オプションの道しるべ

日経225オプションについて熱く語ります。

オプションについて、個人的な意見と考えを書いています。

鉄則 その3 別のルートを探る

鉄則 その3 ゴールは同じでも別のルートを調べる

たとえ同じ相場勘で同じゴールを考えていたとしても、最終的にそれを実現するまでに複数のルートをとおる可能性があります。

格言にも
相場は容易に想像できる水準にもっとも予想しないルートを通って到達するというのがあります。

追加緩和による今回の上昇もまさにこの格言通りです。

オプショントレーダーにとっては予想しないルートを通った場合に手が打てていたかどうかというのは重要なポイントです。

経路や到達スピードによっては途中の評価損に耐えられなくなったり、強制決済を食らったりするルートがあります。


緻密に相場の予想をしても、きりがありませんが、「おおまかに」いろんなケースを想定する必要はあります。
途中のルートのパターンによって耐えられるかどうかのチェックはかかせません。

また、狙いが同じでもそれを実現するために微妙に違う戦略があります。
そのときの需給によってやや有利な方法、やや不利な方法があります。明らかに違うものはあまりありませんので、何げなくやったのでは気づくことはありません。

この2つの考え方が出来るようにならなければ、本当の意味で初心者から抜け出したとはいえません。
数年儲かることもあるでしょうが、それは相場勘があたり、たまたま運が良かっただけといえると思います。
 

鉄則 その2 損して生き残れ

鉄則2 損して生き残れ

損を恐れてはいけないということです。
この場合の損とは期待利益が減ることを指します。
あるいは損の可能性を追加してでも、生き残りを優先させるということです。
こうした無駄玉こそが、初心者に生き残りのチャンスを与えてくれるのです。


コストを掛けると当然ですが、もともと少ない売りからの利益は減少します。
しかもそのコストのほとんどが結局無駄で終わります。
それでも、無駄玉は長期的に生き残るための必要経費なのです。
無駄と思うか、必要経費と考えるかが明暗を分けます。
最初のうちは、無駄はしたくないでしょうし、そもそも何が無駄で何が無駄でないかもわからないかもしれません。


そもそも、オプションはそれ自体が利益を生む魔法の商品でもなんでもありません。
儲かる手法をノウハウ化して簡単に人に伝授できるものでもありません。

オプションは損益の出方を従来の商品とは違うパターンに交換しているだけに過ぎません。
過剰な利益を求めるとそこには必ず、その利益を生むもとになるリスクが存在します。
勝率が高いオプションの売りにはそれなりの裏があり、それをどう制御するかがポイントなのです。

オプションが「簡単に儲かる」とか「儲けやすい」と勘違いするのは、必要なコストをかけなくても、普段はなにも問題が無いからです。
見えないリスクというのは顕在化しない限り気づくことはありません。


生き残るための戦略は地味で決して爆発的な利益は生みません。

それでも、生き残っていればこそ少しづつでも利益を貯めていくことは十分可能なのです。

このような、おもしろみのない話をわざわざ主張する人はあまり多くはないです。
今、うまくいっている人はおもしろくも何ともない話でしょう。
今はわからなくても必ずいつかわかるときがやってきます。
そのとき、もし覚えておいていただいて、もう一度読んでいただくことがあれば幸いです。



 

オプションを始めたばかりの人に贈るその1

鉄則1
利益はオプションの売りから取れ

まずはこの意外と平凡な基本から

SQ前の宝くじ買いなどはもちろん問題外です。
SQ前のオプション買いはむしろ、損をするための鉄板と考えてもいいぐらいです。

「1万円から始める」という本もありますが、これを書いた人は絶対にSQ前にオプションなんか買ったことはないと思います。買ったことがないからこそ書けるんだと思います。過去に成功した特定のケースを持ち出して、このとき1万円で買っていればどうだすごいだろという話をされても実践的にはたいした役にも立ちません。

本当にオプションで儲けたいのであれば、このような夢物語を信じているようでは道は厳しいでしょう。そもそも書いた本人も実践していないはずですから、しょせん宝くじは宝くじということです。

オプションを1万円からはじめるのはかまいません。でも、宝くじと一緒でほとんど勝てませんから。
競馬、パチンコをやるよりは少しは分がいい、それだけの話です。


といっても、この鉄則1は売りを盲目的に推奨しているわけではありません。

オプションは長期的には買いよりも売りが有利だというのが歴史的な事実です。将来はどうなるかはもちろんわかりませんが、たぶんそうだと思います。


リスクプレミアムが極端に低い時期もありますが、長期的に通算すればオプションの売りにはプレミアムが存在するということです。

ということは
長期的に生き残るために売りを主体にするのはこの観点からいえば賢明なことです。

と・こ・ろ・が

連勝が続き,売りは儲かると思うひとが増え、その人たちが自信を持って売りを増やすと、売り過多となりリスクプレミアムが消滅してしまう時期があります。

しかし、いずれはそのような「不適切な参加者」は突発イベントにあっけなく退場させられ、再び適度なリスクプレミアムが戻ってきます。

市場はこれを長期的に繰り返しています。サイクルはだいたい3-5年です。
5年もたてばプレーヤーはがらりと入れ替わります。
オプショブログも9割以上は消えてなくなります。

でも、これは普通のブログもそんなもんでしょうから、オプションだけの現状ともいえず、あまり参考にはならないかもしれません。

そしてなにごともなかったかのように入れ替わったプレーヤーが再び同じ歴史を繰り返します。
これがオプションの神が作り上げたオプション市場のサイクルです。ひとはどうやら、歴史や先人の教えに学ぶことが苦手のようです。

多くの初心者は鉄則1を額面通り実行し、最初は儲けてやがて予定通り退場します。
その屍を生き残ったひとたちが分かち合います。
これがゼロサムゲームの宿命です。とりわけレバレッジの高いオプションでは顕著です。

欲・油断・勘違い・甘え・楽

予定通りの結果を生む要因はそういった類いのものです。


こうした事実を踏まえて、もう少し正確に鉄則1を書き直します。

最悪時にも死なないようにして売りで取れ
そして絶対に生き残れ



実は、大事なのは「売りで取れ」の方ではなく「最悪時にも死なない」の方なのです。

最悪時とは
日経平均が1000円瞬時に動いてもと極端に考えてください。
そして、多少時間をかけて3000円動いても
最終的に5000円動いても

動く原因がたとえ現時点で全く予測・想像できなかったとしてもです。

これが、初心者の方が最初にマスターすべき最初の関門なのです。
実に難しい関門です。


つづく

 

オプションを始めたばかりの人に贈る

今年に入ってからこの道しるべブログの更新頻度が落ちてしまいました。
何について書くか、少し定まらなかったせいもあります。

改めて読み返してみますと、自分ではなるべくわかりやすく書いたつもりでも、少しづつ話がずれ、最後は結構難しい内容がまざっていたりしていることが多い気がします。

そこで、ブログを始めたころの初心に戻って、改めてオプションを始めたばかりの人に「どこまでわかりやすく」オプションのおもしろさを伝えることができるかということにチャレンジしてみたいと思います。こう宣言すると、これはこれで結構なプレッシャーではありますが。

さすがに「オプションとは」から始めるのはしんどいので、一応コールやプットの意味はわかっていて取引も自分で始めたという人を想定においてみたいと思います。

そこで、肝心のテーマですが

オプションにはどんなときにも通用する必勝法はありませんが、割と通用する手法や考え方についていくつか取り上げてみたいと思います。難しく説明するのであれば実は簡単なんですが、裏にある原理をなるべく使わないで、始めたばかりの人にもわかる言葉で挑戦してみたいと思います。

いちおう今回は予告ということで

 

オプションの必勝パターンや必勝戦略

オプションの必勝戦略や必勝パターンが手に入れられたらどんなに倖せなことか。
オプションは知的なゲームです。
でも、努力とがんばりと成果がなかなか簡単に比例しないものでもあります。

頑張ってもうまくいかないと

必勝パターンを 知りたい
誰かにすべてを任せたい

そう思いたくなる気持ちは理解できないでもありません。

実際、世の中には必勝パターンや戦略があるかのごとく過大な宣伝を行う業者や個人は存在します。 
でも、必勝パターンや戦略がもし仮にあるとして、それを人に教えるものだろうか?

という素朴な疑問は持つべきです。

断言しますが、定型化(一定の手順に従う)できる必勝方法は存在しません。
100%保証します。

定型化された手法は最終的には必ず手数料負け以上に終わります。 
手数料負け以上に終わる理由は、損失に耐えられなくなり途中でやめるか退場するかです。

日経225オプションではそれほど多くはみかけませんが、
ギャンブル感覚で参加するひとが多いバイナリーオプション(為替の二択取引)では実に多くの必勝法を売っています。

実は必勝法は、バイナリーオプションの胴元とノウハウを販売する人になることしかありません。

日経先物やオプションにもありますが、先物は上場オプションには胴元がいませんから、最終的に必勝するのはブローカーとノウハウ販売業者だけです。

ただ、比較的理論がしっかりした手法を使い負けにくいやり方で生き延びながら、自分なりの立ち回りかたを学ぶというスタンスでそういうノウハウを一時的に取り入れることは、あり得る方法だとは思います。 
管理人
専門は日経225オプション
日本でオプションが導入される前からのキャリア
コメントありがとうございます
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