実はおパンツ1号さんは神なのです。
多分1000年くらい相場を張り続けられる神です。

普通の人はせいぜい50年くらいしか取引できません。

将来のVLなんてわからないので
寿命が有限な普通の人はIVを使って損益を時価評価し、リスク管理をするのです。

それが一番損益の振れが少なくなるからです。

VL30% を使おうが、VL20%を使おうが、IVを使おうが期待値はどれもゼロなのです。
オーバーヘッジしようがアンダーヘッジしようが裸でもとうが、期待値は変わりません。

常にIVで評価し
リスク管理するのは、その後の
損益のブレを極小化したいからなんです。

IVを使って常に時価評価していったほうが、結果の損益のブレは少なくなるということです。



事後的な株価の動きは1つの経路しかありませんから、

たとえ事後的なVLが20%で終わったとしても、
経路によっては、儲かることもありますし、
損することもあります。

期待値というのは、VL20%の経路を何回も繰り返しやった場合に初めて出てくるもので、
それは1回1回の結果とは異なります。

現実の世界では確認できませんので、モンテカルロなどのシュミュレーションでしか再現できません。
1000年生きる神なら現実の世界でも可能かもしれません。

同じVLでも、
最初に相場が荒れるのと、
最後の最後に相場が荒れるのでは損益は変わります。
ATMの位置が相場があれたときどこにあるかによっても損益は変わります。


つまり
20%のIVで売ったオプションに対するダイナミックヘッジの結果は、たとえ事後的なHVが20%で終わったとしても1回の結果だけを取り上げるとなんとも いえないわけです。
ましてや、VL=20で固定するとオーバーヘッジ、アンダーヘッジの期間が長くなり、ますます最終損益のブレは大きくなります。

ずっと、IVでパラメーターを変化させるのに比べ
VL=20%で固定すると
同じ期待値でも、損益のブレが大きくなるわけです。

こんなこと実務的には受け入れるわけにはいきません。
理屈では勝った(事後的HVには勝った)が運悪く大損こいたでは、会社は破たんします。
資金に限界がなく1000年同じ条件でこのセルボラを繰りかえしてできるなら、その考え方でもOKです。

おパンツさんは神なので、同じ勝負を永遠に繰り返せる不老のサイボーグとして市場を考えているから、自分の主張を曲げなかったわけです。 まさに天才数学者なのです。1回ごとの結果には拘っていないのです。


この辺は実証できない経済理論が絶対正しいとこだわる経済学者とよく似ています。

パチンコでボーダーギリギリの台を打つと期待値はゼロでも、1日の結果は勝ったり負けたりを繰り返し、
それが収束するのは50年かかるといわれていることにも似ています。