九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

カテゴリ: 初心者向け

保険
昔、カードの宣伝にありました。

備えあれば憂いなし。







先物が現物を振り回しているという論調もありますが、
わからないものをわからないまま悪者にするよりも
その一味を味方につけてみたほうが、よっぽど利口です。

こんな時のためにプットオプションがあります。

普段は関係ない人も、自分の大切な資産を守るために、
簡単な使い方だけでも知っておいて損はありません。

特に、特定の水準でロスカットを考えていたり
この水準まで来たら投げざるをえないだろうなという漠然とした不安があるなら、

「出かけるときは忘れずに」プットオプション

ただ、こういう不安感が強い時には当然保険料は値上がりしています。

そこで、プットスプレッドをお勧め。

ここまで来たら投げさせられるだろうなという水準のプットを買い500円下のプットを売る。

これがあるだけで、相当心理的な優位性が生まれます。

そのためのコストは投げさせられるよりもきっと安くつくはずです。
 
相場のほうも、週末の米国雇用統計で、緩和縮小の予行演習第一弾は終了。ただ、緩和縮小のタイミングは近づいてきていることは確かで、予行演習第二弾、三弾を繰り返しながら、実際のインパクトを吸収する方向に動いていくのでしょう。

参議院選で、アベノミクスの功罪ばかりが舌戦になり、後ろ向きの議論が中心になることだけは勘弁願いたいものです。

自民党も勝とうと思い守りに入れば票は減る。負けを覚悟するぐらい思い切って闘ってほしいと思います。

 
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占いネットを散策していたら、面白いサイトを見つけたのでつい覗いてしまいました。

サイト名はここでは特定しませんが、検索すればすぐに見つかると思います。続きを読む
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オプションそれではオプションをどう使うかについて
徐々に入っていきましょう。
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為替
FX為替証拠金取引

参入障壁の低い業態なので、参入撤退が激しいです。
事業会社やIT系の会社が突然FXに参入したりします。
いきなり社名がかわったりします。


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株券アベノミクス第一波に出遅れた人ちは、クロダノミクスに乗ろうといろいろ物色対象を広げます。

Eワラントが活況です。

もともとゴールドマンサックスが始めたものを現在はEワラント証券が引きついで行っています。
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レバレッジファンドレバレッジファンドが人気らしいです。

上がれば2倍儲かるけど
下がれば2倍損するというやや過激な商品。


ETFという投資信託なので、ゼロ以下にはなりません。
したがって、ゼロにならないように、順張りによるリバランスが行われます。

これまでのように1本調子で上昇が続けば、2倍近いパフォーマンスを確保できますが、乱高下を続けた後に最終的に上昇した場合、残念ながら2倍のパフォーマンスを得ることはできません。

単純に説明します。

日経平均が13500円から1000円(約7.5%)下がって1000円(約8%)上げて元に戻ると

このファンドは15%下げて16%戻りもとの約98.6%にしかなりません。

実際はこの数字通りではありませんが、上げ下げがあるたびに純資産は減っていきます。

どちらかというと、短期向けの商品です。

どうしても、先物などが売買できない金融関係者が主な対象になるはずですね。
普通の投資家は 直接日経225ミニやCFDといわれる証拠金取引をしましょう。
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株
成功するための秘訣はどうやって習得するのか?

それは、ほかの人に伝授できるのでしょうか?




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お金2
世の中には真面目だか、不真面目だかわからない人がいます。

本人大真面目な場合、これは厄介です。

そのひとつが売買シグナル配信です。





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アメリカで1950年代にポートフォリオ理論の原型は生まれました。その後、1970年代にオプションの理論価格を計算する方法が発明されたことで、金融工学は急速に発展したんですね。

日本ではバブルのころから上陸し始めました。とくにバブルが終わった後は個別株を買わせるだけの営業スタイルに限界も見え始め、新たな収益元が必要な証券会社は欧米の技術を取りいれようと、先を競って、海外の学者や研究機関と提携しました。

相場観で売り買いしていた世界に、数学を導入するわけですから、伝統的なディーラーやトレーダーはてんやわんやです。社内の軋轢も大きいものがありました。まさに黒船襲来の騒ぎです。

また、販売部隊も、「あーでもない。こーでもない」相場解説から突然、リスクがどうとかトラッキングエラーがどうとかやるわけですからたいへんです。ですから、最初のうちは、そういう新しいことをやる人たちを別組織、別働隊で行動させていました。

まあ、バスケットとかポートフォリオとかいったところで、複数の銘柄を同時にj売買するにはまだまだ市場の仕組みが追い付いていません。また、社内的にも、手数料の引き下げにつながるという危機感から、大手をふって推進しにくいという事情もありました。

理系や大学院卒が証券界で突然もてはやされるようになります。
外資系も、日本でビジネスを拡大していましたので、外資系を含めて、数学ができる学生はクオンツ(数理のバクグラウンドを持つ人間)といわれて引っ張りだこでした。

金融工学とはフィナンシャルエンジニアリングを直訳したものですが、日本では意味する範囲は意外とあいまいです。

おおもとのアメリカではオプション価格理論と言い換えても大きな問題はありません。
ポートフォリオ理論は現代投資理論の数学的な部分というような感じです。

やることは、数学的に、リスクとリターンを分析し、リスクとリターンの最適な組み合わせを考えたり、リスクを違う形に変えたリするわけです。前者がポートフォリオ理論で後者がオプション理論です。

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金融工学とは

◆難しい説明

将来の不確実なキャシューフロー(お金の動き)を定式化し、未来に起こりうるケースを事前分析し、リスクの価格を評価する枠組みを提供する学問。

資本の有効利用を視野に入れて、金融の機能的効率性と資本の効率性にかかわる思考技術知識体系を想像する学問。

金融市場の不確実性に確率論や統計学を取り入れて数値化する学問。

◆下衆な説明

言葉の説明ではごまかしけれない相手に対して、難しそうな算式や、カタカナ専門用語を使って、金融商品の危ない部分を深く追及させないようにする学問。

価値のないものを組み合わせて一見新しく手有利そうに見えるものを作り出して、一方で元の値段がわからないようにして、大きなさやを向くための技術を提供する学門。

経営者に対して、金融商品のリスクのありかをわかりやすく説明するために、経営者の理解できる部分だけを安心できるような形に整える技術を提供する学問。

◆どちらともいえる認識

金融商品のリスクを減らしながらリターンを増やす方法を提供する学問。

金融市場のスキを見つけてリスクなしでお金を儲ける手段を提供する学問。
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デイトレーダーはいったいどのくらい生存出来るのか?
平均寿命は?
資金量との関係は?

ネット証券は情報を持っているだろうが、最重要機密なので漏れてくることはないだろう。
事前に顧客の了解を取ったうえで研究機関に情報を提供するということも試されたようだが、何か問題があったのか、うやむやになってしまったようだ。

巷では1割といわれている。これは、いい線ついているのではないか。
じゃあ、残りの9割はどうなるのかということだが、

自己資金が尽きて足を洗う人と
途中から手法を変えて生き残りを図ろうとする人、にわかれるということ。

完全に尽きる前に、多くの人は手法は替えるだろうから、負けたまま市場から去っていく人はそこまでは多くはないだろう。そのペースでみんな撤退したら、オンライン証券はすぐに淘汰されてしまう。

もちろん、市場環境にも大きく左右される。
一時休戦ということもあるし、どの口座がデイトレードによるものかを線引きするのも難しいので、はっきりした統計はとりにくいのであろう。

この1割しか成功しないという数字がいい線ついていると思う根拠は多分に自分の経験と主観である。
しかしこの1割がかりに1年間の生存確率だとすると、2年後の生存確率はわずか1%になってしまう。

ところが、生存確率は独立変数ではないだろうから(残った1割はその後の生存確率が高いかもしれないので)、さすがに1%ことにはならないだろう。金融工学原理主義者は、デイトレの長期生存を認めないだろうが、私はそうではない。なぜなら、市場には金融工学では発見できない細かいスキがあるからだ。

縦軸に生存率、横軸に年数というグラフを書くと、いわゆるロングテールのようなL字線の形をしているのではないか。その線はどこまでいってもゼロにはならない。

デイトレのことを書くブログの生き残り率を見てもだいたいそんなものかなと実感できる。希望に満ち溢れたブログが次々と立ち上がるのだが、ブログの生存者は相当少ない。

書き込みの頻度がだんだん少なくなり、最初は軽くやられた笑い話だが、だんだんと深刻になってくる。そして、突然更新が途絶えるか、まったく違う内容のブログへと変っていく。

本当に稼いでいる人たちは、まずブログなんか書かないだろう。かりにやったとしてもよた話ブログだろう。

実績を掲載しているブログには、虚偽も多いと思われる。

あれこれ自分の中で勝手な理屈をつけて、一部の結果を省いてしまうのだ。
いわゆる小さな「ずる 」の範疇だ。少しでも見栄を張りたい、せめてネットの世界ではスターでありたい、誰もがそのぐらいのちいさなごまかしの誘惑にさそわれる。
もちろん、人のお金であったら大問題だ。

また、最初から虚偽のパフォーマンスで読者をひきつけアフィリエイトという広告収入を狙ったり、儲かる手法という「情報商材』の販売を行うケースも目に付く。

もう一度繰り返すけど
本当に稼いでいる人たちは、その手法や結果をまずブログなんかには書かない。本にも書かない。

デイトレには途中で資金を枯渇させないという観点から科学的な思考が求められる。勝ち残りの猛者は、必ずこれを無意識に実践している。経験から学ぶことは大変だが、最初にそれを科学的に理解すると、苦節の期間を短縮でき生存確率は大幅に向上する。しかし、割に合うチャレンジかどうかはあくまでもその人の人生観しだいだと思う。この辺は、おりおり、じっくりと解説していきたい。

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ネット証券同志の戦いで焼き野原戦略を仕掛ける松井証券社長。

「市場にいるデイトレーダーを取り込み焦土作戦を展開する」

と宣言し、日計りの信用手数料・金利をゼロにした。

手数料の引き下げ競争に終止符を打ち、それ以外のもので勝負するというまさに、捨て身の戦略だ。
松井社長は焼け野原になった荒野の先を見据えているらしい。
これまでも、一見とっぴなことを言い出しては、それをなんとか着地させてきたやり手社長だ。考え方には一理あるし個人的にも大変興味がある。

この競争の行きつく先では、デイトレーダーはネット証券に出来高を運んでくれるが、収益はもたらさなくなるわけだ。デイトレーダーからの収益に依存しているところにとっては恐るべき挑戦状だ。
それとも、単なるいやがらせか。
あるいは体力消耗戦をあえてしかけようとしているだけだろうか。

それに対する答えの一つとして、株ドットコムがデイトレーダー向けのパソコン販売仲介に乗り出した。でも、あんまりピリッとはしない。どちらかというとショボイなという感じがする。

かつては、固定手数料に守られてぼろもうけしていた業界。
ネットの普及と手数料の自由化で景色は一変してしまった。
ネット証券の淘汰も進み生き残ったところはそれぞれ手数料以外での差別化にトライしたり手数料の引き上げを検討したりしたが、画期的なものはほとんどなかった。このまま、手数料競争に再び進めば、いよいよ貧乏暇なしの泥沼にはまりこむ。

貧乏で済めばまだいいが、システムトラブルやマーケットの急変で証拠金不足を顧客に踏み倒されるというリスクは常に抱えている。アップサイドが少なくてダウンサイドばかり大きい非常に危うい業界となってしまったようだ。

古いビジネスモデルからなかなか抜け出せず、総合証券も含めほとんどの証券会社はいまももがき続けている。
アべノミクスの追い風で証券業界は久方ぶりにひと息ついている。でも、その中で松井社長は動き始めた。
ネット証券はどこへ向かうのか。
デイトレーダーは恩恵を受けるのか。

ところでデイトレーダーの全体像はいったいどうなっているのだろうか?
儲かっているのは1割以下といわれるが。

前ふりが長くなってしまったので、この先は続きにしよう。

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自称天才トレーダーは世の中にたくさんいる。
競馬で勝っている。パチンコで儲けている。
ギャンブルの世界にも一定数いる。

しかし、そう豪語するほとんどの人は裏付けとなる記録を取っていない。
あるいは、意図的に損した取引を隠していたり、あれこれとへ理屈をつけて頭の中の計算から取り除いている。

まあ、これはきちんと記録を取ればすぐわかる話。
悪気はなくても、勘違いしている人はたくさんいる。
たわいがないといえばたわいがない。
自称天才トレーダーと名乗ったところで大した実害はない。
しかし、そんな人に投資運用業なんかやられた日には、目も当てられない。
絶対にやめてほしい!!!

特に証券マンは要注意。

証券マンは一応株の売買はできるが、厳格なルールがあり、長期間放置する覚悟がないと株を買うのはなかなか難しい。その上、上司の検印、売買管理部とかコンプライアンス部とか、うるさい部門の事前承認まで必要だ。
もし法人部門に所属していれば、いつ何時インサイダー疑惑に巻き込まれるかもしれない。
なので、証券マンで株式投資をやっている人は意外と少ない。

その中に「自称天才トレーダー」がたくさん生息している。
特にトップセールスといわれる人に多い気がする。
できの悪いセールスにはほとんどいないようだ。

昔は場立といって、取引所で売買注文を執行する人たちがいた。
この人たちにも「自称天才トレーダー」は多い。(自分も最初は場立であったが)
人の注文を執行している内に相場を知り尽くしてしまう?らしい。
トップセールスも多分、似たような心境になるのだろう。

私の経験では、「自称」する人ほどトレーディングは下手だった。
これはほぼ100%近く当てはまる。

おなじみのロト6という宝くじ。
自分で番号が選べる。
自分で選ぼうが、適当に選ぼうが当選確率は同じだが、
自分で選んだという思い込みが、当りそうな気分を高める。

それによく似ているのだと考える。

逆に、トレーディングがやたらうまい人間はひっそりと一定数存在する。
だいたい、そういう人は口下手で、地味で、質素、意外に普段は目立たない。
これは100%とはいかないが、かなり当てはまる。
あくまでも、私の経験に基づくが。

このあたりに相場の真実の一つがあるのではないかと思っている。

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