激しい下落が続いています。
下値のめどといわれた水準が、次々と破られ、いまだに下げ止まりの兆候は見えません。
今日は、久しぶりの反発とみられましたが、前場の上げを吐き出して安値を更新るところは、やはり張本人の米国市場を見届けず日本市場から反発することは許されない感じです。

リーマンショック級という表現もぼちぼち出始めています。

ところで、リーマンショックという呼び方は日本特有の呼び方で、
海外市場の認識は、サブプライムローンの破綻の流れで起こった金融危機です。

果たして、今回の下げが、サブプライムローンのような爆弾がどこかに隠れているのか?
ムニューシンの対応が、あらぬ憶測を呼び、疑心暗鬼は徐々に広がっています。
トランプ大統領があわてて火消しに走るのもうなずけます。

米国市場のこれまでの落ち着いた動きの反動が、一気に出ているようにも思えます。ヘッジファンドも苦戦が伝えられます。リーマンショック後の緩和マネーに乗った上昇相場では、潤沢な資金がヘッジファンドに集まり、ヘッジファンド同士が似たような銘柄を買いあがることで、市場がかさ上げし、全員が儲かる相場が続いていました。10年分の上げ相場のつけが回ってきたような感もあります。

これが弱気相場に転じたとなると、ヘッジファンド同士の打ち合いによって淘汰が始まり、敗退する資金を吸い上げたファンドだけが勝ち残る厳しい戦いとなります。


ところで

ボラティリティ・インデックスは、VIXと日経VIが逆転しています。VIXの36%に日経VIは昨日今日とどうしても届きません。
これには若干裏があります。
確かに、米国市場のボラティリティは尋常ではありませんが、一方で、日経VIはかなり過少な数字となっています。

まず、年末年始は、日本のほうが休みが3日多いので、その分日経VIは低めに出るという要素があります。

次に、日経VIの計算対象となる1月限と2月限の正規の行使価格が17125までしかあありません。17000円以下にも実際にはとびとびに行使価格は設定されていますが、これらはオンデマンド行使価格といって投資家からの申請によって設定されたものなので、日経VIの計算には含めません。このせいで、日経VIがかなり低めに出る要因となっています。日経VIの割安を不思議に感じる方も多いのではないでしょうか?

現在の環境では17125以下の行使価格にもそれなりの値段がつくはずなので、日経VIは実勢に比べかなり過少な数字となってます。少なくともVIX並みかそれ以上になっています。

ちなみに4月限以降であれば、15250まで正規の行使価格が存在するので、それなりの日経VIにはなっていたはずです。