九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

2018年06月

VIXが18%に迫り、日経VIが一時21%を超えました。

日経VIやATMボラの水準自体は、まだまだ平常範囲ですが、プットの割高さだけは久々の異常なレベルです。

トランプ大統領が通商政策を使ってどこまで世界経済を揺さぶるか。
昨日の夜間のように、緩めたと思ったら、それが一転否定されるなどまだまだ予断は許しません。

あのような往復ビンタの動きをされると、日経平均の水準は変らなくても、ボラはジリジリと上昇せざるをえませんし、プットは異常なレベルにはりつかざるをえません。

連日の日銀の買い占めで外国人の売りを何とか吸収して持ちこたえてはおりますが、持ちこたえきれずに日経平均の水準が大きく変れば、あほプットにATMボラが追随して、お久しぶりね~のアホボラです。。。





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このところ仮想通貨の投稿が増えていたので、専用ブログを解説しました。

仮想通貨は長い低迷期に入っていますが、目先の上げ下げにとらわれず仮想通貨の未来について思いつくことを書いて、自分の考えをまとめています。

ブログのテーマは、「仮想通貨が果たして新しい資産クラスとして定着するか」です。

ペイメント系のコインは、世の中のキャッシュレス化の流れに乗って定着するでしょうが、投資の対象にはなりません。

仮想空間上の生成物の交換に使うコインは、生成物の成長に見合った価値がつくと思いますが、定着するコインは限定的でしょう。

その中から、新しい資産クラスとして定着するキングオブコインがもし現われたら、すごいことになるかもしれません。そのコインはビットコインなのか、時価総額上位のコインなのか、それともこれから誕生するコインなのか。こういったことを考えるのは楽しいものです。

新しいブログは、どこからもリンクをはらずにマイペースで書いています。もし、興味のある方は、適当なワードで検索してみてください。もし、お会いできたら仮想通貨の未来についてブログ上で意見交換しましょう。
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VIX0620
ブルンバーグより

トランプさんが繰り広げるチキンレースにもろに巻き込まれている日本市場です。
さすがに中国は大きく下がりましたが、張本人である米国の下げは限定的であります。
VIXは一時14%台に上昇したものの終わってみれば13%台と、年初のVIXショックと比べても遙かに低い水準です。

そもそも、VIXや日経VIなどのボラティリティインデックスは、オプション市場の需給を数値化しただけのものですから、その水準だけを見て相場の先行きを予測することはほとんどできません。

あえていうなら、現状追認指数と考えた方がいいでしょう。
現状の恐怖の度合いを示しているから恐怖指数とよばれているわけで、恐怖度合い指数とよんだ方が正確かも知れません。
VIXが上昇しないから安心なわけではなく、
オプションを買う投資家がまだあまり多くないというだけのことです。

果たしてオプションを買う投資家があまり多くないから安全かという、まったくそんなわけではなく、
米国株がさらに下落すれば、その後をおってVIXは上昇します。

上昇したVIXをトリガーにして売りを増やすおばかな投資手法が存在することには注意が必要ではありますが、

単純にVIXが上昇したから相場が下落するのではなく、
相場が下落したからVIXが上昇する
場合がほとんどです。

因果関係には注意が必要です。


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FOMCでは、金利についてやや強きの見通しが示されてリスクオフの反応がでました。

続くECB理事会では、明確に資産買い入れ縮小廃止が発表されましたが、一転リスクオンで反応しました。買い入れ縮小および廃止は既定路線であり、むしろ再投資が継続され、金利の引き上げの先送りが示されたことで安心観が戻ってきました。

欧米は、インフレ目標の達成にめどがたち、ほどよい適温経済を維持できそうな雰囲気が漂います。

金融政策会合ラストバッター日銀の登場

お金の元をどんどん市場に注入しても、株や不動産市場に回るだけであります。
インフレ目標の達成には全くめどが立っていません。

何が欧米と違うのか?
国債買い入れとETF買い入れを続ければ、本当にインフレ目標は達成できるのか?

いまだに永遠の謎です。
原油が下がっているときは原油相場のせい?
原油相場が回復したあとは染みついたデフレマインドのせい?

会合では「量が足りないのだ」という意見がそろそろ出てきそうな予感。。。


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日本時間10時、ほぼ予定通りに米朝首脳会談が始まりました。

詳細は決まらなくても対話は継続がメインシナリオと見られており、日経平均は朝方一瞬23,000円台に乗せたもものの、すかさず戻り待ちの売りに押され、会談直前には、ほぼ変わらずまで押され、そこから再び上昇に転じております。


ボラティリティ回りでは、
すでにプットサイドは高水準な位置にあったためほとんど変化なし
コールプット格差もほとんど変化なし
日経平均の水準に合わせATMを中心にボラの全体構造はほとんど変化しないまま、ボラは上下に往復しました。
投資家の売買はほとんどないようで、典型的なマーケットメーカー中心の動きといえます。

とりあえず、1分でトランプ大統領が席を立つこともなく、予定通り進んでいるということで、警戒感は一旦解除され、再び上昇基調を取り戻しております。

10時30分現在
先物22,900円がらみ ATMボラ12.9% 日経VI15.1%程度
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ビットコインキャッシュがコンビニ決済で使えるようになる

昨日は、SBIの参入で上げたリップルに負けないぐらいビットコインキャッシュも上昇しました。
果たしてこれは朗報なのだろうか?

これまで、ビックカメラや一部の店舗で親分のビットコイン決済が導入されているけど、どちらかというと広告宣伝効果狙いで、店舗も利用者もまじめにつかうことは期待していませんでした。

使用するたびに、雑所得として総合課税の対象になるわけですから、面倒極まりありません。

いずれ、仮想通貨が先物やFXと同じように20%の分離課税になったとしても、決済として使うたびに課税対象になることは免れません。非課税にならない限り決済に関しては法定通貨に劣らざるをえないのです。

それに比べ、登場が予想されるMUFJコインは1MUFJ=1円に固定されることになりますから、仮想通貨扱いでも売買益はほとんど発生せず、逆に課税の煩わしさがありません。まさにキャッシュレスの本命です。限られたコミュニティで決済手段や投げ銭に使われる有象無象の仮想通貨もMUFJコインに席巻される可能性は高そうです。

ビットコインキャッシュも、価値が変動する以上、話題を獲得し知名度があがることはあっても、コンビニで使われることはなさそうです。コンビニのような小さい土俵を目指さず、あくまでも仮想の世界に留まって変動を追求するほうがホルダーにとってはありがたい話だと思います。

コンビニを舞台に仮想通貨の淘汰が進みそうです。
ハウステンボスのテンボスコインや、楽天の楽天ポイントコインも価値固定型になるはずです。

MUFJは米取引所コインベースの日本進出と組むこともあり、仮想通貨の台風の目になりそうな気がします。
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