九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

2017年01月

いやあ、なんとも。

何が何でも公約を実行するという姿勢はたいしたものです。

公約を実行する政治家は前代未聞?

しかし、さすがに、このやり方では、熱狂的な信者以外はついていけそうもない感じ。

トランプさんも、どうせ議会が動き始めたら、何でもかんでもできるわけはないとわかっているはずなので、
まずは、公約を実行に移すということで、コアなファンを引きつけたいのかもしれません。

いずれにせよ、先走りすればするほど、アメリカの英知が働いて、鈴をつけられることは間違いないでしょうから、
それを見越しての計算済の行動だと、理解したいところではあります。 

ひととおり実行したら、
あとは、トランプタワーにこもっていたただけば。。。 
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先週は日銀の国債買い入れに変化球があり、債券市場は微妙な反応を見せましたが
株式市場にはほとんど影響なし。

日銀会合を控えても、日銀に関心のなさそうな株式市場であります。
ETF購入も最近は空気みたいな存在だし。

ドル円もトランプさんのツイッターの方が 気になるようですし。


金融政策の限界がささやかれるなか
最近静かに広がるとどめの一撃

シムズの「物価水準の財政理論」

浜田教授も目から鱗が落ちたというその理論。

リフレ派理論と同様に、期待に働きかけるルートが必要なものの

財政赤字をインフレで解消するという本音丸出しの理屈なので、
こちらの方が圧倒的に2%インフレの実現確率は高そうです。

その際に、日銀は、むしろインフレ抑制のほうに動かなければいけないということでもあります。

日銀がいつ、どのようにスタンスを変えてくるのか?
ETF買い入れ減額は、タイミング良く大手証券が観測気球を上げてくれました。
まずは今回の会合に注目です。






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大統領令を連発して、有言実行を見せつける新大統領。
相場はふたたび動き始めました。

果たして、大統領の実力はいかに?


無知なのか無知のフリをしているのか? 
支持者の方しかみてないのか、そのフリをしているのか?
レーガンと似ているのか、似ていないのか?
30年前で思考が停止しているのか、その先を見据えているのか?
国内雇用を増やして、果たして輸出競争力があるのかないのか?

まだまだ、トランプさんの実力や本音が不明なので、想像で論じる分にはネタはつきません。

しかし、表面上見えてくるトランプ大統領の行動や言動は実に面白い。
あきさせないキャラです。
大統領にしておくのがもったいないぐらい。



 
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トランプ大統領がついに誕生しました。
アメリカ第一主義を掲げ、アメリカの時代を取り戻す、らしいです。

大統領らしく振る舞わないことがこのひとのポリシーのようで、あいかわらず面白い言動が目立ちます。
就任式の人数にかみついたと思ったら
テレビ視聴者数では勝ったなど
ほんとうに、根は面白いひとのようです。

年前半高を予想した専門家は、怪しい雲行きを前になんとか理屈をひねり出そうとしていますが、
なかなか一筋縄にはいかないトランプ氏にいらついているようにも見えます。

世界中が本当に内向き思考になってしまったら、アメリカファーストなどかかげたところで何の意味もないでしょう。
さすがに、共和党は、うまく舵取りするとは思いますが、どう展開していくは読めません。

トランプ大統領の誕生は、成長の行き詰まり、格差の拡大を反映したものでありますが、
次なる秩序を生むために、あたえられた試練なのかも知れません。
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相場解説の枕言葉で「個人的には」という前置きがよく使われています。

個人的には、この言葉は嫌いです。 と、いいながら使っている<(_ _)>
この責任転化的なニュアンスが、好んで使われる理由なのでしょう。

会社所属のトレーダーが、ハウスオピニオンとは違うけどと、断って使うのが本来の正しい使い方でしょう。

会社所属のストラテジストや、アナリストが使っちゃまずいと思いますが、結構使われています。
その場合は

相場はよくわからないけど、意見を求められているので、あえていうと

といいたいのだと思います。

個人や独立系の評論家が「個人的には」とわざわざ断らなくてもいいはずなのに、必ずこの枕言葉を使うひとがいます。
その場合は

市場のコンセンサスとはちがうけど、間違ってたらゴメンね

ということでしょう。


日本語って難しいですね。
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誤解だらけのOTMオプション

 オプションを始めたばかりの人は、OTMオプションを好んで売買することが多いようです。

 OTMオプションを買う人は、少ない資金で投資できるというのが魅力でしょうし、
デルタは小さくても、値刻みが1円なので、小幅の利食いであれば日ばかりもできるということかもしれません。

OTMオプションを売る人は、まずこない水準を売っている(ハズ)だし、たいして日経平均の動きには反応しないので、相場はたまに見るだけでいいし、利幅は少なくてもほとんど勝てるのが魅力ということなのでしょう。


たしかに、これはOTMオプションの一面には違いありません。


しかし、私はOTMオプションは買いにしても売りにしても大変難しいものだと思っています。 
とくに、裸買いと裸売りは
この難しさを乗り越えれば、OTMオプションは売りにせよ買いにせよ、まさにオプションの醍醐味でもあります。


ボラティリティによって、全然値段が変わってくるというのはたしかに難しくもありますが、
それは少し勉強すればわかります。
勉強すればわかることを、あえて難しいとはいいません。

OTMオプションの本当の難しさは、そのタイミングにあります。
そして、本当に重要なタイミングでは、一瞬の躊躇がすべてをひっくり返してしまいます。
この重要なタイミングにおいて、決断を迫られまたときに頼れる物は、経験と直観しかないと思います。

決断できないのは自己責任で済む話ですが、
重要な決断の仕方を教えずに(そもそも教えることはできないものですが)
OTMオプション売りや
OTMオプションの売りを絡めて勝率を上げる方法を、
儲かる方法だと称して、安易にひとに勧めるべきではありません。

しこしこと、人知れず自分一人で、儲けていただきたいものだと思います。
自分でやる分には全くかまいませんが、他人を巻き込むのだけはやめてね、といいたいのであります。


 
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いつもはツイッターでつぶやくばかりのトランプ次期大統領が、記者会見をするというので、市場関係者は固唾をのんで見守りました。

選挙戦での、思いつきのような政策アイデアが、米国の英知を集結して実現されていくのか?
はたまた、単なる思いつきに終わってしまうのか? 

米国は金利引き上げに向かうとはいえ、QEで放出したマネーはいまだに回収されておらず、日欧はマネー供給中です。
米国は景気の基調も悪くはないようです。
ここに財政政策の火をともせば、景気は是好調となり、株は上昇。金利も上昇。
ただし、矛盾が露呈する春先までは。
というのが、大方の市場関係者の年頭の見方ではありました。

昨日の記者会見は、内向きの米国指向が目立つばかりで、政策のヒントはなし。
一抹の不安を感じさせる雰囲気はありましたが、
調整は限定的。

スピードはできるけど、エンジンが旧式でいつ爆発するかわからないトランプスーパーカー
いよいよ発射カウントダウンです。 
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ここ3年間、ことごとく、年開けにはしごをはずされ続けました。
そのせいで、年末にはそのトラウマが残っていたようです。
しかし、市場参加者の懸念を吹っ飛ばすかのような展開で、新年度相場が始まりました。

今年は、

世界的にはリーマショック以降続いた超低金利時代の終わり
日本に おいては、こんどこそデフレからの脱却

がテーマのようです。

相場想定も、前半上昇、年半ばに一服して、年末にかけ再上昇という見立てが多いようです。

昨年も見事なほど、市場予想は外されましたが、多分今年も外れることだと思います。
そして、誰もが年初に全く予想だにしなかったルートを通って、年末を無難な水準で迎えるのでしょう。

予想できないから、予想できないルートを通るのであって、予想できないことを予想できるわけもないので、
予想は立てながらも、あんまり予想を信じない。

いつもと変わらない、今年の抱負であります。
 
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