九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

2018年09月

毎度のことながら、今回も配当付き最終日、配当落ち日における3時直前のTOPIX先物の打ち合いは激しく行われました。

配当込みTOPIXとずらさないようにするためには、配当落ち日の引け値で予想配当分を全額再投資すればよいのですが、実際の運用は、付き最終日と落ち日の引け値の二つを基準にしているようです。

うまく買う必要はないので、できるだけ基準に近い水準で買えばいいので、ETFや年金の運用担当者は「へたな」相場観を働かせず、淡々とやってるということです。

その代わりに、それを見越した証券会社自己部門やヘッジファンドやマニアックな個人投資家があらかじめリスクをとってTOPIX先物を買い付けて、そうした運用の買いにぶつけるわけです。この動きによってある程度ならされるので、お互いがウインウインの関係といえるかもしれません。

この両日のTOPX先物の売買高は朝から多めなのですが、特に引け間際の2分間は異常な打ち合いになります。

まあ、これはいいとして、そんななか、毎回日銀ETF買いが律儀に実行されるのはさすがに「どうなんだろ」と思うところであります。そもそも、日銀がETFをここまで買い上げえたおかげで、巨額の配当再投資の買いが出てくるわけで、その日にわざわざ、張本人が一緒になって配当落ちで下げているTOPIXを基準に買いを入れる必要はないのではと思うのです。

まあ、配当落ちか実相場で下がっているかわからないということで、機械的にやっているのだと思いますが、なかの人はそうした機械的な「介入」がひょっとしたら市場の「厄介」ものになっているやもしれぬと余分なことを考える必要もないのでしょう。
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2017年末2018年初に23,000円超えを果たすまでに何回も跳ね返され、
今年に入ってからのチャレンジに何回も失敗と、
23,000円にはまるで魔物が住んでいるかのようです。

これだけ失敗すると、抜けた時の反動もすごかろうと、オプション市場では23,000円が視野に入るたびにコール主導でボラが微妙に上昇しています。
23,000円超えが難しくなると、通常の日経平均の動きとボラは逆相関の動きに戻っています。

今週1週間は、23,000円チャレンジを含めそれなりの動きがありましたが、日中引け値ベースではほとんど動きがありませんでした。

23,000円を前に、売りを先行させている一味の中に、久々にレバETFが登場しました。
残高が日々減少し1週間で4,000億円→3,200億円と、800億円弱の減少になっています。
先物換算では約7,000枚の売り圧力となりました。結構な壁です。

一方で、ダブルインバースの残はいっこうに増えていません。レバレッジETFを売るけど、ダブを買うほどでも無いということでしょうか。オプション市場でもプットは相変わらず人気薄です。

国内機関投資家も売っているようですし、
日銀さんも出番がないようですし、
そうなると一体誰が買っているのか。
なんだか気味悪いですね。


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