最終日の損益線の呪縛から逃れるためには、
リスクが低い割にややこしいポジションを実践するのが手っ取り早いと思います。
その意味で、今実験中の戦略6はまずまず適役です。

リスク指標の変化をリアルで体験しないと、なかなかオプションの性質はわかりません。
また、そのための授業料はなるべく安く。
できれば、少しでも儲けながら

その意味で果敢に挑戦している担当者に感謝感謝です。 パチパチパチ。
応援団でも出来ると本人も一段と張り切ると思うんですが。(十分張り切っている???)


ちなみに、戦略6はデルタヘッジを行っていくと、当初思っていたイメージとは違う損益の出方をしてきます。
右に滞在するとヘッジによる利益で損益線はだんだん浮いてきます。また、長居しすぎると沈んでしまいます。
左に滞在するとヘッジによる損失で損益線はだんだん沈んでいきます。

また、満期直前では絵も知れぬ形になりさすがに、そろそろ撤退です。
最終日の損益線をはみ出す(またぐ)なんてこともあり得ます。

戦略6デルタヘッジを当てるたびに、最終日の損益線は、船が波を受けて傾くように全体が傾きます。

これは大きな発見です。
なかなか、頭の中だけでは実感できません。

しかし、実弾ですので、くれぐれも最終的なリスク(この戦略の弱点)については注意をしておく必要があります。



それでは、最終日の損益線を見ないやり方を説明します。

今、すぐに意味が分からなくても、
実験6の進行とともに読み返していただくと、だんだんわかってくると思います。

見るのはリスク指標です。
リスク指標の変化を見るために、現在の損益線を補助に使います。


手法については、大きく分けて4とおりです。

1 デルタ・ガンマをヘッジ(封印ないしコントロール)し、ベガ・セータのリスクを取る

IVの動きを先読みしたポジションを作り、デルタガンマのコントロールにそこそこ成功し、IVの読みが当たれば利益が出る

1-A IVの絶対的な動きを狙う
1-B IVの相対的な動きを狙う

ここでのポイントはIVのくせ読み待ち伏せです。

くせ読みについては経験値を積めば積むほど精度が上がりますので、有利になります。
IVのくせを読んだうえでその立ち回り先を予想し待ち伏せします。

また、過去を検証することで、くせ読みのレベルアップ速度は上がります。
また、IVの動きに注目しない投資家は多いので、ここに注目するエッジはあります。

でも絶対はあり得ませんので、要はIVの動きに対して相場を張るわけです。


2 デルタとガンマで勝負し、セータを狙う(ガンママイナス)かヘッジ益を狙う(ガンマプラス)
適当な時期で降りる→降りるタイミングで反対売買するIVの影響はあり

これから先のHV(実際のマーケットの変動)との勝負です。
これはIVのくせ読みではなく、これからの原資産マーケットの変動性が相手です。

IVを横にらみしながら、
ガンママイナスの場合、適当にセータを稼いだらいつでも勝負を辞めることができます。
ガンマプラスの場合、適当にヘッジ利益を稼いだらいつでも勝負を辞めることができます。


3 デルタとガンマで勝負し、ベガ、セータは無視する
SQ直前まで勝負する

放置プレイであれば=最終日の損益線との勝負となるタイプ1の手法です。
デルタヘッジを行うのであれば、満期までのHVと勝負するいわゆる神の戦略です。


以上の説明では少し難しいかもしれませんので、
これからどう補足するのかあるいは、はしょってしまうのか
考えます。

つづく