オプションには真実は2つしかありません。

ひとつが、最終日の損益線

もう一つがプット・コールパリティ

それ以外のものは、すべて架空のものです。
本当かもしれないし、そうではないかもしれない。
まあ、そんな程度のものです。

でも、最終日の損益線しか知らなくても、オプションは売買できます。
VLだの、デルタだのガンマだの全く必要ありません。

それで稼ぐ人もいます。
というか市場参加者の数でいうと、そういう人たちのほうが多分多数派でしょう。

14000円を超えるかどうか、こそが大事です。
この大多数の参加者にとっては、相場の水準の予測が最も大切なのです。

オプションの値段の大元はそういった需給で決まってきます。
しかしこの大元の需給も寄せ集めると結構正しいのです。

水準感の予測を全く持たないで、ただオプション価格が高いから売るという発想だけではうまくいきません。
水準感の予測を持たない場合は全く異なる作戦が必要です。それを裁定取引といったりVLトレーディングと言ったりします。

適当に決まっているように見えるオプションの値段に対し、VLという架空の概念を目印にして売買している人たちがいます。
そしてその結果、銘柄間の有利不利がほとんどなくなるまで、オプションの価格は微調整されます。
VLのことを知らなくてもある程度安心して相場をはれるわけです。

全体的にはこんなイメージです。

ここでVLの役割のひとつが出ました。

オプションの銘柄間の格差をならすための指標・目印としての役割ということです。
でも、これは真実ではなく「真実のようなもの」です。