九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

2015年09月

週末は夜間安値から1,000円あまりの上昇。
連休中もかなり激しく動いてくれました。

配当取り、緩和期待などいろいろあったようですが、ボラはおそるおそる戦時モードから準戦時モードへ。
レベル的には、黒田バズーカ直後のボラレベルです。

プットは下落時も相対的に値動きが悪い状態が継続中で、
裸で買うか、デルタのあるスプレッドでないとなかなか利食えない状態。
アホボラを見ているだけに、わずかな評価益では反対売買出来ず、ずるずるきている投資家も多そうな感じです。とくにバックスプレッド系は壊滅的な状態。

それに比べ、コールの高いこと。
黒田バズーカに対する警戒感があるとしか考えられないような値段であります。



 
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購入馬券 28億7,000万円。
払い戻し金 30億1,000万円。
利益 1億4,000万円。

馬券で得た利益を申告せず5億7,000万円の無申告で刑事裁判にかけられた男の本です。
この裁判は最高裁まで行き、最終的には外れ馬券が経費として認められ、申告すべき所得税が5,000万円まで減額されたというお話。

この件の悲しいところは、儲かったお金の大半をリーマンショック前に、ハイリスクの投信にぶち込みほとんどなくなってしまっていたこと。 

その手法については、これまで憶測はされてましたが、このたび晴れて本人の手によって明らかにされました。
ポイントは3つ


  • 勝ち馬を予想しない
  • 実力に比べてオッズが過小評価されている馬を自分のファクターを使って点数化し
  • 資金がなくならないようにマネーマネジメントする

実際、100万円からはじめた資金を運用したものがこの結果だったそうです。

手法自体はオーソドックスなアービトラージ。
現物株をロングショートして収益を狙う手法と基本は同じです。競馬好きなクオンツ系トレーダーなら思いつきそうな戦略です。ただ、平均回収率75%の世界で通用するかとなると、理屈はわかっていてもよっぽど競馬が好きでないと本気で入れない世界だったのでしょう。

結局、有効なファクターを見つけ出すのがノウハウなので、経験や情熱度合いによって採用するファクターは異なりますし、これからも際限なく研究は進むでしょう。同じような手法が増えると、期待値はかなり厳しくなってくるはずです。

日経平均の短期的な上下に張って疲れている方は気分転換にどうぞ。


お薦め度 ★★
意外感はないので、普段からこういう思考法をしている人にはあまり面白くないかも。


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日経VIは28.84%。
表示上30%割れで、戦時モード終了したかに見えますが、まだ微妙な状態。

日経VIは365日ベースの秒単位計算 

シルバーウイーク 5日間ありますので、このような大型連休前には365日べースで計算するIVはどうしても低めに出ます。

30%をわずかに割れたこの水準では、24日(木)に市場が開くときにはまだ30%超えである可能性はかなり高いです。

もちろん、連休中に欧米市場がFOMC後の不透明感を織り込んでよほど平静な展開になればまた違った状況になるでしょうが...。 



 
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ドル円 120-121
日経平均(現物指数換算) 18300-18600
下がって上がって下がっておわり。

微妙な上下やってくれまして、消化されたとはいいがたい残尿感残る動き。
先送りの不透明感は残ったままで、
大型連休前の日本市場には重たい宿題。

唯一の収穫は、中国情勢や世界経済を予想以上に注視していることがわかったことぐらい。


 
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小幅に上げて、あとはゆっくりですよ
見送るけど、利上げに前向き

どっちにしても、これ自体リアル経済への直接的な影響は限定的だと思います。
どちらの結果になってもリアル経済へ回るマネーが突然大きく流れをかえることはないはずです。

ところが

長期にわたる緩和マネーに支えられ、いまだにジャブジャブしている投機資金はそうはいきません。
それぞれ思惑があるでしょう。
投機マネーの資金移動がどう回転し、どういううねりを引き起こすかは予断を許しません。

リアル経済がしっかりしてれば、どうってことはないんですが、あふれかえる投機マネーを前にするとどうにも心許ないといわざるをえません。

量的緩和で肥大化した金融市場はリアル経済をもふきとばす。
 こんな世界に誰がした...。


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マニアとMMが密かに集う場として細々と取引が行なわれていましたが、さすがにこの戦時モードでは厳しい。
板がとんでもなく閑散としています。
MMもさじを投げた感じです。

アウトがいつ何時インするかわからないので、
出口を考えるととても怖くて参加出来ないということです。
相手がいないとMMも気配を出す気も起きません。
投機による乱高下がほかの投機市場を駆逐するという珍事。

相場が落ち着けば再びマニアが集うのか、このまま消えてしまうのか。

流動性を分散させるという点でWeeklyオプション上場には否定的でしたが、あれば便利な商品ではあるだけに、消えてしまうのは逆に残念です。

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激しく日経平均が上下しています。
HVで40%を超えています。
もし、40%が今後1年間続いたら 日経平均10,000円も十分ありうることを示唆しています。
さすがに1年は続かないだろうということで、IVは少し低下しています。

それでも、 1ヶ月ATMで30%程度。
日経VIで32%程度。
依然として戦時モード中です。


いままで、盲目的に信じられてきたものに疑念が生じています。 

追加緩和をやるやらないもさることながら、追加緩和で何ができるのか、あるいは本当に必要なのか。
GPIFは下値を買うだろうではなく、本当に買っちゃって公的年金は大丈夫だろうか。
FRBは年内に利上げを行なうだろうではなく、優柔不断なイエレンは本当に利上げできるのか。
一党独裁の中国は、どんな対策でも必要なら迅速に打ってくるではなく、すでに打つ手がほとんどなくなったのではないか。

などなど。

不透明感が最大級に漂う中、
大手機関投資家は買う理屈を見つけられず立ち往生。手を出せないPER14倍の掛け声が虚しく響く。
外国人は利益があるうちにリカク・撤退モード。
逆張りに味を占めた個人投資家が個別株そっちのけでレバETFを買い下がる。
板が薄くなった先物をみんなでよってたかって順張りで攻める。
ロボットは非情にやるだけだし、人間は度胸で勝負。

一度浸かってしまった世界的緩和状態からほんとうに抜け出すことはできるのか...。
 
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米雇用統計前に盛り上がっていたプットの下げが昨日は激しくなりました。
ボラセラーもおそるおそるカムバックしているのでしょう。

このボラ剥げの中、先週バックスプレッドを組んだ向きは相当厳しい状況になりました。

日経VI30%以上の戦時モードでは、
ATMボラの挙動とプットの挙動を分けて見ていかないととんだババを引かされかねません。

とくに、戦時のさなかにくむバックスプレッドは要注意です。

 

 
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日経平均の9月12月の限月間スプレッドが最終的に-115円までわずかに広がって終わりました。前日まで、-105円近辺で推移していたのですがじりじりと期先が相対的に安くなり、12月限が10円ほどマイナス幅が拡大しました。

これは、9月を買い12月を売る力がやや強かったか、9月を売り12月を買う力が弱かったことになりますが、10円くらいでは微妙でなんともいえないところです。あるいは、12月だけを新規で売る人が多かったか。

多少無理して
9月限 買い
12月限 売り 

を作って、今日のSQで現物買いを行い、現物買い12月売りの裁定残に移行する可能性もないわけではありません。

でも反対側は
 9月限 売り
12月限 買い

のポジションからSQで現物を売り、現物売り12月買いの逆裁定にするかもしれません。スプレッドの観点からは微妙ですが、ディスカウントになりやすい現状から、業者としては逆裁定はあまり持ちたくないところです。


結局、SQがらみの売買は9月限を放置する人が買い方売り方どちらが多いかで決まります。
結果は蓋をあけないとわかりません。

  • 売り方が余裕で放置するのか?
  • 投げきれなかった買い方が、SQで祈るのか?
うーん、売り放置が多く、意外と買い越しになりそうな気がします。
 

 


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昨日の倍返しで1,300円上がったものの、今度は海外市場がフォローせず。

下げても上げても、その異常さが際立つ日本市場。

いつしか、投機市場として野獣たちの聖地に。 

そのうえ、市場を出し抜こうとして黒幕日銀が控えているのだから、末恐ろしや...。



 
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朝方18,000円までの上昇でボラは少し低下したものの、それ以降の上昇にはボラはほとんど低下せず。

上昇というよりは大変動という感じなのだろう。
トレンド売買がよってたかって引き起こした、暴力的な歴史に残る1日。

いぜんとして、日経平均の落ち着きどころは見えてこない...。
 
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びびりまくって安値を更新した日本市場でしたが、海外市場の急反発であわてて下げ分を一気に取り戻す。

一往復ぶんがきれいさっぱりなかったことに。

この際、取引所は夜間を正式立ち会いにして、昼間は「節立ち会い」にでもしてお昼寝タイムでも設けてはいかが...。


 
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昨日は少し落ち着きましたが、まだまだプットはいいお値段です。
コール側との相対比較からもまだ、割高感はたっぷり。

500円簡単に上下する相場ですから、125円刻みの行使価格は結構邪魔。
プットはどこまでいっても値段があるので、通常時よりも実需が分散されるし。


10月限11月限で実需がでている銘柄はまだ限られているので
MMの気配値だけが日経平均に合わせて動くだけの閑散とした状態。


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今日から10月限と11月限のオプションを使って日経VIは計算します。

注目の11月限でしたが、寄り後2.3分で11月限の気配がそろい、比較的早くまともな値がそろいました。

ただ、まだ気配値はMMのものがほとんどなので、市場が激変すると消えてしまうかも知れません。

なかなか投資家が11月限に指値を置く環境ではありませんから、致し方ない状況です。
 
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値動きが激しい→指値すると出来た瞬間にやられる→板が薄くなる→値動きが激しい→オプションボラ高どまり
の循環モードに入っているようです。

弱気と強気が対立して、長期投資家にも迷いが出てきているのでなかなか落ち着きどころが見つかりません。

短期筋の仕掛け、投げ、踏みで動くのもしかたないところです。

でも、その分とんでもないところで買えたり売れたりするので、冷静な投資家にはチャンスでもあります。
 
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昨年10月のバズーカ待望論がじわじわと。

しかしながら

催促されて動くとバズーカも単なる水鉄砲で終わる可能性もあります。
玉がそんなにあるわけではないので出来れば無駄打ちはさけたいでしょうし。

市場を出し抜くのを狙う

本来、量的緩和が本当に効果があるのならそんなことは考えなくてもいいはずなんですが...。
もしそうなら、自ら効果に半信半疑でフェイクであることを認めているようなもの。

まあ、すでに市場は右往左往する余剰マネーで激動する鉄火場と化しているので、いまさらそんな議論はヤボか...。
 
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一息するまもなく朝から1,000円を超す下げ。
これではオプション売りは命がいくらあっても足りません。
多くの人が次にたどり着くのはカレンダー。

損限定というのが、最大のメリットです。
先物を絡めなければ証拠金不足の心配もないので安心。

でも、私の意見は、ちょい厳しいです。

ボラの癖と特性を十分理解していないとなかなかうまくいきません。
簡単そうでけっこう難しいのがカレンダー。
損限定ですが、利益もしょぼく、油断する分以外と限定めいっぱいの損が出るのが特徴です。

ボラを多面的に見なければならないので、ボラの知識が相当高まりますので、やる気と意欲のある人には最高のチャレンジです。


オプションで簡単に儲けたいなら

証拠金を気にしながらびくびくしながらやる裸売りの方が危機管理ができてむしろ安全かもしれないぐらいです。 

端っこ売りに懲りて
カレンダーの甘い罠にはまらないようくれぐれもご注意ください。 
やるからには徹底的に。 
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24日の月曜夜間17,100円台を付ける過程
25日火曜日日中プラスに転じてそこから1,000円下げる過程
25日火曜夜間中国追加緩和で戻すものの失速してかえってきた26日水曜午前中

目のさえるようなアホボラが出現し、長らくお待ちかねのバックスプレッドが炸裂したのですが...。

バックスプレッドはしばらくのあいだことごとく不発に終わり、ひどいときには日経平均下落でもアウトのプット伸びずで、パフォーマンスは今ひとつさえなかったのですが、今回は大金ゲットの大チャンスでした。

20,000円台から仕掛けていた向きは月曜日の午前中に決済してそこそこの利益を得ることが出来ました。
ただ、この時点では日経VIは30%がらみで戦時モード突入間近。まだアウトのプットには買いが飛び火しておらずスキューはまだ正常範囲でした。

ここで新規あるいはバックスプレッド上乗せ、あるいはプット裸買い攻撃したかたはその後、とんでもない値段でプットを売るチャンスが3回もあったわけです。

儲かったものの、久しぶりの大金ゲットを逃した複雑な心境のバックスプレッダーも多そうです。





 
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