九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

カテゴリ: 仮想通貨

このところ仮想通貨の投稿が増えていたので、専用ブログを解説しました。

仮想通貨は長い低迷期に入っていますが、目先の上げ下げにとらわれず仮想通貨の未来について思いつくことを書いて、自分の考えをまとめています。

ブログのテーマは、「仮想通貨が果たして新しい資産クラスとして定着するか」です。

ペイメント系のコインは、世の中のキャッシュレス化の流れに乗って定着するでしょうが、投資の対象にはなりません。

仮想空間上の生成物の交換に使うコインは、生成物の成長に見合った価値がつくと思いますが、定着するコインは限定的でしょう。

その中から、新しい資産クラスとして定着するキングオブコインがもし現われたら、すごいことになるかもしれません。そのコインはビットコインなのか、時価総額上位のコインなのか、それともこれから誕生するコインなのか。こういったことを考えるのは楽しいものです。

新しいブログは、どこからもリンクをはらずにマイペースで書いています。もし、興味のある方は、適当なワードで検索してみてください。もし、お会いできたら仮想通貨の未来についてブログ上で意見交換しましょう。
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ビットコインキャッシュがコンビニ決済で使えるようになる

昨日は、SBIの参入で上げたリップルに負けないぐらいビットコインキャッシュも上昇しました。
果たしてこれは朗報なのだろうか?

これまで、ビックカメラや一部の店舗で親分のビットコイン決済が導入されているけど、どちらかというと広告宣伝効果狙いで、店舗も利用者もまじめにつかうことは期待していませんでした。

使用するたびに、雑所得として総合課税の対象になるわけですから、面倒極まりありません。

いずれ、仮想通貨が先物やFXと同じように20%の分離課税になったとしても、決済として使うたびに課税対象になることは免れません。非課税にならない限り決済に関しては法定通貨に劣らざるをえないのです。

それに比べ、登場が予想されるMUFJコインは1MUFJ=1円に固定されることになりますから、仮想通貨扱いでも売買益はほとんど発生せず、逆に課税の煩わしさがありません。まさにキャッシュレスの本命です。限られたコミュニティで決済手段や投げ銭に使われる有象無象の仮想通貨もMUFJコインに席巻される可能性は高そうです。

ビットコインキャッシュも、価値が変動する以上、話題を獲得し知名度があがることはあっても、コンビニで使われることはなさそうです。コンビニのような小さい土俵を目指さず、あくまでも仮想の世界に留まって変動を追求するほうがホルダーにとってはありがたい話だと思います。

コンビニを舞台に仮想通貨の淘汰が進みそうです。
ハウステンボスのテンボスコインや、楽天の楽天ポイントコインも価値固定型になるはずです。

MUFJは米取引所コインベースの日本進出と組むこともあり、仮想通貨の台風の目になりそうな気がします。
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世界中では無数のICOという名のパロディが繰り広げられています。
世界制覇を目指す、骨太のICOはほんの一握りです。
骨太の通貨は宣伝しなくても本物を見分ける縁故で埋まってしまい、一般の投資家にはまず回ってはきません。
第2第3のイーサリアムはそう簡単にICOでは手に入らないのです。

そこにくそコインが付け入るスキがあります。
派手な宣伝で売られている、誰でもほしいだけ手に入るコインが上場後に大化けするはずがありません。

派手な宣伝を展開したものほどICO割れ

最近では
ノアコイン
ガクトコイン
パトロン
HERO
などなど

今後も続出しそう。


規制が厳しくなる前に資金集めをしようと、怪しげなコインが乱造されております。おおもとから詐欺のケースは少なそうですが、

ふわふわとしたビジネスモデル + 情報商材屋の派手なマーケティング

という組み合わせがほとんどです。

開発者のほうは大真面目かもしれませんが、簡単に資金集めができるので詰めの甘さが目立ちます。そこに、情報商材屋が群がって乱売を繰り広げ夢物語の構図が出来上がります。

ビジネスモデルはどれも似たり寄ったりなので、値上がりを前面に出した破廉恥なマーケティングが繰り広げられます。

国内では金融庁が仮想通貨取り扱い業者の淘汰を進めておりますが
ユーチューバーなどの個人が無届でICOの代理店をやったり、海外のプライベートオファーで買ったコインを国内で再販するケースも目立ちます。

こうした販売募集行為は仮想通貨取り扱い業にあたるはずで、厳しい登録審査を経なければならないはずでです。みんなで渡れば怖くないという安易な気持ちで、違法な募集や再販が国内で平然と行われているようです。

メジャーの通貨が軟調で、昨年末以降に参入した投資家は苦難の日々が続きます。そんな中、一攫千金を夢見た投資家が、こうした有象無象のICOに群がるのです。
金融庁も登録希望業者の審査選別に忙しく、こうした有象無象の小物にまではさすがに手が回らないと思います。
そうした間隙をぬって、日本人に大量販売されたコインが軒並みICO割れるのは当然であります。詐欺コインが8割9割といわれていても、自分の買ったコインは別と思う投資家がいかに多いのか。

派手な宣伝で売りさばいているので、賢明な投資家は募集でも上場後でも手を出さず、上場後に売り抜けたい投資家ばかりが待ち構えるという構図ができあがり、しばらくICO割れが続出するものと思われます。

シボムで集団訴訟騒ぎ

無法なICOの募集や再販によって被害を受けた投資家が集団訴訟を準備しているのがシボムという仮想通貨です。コイン自体や事業の問題ではなく「販売方法」が問題とされています。
ついこのあいだゴールドマンサックスの経歴を詐称したあやしいおばさんをマーケッターに仕立てた160倍確定案件という事案もありました。

いずれにせよ、MUFJコインや日銀コインが登場し、特定の場でしか使えない軟弱コインは淘汰されていく運命です。こうした事件を通じて、くそコインやくそ販売者が早く一掃されることを願います。



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ICOとはよく名付けたものだと思います。
資金調達という意味ではIPOそのものですが、
なんでもありのICOは、IPOとはまるで似つかないものであります。
どう考えても、しゃれたパロディとしか思えません。

最近は日本人が大量に買ったICOが軒並みICO割れしているようです。
日本人が大量に買い込んだ怪しげなコインを上場したからといって上場後に何倍にも買い上げてくれるほど外国人は甘くはないようです。


そもそも上場といっても
規制がほとんどない両替所で取り扱いが開始されただけにすぎないんです。
IPOはなかなかもらえないから上場後に上がるわけで、だれでも買えるコインが簡単に値上がりするはずがないことは子供でも分かるはず。

最近のICOは
  • ゲーム内で使える
  • カジノで使える
  • ネット上で投げ銭や広告費用のやり取りに使える

という特定のコミュニティ内で使えるコインが大半を占めるようです。
こうしたコインには「誰とでもネットを通じて簡単にやりとりできる」というメリットはありますが

激しく価値が変動する必要性は全くない

と素朴に思うわけです。むしろ変動しない仕組みを考えたほうが流行るのではと思うぐらいです。

こうしたコインが大化けすると信じて投資する人が多い現状は、ごみ通貨バブルとしかいいようがありません。

しょせん単なるババ抜きだし、割り切って参加するならまだしも、本気で儲かると思って参加している人が結構いるのはたいへん不思議なことであります。

一方で、

本物の逃避通貨は法定通貨が危機に陥った時にはとんでもない価値を生み出すのではと思っております。

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マネックスの株価は、コインチェック買収正式発表後も材料出尽くしにはならず、上昇しております。
また、大手オンライン証券の参戦により認知度の向上が期待でき、仮想通貨投資家は相場の反転の契機になればと考えています。

長雨はやまず

しかしながら、仮想通貨市場全体の流れを変えるには至らず、相変わらずじめじめした下落が続きます。市場の時価総額は26兆円まで低下中です。仮想通貨投資家の10人中9人は4-5月が底と言って歯を食いしばっています。

長雨が続く中、ICOはお構いなしにどんどん行われております。基軸通貨をはじめ、既存のアルトコインがじり貧なので、ICOによる一発狙いは根強い人気です。

よこしまなクラウドファンディング

ICOはクラウドファインディングの特殊な形態です。出資した見返りに証券や借用書や出資証明の代わりにコインを発行するわです。本来クラウドファンディングとは、見返りはあまり期待せずに、ビジネスモデルに賛同し、長期的に支援する気持ちで行うものだったはずです。ところが仮想通貨というものを間に挟むことで、そのコインが流通してプレミアムがつくかもという期待が生まれてしまいました。また、その期待を利用して安易にICOを行う輩も登場しました。そこに、ビジネスモデルを応援したいかどうかよりも、儲かるかどうかだけを優先する投資家が群がるわけです。発行するほうが幻想をばらまき、それに安易に乗る投資家という危うい構図があちこちで急増しているわけです。


換金チャンスが生命線

たとえ、そのコインがやがて流動性がなくなりデジタルごみになったとしても、一時的に換金チャンスさえあれば、大風呂敷を広げた事業者も事業の失敗(たとえ計画的な失敗や詐欺事業であったとしても)を責められることもありません。そもそもなんの価値も権利もないコインを渡しただけで、投資家が勝手に夢を見ただけですから。

最近は、大げさなビジネスモデルにコインを無理やり盛り込んだ観満載のコインがやたら増えた気がします。数ばっかり増えて、いったいどうなのよという感じではあります。なまじ、上場後の値段という幻があるおかげで、ファンとして事業を応援するという原点が失われているのは残念です。

ババ抜き感高まる

ICOを通じて市場にお金は入ってはいるものの、投資家のすそ野はあまり広がっていないので、上場後のババ抜き感はこれまで以上に高まらざるをえません。額面割れICOが続出しそうな予感です。

そんな状況ですから資産何百倍の億り人狙いはもはや夢物語にすぎず、数倍にでもなれば御の字といえるかもしれません。最初から上場の予定もない詐欺コインや額面割れコインが続出する中では、よほど選球眼を高めないと、ただ分散投資しただけではトータルで儲けるのは難しくなったと思います。「爆上げ」、「ガチホ」はもはや死語となったかもしれません。

取引所と上場

ICOに乗り、手早く資金回収するためにはできるだけ早く上場してもらうに限ります。上場といっても株式市場や債券市場のように厳格な運営がされているわけでもなく、空港の為替交換所に毛の生えた程度のところもたくさんあります。

日本は取引所(交換所)の登録制を採用して投資環境を整えようとしておりますが、それ以外の国においては、禁止という措置を除けば、規制はほとんど行われておらず、まだまだゆるゆるです。そんなわけで、怪しげな仮想通貨交換所まで含めると、全世界にすでに10,000を超える取引所や交換業者が存在するそうです。

通貨の数よりはるかに多い取引所があるわけで、底辺取引所に上場するというのは難しものではありません。これからは上場するから値上がりすると短絡的に考えるのではなく、むしろ上場したら換金ニーズに押されいきなり額面割れするケースが増え、その際の売買判断が問われます。ガチホすれば利子が付くといっても、屑になりそうな通貨をもらってもなんだかなと思います。


なんだか最近仮想通貨ネタが多くなってきたので、新しいブログかユーチューブでも作ろうかと思案しております。


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