分自身のメンタル・スキルなどのノウハウ習得・実践しましょう。
ここで、「メンタルをきたえればいいのでは?」と大概の方は考えるでしょう。一昔前では、根性論精神論が説かれていましたが、それらは元をただしていくと人間に備わる『脳の心理現象機能』を利用しているにすぎません。
よく、考えてみてください現代の若者たちに「精神論」「根性論」が通じましたか?おそらくほとんど通じていないでしょう。
その理由は昔と今では経済状況、環境が変わったためです。ならば、もう一度『脳の心理現象機能』を理解し、メンタル・スキルなどのノウハウ習得・実践する必要があります。