本年最後のモーサテで恒例年末反省会がありました。

金利・為替・株式分野のエコノミストやストラテジストに2017年の年末予想をしてもらって、それぞれの分野で最も外れたひとをスタジオに呼んで、反省会をするという企画です。

金利部門は米国長期金利3.5%を予想した O氏
為替部門はドル円120円を予想した O氏
株式部門は日経平均20,000円到達せずを予想した I氏

が呼ばれていました。
為替は、どちらかというと無難な多数派の予測で、金利と株式は結構勝負した予測だったように思います。

たった1本の線で翌年の動きとなおかつ年末の水準の予想を求められます。
このような予想がぴたりあたることはほとんどないと思うので、酷な企画ではあります。
予想するほうも、いろいろなシナリオを持っいる中からひとつを明確に表示しなければなりません。
無難にいくか、マイナーシナリオで勝負するかは、性格にもよるでしょうし、結構回答日の気分もあるでしょうし、会社の方針も無下にするわけにもいかず、悩ましいところでしょう。

そうした悩ましい質問に答えるのが仕事なので、その点はお手の物なのでしょうが、そもそも、予想に基づいて自分で相場を張る人たちではありませんから、最終的には、正確に当てることよりも、外れた場合もその後の説明につじつまがあうかどうかということは意識しているはずです。

さてさて、「短期トレーダーの相場予測というものはどうあるべきか」について私見を簡潔に

Aが起こる
Bは起こらない

という決め打ち的な思考をするのではなく

「もしAが起こったらXまたはYが起こる」という節目節目におけるシュミュレーションを繰り返しておきながら

相場の観察は注意深く想像力豊かに
集団の流れには逆らわず、先頭集団の中段に陣取り金魚の糞のようについていく


万が一、ひとに相場観を聞かれたら、曖昧模糊とした自分の相場観を無理して語ろうとはせず、聞き手が期待する線を考慮して適当に答える。

これが一番いい処方箋だと思います。