九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

2014年07月

待望の円安ではあるが、やや複雑。

NY市場の動きもは気にはなるけど、果たしてさらなる円安が総合的にメリットかどうか。

この辺がよみきれないので、はずみがつかないような感じ。
でも、どこかで動く期待でIVは高止まり。

円安デメリットを打ち消す原発再稼働について、政府がもう少し本腰ならだいぶ違うんでしょうが......。
それともNYが本格調整入り?


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下げそうでもすぐにトレンドに戻る米国株式市場。
いつ見ても不気味です。

調整はあるだろうけど、ここで降りたら負けだし、世界的に運用難でほかに買う物もないし。 

というのが一番適切かもしれません。

なにせヘッジファンドに集まる資金は膨らむ一方で、なんと2.1兆ドル。このお金が虎視眈々とおいしい動きを探して動き回っています。2.1兆ドルもあれば、変な奴らもいるはずです。

日本株はしばらく蚊帳の外でしたが、手詰まり感が広がる中、隙あらば日本株と考えはじめたHFも増え始めているのかもしれません。

前回のコール買い軍団は痛い目に遭って、慎重になっているのだと思いますが
低ボラに依然放置されているオプションの動きにはなにげに要注意ですね。
 



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バイラルメディア
口コミを利用し、低コストで顧客の獲得を図るマーケティング手法を採用したサイト。情報の広まり方がウイルスの感染に似ることから、「ウイルス性の」という意味の「バイラル」の名を冠している。

笑い・感動・金儲けネタが多いようです。
ややまともなニュース系もありますが、入り口は「釣りネタ」がほとんどで、ネタの大元は世界中のWEBから探し回ったパクリばかり。
最終的にはひとを集めて「何か」を狙っています。

これまでにもFBでやたらシェアしまくったり、診断系アプリをことごとく試す迷惑なひとは友達のなかにも一定数いました。あまりSNSに慣れてないのか、最初は楽しくてしょうが無いのでしょうが、「またこの人か...」と次第にうっとうしくなります。だんだんあきてくるはずなのですが、なかにはあきない人もいます。いずれにせよ回し元は限定されているので、こっそりとそのひとの投稿が出現しないように調整すればすむだけでした。

しかし、最近は広告を使ってこのバイラルメディアとおぼしきゴミな投稿が、無理矢理FBのタイムラインの間に出現するのでかないません。FBさんも広告ちゃんと審査して欲しいものです。バイラルメディア側もグーグル検索に追い出され、シェアによる拡散に的を絞った感じです。

無視すればいいだけなんですが、同じような内容が出現するのはうんざり。
振り込み詐欺のように発信側との接点でもあれば、もてあそびながら撃退することも出来るのですが...。
なにかいい撃退法はないかと模索中であります。

 
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じりじり支持率が下がる安倍政権ですが、消費税増税など秋の陣はもうそこに。
そんな中、安倍総理はメキシコ遺跡のピラミッドに上り

デフレ脱却
地方再生

を願ったそうです。10年前に小泉総理が同じ場所で「郵政民営化」を願い、その後の怒濤の郵政解散をおこなった映像とダブります。

そのときは、小泉総理の構造改革を期待して、市場は1年にわたる低ボラから脱却して、上げトレンドに向かいました。

安倍総理にも当然同じ思いがあるでしょう。

願をかけたひとつ、地方再生があらたなキーワードになってきたようです。

そもそも、人口減の枠の中ですべての地方を浮上させることは無理なわけですから、究極の理想論でもあります。

生き残りたい地方の声をそのまま聞き入れれば、バラ巻きや誘致合戦になりかねない危うさをともないます。

どこかで、思い切った過疎化政策 も避けては通れないはず。

肝心なところは歯切れが悪い政権にそれは果たして出来るでしょうか......。 
なにはともあれ、低ボラからの脱出希望。





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2時すぎにいい感じで抜け、余韻を残して終わった東京市場。
夜間も堅調地合は続き、先物は15,500円超え。
天城なのか心臓破りの坂なのか。

と思いきや、あっさりNYダウがこけて、夜間に伸びた分は上ひげを残し帳消しに。
夜間市場がなければこの分はなかったことで、新たに来週が始まるところでしたが、この夜間売買分は微妙に来週に影響を与えそうです。

オプショントレーダーは、15,500円の関所をこえたらボラがどうなるかが最大の関心事です。
夜間の予行演習ではあまり大きな上昇はなさそうな予感です。
むしろ注意すべきは弾みをつけての下攻撃かも。


さてさて
さあ、本格的な夏到来。
週末に軽めの本を読もうかと思って、ふと目にとまってしまったこの本。

告白
告白

この間、秒速で破綻してましたが、秒速ですかさず次の手が出るさすがな御仁です。
このあたりは天性のものを感じます。

読む気はありませんが、目にとまってしまいました......。
出版社はさすがのF社。

こんなのも

同時に出すなど、あいかわらずの立ち位置です。

 

 
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若者の新聞離れが進み、紙面購読者は高齢者になるばかり。
老眼にやさしいように、字はだんだんと大きく、
日経新聞のスポーツ欄もいつのまにか充実し、
週末のおまけは柔らか記事が目立ちます。

時代の変化や購読者層の変化に遅れながらも、伝統的メディは徐々に姿を変えていきます。


ところで
最近WEBサイトが2極化しているのにお気づきでしょうか?

とにかく情報を詰めこんだサイト。
堅めのニュース系や金融系に目立ちます。
タイトルがところ狭しとちりばめられ、とにかく興味を引きそうなタイトルは全部並べる。
配列の巧拙バランスの取り方にWEBデザイナーはジグゾーパズルを並べる繊細さが求められそう。

いっぽうで、すごい勢いで増えているのが
「シンプル」で「写真がいっぱい」な「おしゃれなサイト」

リンクは少なめで、どちらかというと「下へ」「下へ」と読ませるタイプ。

これは、スマホやタブレットを意識した作りになっているんだそうです。
スタートアップ系の企業はこのスタイルがほとんどで、
これまでの伝統的大企業のサイトも
じわじわとコチラ系に変わりつつあります。

会社=PC
プライベート=スマホ・タブレット

エントリーを読むシーンが大きく2極化している流れを受けているようです。

サイトの内容も形式に合わせて、読まれるシーンを強く意識したものになっている気がします。

このライブドアのブログは、どっち系のシーンで読まれるのだろうと思ってあらためてアクセスログを調べてみると、圧倒的にPC経由ですね。スマホ用画面もライブドアは用意してますが、まだまだPCなんですね......。






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マイナー商品は声が届きにくいかもしれませんが、今やグローバルインデックスとなった日経225。

ほぼ24H取引でき、日本国内でも17時間45分も取引出来る。

MINIが出来たというのに
オプはどうでもいい125円刻みで、いまだにラージのみ。

先物とのバランスが悪いので100円以下は1円刻み希望。

どうぞ、よろしくお願いします。 


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カジノで遊べるギャンブルは
ルーレット
ダイス
カード(トランプ)
スロットマシーン
あとロト6みたいなやつやシュミュレーション競馬など



ギャンブルに近い金融商品は
デイトレ
FX
FX二択
先物 

これらを集めて一大金融ギャンブルセンターというのは。

実際、短期トレーダー用に専用スペースと端末やPCを貸すところは都内には少しあるようです。


パチンコ台のように専用端末を特別仕様でずらりと横に並べる。
壮観です。

提携証券やFX会社の口座があれば、パスワードを入力するだけで使える。
よく出る台もとい縁起のいい台は人気で開店前から並ぶ。
口座開設手続き、入金も備え付けの端末から行える。
しゃれた休憩室にマッサージルーム。

なにか参入障壁はあるんでしょうかね。
単なる高機能な端末の時間貸しですから、コインランドリーのようなものです。

専業トレーダーも息抜きや気分転換に外でやるというニーズもあるでしょうし。
パチンコやパチスロの代わりにやるひともいるでしょう。
思惑いろいろの老若男女が集結。

もっとも、ギャンブルのイメージが出過ぎて、世論を気にしてえせ紳士の代表ともいえる証券会社は提携をためらうでしょうけど。
 
やはり没か......。





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今日から100銘柄に限り呼び値を刻むことに

まあ、どちらかというと取引所よがりの改悪と思えますけど。

投資家にとっては利便性が上がる人もいれば下がる人もおり、トータルではたいしたメリットはなさそうです。

それよりも、取引所に「独占的な地位をさらに安泰にする」という発想が透けて見えるのがとってもいやな感じがします。

もともと、日本では東証に株取引は1極集中していて、立会場が機械化されたときに、東証は日本最大のECN(electronic communications network)となり、いまもその地位は安泰です。いまだにその地位が脅かされたことは一度もありません。

市場間競争を繰り広げてきた米国とは歴史も立ち位置も違います。

呼び値の単位縮小も、ほそぼそと生息している第三市場(PTS/ATS)の気勢をそぐ意味合いしか感じません。
もともと一人勝ちしているのですから、そのぐらい第三市場に譲る横綱の心意気があってもよさそうに思うわけです。

それとも、いつなんどき、天地がひっくり返る取引革命が起こって東証の地位があぶなくなることを未然に防止するために、出る杭はすべからく打つということ? 

いやな感じ。




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物価上昇および景気回復に自信満々の日銀総裁

景気回復の持続性を懐疑的に見るFRB議長



いずれ追加緩和が必要になるかもしれないが、今は強気を崩すわけにはいかない。 



緩和長期化をにおわす米国株式市場は最高値街道を行進中。

当面必要無いといいきる日本は低空飛行中。

緩和のぬるま湯から抜けられない米国。
湯加減は万全だとする日本。


Welcome to the Hotel California,
Such a lovely place,
(Such a lovely place)
Such a lovely face
Plenty of room at the Hotel California,
Any time of year,
(Any time of year)
You can find it here

You can check out anytime you like… but you can never leave

出口のない異次元の世界へ踏み込んでしまったようなイーグルス「ホテルカリフォルニア」の幻想的な歌詞。

世界経済はホテルカリフォルニア化しているとささやかれているそうです......。






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オプション愛好家としまして、最近IV(インプライドボラティリティ)や日経VIが話題になることは大変うれしいことではあります。

ただ、そこにひとつちょっとした誤解があるようです。

IVは
「オプション市場参加者が考える将来変動予測」
「オプション市場が考える将来変動についてのコンセンサス」

というふうにいわれておりますが、ある面正しいのですが、本当に予測可能性があるかというとそれはちょっと違うと前から気になっていました。
競技人口の少ないオプション市場が現物市場の変動性を予言するなど、光栄ですが荷が重すぎます。

IVが市場のなにかを予測することは一切ありません。
ここに多大な勘違いがあります。

オプションプレーヤーはこの史上最低水準になってしまったIVのレベルを前に、毎日オプションを買うべきか売るべきか迷っているわけです。その時点その時点では、買い手がいれば売り手がいます。

ぶっちゃけた話、IVと株価はまったくおなじです。
株価自体が将来を予測しないのも、IV自体が将来を予測しないのも原理はまったく同じです。

その値段で今の瞬間、買い手と売り手の数が見合うというただそれだけです。
将来の変動を考えて売り買いする人もいます。
最終的にそこまで到達するかどうかで売り買いする人もいます。
あるオプションを買い別のオプションを売る人もいます。

売り買いする人に共通しているのは、
自分が買ったオプションが上がる可能性が高い
売ったオプションが下がる可能性が高い
と思っていることだけです。

オプション価格とIVは表裏一体で同じ物を別の角度から見ているだけです。
オプション価格に将来の予言性はありません。
ということは
IV自体に予言性もありません。

史上最低水準のIVがさらに安値を更新するかもしれませんし、
急反発するかもしれません。

それは、ぼろ株がさらに安くなるかもしれず、急反発するかもしれないのと基本的には同じことです。

IVや日経VIはなにか違う特別な神通力があると思ったら間違います。



株価が高いか安いか判定するためにPERやROEやPBRなどいろいろな尺度で判定します。
銘柄間の比較にもPERなどはよく使われます。

IVも似たような物です。
行使価格や満期の異なるオプションを較べるには大変便利です。


でも、IVの水準自体が将来の変動を予測しているなんてことはまったくありません。

興味のある人はぜひ自分の手でオプションを売買してみてください。






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低ボラ

最近挨拶代わりに使われています。

日経VIは便利な指標なのでオプションをやらない投資家も結構参照しています。
株式評論家もよく言及します。

いま、日経VIは15%くらい。
これは8月9月の値段のあるオプションすべてから計算されるインプライドボラティリティで、もちろん年率ですが、1ヶ月後に+-15%という勘違いなコメントも意外とあります。

ザラ場で15%割ってもしぶとく15%は死守しています。過去最低水準は2004年の11%ぐらいです。

なぜ、正確な数字を使わないかというと、当時の計算と現在の計算は大きく違うからです。

2004年当時は500円刻み。ボラが低いので計算対象になるアウトのプットの値段が少ないです。
現在125円刻みですから、当時よりは計算対象になるプットも多いです。

当時の日経VI11%が現在の何%に相当するのかは、当時のプットの値段のばらつきがないとわかりません。
また、今は現物が取引されない夜間でも日経平均は動きますから、その分のリスクプレミアムが多少オプションに入っていると思われます。

残存日数やら
期近(8月)なのか期先(9月)あるいは30日仮想オプションなのか
などなど

計算方法でボラティリティは微妙に違いますが、8月の一番安いコールボラが12%近辺の今、実質的にはすでに過去最低水準に近いところにあるといってもいいでしょう。

これより低いといったら94年。
ベアリングのニックリーソンがオプションを大量に売っているにもかかわらず、逆張りで先物を売り買いするという前代未聞の、オプション買い方殺しをやった時がもちろん最低で、残念ながらその時点では日経VIは計算されていません。






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恒例の日銀政策決定会合とその後の総裁会見。

決定会合は毎回政策変化なしですが、総裁会見で日銀の本音を探ろうと記者が食い下がりますが、なかなか。

政策効果を上げるためには、そうやすやすと本音を知られてはまずいわけですから、そういう意味では成功しているといえるかもしれないですね。

でも、2%の物価目標は相当厳しそうに思えます。
これをクリアするときは、インフレ に歯止めがきかなくなったときではないでしょうか。

2%はあうんの目標で、大人はあまり2%をつついてはいけない。
ほどよい物価上昇率が維持されてデフレに戻らなければそれでいいんじゃないですかね。 

でも、その本音は口がさけても言ってはいけない......。 





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9月のP15375で立ち会い外で大きな約定。
日経新聞がとりあげるぐらいですから、市場ではこの事実はすでに織り込み済み。
解釈はまだ未消化ではありますが。

なぜに???と思うのはP15375という行使価格。
いかにもセンスがありません。

普段はあまりオプションを使わない投資家ということがまず想像されます。
年金というのは十分あり得る話ですが、さすがにGPIFではなさそうです。
GPIFの行動を見越した取引に違いはないでしょうが。

オプション市場にあんまり影響がでないのは、売り方買い方もそれぞれ先物をアンダーヘッジ して、偶然にもそのあて具合が約定段階では拮抗していたことが考えられます。

売り方が年金だとすると、多少のアンダーヘッジでも、「ターゲットバイ」という大義名分がありますから、下げてもヘッジの先物売りを増やす必要はありません。

買い方は証券会社なので、最初はもし薄めに先物を買ったなら、先週末の下げ局面でガンマ分もあわせて先物を買い下がったシナリオが考えられます。

オプションには不慣れな年金が相手なので、いつ買い戻しにくるかも読めず、今のオプション水準はかなり低いので、オプションのリスクはそのまま残して、先物のデルタヘッジだけを行う可能性が高そうです。
自分だったらそうするだろうなあという話で根拠はありません。

海外不安を反映してアウトのプットは最近になく買われているので、胴元になった証券はオプションでヘッジをしていないと考えるのが順当です。

そうすれば、需給的には日経のいうとおり先物市場で逆張りメカニズムが働きますが.........。

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海外市場で微震がありました。

とりあえず、1回下がると逆にほっとする感じです。

5年以上の長期にわたって順調に値上がりしてきたNYダウがいつ終焉を迎えるのか?
金融緩和で時間をかせぐあいだに世界経済の本質はどこまで回復したのか?
周回遅れの日本は本当に大丈夫なのか?

それがこれから、おりにふれ問われてきそうです。

オプションの観点でいうと

低ボラで最後まで稼ぐチキンレースに参加、環境が激変した場合はできるだけ損を少なく脱出する作戦

毎日じり貧になるのに耐えながら、いつかはくる暴落で一山あてる

の戦いになります。

両方できれば最高ですが、ある程度どちらかに軸足をおく必要はあります。

はっきりとした転換点があるのかないのか
ガス抜き程度の下げで、まだこの流れがしばらく続くのか

オプション市場は静かに面白い時期を迎えそうな予感です。





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オプションの建て玉が多いほうに相場が動く

というのは本当でしょうか?

そうともいえるしそうでないともいえるし、なんともいえないというのが答えだと思います。

建て玉が多い
売り方がたくさんいる
先物にヘッジの買いが入る

という考え方ですが、これは信用取引のイメージをそのまま持ち込んだ勘違いパターン。
とくに、売り方がヘッジのために先物を買い(売り)
という感じで語られますが、
別にヘッジのためにわざわざ先物を買わなくても、オプションを買い戻せばいいだけの話で、そのための流動性は十分あります。板だけを見て流動性がないだろうというのは大勘違い。

売り方と同じだけ反対側に買い方がいて、その人たちは売りたくてうずうずしているわけです。そうした買い方の存在はすっぽり抜けています。

また、受け渡しのために限られた商品を奪い合うズクイーズが起こるわけでもありません。あるオプションが割高に買われれば無限に売りが供給されます。



あえていえば、相場が押し目を作らず一本調子に動いた場合に、アウトオブザマネーだったものが、インしてしまい流動性がなくなって買いもどすことができず、そんな建て玉が大量に残ってしまった場合は先物でヘッジする必要があります。そんなときは流動性のなくなったオプションをあきらめ、買い方も先物で利食いを行います。

建て玉がたくさんあっても、それがどういう過程を経て積み上がってきたかもポイントですが、建て玉をベースにして語る人たちはそこのところがすっぽり抜けています。

また、注目すべき建て玉は実はインザマネーサイドにあるのですが、「動く」説は常にアウトオブザマネーサイドを対象にしています。

それ以外に、特定の業者が大量の建て玉を残しているから、仕掛けが入るという説もよくあります。
とくに、それが有名どころだと信憑性がみょうにあがったりします。

これも、流れに逆らって強引に相場を動かすためにどれだけの資金が必要かまったく無視した議論ですし、その仕掛けの玉をこんどはどうするんだという視点もすっぽり抜けています。

また、たまたま、大証で建て玉が露出していても、見えない行使価格の分や、SGXの建て玉やOTCの建て玉も合算して考えなければいけません。

そういうことをいろいろ考えると、巷で語られる、建て玉が多いほうに相場が動く説にはほとんど根拠がないことになります。 



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年金の株買い
=官製相場
=PKO

とイメージは悪いです。

でも、下がったところをリバランスで淡々と買う。
方針・見通しの変更にともない粛々と買う。
割安と見て組みいれを増やす。

必ずしも、悪い話ではありません。


ただ、今回は信託銀行が買いあがったような形跡があるところが気に入らないとする向きが多いようです。
しかし、本当に年金が買いあがったかどうかは藪の中ではあります。

でも、今の政権ならやりかねないと思う人が多いということも事実なんでしょう。

私自身、年金の買いをよりどころにするのは筋が悪いとは思いますが
そういうストーリーにこだわりすぎて、割とイージーなトレンドを逃してしまう可能性だってあるわけでして、悩ましいところです。

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昨日土曜日の天気はかなり大胆に外れてしまいました。

ゴルフの予定があり、
予報は雨。
前日は傘が閉じていたのに朝起きたら、傘は全開マークに。

最近の雨は激しいから、悩みました。
が、直感を信じて決行。

本当はキャンセル料が惜しいだけだったのかも。

結果は天気予報の見事なはずれ。
最近の予報は1週間前から結構当たりますが、直前でも外すことはあります。

天気がいいいほうに外れて、少ない運を無駄遣いしたかも。

でも、結構キャンセルしないでみなさん来るんですね。
ちょっと驚き。

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上げ下げの相場予測を続けていれば、半分はあたり半分は外れます。
半分以上当てる人は、真の天才かそうでない大半は詐欺師か

はずれることを前提にしながら戦略やリスク管理をしなければいけないということは、誰もがなんども認識していることなんですが、人間ですからたまに油断します。

そんなタイミングに
調子のいいひとの断定的なアドバイスをつい鵜呑みにしたときなどに限って大きな動きが起こったりします。

相場の神様はここぞというときに試練を与えてくれます。

実は相場の神様はひとの心の中にすんでいて、要は自分との戦いということですね。



オプションでは、外れたときの対処が出来るし、その対処法の巧拙が、結局最終的な明暗を分けるといってもいいと思います。

そのためには、無駄玉、無駄ポジションを決して惜しむべきではないと考えます。

そうした考え方をとらない、一方的な爆発戦略はかならず帳尻があうと考えるべきだと考えます。




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日経平均が動き始めると、レバETFが賑わいます。

流動性は十分あるので短期売買する限りにおいてデメリットはありませんが、
利食い損ねるとだんだん目減りするレバETFをあえて買うこころは、どうなんでしょう。

長期戦になれば先物の方が有利なんですが、
ETFなので、現物・信用の枠組みの中で、現物株の延長でできる安心感に根強いものがあるようです。

金融関係者が社内規制で短期売買や先物ができないため、抜け道になっているレバETFをスマホでこっそり売買しているのはわかります。これはこれで結構な量になるようです。それにしてもこの流動性はなんなんでしょう。



短期売買だから、利食い損ねることはあまり考える必要は関係ないという自信

先物はよくわからんし怖い

現物と損益通算できない

とかいろいろ理由はあるかとは思います。

まあ、それはそれでよしとして

NISAでレバETFを買うというのは、さすがに???ですね。
無事すべて利食えればいいのですが、利食え無い場合はどんどん目減りするし、損益通算も出来ないし、どうするつもりなんでしょうか。








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意外なことですが、オプションで派手に勝ち続けることを喧伝するサイトはあまりないようです。

オプションの世界は人口がすくないだけに健全なほうなのかもしれません。
始めるハードルが高く、甘い考えのひとが少ないということもあるかもしれません。

なんといっても、怪しさ満載なのは個別株とFX。
先物には小粒ではありますが、軽い気持ちの売買シグナル提供者がいっぱいいます。


元ファンドマネージャーや辣腕トレーダーを名乗る教祖もどきの人が急騰銘柄や相場予言をまき散らし、「ここから先は」と会員を募ります。

そうしたサイトは無届けなことはもちろん、驚くなかれサイトの広告費用に月何千万単位をかけています。それでもペイするというから、おそろしい世の中です。

SEO対策をしてサイトに誘導すれば、何%が入会するかというデータもそろっていて、曜日や時間帯でクリック率が異なるので、選任のサイト広告担当までいるといいます。情報商材のノウハウが完全に移植されているようであります。あまりに大きくなりすぎてあわててライセンスを取りに行くという本末転倒なケースもあるよう。

株の世界では、結構読みが「ぴたぴた」とあたることもたまにアリ、そういうときに派手に宣伝を仕掛けると新たな教祖がすぐに誕生します。どちらかというと教祖はもともと大まじめでも、宣伝上手な黒幕がついてエスカレートするケースも。

ああまたかと思いながらも、いつの時代にもそういう連中は現れ、一定の人気を集め、やがて予想通りの結末を迎えていくというおきまりのパターンを繰り返すのです。

簡単に儲ける方法はありませんし、儲かる秘密の情報などあるわけありません。
あったとしても、それを教えるわけがないのは、普通にわかるのですが、
それを乗り越えてしまう欲というものはほんとうに恐ろしいものです。





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なまじNYダウが高値圏で粘るから、気持ち悪さが増幅しているようです。
モメンタム株が元気回復してきたNASDAQはもどり高値更新中です。

出来れば、1回下がって欲しい。お願いだから。

そこで下値が確認出来たら、買い出動したい。
もちろん、底抜けするような下げなら見送るまで。

多くの市場関係者はそう願っていると思います。

なかなかその願いは叶いません。

多くの人が願うシナリオはなかなか実現しないのは良くあることですが、果たして今回はどんな展開になるのでしょうか。 






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