仮想通貨の道しるべ

                    仮想通貨が淘汰選別される過程について考えるブログです。

仮想通貨(暗号資産)はこれから
誰もが予想しないルートを通って
誰もがなんとなく予想(期待)する新しい世界へたどり着くと思います。

仮想通貨を可能にしたブロックチェーン技術は、世の中に大変革をもたらすでしょう。これについては、あまり異論はないようです。一方で、ブロックチェーン上のデータにすぎない仮想通貨が新しい社会においてどういう役割を果たすかについては、技術者、識者、投資家などのあいだで、いろいろな意見があるようです。

仮想通貨にはキャッシュレス社会・ボーダレス社会の一翼を担うベクトルと、全く新しい資産クラスを担うベクトルという二つの大きな役割があると思います。今はまだ、この2つの役割をどのコインが担うことになるのかよくわかりません。投資家もあまり遠くの世界は意識せず、目先の人気だけで取引している気がします。

仮想通貨の世界は、これまで夢と絶望を何回も繰り返し混沌とした状態ですが、やがて大きな流れが見えてくると思っています。

そんな仮想通貨の世界で生き残るコインについて「あーでもないこーでもないといいながら」考えをめぐらすブログです。

生残る仮想通貨に実用性は必要ないはず

実用性=実社会における決済や送金
を求めると、生残る通貨を見失うことになると考えています。


実社会において決済ができることや送金コストを下げるという目的は、別に仮想通貨でなくても、法定通貨がデジタル化されプロセスが進化すればことが足ります。

ここで、ちょっとした妄想
日銀がふくれあがったマネタリーベースをどんどんデジタル日銀通貨に交換して、伝統的基軸通貨ドルの存在を脅かしてはいかがでしょうか。トランプ大統領が貿易戦争という古くさい駆け引きにうつつを抜かしている間に。もし、デジタル日銀券が時流に乗って、あっというまに世界の基軸になったら、ドルは暴落して大変なことになるかもしれません。あるいは、いっこうに増えなかったマネーストックが突然急増し、待ちに待ったインフレが来るかやも知れません。頭の体操や駆け引きの材料にはありかもしれませんが、現時点では危険が大きすぎるかもしれません。


仮想通貨の価値は、非中央集権化にある

伝統的な法定通貨と相容れないからこそ価値があるのです。
法定通貨から逃避する資金が集まることで膨張し、価値がわからないからこそ、とんでもない価値になる可能性を秘めているのです。

それにもかかわらず、実社会における決済や送金を目的にすると、結局のところ法定通貨の土俵に飲み込まれてしまいます。そんなものにわざわざ投資するのはナンセンスだと思うのです。

実用化が材料視され
→需要が増え
→おそるべく値上がりしたところで
→価値がどこかで安定する(もちろん根拠はありません。上がったものは下がるかもしれません)
というのは、投資家から見た都合のいい幻想にすぎません。

実用化を目指す通貨は、値上がりしないからこそ価値が低位で安定し、結果として法定通貨と戦える可能性がわずかにあるかもしれません。
あるいは安定する仕組みを採用するから実用化され、法定通貨と戦える可能性がでてくるかもしれません。


送金スピードも重要ではない

法定通貨の不安から逃避する対象先としての資産になるには
送金スピードは、あまり重要ではありません。
しかしながら、絶対的な安全性だけは譲れません。

まだまだ、歴史が浅いだけにどのようなときでもハッキングやデータ書き換えに対して絶対安全だと言い切れないところが、投資家層の拡大に弾みがつかない最大の要因だと思います。大切な資産を投入できない一抹の不安はそう簡単にはぬぐえません。

実用化を謳うコインの種類ばかり増ても、時価総額はなかなか増えないのが現実です。

そもそも、ただで配布してもいいようなコインに多大な宣伝コストをかけて販売しているわけですから、それに群がる投資家は最初から損が確定しているようなものです。儲かるのは発行元と販売仲介者だけ。

そのような段階にある現在、もしETFのような箱ができると、信託保全する銀行がETFの価値や存在を保全することになるので、機関投資家もようやく参入できるのです。しかしながら、仮想通貨自体がどんなときでも絶対に安全だと保証されるわけではありません。

仮想通貨という呼び名は誤解が多い

いまだに、デジタル暗号資産は何でもかんでも仮想通貨と呼ばれております。
仮想はいいとしても通貨と呼ぶのはよくない。

通貨としてのキャッシュレスの分野は、いずれ大手企業が後ろ盾となるデジタルポイントと中央銀行やメガバンクが発行管理するデジタル法定通貨にやられてしまうと思います。

日常的な通貨には、信用力の高い企業や中央銀行やメガバンクが後ろについていた方がいいに決まっています。価値が大きく変動したのでは困ります。

無国籍の非中央集権デジタル暗号資産がわざわざ通貨を目指す必要があるのか
私にはさっぱりわからないのです。
通貨を目指して、価値の変動をなくしてしまうことがそんなにありがたいのか。

金の実用性は、特殊な工業用途だけです。金を通貨として使う必要はまったくありません。金に通貨としての実用性は必要ありません。
装飾用や観賞用や価値保存用こそが金の価値の大半を占めており、その価値はよくわからないものです。
それが、いいのです。

自分の投資するコインの決済機能が充実すると聞いて喜んで何がありがたいのでしょうか。
投資家としては、「終わったな」とむしろ悲しむべきです。

なんどもいいますが
決済や通貨としての期待に、投資価値はないと思います。

自分の投資する暗号資産を仮想通貨と呼ぶのは辞めましょう。
通貨になることを本気で期待しているなら別ですが。。。


基軸通貨を巡る頂点争い

仮想通貨の選別が始まっています。

腐ってもビットコイン。性能が多少悪くてもビットコイン。
今の所、実用性のある通貨はビットコインしかありません。
ビットコインにはあらゆる仮想通貨が買えるという他の通貨にはない最大の優位性があります。
なんだかんだいいながらビットコインは現時点における仮想通貨の基軸通貨であります。
今後、仮想通貨の定義はどんどん狭くなると思っているので、
ビットコインはデジタルアセットの基軸通貨というべきかも知れません。

有象無象存在する仮想通貨が、ビットコインに替わる基軸通貨になったり、準基軸通貨と呼ばれる2番手集団に残ったりするためには、今始まっている選別過程において、少なくともビットコイン建ての価格がある程度ビットコインと連動する必要があります。

ビットコイン建ての価格さえ下がらなければ、ビットコインが基軸通貨である限り2番手集団としてその地位は安泰だし、基軸通貨の座を狙うことも可能です。

このレースに敗れた草コインへの投資は、単なる運試しにすぎませんが、宝くじよりは分がいいと考えるのは少し甘い気がします。宝くじは必ず当選者が出ますが、草コインは全滅するかもしれません。

基軸通貨レースに乗れない有象無象のコインは

  • 仮想空間上にある特定のデジタルデータを売買・交換する手段として独自路線をいくか →狭義の仮想通貨
  • 現実社会でも通用する通貨を目指し、これから進化してくる伝統的通貨によるキャッシュレス決済との戦いに巻き込まれか →相当な苦戦を予想
  • ああえなく、事業計画が頓挫し電子ゴミになる。
ことになるはずです。ドタ感で1:1:8ぐらいでしょうか?

いずれにせよ、基軸通貨レースに残れないコインには投資の成果はほとんど期待できません。淡い期待が残りあや戻しがあるうちに脱出するべきだと思います。



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