昨日の投稿にありましたが、
ボラティリティ=標準偏差=σ =ボリンジャーバンドで使用 全部同じものです。

オプションのBSモデルは確率・統計論のベースである正規分布(平均、標準偏差) にもとづいています。

あの釣鐘型をしたベルカーブがオプション価格を決めてくれるわけです。

そして、この釣鐘の形はσで横に広がったり真ん中に寄ったりします。
横に広がるとオプションの値段が高くなり、真ん中によると安くなるわけです。


たったひとつのσでオプションの値段を決めますからそこには相当な無理があります。
その無理がどこにあるかを知ることは、必ず何かで役に立つはずです。

要は、おパンツさんもこの無理がある部分に気づかなかったわけです。 

そして、おパンツさんだけではなく、理論から入る人たちは、このような無理な部分に意外と気づかないことがあります。 

もっとも単純なものは、IVの違いだけを見て割高なものを売り割安なものを買ってデルターニュートラルを細かく維持すれば、儲かるという手法です。これも正しいけど正しくないということになります。