九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

2015年04月

海外市場が不安定な上に、日銀決定会合。
朝から日経平均は大幅下落してその後も下値模索。
ボラは上昇しやすい環境ではあります。

日経VIが朝方しばらく27%近辺を付けておりますが、これは7月限の値付きが悪く、マーケットメーカーがATM近辺のオファアーを腰を引いて出したためで、実態のボラは小幅高です。

今回はGWがあるので日経VIの限月交代は28日からとなっております。
28日から6月限と7月限で計算をはじめています。28日も、最初の10分ぐらい異常値がついていましたが、どちらも犯人は7月限のATM近辺です。

結構、日経VIが暴騰したという解説が出ているようですが、実態は正しく報道して欲しいですね。



 
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羮に懲りて膾を吹くとは、前の失敗に懲りて、度を越して用心深くなることのたとえです。
最近は余り聞かなくなりましたね。

昨年10月の黒田バズーカで、17,000円のコールが3円から100倍以上に暴騰した記憶が オプションプレーヤーの脳裡にこびりついているかのようなコールの堅調さ。特に残存の少ない5月の安いコールに売り手が少なく、表面上かなり割高に見えて、市場の心理をよく現しているようです。
何もないだろうけど、まさかに備える。
そんな状況をうまく表現したことわざです。
さて、どうでしょうか。 

 
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今月は3回連続で週末セミナー
ブログで書いているような内容をその場の雰囲気でしゃべりまくるセミナーなんですが、ほどよい定員で参加者の反応がよくわかるので、とてもやりがいがあります。

テーマは

日経平均先物の特性/敵と己/有限と無限の違い/宝くじを当てた人に買い方を聞く/先物の可動領域/先物とオプションの力関係/ネガティブインディケーター/相性のいいテクニカル/チャートに求めるもの/チャーチストとのつきあい方/需給と流動性/手口よりも需給/ニュートラルであるということ/非ランダムがランダムする/ファンダメンタルの考え方/トレーディングフロアにあるもの/個人投資家にないもの/先物板の見方/トレーダーの規律/長期投資と先物/アベノミクス相場最後に笑うには/長期投資の危険性/確率的な思考とは/期待値のゲーム/一貫性の大切さ/観と勘/収益目標/超越した世界(ゾーン)/レベル123/情報を消化する/負けるトレーダーの共通点/投資と投機とギャンブルをわけるもの/先物のメカニズム/オプション建玉の意味のなさ/先物と信用取引/24時間戦えますか/入りにくい相場/願望と信念/マクロ経済学と相場/相場観と金融工学/根拠なき仮定/刺激vs安定/分析vs直観/MMのトレード手法/バブルの本質/システム売買の限界/ボラティリティの考え方/イベントリスクを防ぐたった2つの方法 

などからその場の雰囲気に合わせて脱線しまくります。
次回まで確定していますが、ご要望があれば4回でも5回でも。



 
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最近のオプション市場は、方向感がなく酔っ払いのふらふら感満載です。
基準となる日経VIは20%近辺をうろついておりまして、
相場感を微妙に反映しながら、売買されております。

来週は30日に
日銀イベントを挟み、5月限の寿命はあと正味5日間。

ふらふらするのも仕方ありません。

一応今日は、値段が少しあるプットが超人気薄。
やっぱり、みんな上警戒なんですかねえ。

よーわからんけど。。。


 
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最近の不穏な動き。
緩和を期待している向きが買っているともいう。
ホント???


緩和論の根拠は2%。
ほんとはね
日銀内部でも
2%になるなんて誰も思っちゃいないんだ。
でも、そういわなきゃいけないんだ。
なんでもすると。

「緩和はない」



でも、緩和を期待する幻影におびえるだけで相場は動く。

それが、緩和マネーのパワー。

正直、

ここから先は覚悟ある者だけが行くべきゾーンだと思う。
運が良ければ大もうけも出来る。

長期投資
とか東京オリンピックとか

きれい事信じていたら最後に降り場を間違う。

長期投資が報われるなんて誰も自分が生きてる間に証明できないさ。

この相場は3万円まで行くかも知れないし、史上最高値を更新するかも知れない。

トレーダーの思考はただそれだけさ。

 
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昨日は、オプション的には特徴的な展開。
日経平均の動きにはかかわりなく、ボラティリティがジリジリと上昇。
最初はコールがじわじわと、最後はプットがじわっと。

20,000円の蓋が取れたので、上方のメドを失ったことと高所恐怖症からのプット買いの心理がジリジリと高まったような感じです。全体としては、下方向には警戒感薄い感じです。 

不安感を伴いながらなぜか上昇していく。
1ヶ月につき1,000円ずつ上昇した89年と似てきました。
大きな違いは世界中がそうだということ。

 
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中国はまだ金利が「ある」ので、金利を下げて対応できる。
でも、こんなに効くとは誰が予想しただろう。
本家の中国ではなく、欧米のほうがはげしく反応。
香港のあの上下を見よ。
日経平均がこんなルートで20,000円を回復するなんて。

これがマネーの本性なんだろう。

理屈半分、あとは反射神経。

考えすぎたらダメなのさ。




 
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競馬脱税事件の最高裁の判決が先月出ました。

レースごとの勝ちを狙うのではなく、馬券トータルで収益を狙う手法は、ギャンブルによる一時所得ではなく、外れ馬券も経費にカウントできる雑所得であるという画期的な判決です。
競馬も手法によっては、収益目的と見なされたワケです。

この判決をよりどころに、外れ馬券を経費として申告する輩が続出することをおそれた国税庁のお役人が、
簡単には認めんぞと、「法令通達」の一部改正案をひねりだし、ただいまパブリックオピニオンを募集中です。

でも締め切り4/24(金)ですから、もの申したい方はお早めに。

一応、日本語に限るといきなり但し書きが書いてあるところなどなんともほほえましいです。

お役人さんの考えた営利目的と「認めてやってもいい」馬券購入方法とは
 
馬券を自動的に購入するソフトウェアを使用して独自の条件設定と計算式に基づいてインターネットを介して長期間にわたり多数回かつ頻繁に個々の馬券の的中に着目しない網羅的な購入をして当たり馬券の払戻金を得ることにより多額の利益を恒常的に上げ、一連の馬券の購入が一体の経済活動の実態を有することが客観的に明らかである場合の競馬の馬券の払戻金に係る所得は、営利を目的とする継続的行為から生じた所得として雑所得に該当する。
上記以外の場合の競馬の馬券の払戻金に係る所得は、一時所得に該当することに留意する。 

と得意の限定列挙方式です。

オプションはどういう手法であれ雑所得ですから、こんな基準をクリアしなくてもいいので一安心です。

10億損して10億100万円儲かったというケースは一杯あるでしょうからね。


 
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猫の頭の中は???なっているのかな。
猫から人間はどう見えている?
猫の気持ちで相場を見ると?
neko04192

毎日が平和な猫でした。
neko0419

 
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日銀審議委員の中で、唯一量的緩和の縮小を提案し続ける木内委員。
反対から賛成に変わったヒラメ委員に較べ潔い。
全会一致で現在の金融政策が決まってないことに少しだけ安堵感を覚えます。


木内委員は昨年10月の追加緩和に反対票を投じ、以来一貫して追加緩和前の金融政策に戻すように主張してきた。8日の会合で国債購入の具体的な減額を提案し、今回の緩和局面で初めて出口論が決定会合の議論の俎上(そじょう)に載った。(日経新聞)

出口戦略は時期尚早と外部に対してはファイティングポースをとり続けるのは戦略上やむをえないのですが、本当のところはどうなんでしょうか?

「おそろしいので考えないようにしている」
「絶対にうまくいくので、いやいかせるので考える必要がない」
「ほかに方法があったら教えてくれ」
......


たして3で割った感じですかね。

なんとか軟着陸させていただきたいと願いますが、具体的にどういう方法があってどういう経過をたどって結末を迎えるのかまったく想像できませんけどね。

出口はともかく、目先は日銀プレイ。
追加緩和を期待するのではなく
追加緩和を期待して動く人がいるのを期待して動くいる人を期待して......


 
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トレーディングが個人投資家でも出来るようになってずいぶんと時間が経ちます。
超高速は無理だとしても、短期売買におけるハンディはほとんどなくなりました。
中小証券のトレーダーと個人トレーダーは装備面ではほとんど同じ土俵での戦いです。
しかし、執行面のハンディに比べて情報面のハンディはまだまだ大きそうです。

トレーディングを人間心理の投影ととらえれば、トレーダーが集うトレーディングルームには様々な人間模様があります。人の表情・声・仕草、そのひとつひとつが大きなヒントを与えます。

それに対する個人は孤軍です。画面とネットとネットテレビに依存するしかありません。
情報は自分で選ばないと、都合のいい情報しか見えてきません。


先物が主導する展開というのは実際に多く発生しています。
理屈がつかない動きも多いです。

そんな状況において、投資家のために動いた理由を解説したり、
その日の「日経平均」の予想を万人に大して行なう相場解説者というのは大変だなあとつくづく思います。
ライブでの解説など、昔はあるはずもなく、株価を伝える短波放送ぐらいしかなかったわけですし。

でも、それが役目なのですから、視聴者のためになんとかしなければいけません。
名前が売れるから喜んで引き受ける人もいるでしょうが、人選を見ていると社内的にはいわゆる「いいひと」が選ばれているような気がします。なかには出演がいやでしょうがないひともいるでしょう。

つい最近、マスコミのひととお話しする機会がありました。

まさにこの話は「図星」だったようで、先物主導の相場展開をライブで伝える舞台裏の苦労がひしひしと伝わってきました。


報道される情報でなにが役に立ってなにが役に立たないか。
なかなか選別は難しいものですが
このような解説者達の舞台裏のぼやきを知るだけでも、情報との向き合い方が変わるのではないでしょうか。
 
 
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膠着3日目に入り、オプション市場では極端な警戒感は一段落。
全体のボラが低下するとともに、現実的なちょいアウトのプットがかなり軟調。
水準にだんだん眼が慣れてきたのか、 調整は値幅ではなく時間で行なう兆候か?

 
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アマゾンが一時的に在庫切れを起こし、都心大手書店でしか入手できない状態になっております。
タイトルは入門となっていますが、これから取引をはじめようというまったくの初心者のかたには消化不良になるかもしれません。 


  • 取引はしないけど日経平均の特性をもう一度深く理解したい方
  • 売買はしているけど、うまくいかない方
  • 相場の本質を考えたい方
  • 大口プレヤーやプロの思考方法を知りたい方

にはたのしく読んでいただけると思います。

 直ぐ手に入る丸善のリンクを張っておきます。
 補足のセミナーも行なってます。
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20,000円は今のところワンタッチだし、そもそも日経平均の20,000円という水準自体に意味があるのかという気もする。

日経平均は5銘柄で25%20銘柄で50%を占める偏狭性の高い指数でもあるので、20,000円付けたけど「それが何か ?」という投資家も多いはず。そもそも15年前の日経平均と今の日経平均はかなり異質なものだし。

出来高も低調だし、この残尿感は何?
僕たちは一体どこに向かっているのだ?



 
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投資家の大半は気迷い気分満載です。
月末の日銀政策決定会合も気にはなるし、
アメリカの利上げ観測もよくわからないし、
5月はセルインメイだし。
様子見する理由は上げれば盛りだくさん。

15年ぶりの2万円乗せとは裏腹に盛り上がりに欠ける展開は続きそうです。
先週瞬間とはいえ1回乗せてるので、引け値で超えても今更感ありだし。

加えるなら、
ゴールデンウイーク明けはすぐ5月オプションの清算日。
これもやりにくさ感に輪をかけて。


こんなときに、ぶれずに言い切る武者陵司氏の存在感が高まるのでした。
 

 
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トレーディング的にはさほど意味はなくても、やはりこの数字の与える印象は大きいかな。
来週の週刊誌ではかなり特集が組まれるはず。
やはりTOPIXではこうは行きません。
世の中的にはやはり日経平均。

2年2倍2%に20,000円まで加えておけば、直接コントロールできる2倍のマネタリーベース以外にも目標達成出来たんですけどね。

おっと、それは金融政策の目標には出来ないか。
でも、実態は目標だった様なものですが。




 
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昨日の前場までバナナのたたき売り状態だったのに。
20,000円 付けたとたんにみんな守りに入るのかい?

そうかいそうかい。

コールがなんだかかわいそうに見えるヨ。




 
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あの忌まわしい銘柄入れ替えから15年。

銘柄入れ替えから生まれた2,000円のギャップを埋めて、あのとき以来の20,000円回復が見込まれる。

ベンチマークでも何でもない日経平均が、日本株を代表する指標としていまだに注目され、先物とオプションが24時間世界中で売買されているなんて。

長かった15年。 

大台回復で投資家は何を思ふのか。

売りたい人もいるだろう。
買いたい人はさらにその先を見つめるだろう。

日々の上がった下がったで先物オプションを通じて富が右から左に異動する。 
ただそれだけ。
日経平均をいろいろ解釈し、それがひとびとに伝わり投資家以外の人にも微妙に心理的な影響を及ぼしていく。
これこそ異次元緩和の狙い。

しかし、意外と個別株では儲かっている人はいない。

いや、儲かっている人はただ黙ってにんまりしているに違いない。

20,000円乗せたからといっても日経平均との戦いは何か変わるわけでもない。
昨日と同じ1日がまた始まるだけ。


 
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この水準は買えないけど、下のプットの売りなら日銀さんと公的がいるから大大丈夫という感じなんでしょうか。
 まあ安いといってもあくまでも相対的な話ですから、「絶対的に」強気であればそれはそれで正当化されるわけでありまして...。

14:10追記
その後、さすがにやり過ぎだったのかかなり修正されました。 
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毎月恒例の日銀総裁会見。
今年に入ってから2年2%に食い下がる記者のワンパターンの質問に苦悩の表情を浮かべることが多かったのですが、今回は相当余裕な感じ。
局地的に緩和期待が勝手に盛り上がっていることに 、思わずにんまりという感じでしょうか。
昨年10月バズーカが効果的な伏線になって、市場の期待を勝手に盛り上げる作用がじわじわと効いている感じです。出来れば、玉を使わずに効果が長続きするのが一番ありがたいわけで。

反動は怖いわけですが、いつかは来るわけで、それを考えていてはゲームに参加出来ませんし、そのときの対応法だけは普段から整理しておくのがよろしいかと。





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すきだなーこの響き。
何とも言えず、相場の本質を見事に射貫いているようで。
テーマがあってそれで踊るひとがいれば、相場は動いてしまうわけで。

「追加緩和」というお決まりの表現には違和感がありますが、みなさんがそうおっしゃるならそれはそれでよろしい。
マネーフローの観点からは全く効いてないけど、資産市場にピンポイントに効くこの媚薬。
実際にはマネーは大して回っていないのに、リスク資産にお金が向かいそれが増殖していく。
だから異次元といふ。

緩和からおりたはずのアメリカが、モタモタしているおかげで世界中が緩和合戦よもう一度。

前人未踏の領域に突入していきそうだ。
どこまで続き、その先に何があるのか...

誰にもわからない。



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日経平均は2012年暮れから上昇トレンドに入っています。
昨年10月安値から半年間で約5,000円上昇しています。

このような相場展開で売りから入るのはどう考えても不利に見えますが、実はそうでもありません。
現物プレーヤーの感覚からすると半年間売らなかったもの勝ちですが、先物の場合はほとんど関係ありません。

この半年間先物を買い持ちにした投資家のほとんどはインデックスファンドです。一部の投資家も現物の代替として先物をホールドしただけで、この人達は別に先物でなくでも現物バスケットでもETFでも良かったわけです。

長期のトレンドが上向きだから買いから入る方が有利に見えますが、必ずしもそうではありません。 
この上昇相場で買い中心に入っても負けている人はしっかり負けています。

買いから入っていれば、トレード的には負けた場合でも粘ったおかげで結果的に救われているケースが多く、本質をわかりにくくします。
長期トレンドが上向きなので買いから入ることはエントリーのひとつの原則ではありますが、鉄板ではありません。一方で、一見不利としか思えない売り入るということにも一定の合理性はあります。

そもそも、短期トレードであれば売りから入っても買いから入ってもそれだけでは期待値的には変わりません。需給の崩れを待って乗るわけですから、買いから入るのと比べても5分5分と考えてもいいでしょう。

それよりも利確と損切りのほうがよっぽど重要なのです

上昇トレンドというフォーローの風がある分、やられトレードでも粘れば生き返るので買いが結果的に若干有利になっただけに過ぎません。短期トレードを長期保有に切り替えるのは簡単です。こういう相場ですからその誘惑は常にあります。しかし、こうした勝ち方は短期トレードにとっては時限爆弾でもあり、そのまま放置すると最終的には相場が本格反転したときに帳尻が合うようになっています。

利確・損切のスタイルが完成しているトレーダーにとっては長期のトレンド自体はあまり意味のないことなのです。 といっても売りだけにこだわる必要はないんですが、売りだけしかやらないという合理性はいくつかあります。

相場は下がる方が圧倒的に早い。
従って、需給の崩れを狙って乗るのは合理的。

株式投資のリターンが長期的に債券より高いのは突然大暴落することのリスクが株式には織り込まれていると考えることも出来ます。日経平均のリターンが正規分布するのではなく下方リスクが相当大きいことを前提にオプション市場の値段がついています。

この2点だけでも短期トレードを売りから行なうというのは一定の合理性があると言えます。
いつかは5,000円単位の大暴落は必ずあるでしょうし。
出口戦略の大変難しい金融緩和の宿命ですし、それが人間が作る証券市場の歴史です。

それはともかく
先物プレーの神髄は短期の需給に乗ること。
コレにつきます。
先物市場はそうした輩がひしめいているやくざな世界であるということです。
普通のプレーヤーに出来ることは、先頭を走ることができなくてもせめて下位グループにとりのこされないようにすることです。



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無難な数字が出たらイベント通過ということで、上に走りたかった日経平均は、見事にはしごを外されギャッフンだ。
イースター休暇にこんな数字が出るなんて相場って本当におもしろい。

独立記念日が金曜日に当たるときは雇用統計は木曜日に前倒しされるんですが、イースターではなぜかその措置がないようです。
一番困るのが孤高の日本市場。
欧米が休みの中夜間3時まで日経平均先物はオープンという大サービス。来週も真っ先に日本市場がこの異常に弱い数字を折り込みに行かないといけません。責任重大。

高値からは200円近く落ちて、現物引けから見ると100円ぐらい安い水準で膠着して終了していますが、オプションはさほど反応してないようです。中心限月の4月は満期が近いのでボラで表現するのは難しいですが、プレミアムはちょい減ったかなといったところ。

こういう極端な数字でNYダウが大きく下げてくれれば、中途半端な位置でもたつかれるよりは逆にスッキリするような気もしますが。





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最近FRBのバーナンキ議長がブログを始めたようです。
「FRBの仕事の98%は市場との対話 」
いきなり、ビンボールなみの剛速球。

市場との対話とは、要するに市場心理をコントロールするということで、場合によっては「うまくごまかす」ことも大切だということです。

まあ、これはたしかにそうなんですが、問題はその比率を98%といっているところ。
反響も考慮した上での非常に興味深い数字です。

消費者物価がマイナス圏突入しようとしている日本においては、2年2%の目標を掲げた日銀の一手が注目されます。もはや次の一手はETF買い増ししかないだろうと思われていますが、これをどのように金融政策だと理屈を付け、目標としてあげた2年2%をどう言い換えていくか。

追加緩和?を思い切ってやってしまうのが、整合性がとりやすいく気楽なんですけど、うまく誤魔化すということも考えていただかないと。

だって、あのバーナンキさんもそれが仕事だといってるんですから。


 
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しばらく、押し目のほとんどない上昇が続いていましたので、日経平均が不思議な生物だということをすっかり忘れていた人も多かったと思います。

期末を挟んでこの乱高下に見舞われ、慌てたひとも多いでしょう。改めて「日経平均」「先物」「日経平均先物」の存在感の大きさを再認識せざるをえません。

なぜ、「先物」や「日経平均先物」が現物を無視したとも思えるこのような大胆な動きをときおり見せるのでしょうか? 

それは、「先物」とりわけ「日経平均先物」は現物とは全く異なる思想をもつ参加者に支配されているからです。
現物の延長で先物を考え、その先物に動かされる現物市場を見ていたのでは、その背後にある巨大なメカニズムにはなかなか気づけません。

現物と先物は全く別物であるということを理解することがなによりも大事なのです。

この勝手気ままに動く暴れ馬のような全く別世界の生物をかろうじてつなぎ止めているのが、裁定取引とSQというシステムなのです。







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底抜け脱線ゲームの可能性もあり得る割にはわりと冷静な感じです。もっとも、持っているポジションやトレーディングの方針にもよりますが。

とくに前場で安値をつけてからのプットの元気のなさは、早めに散るサクラのように悲しい物があります。。

期初に売りから入るという機関投資家の気持ちはわからんでもありませんが、みんながやるから俺もやるというのは、やはりいかがなものかといつも思うところであります。
 
 
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