九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

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それなりに値幅がありながら、結局レンジに戻ってくる相場が続いております。

SQ前は22,600円が中心
SQ後は22150円が中心

オプション市場では、日経平均の上下に合わせ、ボラティリティが素直に上下し、
スキューなどのボラティリティ構造も静かに動く。

マーケットメーカが
淡々と気配値を変更し
数少ない参加者が
メーケットメーカー相手に細々と売買しているような感じです。

底抜けする危険性が少なからずありそうながら
22,000円を割れたり、21,800円どころの安値に接近する場面でも、ボラティリティに影響を与えるほど慌てて売買する投資家は意外に少ないようです。

日銀ETFも発動基準を柔軟にしながら、ステルステーパリングに入った模様なので、下げ局面では先物の売りが入りやすく、結構下げのスピードは加速し、先物市場は売り方のばば抜き合戦ながらそれなりに活況ではありますが、オプション市場には注文が回ってこない厭戦気分が漂っております。



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久々に注目された日銀会合でした。
銀行株買い・値がさ株売りなど、死語になりつつあった「日銀プレイ」もひさびさに登場していました。

後場になっても会合は終わらず、市場がざわざわし始めたころに、ヘッドラインが流れました。

日銀の用意したものは
「2%の物価目標実現へ強力な緩和を継続」

海外に伝わったヘッドラインは
「日銀政策変更なし」

内容は、日銀文学ともいえるあいかわらずわかりにくい内容で、テキストリーディングのアルゴは海外ヘッドラインに沿って一応上攻めしたようです。

概ね予想の範囲内で、小さく乱高下して小幅高で終わりましたが、内容を好感したというよりはイベント通過で上昇という感じでした。ボラも素直に2%近く低下しました。



日銀文学を読み解くと

これまでの政策は正しく
今後も2%の旗は降ろさず
政策が糞詰まりにならないように柔軟性を増やす

ということのようです。



日経平均が品切れにならないように、日経型の買い入れ比率を縮小しましたが、せめてこのチャンスに日経平均型は辞めればよかったと思うところです。買い入れ額は6兆円に拘らず柔軟に運用するといっておりますが、すでに25兆円。どこまで増やすのかはもちろん日銀文学にありませんでしたし、その後の総裁会見でも煙に巻かれておりました。


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NT倍率がついに13倍超えしました。
2000年4月の30銘柄一斉入れ替えで、日経平均が2,000円あまり押し下げられ、新規採用銘柄は伸びきったところで指数に採用されました。NT倍率は入れ替え前の11.9倍から10.9倍まで1ポイントあまり急落しました。

NT倍率推移
NT2018
  • 2000年銘柄入れ替えで11.92→10.9
  • リマンショックまでの長い間10倍がらみで低迷
  • アベノミクスにのって順調に復調
  • 日銀の買い上げで、日経平均全体が品薄気味に ?


日経平均採用銘柄のウエート上位30銘柄 2018/7/13現在
日経2018

ちなみに2年前は

2016/7/22
日経平均 16627.25
上位10銘柄 33.0%
上位20銘柄 46.9%
上位30銘柄 56.7%


上位10銘柄20銘柄30銘柄のウエートは2年前とほとんど変っておりません。
特定の銘柄群が引っ張っているというよりは

日銀買いで、日経平均採用銘柄全体の下方硬直性が増し、NT底上げの要因の一つになっていそうです。
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