九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

2017年02月

日経VIが瞬間17%割れたりして、1年半ぶりのレベルまで下落してきました。
2015年8月といえば、日経平均が20,000円の大台から崩れ落ちる直前です。
その後、17,000円台まで急落して日経VIは40%を超え、アホボラが出現しました。

ここのところ、米国株はジリ高が続き、VIXは10%そこそこで、全く変動を予想してないような状態であります。

ところで、日経VIにしてもVIXにしても、今後の相場の変動を大して予想するものではありません。
低いから安心ともいえないし
低いから危険ともいえません。

感覚的には、とりええず目先1週間ぐらいのイベントや相場材料を考えて、
オプションの売り方とオプションの買い方がまあだいたいこのぐらいだったらお互いに五分五分だろうという水準
から少し売り方有利に決まっているような感じです。


オプションにも買い方と売り方がいて、
お互いここなら買ってもいい、売ってもいいと思って売買しているわけですから、
今日経VIが17%ということだけで、今後相場が動くか動かないかを予想することに意味は全くありません。


オプションの売り方からからすれば、
安いボラを売ってもし動いたら被害が大きくなるから避ける。
動かないから安いボラなのであって、とことん売る。
どちらもありなのです。




 
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短期売買制限論の弊害
2/14日経新聞電子版

決算発表を契機に株価がぶっ飛ぶことが最近特に多いようです。

いい決算でも、織り込み済だったら売られ、
悪い決算でも、織り込み済だったら買われ、
たまに、いい決算が素直に買われ、

いずれにせよ、ふたを明けてみなければどっちに振れるかわからず、
それに「短期筋」や「高速取引」が相乗りして、値動きを加速させている ら・し・い 

「まじめな」「健全な」長期投資家が迷惑しているというのが規制論者の主張だそうです。

でも、それを規制したり、課税強化するのはお門違いだと思います。
めずらしく、日経新聞の記事には賛成デス。

確かに、ここまで動かなくてもといいとは思うけど、
短期筋は短期筋で必死で儲けようとしている訳ですし、必ずしも儲かるばかりでもないわけだし。

健全でも不健全でも短期筋がいなければ、

株の売買なんてそう簡単に成立するものではない
ということを

規制論者さんはご存じないのだと思います。
すかすかの板がお好きならどうそ。
 
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無事、日米首脳会談を終了しました。
トランプさんは、共同記者会見では、事務方の文章を読み上げ、自身の世界観を反映させることはぐっとこらえました。 

これは日本チームの勝利といってもいいでしょう。

しかし、トランプさんの腹の中は終始一貫しています。

古き良き時代のアメリカ
 
とりえあず、本音を封じ込めることに成功しましたが、
事務方の政策とトランプ大統領の世界観のどちらが、今後優勢になるのか。

まだまだトランプ劇場は先が長そうです。 

日本にとってのベストシナリオは

トランプさんがひととおり選挙公約を実行したら、あとは事務方に任せて、フロリダでゴルフ三昧してくれることでしょう。。。 

そういう期待感も込めた今回のゴルフ。 
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19,000円の攻防がしばらく続いておりましたが、
日米首脳会談を待たずに、見切り発車。
市場参加者が警戒する為替の議論は、どうやら玉虫色で済みそうという感触が強まった感じでしょうか。
たまたまSQなので、下に張った人は残念かな?

元々、ドル高になる政策を指向しているがゆえに、
トランプさんとしても、ときおり牽制球を投げざるを得ません。
たとえ首脳会談を乗り切ったとしても、油断はできないでしょう。

さすがのトランプさんも、日銀の政策は為替介入ではないという説明をわざわざ聞きたいわけではないでしょうし。



 
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  1. 雪隠詰め(せっちんづめ)とは、将棋で相手の王将を、盤の隅に追い込んで詰めることを指します。
  2. つまり、逃げ場のない所へ追い詰めるということです。
  3. 昨日の日銀を見ていると、まさにこの言葉がぴったりのようです。
  4. トランプ大統領からは、通貨安のやり玉にされ
  5. シムズ教授には、金融当局にはインフレを起こす力はないといわれ
  6. ご本尊浜田教授はとっとと逃げだし、
  7. 長期金利はコントロールできるとまで言い切ってしまった。しかも、HPの記述も書き換えて。
  8. そんな中で、長期金利は0.15%まで上昇。
  9. 10時のオペでは、買い入れ額を少し増やしたものの、ドル円が上ひげをつけただけ、株は下げ足を早める始末。
  10. 結局、意表をついた12時半に無制限買い指値。

「雪隠詰め」というめったに使わない言葉が、まさにぴったり当てはまる状況だったといえるでしょう。
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トランプ大統領の「通貨安誘導」発言。

財務省は「為替介入はやっていない」と弁明に追われましたが、
さすがに、トランプさんも為替介入の有無を問題にしているわけではありません。

自らの政策が、ドル高を生むので、口先介入できるだけドル高を抑えたいのでしょう。
さすがに、ムニューチンさんと、この辺はすりあわせしているとは思いますが。

しかし、口先だけでは限界があるのも確かで
やはりトランプ政策のドル高圧力の方が大きいのでしょう。

そういう意味では、フェイク発言。
もちろん、日米会談を前にふっかけたということもあるでしょう。

しかし、日本の金融政策も、浜田教授が寝返ったように、実態としては株買い上げと円安にしか効いてないので、耳が痛い話です。
総裁もトランプ発言が日銀会合と1日ずれてくれたおかげで、質問ぜめに合わずにすみラッキーでした。

狸の化かし合いというか、
観客はわかっている上でのプロレス興業 

のようなもんでしょうか??? 
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