VLは架空の概念だと書きました。

ちょっと極端な表現ですが、どういうことかいうと
VLはオプション市場の物差しとして、もっとも役に立つけど、不偏の真理ではないということです。

BSモデルは、VLを変数に使うことで、簡単にオプション価格を計算できます。
また、市場参加者もあんまりVLについて深く考えなくても、IVをオプション価格の代理みたいなものとして扱っています。 

しかし、VLというとったひとつの数字でこの複雑怪奇な市場と、オプションの価格を絶対的に正しく表すことはできません。
VLとはなんぞやをそれぞれが語るというのも面白いかもしれません。

おパンツさんやおパンツ2号さんの考え方も、ある前提を置けば正しくなるわけで、
同じようにVLとBSモデルは常に何らかの前提をおいてそれを理解しておかなければ、罠にはまるというわけです。

そういう意味で、VLは不偏の真理ではなく架空の概念だというわけです。

VLやモデルを改良する試みは50年以上続けられましたが、
今のところ
この枠組みを変えるよりは、
これを使う弱点をそれぞれ各人が工夫するほうがより正しく市場を理解できるということです。 

そしてこの弱点を理解するには高度な数学は必ずしも必要はないということです。
そしてこの弱点の落とし穴にはおパンツ兄弟のような数学者ですらはまってしまうのですから。 

 ようやくおパンツさんとVLがつながってきました。