九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FXなど、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

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賛成8反対1
満場一致の予定のところへ、反対票が一票投じられた。

先物はほとんど反応しなかったけど、為替は「なんじゃ???」と瞬間的に短いながら上ひげと下ひげを付ける。

ようやく万年野党の2人の議員が退任して、久方ぶりの円満な会合かと思いきや

バリバリりふれ派の片岡議員が反旗を翻したのでありました。

2%の見通しも甘いし
本気で2%を達成するつもりならもっと緩和すべし

ごもっとも
おっしゃるとおり

2%の看板は出しておきながら、ステルステーパリングでしのぐ「大人の作戦」は
血の気のある若い衆の謀反で
議事は騒然??????
現状維持にもかかわらず終了は12時15分。

「やりまくれば2%は達成できるのだろうけれど、代償が大きすぎるから大人の対応をしているのに、はいったばかりの新入りが調和を乱すんではない」と、たしなめられたとかないとか。




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脆くないとはいったいどういう意味だろう?

脆いというのは、一見頑強で安定している用に見えるモノが、たった1粒の砂を動かすだけでものの見事にに崩れ去ってしまうような状態のことをさすようだ。
複雑高度化専門化された現代社会では、ショックに対してどんどん脆弱になってく。リーマンショックのような大イベントでなくても、いたるところに脆さはあふれている。
潜在的な副作用が目に見えないのをいいことに、目先の安定だけを求めると、取り返しのつかない大きな間違いを起こすことになる。

では脆いの反対は、頑強、堅牢でいいのだろうか?

ブラックスワンでおなじみのタレブは、脆いの反対に「反脆い」という聞き慣れない言葉を使って、最近の世相を斬りまくる。


英語の題名は「anti-fragile 」だが、日本語では反脆いとはいわない。
そこで、無難に反脆弱性という訳となった。

反脆いだけではなく、本書ではタレブのスパイスの利いた絶妙な造語がどんどん飛び出してくる。
前作に違わず、リラックスして読むと、頭の中を言葉だけが通り抜ける。体調万全にして、メモを取りながら読み進めないと、あっといまにタレブを見失ってしまう。

反脆いとは、オプショントレーダーならガンマプラスのことだといえば、ぴんとくるだろう。
タレブは、ガンマの概念を、金融商品としてのオプションに留まらず、世の中に存在するあらゆる選択権としてのオプションに言及している。
自然界はもともと、反脆く、小さな過ちを繰り返しながら、全体は生きながらえ進化を続けてきた。
しかし、最近はこの自然の摂理に逆らう、学者や政治家や経営者があふれているという。

たった、1回のテールイベントで壊滅的な打撃を受ける現代においては、小さな利益をせこせこ積み重ねることには何の意味もないと警告する。さらに、その小さな利益の反対で起る巨額の損失を他人に後始末させる仕組みは許せないアホな行為だと終始吠えまくる。

たいへん面白い本だが
読み終えると、かなり心身疲弊する。

オプショントレーダーは必読。
もちろん、トレーダー以外のすべての地球人必読。

反脆くあろう。

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日経平均が19,500円を割ってから、日経平均の下落に合わせ、ATMボラはジリ高となってます。
一方で、アウトのプットは外へ行くほど元気がなく、ボラでみた上昇はATMに比べ限定的となっております。

極端なプット割高状態であったところに、実際に日経平均が下落してきたことで、プットの割高状態がすこしずつ収まってきている状況です。ただし、10月限はまだ異常レベルです。

ヘッジでプットを買っても、行使価格や限月の選び方によっては全く役に立たないということがおこります。とくに、プットが割高な場合は注意が必要です。1回目の日経平均の下落でプットを買った投資家は日経平均が安値を更新しながらも、現時点では相当な損失となっています。

今のところ、米朝の駆け引きで核を巡る動きがどうなるのか?が最大の懸念、不透明要因で、トランプ政権の混乱による米株の下落は、想定内の懸念という感じです。プットが爆発する可能性はまだまだ残っているので、いろいろな楽しみ方ができそうです。
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