九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

2013年09月

ブレーキとアクセルを踏み間違えて、店舗に突っ込んだり
立体駐車場から転落したり、
一方通行しかも、高速道路を逆行したり。

普通に考えると、「なんで 」ですが
何かの瞬間に勘違い、思い込みはあるんでしょうね。
とくに、お年寄りはその確率が高くなるのでしょう。

でも、こういう物理的な逆行は、誰がどうみても真実は一つなので、原因は特定しやすく、再発防止策も効果の大きさはともかく、何かはたてられます。

しかし、世の中には、流れに逆行していても
その時点では全く気付かないことは、たくさんあります。

特に相場の流れなんか、わかっているつもりでも完全に逆行していたなんて、しょっちゅうあります。

ひょんなニュースでも、自戒のネタにするには、ちょうど良かったりします。


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盛り上がりに欠ける一週間でしたが水面下では微妙な空気がただよいます。

米国の債務上限の問題は、シリア問題、FRB人事問題に続き、オバマが「任期をたっぷりと残した弱い大統領」の迷い道に入り込むのを決定づけたようで、中期的に効いてきそうな感じがします。

わが日本は、実体の改善はなかなか進まないけれど、問題の先送りでなんとか期待感はつないでいる感じ。息切れ気味だったアベノミクスのカンフル剤になった東京オリオンピックも、安倍首相の強運がなせる業かも。
NYでの演説も何回聞いてもほれぼれします。

しかし、大企業、グローバル企業重視の姿勢は だんだん露骨になってきており、民意とのずれが起き始めているようです。

とにかく、現状は株価だのみなので、株価が下がると安倍政権はたちまち窮地に陥ってしまうわけです。とにかく上場起業優先の政策を取らざるを得ないわけですね。
その流れで、原発再稼働の切り札も着々と準備が進んでいるように思えます。


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「トリ戻す」に続くキーワード
たからかに、アベノミクス第2ラウンド入りが宣言されました。
法人税減税の話とうまくタイミングがあいました。

取り巻きの国内記者にはおおいに受けたようですが、外国人投資家の「耳」にはどう聞こえたでしょうか。
マスコミの伝えるところによると、あんまり海外では報じられなかったようですが。

日本語だと
アベノミクスを評価しなさい
アベノミクスをみてごらん、すごいことになるから

という感じなんでしょうが、ネイティブにどう受け止められるのか興味あります。

バイ マイ というのは意外に発音しにくいですね。

間違ってもバイバイと聞こえないようにシナリオライターもその辺も当然考慮したとは思いますが... 


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昔、レギュラーでやっていた番組。
最近は、単発でやるようです。

8割ぐらいはジョークの類なんですが、残りの2割ぐらいに日本の課題の縮図が反映されている。そんな感じの印象を持ってます。

与党議員の歯切れの悪い消費税増税容認発言はいただけません。説得力限りなくゼロ。
子育てに回しますとか社会福祉を充実させますとか、景気対策打ちますとか、パンチにかけます。

そこに、シンプルに消費税上げても税収減るんだよと勢いよく突っ込まれるとまともに反論もできません。
税収が減るメカニズムについてはなんともいえないところではありますが、取るもんだけとってちっとも無駄遣いが減らないじゃないかと思っている庶民には、この論理は受けます。ほとんどの主婦芸能人はうなずいていました。

そこに、ジョーク8割の太田総理がかみつくわけです。

なぜ、デフレが悪いのか。
物価が下がるのは悪いことなのか。
アベノミクスで物価を上げればうまくいくというけど、本当にアベノミクスはうまくいっているのか。
安倍総理の説明はまだまだ十分ではないと思う。
実際に、物価は上がった。株も上がった。不動産も上がりつつある。
それで、庶民の暮らしが本当によくなるのか?
そのうえ消費税。
さらに物価を上げてどうする。
安倍総理は迷っているように見える。
迷うほどアベノミクスに自信がないんだったら、増税はやって欲しくない。

視聴者のモヤモヤ感を一掃させるには快心の一撃でした。

ジョークの類では、
東京オリンピックを盛り上げるために
開催期間中、公共交通機関の運転手はちょんまげで「お・も・て・な・し」をするというのは面白かった。
クールなコスプレ文化をちょんまげでというのが太田総理らしい。
東国原議員も国会に提案することを安請け合いしていたけど、ホンマカイナ?

AM7:00追記
ところで
Buy My Abenomics
笑いが起きたけど英語で意味通じたかな?
日本人記者だけ?


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オプションにはいろいろな手法がありますが、どんなやり方にも当てはまる大事なことのひとつが

大雑把な相場観

ということになると思います。

放置系と呼ばれる最終日の損益線を意識したやり方
操作系と呼ばれる日々の細かい修正を伴うやり方


どちらにも共通するとっても大事な要素だと思います。
なぜ、大雑把か?

オプションには相場の上げ下げという白黒はっきりさせる厳しさは要求されません。
相場の上げ下げに対する明確な相場観があれば、そもそもオプションは必要ないわけです。

大雑把の意味は決して「適当」だとか「いい加減」ということではありません。
大雑把な相場観を持つために、あれこれいろいろなことを考えます。
相場観に絶対的な自信のある人にはオプションは向いてないかもしれません。

いろいろな可能性をできるだけ柔軟に幅広く考えること、それが大雑把な相場観ということになります。

大雑把という本当の意味は、
相場の上下に対して100%完全には張らないということです。

いろいろな相場シナリオを考えて、その想定の最大公約数として、特定の戦術を選択するわけです。

ですから、

大雑把な相場観が平均以上あたること
その大雑把な相場観に対して選択する戦術がマッチしていること
その戦術のオッズが極端に不利なオッズになっていないこと

この3つがオプション投資の長期的な成功のカギだといえるでしょう。




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半沢直樹も終わったことだし、池井戸フアンとしては、何か書きたいところですが、まああまりにも多くの記事が出回っているので、まいっかというところです。でも、一言だけ記しておきましょう。

「出向はないよな」と純粋にドラマを楽しんでいた人はいい
「いや、あれが企業というもんだよ」と、わかったような人たちはいう。

そもそも、感想を一方的に洩らせばいいわけで、真剣に議論するネタではないと思いますがネットというのはいろんなことに議論が白熱しやすい場でもあることがあらためて証明されました。

見て楽しけりゃいいじゃんと思いますけどね。

でも、原作ってああいうラストだったっけと少し自信がなくなったのも事実であります。
次回作待ってますよ。



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先週に引き続き三連休。

FRBの量的緩和縮小先送りに驚かされたのですが、さすがに意表を突かれただけに消化不良感は残ります。せっかく消化してきた材料を先送りされたわけですから、市場関係者の不満は大きいでしょう。直前で、先送りを予想したアナリストは皆無に近かったわけですし。 

日銀の資金循環統計が出てました。
6月段階で

個人金融資産は1590兆円 前年比+5.0%
うち
現預金860兆円 +2.0%
株式・出資金129兆円 +31.4%
投信72兆円 +29.1%

株式市場の値上がり益で、個人金融資産は底上げされましたが、
相変わらず、金融機関から企業への貸し出しはさほど増えていません。682兆円 +4%

資金循環統計を見る限り、アベノミクスは、期待に働きかけた結果とりあえず株式市場の上昇を引き起こし、都市部の地価に上昇期待を引き起こしているのにとどまっているようです。

この資産市場のアドバンテージをどう賃金デフレの歯止めに結び付けるのか、いよいよ正念場のステージに入ってきたようです。

ところで足元の景気で驚いたことがあります。
いつぐらいからそうなったのかよくわかりませんが

マッサージ系(足裏、健康マッサージ、あかすりなど)
の相場はつい最近まで
10分1000円の協定レートが保たれていたと思っていたのですが...

ふと、気が付くとあっというまに60分2980円が相場になっているではありませんか。
マッサージ代って消費者物価統計には入ってないんでしたかね?

手軽に参入できる業種であったため、いっきに飽和点を超えてしまったのでしょう。

もともと床屋の10分1000円に比べるとマッサージのレートはかなり高いなとは思っていましたが、
一気に適正水準に収斂してしまった感があります。

輸入品の値段はじりじりとあがっているんですけどねえ。


日銀

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量的緩和の受け止め方の最大公約数。
あれだけ、念入りに予行演習した一大イベントを休止したわけですから、市場も素直に喜ぶとはいかないようです。

鬼のいぬまの洗濯?

資金流出が続いた新興国は、一息。
日本を新興国(深刻国)扱いするヤカラもいるので、日本も一息? 

ただ、FRBの景気配慮の姿勢は相当の下支え要因になるのは間違いないでしょう。
年末になれば、何ごともなかったかのように、予行演習がまたいちから始まるのでしょうが、それまでにどれだけお洗濯できるかが勝負でしょうね。 


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ほとんど市場に織り込まれていたQE縮小を見送ったFRBの真意はいかに。

ここまで、市場に緻密なシグナルを送り準備万端かに見えた緩和縮小が見送られたことで、拍子抜けというか、FRBの思考形態にまた思惑がいくのだろう。
少しでもいいから買い入れ額を縮小すれば とはたから見れば思うのだが。

しかし、日本にとっては援軍には違いない。ドル円では円高に進んだが、ドル安・リスクオンの方向ではあることに違いない。むしろ、だぶつき気味のドル円為替の整理がどさくさに紛れて進んでくれれば良かったが、こちらは中途半端な感じ。でも、これで消費税増税を、外国人投資家が好感する舞台環境は整ったのかもしれない。


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マイナーな競技人口?だけにオプション関連のブログはそんなに多くはありません。
時間があるときにまとめて徘徊することがあります。

日記風
自己の規律向け
忘備録・記録用
相場観を語る
理論を語る
相場の上げ下げを予測
注目を集めたい
目標〇億円を目指す
日々の反省を綴る

目的はいろいろとあります。
そのなかには、かなり本格的で質の高いものもありますが、それらはブログランキングとは必ずしも一致はしないようです。逆に、明らかに組織票で固めたようなブログもいくつか散見されます。

なので、有用なブログは、有益なブログのリンクをたどって丁寧にさがさないとでてきません。そうすることで惜しまれながら更新が終わってしまったブログに出会ったりします。

こうやって過去探しをすると、時代や人はかわれど、トレードの本質は変わらないと改めて思います。

表現方法は異なれど、相場と格闘する底辺に流れるものは似たようなものがあると感じます。

投資手法において自分の型を持っているか、
相場に対する考え方がきっちりされている方のブログは非常に有益です。

優れたかたのブログは
さりげないコメントに重みがあります。
それが、単なる経験から導かれたような些細なことでも

難しい理論的なことを簡単な言葉でさらっといっているのに出会うと
思わず得をした気分になってしまいます。
ブログ散策はなかなか楽しいものです。

多くの人が集まったブログもメンバーが固定化し始めるとだんだんマンネリ化し、固定化メンバーもブログ以外でもコミュニケーションする方法はいろいろあるので、外から見える姿は段々さびしくなって行く傾向があるようにも感じます。

でも、ブログという形が残されていることで、いろんなものが継承されていく、
たいへんいいことですね。


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台風の週末&三連休。

土曜日の朝、あの見慣れた浅黒い男がテレビに出ていない。
なんか週末が来た気がしません。
最近は人気もイマイチだったし、出演料も高額らしいし、このまま引退せざるを得ないのではないかと考えるのが普通。案の定そのようなコメントが増えているようです。
一時期は歯切れのいいものいいで、それなりに人気は博しましたが、同じスタイルはいつまでも長続きしないということでしょう。近年は、酒焼けのお顔はとんと減っていたようにも思うのですが。

でも、この番組、年金問題を紙芝居で解説してくれて、それなりに気づきもあって面白かったのですが(と、終わったかのようなコメント...)残念です。


今日は、町内自治会の自主防災委員の会合。

災害に備えた、対策を町内会で準備するんですが、主な活動は
避難訓練の実施
AED使用講習
災害時ボランティの人たちとの連携維持

委員の人たちの高齢化が進み、平均年齢は70近い?かもしれません。
こんな小さな組織でも、思い込みはそれぞれで、話合いで物事を決めようとすると何も決まりません。
議論しているだけで、活動しているような錯覚に陥ったりします。

こんな小さなコミュニティでさえ、些細な決め事が簡単には決まらないわけですから、
国民の顔色を気にすれば気にするほど、意思決定が困難になるのはしょうがないのかもしれません。
でも、町内会はボランティアですから、センセイたちとは違います。



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ようやく腹を据えたようです。
しかし、消費税ばっかりは、織り込み済みというわけにもいかないでしょう。
様々な影響があり、影響の現れ方ははっきりとわからないのが第一と、
これを判断材料にしたい投資家のあいだでも当面消化難が予想されるからです。

相場の主導権を握る海外投資家には、目先の需給に着目する手癖の悪い連中と、日本の細かいことはわからないが「日本の変化」という大きいテーマに乗る連中がいます。

消費税増税延期は、大きいテーマに乗る連中の買い控えを招き、目先の需給に着目する連中の動きと相まって、大幅な日本株下落を招く可能性もあったと思いますが、とりあえずそのシナリオはなくなりました。
じゃあ、プラスかというとそう単純なものでもないと思います。

景気にマイナスなことは間違いありません。オリンピック景気なんてあってないようなものですから、今後も資産インフレを頼りにする微妙な運営が続くことは間違いありません。

もともと、アベノミクスは、金融緩和が企業マインドを刺激し借り入れが増え景気を回復するなんて美しいルートが期待されていたわけではありません。相変わらずこのルートをとりあげアベノミクスを批判する筋がいますが、筋違いというものでしょう。もともと、「資産インフレ」を期待させることで、株価と不動産を誘導し、それをテコにして景気の回復につなげる邪道?ルート狙いであったわけです。それを「期待に働きかける」とか「ポートフォリオ効果」とか呼んで議論をかみ合わなくさせていたにすぎません。

アメリカの量的緩和縮小はすでに既定路線ですが、低金利政策は維持されるわけですから、世界的なお金の流れがリスクオフ一辺倒に動くわけでもないでしょう。日米合作で時間稼ぎができている間にどこまで「本質的な変化」が起こせるかにかかっているということでしょう。そういう意味では、消費税増税ごときでテコずった安倍政権にはやや失望しています。


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同期と飲む。
200人以上いた同期も、会社に残っているのは数十名(と思われる)。
一部の幹部と、あんまり責任のない仕事の両極端。
社長は1人なので、幹部も1人2人と次第に会社を追われる。
そんな世代であります。

会社を離れると、運命はこれまた極端。
半分近くは次第に行方不明になる。

行くえがわかる連中でもうまくやっているのはせいぜいその三分の一。
まったく畑仕事の世界で成功しているやつもいるがそれは例外的な存在。

まあ、いつもながら話題はこんな話になるわけであります。
まだまだ元気モリモリでも、力を発揮できないでくすぶる同期がなんと多いことかとあらためて考えさせられます。

還暦に手が届く世代が活性化できる仕組み。
仕事が見つからない若者対策
とならび大きな変化率が期待できるゾーンだと思うのですが、
知恵を出したいものだとうなずき合っていつものようにお開きとなるわけです。




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1円パチンコではありません。
今日は1円オプションのお話。

普通1円オプションといったら、ストックオプションの行使価格を1円にして給料やボーナスを後払いにすることなんですが、今回はもっとスケールの小さなお話。

オプションが1円売り気配になる寸前に新規売りして、消滅を狙うひとたち。

勝率は99.99%?
6シグマが100万分の3.4ですから、それにはちょっと及びませんが、投資の世界では宝くじなみのありえない高確率。

1枚1円で売るとしめて手数料抜きで1000円の儲け。 最低手数料は210円なので、790円の儲け。

1枚じゃあつまらないから、証拠金をつぎこんで売れるだけ売る。

数十枚売って毎月数万円の儲け。

多分、生きている内に損することはないのでしょうが、それでも1回や2回、1円が途中で10円から数十円になって、苦しみを味わうことがあるかもしれませんが、せいぜいそのぐらい。

数億円資産があれば余裕で耐えられるでしょうけど、資産家はそんなことやらないので、この手合いは必然的に中途半端な小金もちなんでしょうね。

少し昔まで、歩合ディーラーが毎月のノルマをこなすため、1円オプションを大量に売る話を聞いたことありますが、世の中にはいろいろな考えの人がいるものです。
感覚的には宝くじのノミ行為をやるのに近いものがありますけどね。



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といっても、本家のご登場。
2020年東京オリンピックは日経平均を4万円に近づける 
武者リサーチ2013年9月9日(ストラテキジーブレティン104号)

 やっぱり、4万円の数字は使わなくてはなりませぬ。
今のところ二人の男の間で奪い合いですが、4万円の看板はあくまでもこちらが本家で今の知名度はこのかたのほうが上。

日本は世界で最も資源が遊んでいる国である。つまり成長余力を持っている国と言える。それが世界最低の長期金利に表れている。日本の長期金利は世界最低、つまり資本が最も遊んでいる国。資本を活用すればより豊かな経済と国民生活ができるのにそれをしていない国。その理由は人々が不適切かつ不必要な悲観論、諦観論にとらわれ続けていたためである。


 ここは、リサーチャーのコメントですが、実は言いたい部分はこちら、

しかしオリンピックの最大の経済効果は、国民の心理転換による、アニマルスピリットの復活であろう。

 いろいろ、理屈をつけられるよりも素直に受け入れられます。
アベノミクスもいろいろ功罪ありますが、要は資産バブルをテコにしなければ話は始まりません。

お金の供給は入口に過ぎず、順番に末永く人々がストーリーに乗らなければなりません。
そのための格好のストーリーが加わったということでしょう。


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オリンピックの話ではありません。あしからず。

黒田総裁が発言したとかしないとかの話でいまさらどうでもいいたぐいの話であります。
どういうトーンで話したかはわかりませんが、まさか名古屋弁ではないでしょう。

少し前から、消費税増税のスタンスを鮮明にし、
チーム安倍からは少し距離を置こうとしているかのような総裁であります。

財政規律が犯され、長期金利が上昇するようなことにでもなれば
「どえらいことになる」
と発言したと伝えられたことを聞いて

黒田ウオッチャーとしては少しがっかりしたわけであります。

ここで、中途半端にひよるのはいかがなものかという気がするわけです。
総裁として、デフレ脱却のエースとして勝負に出たのですから、就任時のように元気な演技を続けてもらわねばなりません。
自信に迷いが生じているとか、突然国債暴落が気になったとしても、それを口にだしてはまずいと思うのです。

幸い、議事録は削除されたようですし、オリンピック開催決定で、消費税増税は予定どうり実施の可能性が高まったと思います。それにしても、ひよる総裁の姿はあまり見たくないものです。

相場の方はなんだかんだでアベノミクス第二段階へ。
劇薬だの、先送り復古政策だの言われておりますが、それらはしょせん評論家同志の飯のタネ。トレーダーには別の理屈があります。

しかし、昨日は、みなさんそれぞれ自分の年齢に思わず7を足してしまったのではないでしょうか。アスリートは自分の引退時期。小中学生は大きな夢。お年寄りは長生きの目標。私の場合、還暦超えて昔なら年金がもらえた年代ですが、今はそんなこと考えている場合ではありません。


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上念司氏が藤巻健司氏を笑う。

読後感の大変悪い書であります。
アベノミクス関連本は賛否両方いろいろ読みましたが、かりにも経済ジャンルでさすがにこれは...
売れてナンボの世界ではありますが。

上念司氏については、浅いネタや陰謀説で本を書く人というイメージでしたが、本書はその集大成といえるかもしれません。論旨が正しい正しくないの問題は二の次です。

全編にわたり反アベノミクスを国家破綻論者と決めつけ、小バカにした文章が並びます。
まさに、漫談かブログのレベルで、私にはお金を払って読むひとのことを舐めているとしか考えられませんでした。
それでも、それなりの支持がアマゾンレビューでついてしまうのですから、一定のファン層はいるのでしょう。
これが、埋没しないための彼の生き方だとしたら、あまりにも悲しすぎます。もっとも、キャリアを見るとなるほどとうなずける部分もあります。
最後まで読み終えるのはさすがにしんどいので、紹介しておきながらお勧めはしません。

同じ受け狙いなら、紫色の髪のおばさんのほうがすっきりしていて、1枚も2枚も上手だと思います。

さてさて、東京オリンピック招致はいかに。
日本を「取り戻す」安倍政権にとっては、格好の題材です。
招致成功で、復古志向が一段と鮮明になるかもしれません。
高度成長のほんの一部分でも取り戻せればいいですね。

しかし、開催地決定の仕組みもどうなんでしょうかね。
結局、僅差の部分がロービーによって決まるわけですから。
候補都市を何都市化に絞り込んだら、あとは、公平に抽選にしたほうがいいような気がしますが。
最終選考に残ったら、次は立候補できないとか。


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コールオプションというのは、結構扱いが難しいのですが、その難しさを説明するのにわかりやすいチャートを作りました。

損失限定で、上がれば無限に儲かるのがコールの特徴です。
今年前半のように、長い上昇相場では、最大限威力を発揮しました。実際にコール買いを繰り返すだけで、億円単位の儲けを出す人も出ました。

でもこのような、大型上昇相場は、そう何回もあるわけではありません。
同じ損失限定型で強気の相場感のときに使うほかの手法と比べてみれば、コールの弱点が一目瞭然です。

一応5%上昇を想定したとします。

30日前
満期1か月の
(1)100%コールの買い
(2)100%コールの買い110%コールの売り
(3)100%コールの買い105%コール2倍売り110%コール買い
(4)1か月105%コール売り2か月105%コール買い

すぐに上昇すれば、コールが優勢です。しかもダウンサイドも抑えられます。

20日前
10日経過すると、コールが失速してきます。

5日前
さらに15日経過し、満期5日前になると
亀のように見えた、バタフライやカレンダーにまでかわされてしまいます。

コールだけを見ているとあんまり気づきませんが、こうしてほかの戦略と実際に比べると、コールの弱点がよく見えます。

オプションンが時間との闘いであることが良くわかりますし、スローそうな戦略でも結構、効果があることもわかります。


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最近は23区内に出かけることも少なく
たまに出かけると、「上京する 」ような感覚です。
毎日通勤していたことがウソのよう。

たまに出かけると、変化に気づきます。

ついこの間まで、都心を結ぶ私鉄の中づり広告はさびしモノがありました。
系列不動産の広告を無理矢理突っ込んでも、まだまだスカスカ。
そんな感じでありました。

昨日たまに乗った、電車の車内広告。
なんと空きスペースなく一杯です。

業者の方よりもなく、まんべんなく、社内を埋め尽くしていました。
久々に乗る電車に、変化を感じ、驚いた次第であります。

景気の変化を感じて民間が積極的に動き出している?
そんな印象を強く持ちました。


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自説を公開したくてうずうずしているのですが、世の中甘くないようです。
その後、マスコミと何社か接触を持ったようですが、今のところ取り上げられていません。

内容は面白くても、記事にするタイミングが悪い
そもそも、現役を退いた、おじさんの話などネタにならない

のかどうかはわかりません。
知名度があるだけで、あんまり代わり映えのしないアベノミクス関連の本は腐るほど出ていますが、やはりマスコミにとっては、内容よりもまず知名度ということなのかもしれません。

残念ですが、このまま日の目を見ずに「幻の4万円説」になってしまうのか...

「木は成長しなくてもいいんだよ。地面が勝手に下がっていくんだから」



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シニア4人組の飲み席からもうひとネタ

4人の中で熱いのが、個人投資家氏。
いわば自由人でもあり、趣くままに投資し、この半年の上げ相場をうまくとらえ、相当余裕もできたらしい。
このまま、専業の道をゆくつもりのよう。
お酒も進むと、つい口も滑ります。

その中では、まともな話題。
最近、氏はレバレッジETFを売買するという。
なぜ、レバレッジETFを売買するか?

レバレッジを賭けるだけであれば、先物で十分なんですが、
相場が一往復するたびに、目減りするのは、承知のようです。

目的はヘッジ。
リバース型や、空売りで、目先の下げも取るという貪欲な考えのようです。

そうするとやはり問題は税制。ヘッジなので、掛け損なえば損が出ます。その損が現物の利益と相殺できないのは問題外ということ。

まあ、目減りする分は、損益通算ができることに対する手数料みたいなものだと考えれば、許容範囲だし、
短期的に一波動狙うだけだから、あんまり気にならない。

そんなところのようです。
前半で稼いだ売買益があるからこその余裕発言ともいえますが。


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オプションを使っていろいろなことができます。
これを、12種類に分類して説明しようとしています。

オプションで勘違いしやすいのは、オプションを使うことで儲けやすくなるという幻想。
オプションを使うと、リターンの出方を変えることができるだけで、イコール儲けやすいわけではありません。
投資手法の幅は広がりますが、結局何らかのリスクを形を変えてとるだけに過ぎません。

この辺を勘違いして過度なリスクを取り過ぎると死期を早めます。
宝くじでも買い方を間違えると破産します。
安全と思われる国債でも、利回りに惹かれてカントリーリスクを取りすぎるとまさかの時に破産します。
オプションも同じです。

私の見立てでは、オプションを使ってもなかなか儲けられない人は約8割。
現物の世界とほぼ同じだと思います。
レバレッジがかかる分、現物よりも寿命が短く危険かもしれません。

いろいろ工夫して勝ったり負けたりで推移している人が1割弱。
かなり儲けている人が数%。
あとは、現物との組み合わせで考えている人が数%。
ざっくりとしたイメージです。

1割弱の人たちは、いろいろ工夫しながらトレードしています。過度な幻想もなく、一番研究熱心な人たちです。
その手法は千差万別です。売りと買いを組み合わせながら、オプションの特性を生かしてトレードしていますが、継続的に大きく伸ばして数%の成功者ゾーン入りする壁は高いようです。

数%の成功者は大きくいって2通りだと思います。
徹底的な合理主義者と物事をシンプルに考える人。
一見対極に見える人です。 
でも、両刀使いもいますから、この概念は表裏一体なのかもしれません。

前者は相場を無駄にあてに行きません。
後者は相場をあてに行きます。

後者はオプションを使って主にデルタで相場を張ります。 
デルタ勝負であれば、わざわざオプションを使う必要はありませんが、このレベルの人はシンプルに使います。

デルタの勝負は、相場の上下を当てます。
どんなタームであろうが、上に張るのであれば底値・底値圏という信念が必要です。
期間や値幅は後から選択することもできます。
ただし、デイトレという究極の形態は、最初から値幅や期間を想定しているので、オプション的といえるかもしれません。

オプショントレードは、上下を当てるだけでなく、どのくらいの期間、どのくらいの値幅(勢い)を考えて、銘柄や組み合わせを選択します。 その分、ややこしいのです。上下をうまく当てても、うまくいかないケースがあります。

数%のオプション成功者の中におけるデルタプレーヤーはシンプルです。
特徴は

そもそも、オプションがなくてもデルタで儲けることができるあるいは少なくとも負けない
オプションを使い、エントリー時やオーバーナイトのバッファーを作る 

割り切ってオプションを局所的に「利用 」しています。
オプションの買いはピラミッディングで簡単に複製できますから、めったにやりません。 
どちらかというと、時間価値の追い風を受けるような形で、メインのデルタをフォローするようにオプションを活用しています。

このようなシンプルな発想への回帰が、なかなかこえられない壁を乗り越える突破口かもしれません。 


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