九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

2013年12月

2013年が終わろうとしています。
終わってみれば歴史的な株式の上昇。
来年へつながりそうな掉尾の一振。
安倍総理の元気を与える大納会でのスピーチ。
明るい正月が迎えられそうです。

abechart

2003年からの月足チャートを眺めると、前回高値が2007年7月、そのときの首相は安倍総理。2ヶ月後の2007年9月に退任していますが、まだそのときは日経平均は16,000円台。その後、福田・麻生とつづき、民主党の3人衆。絵に描いたような低迷が続きました。安部総理の再登板が2012年12月。神がかっています。因縁めいたものを感じずにはいられません。

歴史的な大相場といっても、よく見るとようやくリーマンショック前をやっと回復し、サブプライム前を回復しようとしているところ。世界経済はデフレ化の火種がモグラたたきのもぐらのようにまだまだくすぶりますが、力強い手綱さばきを来年も期待したいところです。


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日経新聞社による今年のビジネス書ベスト10
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あれだけ、リフレ派の書籍が出たにもかかわらず、変な感じです。
それもそのはず、「エコノミスト 」が選んだそうです。

アベノミクスの柱「異次元緩和」については、エコノミストは少し距離をおいているのかな、という感じが見えておもしろいです。

新発国債の7割相当を買い入れる「大胆な」金融政策によって、途中長期金利は少し乱高下しました。その後は低位で落ち着いています。しかしながら、リフレ派が主張する「ポートフォリオリバランス効果」は実際には起きておらず、日銀の買い入れた国債に見合う資金は日銀当座勘定にほとんどそのまま積まれています。

では、なにが効果があったかというとやはり「気合い」ということに他ならないでしょう。
2年2倍2% の断固とした姿勢と日銀のバランスシート巨大化が人々の「期待」に働きかけて、為替・株価・都市部の不動産価格を動かしたワケです。

とりわけ、この気合いを敏感に感じ取ったのが、外国人でありヘッジファンドであったわけです。
理屈はともかく、まさに美人投票の投票先を「日本株」「ドル円」に狙いをつけた投資家が勝利したわけです。

その結果、資産インフレ的?な動きが先行し、その波及効果を待ち構えているというのが現在の状況だと思います。このマネーフローが実体経済の活性化にギアチェンジしていくかどうかが、2014年度の正念場ですが、難易度は結構高いと思います。変換器としての安倍政権の手腕が問われます。

どう見ても、世界経済のエンジン役は米国に頼らざるをえず、米国自体、緩和縮小を進めながら経済成長を持続させるというギアシフトを慎重にしなければなりません。 引き続き米国がこけないことが大前提だと思います。

株式市場は上値も高そうですが、途中の揺さぶりや、投資家心理の揺れに警戒しておく必要がありそうです。


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「年末です」としてしまおうかとも思いましたが、あと1日立ち会いはありますので、もう1回書くつもりです。

今年はカレンダーがいいというのでしょうか、27日が仕事納のところは超大型連休です。株式市場も昔は28日の午前中でしゃんしゃんでしたが、いつのまにやら30日まで、しかも全日立ち会いです。なんとさらに夜間まであります。

その昔は、銀行は12月31日までやってましたから、この2日半の違いが、銀行に対する証券業界の勝っていた部分でしたが、今では同じ土俵になりました。

でも、世界的にはクリスマスが終われば、すでに戦闘モードです。
日本人が、中国人の旧正月を「何、変なときにのんきにやってでんだよ」なんて思ったりしますが、世界の金融市場から見れば、日本のお正月も「 何、お酒なんて飲んでのんきにやってんだよ」というわけです。

長い連休に加え
相場の主導権は外国人

ということで、1/10(金)に満期の来る1月オプションの計算わけがわかりません。
でも、かなり休み中に動くはずだという想定は織り込まれているようです。 



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株が上がった理由はあとからいくらでもすることはできます。

多くの人が気づいてない意外性のある内容で、本当かもしれないというような解説を聞くと
思わず「うまい」と思う時もあります。

もちろん逆もあります。 

先物・オプションがらみでは、この逆パターンがどうしても私の場合は多くなります。
現物株の解説者なら まだ、「ああこういう考え方もあるのだな」ですみますが、
一応専門家と称するかたが、意味不明の解説をされるのは「残念」でしょうがありません。

最近とくに「おやっ」と思うのが、

コールの建玉が多いからそちらに相場が引っ張られるという解説です。
私の中では最上級のオカルトです。
建玉が多いと踏みが入って相場がそちらにむけ加速するという理屈のようです。

結構あちこちで聞きますけど、それを聞くたびに残念でしょうがありません。
建玉の背景を知った上で話を手短にしているのであれば少しは理解できますが、残念ながらそうでもないようです。




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6年ぶりの16000円。
懐かしいです。
日本を「とりもどす」作戦の先兵隊である株は順調です。

そんな中、最近モー娘。が復活しているという話を聞きつけました。

AKBのどうも不自然な雰囲気が 好きになれない私としては素直にうれしいニュースです。
「私たちが、今のモーニング娘。です。17年目も、さあ、いこうか。」
この自虐的なキャッチフレーズもステキです。
検索すると、悲しいことに知った顔が一つしかありません。

何を隠そう、モー娘。大好きでした。
特にLOVEマシーン。

日本の未来は (Wow x4)
世界がうらやむ (Yeah x4)
恋をしようじゃないか! (Wow x4)
Dance! Dancin' all of the night

モーニング娘。も (Wow x4)
あんたもあたしも (Yeah x4)
みんなも社長さんも (Wow x4)
Dance! Dancin' all of the night 

忘年会で必ず歌って「踊って」いました。
元気が出ますね。
つい口ずさんでしまいます。





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海外のクリスマス事情。
あいているのはホテル内のレストランぐらい。
観光客も外の景色を見るぐらいしかありません。

この辺は実際にクリスマスに海外にいないとなかなかピンときません。
人影も本当にまばらで街はすいていていいかもしれません。
オフィスにいるのは日本人と日本がらみの仕事がある人だけ。

25日にせっせと働いている希有な国ニッポン。

その希有な国では昨日は6年ぶりの16000円ということで、「黒電話」から売り注文が殺到したようです。
笑えない話ですが、高齢者が株を抱えているというのですからしょうがないといえばしょうがない話です。
持ってる人は持ってるんですね。

クリスマスが終われば、しゃんしゃんモードからお正月モードへ。
でも海外は、一足お先に戦闘モードです。


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国内から見ると、16000円は近くて遠くても、はるかかなたの外国人にはなんの遠慮も躊躇もないようです。

おもてなしの国に対して外国人は少しはおくゆかしさがあってもいい気もしますが

待機資金はあるし、
売る物も減ってきてるでしょうから
押し目待ちに押し目なち
買いたい弱気がそこはかとなく蔓延しそうです。

こんどは一転日本市場だけ開くわけですが、孤島の島国ではどうなることやら...


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猪瀬知事が追いやられてしまいました。

「政治のプロではなかった」

名言を残して政界を去ることになりました。
私は、「政治のプロ」というのがこれからの新しいキーワードになるかもしれないと思っています。

政治には本当のプロが必要だと思います。
でも、現実は「人気」のプロだったり「演説」のプロだったり「根回し」のプロだったり「人脈」のプロだったり偏ったひとたちが多いのも事実です。

中途半端なプロだったらむしろ「アマ」であるほうがまし、そう思います。
選挙前や年度末にチョロちょろ動く、見苦しいひとたち。見るに堪えません。

猪瀬氏は優秀な「アマ」を期待されたのですが、残念な結果になりました。

裁判員制度というのがあります。こちらは抽選です。
同じように政治員制度というのがあってもいいのではないでしょうか。
選挙で選ぶのは政治のプロ中のプロ。
中途半端なプロはなくして、あとはアマ。
政治家になりたい人ばかりに任せてはいけないのではないかと。

まあ、連休中の戯言ではありますが...

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昨日は大幅高にも関わらず、結構なボラ禿げが起こりました。
株価水準的には5/23の高値圏でもあり、トラウマからもう少し長持ちしても良さそうでしたが、今回は微妙に違うようです。

FRBの政策転換が非常に巧妙で、アメリカの景気回復を裏付けるとともに、柔軟な金融政策が今後も期待できること(イエレンプット?)

イベントリスク通過という事実

SQ後、コール買いヘッジと思われる手口が続きコールが高止まりしており、前日までに買い切っていたと思われること

週末・年末の立ち会い日数のカウント(1月SQまでは実働10日)を折り込みにいったこと 

などが考えられます。

残存日数のカウントについては、かなりオプションマニアックな部分なので、ここでは省略させていただきます。どこかで詳しく書きたいとは思います。




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FRBがくれた絶妙なクリスマスプレゼント。
量的緩和縮小に着手するけど慎重に。
初期反応は思い切りリスクオンモード。

ドル円が下がりにくくなった日本株に追い風です。 
昨日見切り発車してなければ、今日はとんでもない騒ぎになっていたことでしょう。 

量的緩和縮小が始まるということは、外形的には金融相場から業績相場ということ。米国企業の業績は好調で、さしたる影響はないはずなんですが、 
イマイチ実感する景況感と違う(失業率の緩慢な低下)
短期筋のマネーに踊らされている
という懸念が目先の振幅を作り出すようです。

日本にいたっては、企業の業績と街角の景況感のギャップと消費増税の重しがずしりと気にかかるので、なおさらです。引き続きその辺のギャップを気にしない、足の遅い外国人に期待するということになるのでしょう。


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先日2年ぶりにクリスマス前の夜の銀座に行きました。
間違いなく、ネオンというかイルミネーションが賑やかになってます。

バブル当時がどれだけだったかは正確に記憶していませんし、バーがすごく下がっているので、結構びっくりしました。

一方、我が地元。80年代後半から開発が始まったデベロッパー主導の街です。一気に開発を進めず、いまだに緩やかに開発を進めていますので、若い人たちの流入は続いています。その方針・姿勢には感服いたします。

でも、それは地区ごとによって事情が異なります。わが地区は、95年前後に分譲が行われた地域です。クリスマスシーズンとなると、競ってイルミネーションを玄関や植栽に飾り付け、そのきらびらやかな様子は地域の名所としても知られていました。

装飾しないと、形見の狭い思いをするので、どの家も必ずなにか光り物を装飾していました。結構電気代も馬鹿にならなかったと思います。

ちょうど10年前ぐらいがピークで5年前ぐらいから、飾り付けを行わない家が一軒二軒と増えていきました。子供の成長と大いに関係あります。あるいは孫の年代とも。震災後は電気代の意識も。

そして今年、ついに装飾家庭は完全にゼロになりました。昨年まで、長年続けていた数軒が申し合わせたかのようにやめてしまいました。あれだけきらびやかだったクリスマスの夜道が、今では電灯だけがぽつりとともる寂しい風情です。

歳を感じるとともに、街の姿はだんだんと変わる好対照をしみじみと実感しています。


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株価=業績/金利

業績
円安になると増益となる輸出関連企業>円安になると困る輸入企業
なので、為替の株価に対する影響は今すごく大きい。
一方景気がよくなり、ものが動きその結果企業業績がよくなるというルートの進展は非常に緩慢。しかも、消費増税という目先の関門がある。

金利
物価が上昇するまで、金利の上昇はなにがなんでも押さえる

という誰もが理解できるシンプルな構図です。
アベノミクスが本当にデフレ脱却・景気回復につながるのであれば、株価はこんなところでとどまっていいはずがありません。

現在の株価は、微妙なバランスの中に成り立つ結果としての膠着状態で、まさに
「下がらなければ上がる」
「下がれば下がる」
のような感じだといえるかもしれません。


犯罪プロファイルの専門家がよく使う
「犯人は男の可能性が高い。そうでなければ女だ」的な状態 ですかね。



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雇用統計で喜び、量的緩和縮小で悲しむ。
相変わらず米国の庭先で踊る日々が続く寂しい日本市場です。
アメリカ離れする日が近づいているのか、
そもそも独り立ちできない宿命なのか
固唾をのんで見守る日々が続きそうです。

オプションの誤発注で韓国の証券会社が破綻
57億円の損害だそうですが、
そもそもそういう値段が瞬時につくという仕組み自体なんとかできないかと思いますけど。
銘柄数が少なかったり注意喚起の仕組みがあればそういう誤発注を拾う人や、アルゴロボットが働くでしょうけど、あっという間に値付けをされたのではご発注サイドもたまったもんではありません。

最近、日経オプションでもC14750が夜場のスキをつき1000円上で約定が成立したという小事件はありました。

明日は我が身と流動性のないオプションの成り行き発注はくれぐれもご注意を。

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インフレでもなく、景気後退でもない適度な経済状態のこと

アメリカの状態がそうらしいです。

来年4月から消費税が5%から8%に引き上げられる日本はどうでしょう。
まだ、景気回復の実感がないなかでの消費増税の襲来。
恐怖です。
政治家はこの恐怖には耐えられませんから、あの手この手のあめ玉を用意します。 

5兆円をこえる景気対策をやるようですが、一般庶民の懐を直接暖めるものはほとんどありません。
日本は、ゴルディロックスの入り口にも到達していない。こんな感じですか。

でも、経済が回復しないからこそ、量的緩和は絶対に維持され、さらに追加量的緩和に追い込まれる可能性は高そうです。マネーフローにしても、日米欧で緩和継続が一番強いのが日本。円高にはなりにくい構図です。

ここから先をリスクと考えるか
果敢にチャレンジするのか
単純にマネーフローに乗るのか
ビットコインに資産を移すのか

まさに人生観でしょうね。

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東京都知事の座を狙って、ざわついているようであります。
あんまりちょろちょろ動くのはみっともないと思うのですが、性なんでしょうね。
総裁発言あたりからケチがついていますが、この一連の動きは、一段と同感できません。 

同じ元タレント議員でも、この方のど迫力。
声の通りとドス

すごみを感じます。

みっともないちょろちょろと比べたら、とっても強烈な印象を受けました。

 


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ボルカールールで顧客取引以外の自己勘定取引が制約を受けることになりますが、そもそも顧客取引自体完全に独立したものではありませんから、その運用はかなりグレーな部分が残ります。

たとえば、株式を顧客から引き取った場合、それをそのまま持って反対売買するなんていう単純なわけではありません。顧客取引を発火点にしてそれを最適化するように様々な取引が発生します。1の顧客取引から10でも100でも取引を行うことは可能です。
はやりのHFT(高頻度高速取引)も、逆張り型のモデルなら顧客対応の一環と位置づけることも可能です。

どの部分が顧客取引なのか、自己取引なのかを厳密に区別するのは難しいでしょうから、金融機関の方はいろいろと理屈を作って、顧客取引に自己勘定をまぶすことは可能です。

ボルカールールは新しい話ではありませんから、金融機関の体制はボルカールールを前提に顧客対応を全面に打ち出した組織体制に衣替えはとっくに終わっているはずです。

注目されていた外国債(日本国債は米からみれば外国債)取引を含めなかったことから、あまり大きな影響はなさそうです。 

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ブログのタイトルにもかかわらず、あまりにも金融工学的な話題が少ないので、ほんの少し。

金融工学とは
将来の不確実なキャッシュフローの計算とそれを制御する学問です。

ポートフォリオ理論はリスクとリターンを扱い、キーワードは相関です
オプション理論はボラティリティ(=リスク)を扱いキーワードはランダムウオークと複製です

確実にできることは
リスクとリターンを交換することで手の内を最適化すること
同じものを複製することで、買値(ビッド)と売値(アスク)のさやをとることです

それを越えるものは、すべて、トレーダーの主義主張が入ります。
トレーダーの主義主張をモデルに落とし込むのが金融工学の役割です。

ただ、こちらは確実な成功は約束されません。

過去と同じパターンが再現したり、今後のシナリオが当たらなくては成功しません。

要するに「一見高級そうな相場観」が必要なわけです。

金融工学的な運用は

運用の失敗を数理的に説明できる
数理的な素養さえあればすぐに一人前づらできる

という大きな特徴があります。

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相変わらず、
裁定残高の絶対値を気にする人が
裁定業者が主体的に行動すると勘違いしたコメントが散見されます。

先物の建玉をバランスシートのように見るとよくわかりますが、裁定残というものは、先物の需給が買い超過になった不足分を裁定業者が埋めているに過ぎません。

裁定業者が主体的に現物を売って裁定取引を解消しても、先物の買い超過が存在する限り、ほかの業者がそれを肩代わりするだけの話です。
裁定業者全体では、主体的に行動はできず、ただ業者が入れ替わるだけです。

いっぽう、先物の買い超過の主体が、SQ値という他人任せの数字で清算するはずがないことは、少し考えればわかります。

SQは高速道路でいうと、パーキングエリアやサービスエリアみたいなものです。
そこで、食事をし、ガソリンを入れ再び高速道路に戻るのです。
これが、限月間のスプレッド取引という簡単な仕組みに相当します。

買い超過の主体は、目的地のインターがくるまでは、高速道路からはおりません。
多くが一斉に同じインターから降りるようなことがあれば、先物の買い超過は縮小し、裁定取引はその結果として解消されていきます。

何度も書きますが、SQ自体は何の関係もありません。

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最近はせちがらい事件が多いです。
とりわけ目立つのがストーカー殺人事件。

ストーカー規制法のきっかけになったのは1999年の桶川ストーカー殺人事件だと思います。
執拗なストーカー行為の繰り返しに旋律を覚えるような内容でしたが、最近は殺人に至るまでの期間がだんだん短期化しているような気がします。
びっくりするような事件が、いまではいつどこで起こってもおかしくないくらいに「普及」してしまったのは、なにかみえない人間の本質に変化が起こっているのかもと考えてしまいます。

そういったものに比べると、とっぴな出来事ですが、町内餅つき大会で、つきたてのもちをつまらせて死亡するという痛ましい事件が目の前で起きました。引退されていますが、まだまだお若いかたです。
そもそも、おもちで死亡するなど、別の世界の出来事だと思っていたものが目の前で起こってしまったわけですから、役員、関係者大慌てです。AEDや心臓マッサージ等迅速な対応はとられましたが、残念ながら間に合いませんでした。

こういう事故が起こると、餅つき大会廃止、あるいは実行の場合でもあらゆるリスクに備えた体制を備える意見があっという間にできあがります。自己責任や注意喚起だけでは収まらない雰囲気です。

こうして、ひとつふたつと、ふれあいを促進するようなイベントが消えていくことは非常に残念な思いです。


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アメリカの量的緩和縮小 vs 超低金利継続という組み合わせにふさわしい株価水準がよくわからなくて、市場参加者が神経質になっているようです。

金融機関の市場取引を規制するボルカールールうんぬんもいわれてますが、あまり本筋ではないでしょう。

ひとことでいうと短期で動く破廉恥系のヘッジファンドの気持ちを慮る。
とりあえず、そういう展開なんでしょう。

雇用統計ですっきりすればいいでしょうけど、
簿妙な数字でこの辺の腹の探り合いはまだ続きがありそうな気がします。 



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寿命だけは延びていますから、老々相続や老老介護が当たり前になりつつあります。
需要が増えるという意味では成長産業でしょうが、過酷な労働集約型の仕事でもあります。
国の成長を支える基幹産業になるとは思えません。過度な期待は禁物でしょう。

第4の矢ともいうべき、年金福祉政策。
地味で、票田である高齢者に変革を迫るものは、できれば先送りしたい政策でしょう。

地味にどこかで何かは改革が進んでいるのでしょうが、その内容はなかなか伝わってきません。



高齢者は、医療保険や介護保険でそれなりに手厚く守られています。
原資はだんだん減少していく現役世代から。

どう考えても計算はあいません。
人口が安定状態まで移行しても、長い老後があることは変わりません。

計算を合わせるためには、希望者が年齢に関わりなく長く働ける仕組みを作る。
これしかないはずです。 

生きがいを持って働ける場所があれば、介護状態になる相対的な人数や期間も減るのではないでしょうか。 

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量的緩和は縮小するけど、低金利政策は継続
 
という微妙なバランスの中、上昇が続いてきた米国株式市場ですが、
この微妙さ加減が崩れると調整を余儀なくされるという感じでしょうか。
 
緩和縮小前倒しはないだろうけど、下がり始めると急に気になる。
微妙な投資家心理が働きます。

アメリカの微妙な投資家心理が一段落するまで、日本株は小休止というイメージでしょうか。
まあ、あんまりハレンチな上げが続いてもなんですから、ちょうどいいのではないですかね。


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高齢の父は要介護状態となりました。
現在病院に入院中ですが、治療すべき病気は克服したので、退院か長期療養施設へ転院です。
 
とある人口3万人あまりの田舎町ですが、基幹産業もなくパチンコ屋と周辺農村からの集客を期待した中型商業施設が多少あるだけの今の日本の地方の普通の風景です。
 
このような町がどうして成り立つのかこれまで不思議でしたか、その一つが医療介護なのではないかというのが、最近なんとなくわかってきました。
 
父は4人部屋に入っており、全部が同時に埋まることはないのですが、入れ替わりはかなり激しいです。自宅介護あるいは施設の高齢者が病状を悪化させては入院し治療が終われば、すぐに退院していきます。
 
自宅、病院、施設(長期療養や老人ホームなど)のあいだの移動や棲み分けはうまく確立されているようです。
病院内だけでも、医師のほか看護師、リハビリ師、薬剤師などパートを含め多くの人が交代で勤務しています。
病院関係者が町の雇用の相当数を支えているのでしょう。基幹産業のない町がなんとか衰退しながらも細々と永らえているのはそういうことなのかもしれません。

国内投資家の株の売り越しは続きます。
高齢者のやれやれの片道売りが結構あるのではないかと思います。
そもそも株式等の金融資産を握るのは高齢者ですから。
 
父も要介護状態にありながら、幸い頭の方はまださえており、相変わらず株式投資を続けています。今はそれだけが楽しみなようです。
 
でも、さすがにここからは買うこともできず、持ち株が希望値に上がるのを待って淡々と決済の売りを出しているようです。

地球儀を回して見果てぬ外国人投資家の気持ちを想像する傍ら、目の前のミクロな現状を見るにつけ、こうして売りと買いがぶつかって売買が成立していくのだなあと非常に近視眼的な見方で相場を実感しています。

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年の瀬、クリスマス、年末。早いですね。
25年前の日経平均3万円のせの話を書きましたが、11月の上げ方は感覚的によく似ているような気がします。
当時はNT倍率ではなくNT指数といってましたが、品薄株の指数に対する貢献度が気にされ始めた頃です。

結局、当時はその後毎月1,000円あまり上げ続け、4万円目前までいくわけです。

PERでは説明しきれないので、いろいろなバリュエーションが考えられました。

ただ、当時と現在で決定的に違う点があります。

前回は、外国人投資家は一貫して売り越し
今回は、外国人投資家は一貫して買い越し

25年のタームで考えると、外国人は当時減らした日本株のウエートを今しこたま増やしているわけですね。
国内投資家はやれやれで売っています。
お金持ち債権国の日本は、少々外国人においしいとこ取りされても、どーんと構えている、ということなのでしょう。

その割には、公的年金が単年度収支が3兆円の黒字になったとかいう、かなりせこい話がニュースになったりしますから、その辺のバランス感覚は不思議な感じです。

株高によって生み出された余力が、うまいこと回転して日本丸は奇跡の大復活を遂げるのか。
あるいは、単なる砂上の楼閣を築きにいくだけなのか。
徐々にえぐいゾーンに突入していくそんな感じです。

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