九条清隆 相場観と金融工学

株式・先物・オプション・FX・仮想通貨など、投資・投機を通じていろいろ考えるブログです。

タグ:黒田総裁

黒田総裁
相変わらず杓子定規な受け答え
質問者も毎回代わり映えのしない質問
「為替と金融調節は直接は関係ない」という原理原則をたよりに円高仕掛けが出るも不発。

ここまで読み切っていたらさすがの業師なのですが、
どうやら、そんな深い裏はなく
自分の仕事エリアを決めたらあとは知らないという、いかにも官僚的な尊大感がただよいます。

ボラは日銀決定や総裁会見を前に大幅下落。
バックスプレッダーの怨念をエネルギーにするかのように、相場はあく抜け感ともいえそうな反発。

いい加減、緩和頼みは卒業したいものです。
多くの人はそう思っているはずです。
でも、やめたくてもやめられない......かも

安倍様
そこんとこ、どうぞよろしくお願いいたします。





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オリンピックの話ではありません。あしからず。

黒田総裁が発言したとかしないとかの話でいまさらどうでもいいたぐいの話であります。
どういうトーンで話したかはわかりませんが、まさか名古屋弁ではないでしょう。

少し前から、消費税増税のスタンスを鮮明にし、
チーム安倍からは少し距離を置こうとしているかのような総裁であります。

財政規律が犯され、長期金利が上昇するようなことにでもなれば
「どえらいことになる」
と発言したと伝えられたことを聞いて

黒田ウオッチャーとしては少しがっかりしたわけであります。

ここで、中途半端にひよるのはいかがなものかという気がするわけです。
総裁として、デフレ脱却のエースとして勝負に出たのですから、就任時のように元気な演技を続けてもらわねばなりません。
自信に迷いが生じているとか、突然国債暴落が気になったとしても、それを口にだしてはまずいと思うのです。

幸い、議事録は削除されたようですし、オリンピック開催決定で、消費税増税は予定どうり実施の可能性が高まったと思います。それにしても、ひよる総裁の姿はあまり見たくないものです。

相場の方はなんだかんだでアベノミクス第二段階へ。
劇薬だの、先送り復古政策だの言われておりますが、それらはしょせん評論家同志の飯のタネ。トレーダーには別の理屈があります。

しかし、昨日は、みなさんそれぞれ自分の年齢に思わず7を足してしまったのではないでしょうか。アスリートは自分の引退時期。小中学生は大きな夢。お年寄りは長生きの目標。私の場合、還暦超えて昔なら年金がもらえた年代ですが、今はそんなこと考えている場合ではありません。


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ダム2年後インフレ率2%マネタリーベース2倍。
トリプル2作戦(暗号名バイバイバイデフレ)が始動しました。

様子を見ながら小出しにするのではなく、一発で大胆な数字が出てきたので市場はびっくりしました。株為替は素直に反応しましたが、肝心の債券市場はいまだに乱高下が続き、消化できてないようです。

普通の人たちは、マネタリーベースって何?て感じですし
マネタリーベースと通貨残高(マネーストック)の関係についても専門家の意見は分かれます。
マネタリーベースを2倍まで増やしたときに果たして通貨残高がどこまで増えるのか、
いよいよ、壮大な実験をもって証明する形になりました。

とりあえず

なんかいままでにない凄いこことをやるらしい
アメリカのFRBと同じことをやるらしい
デフレは終わるらしい


という世の中の気分を引き出すことには成功しました。

世論調査も8割近くが評価しているようです。

量的緩和の有効性についてはいまだに議論がつきることはなく、最大公約数的な結論は
偽薬かひょっとしたら劇薬かも知れないが、みんなが効くと思えば効くということのようです。





 
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黒田総裁






黒田総裁は相場師になれるのか?


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黒田新総裁の会見は表情豊かです。市場に語りかける姿勢を感じさせます。その一方で、とことんやる、何でもやるとしている金融政策の具体的な内容は相変わらず見えていません。

次元の違う金融政策とは、ズバリ「期待に働きかける」ということです。デフレの原因を単なる貨幣現象ととらえている経済学者とは確かに次元が違うようです。金融緩和によって物価が上昇するルートは依然としてあいまいなままです。

どう考えてもデフレが、単なる商品や財と貨幣の交換比率の問題だとは思えません。やみくもに貨幣を注入すればそれだけで問題が解決するはずはないと、多くの人は疑っています。デフレは、やはりさまざまな経済の複雑な要因が絡み合った川下の「結果」と考えるほうがすっきり来ます。だからこそ、川上である「期待」に働きかけることが重要なわけです。

つまり、次元の違う金融政策とは、「口先を最大限に使った景気刺激策」ということなのです。

貨幣の量を増やす、物価を上昇させる、何でもやるというのは、すべて演技で、実はどうでもいいのです。景気を刺激することこそが目的なのです。この舞台裏は、なるべく気づかれないほど効果があるわけです。具体的な中身は出してはいけないということです。 したがって、物価上昇率2%というのは目標とみせかけた高度な手段と考えるべきではないでしょうか。

そういう意味では、この次元の違う金融政策は相当これまでうまくいっているといえます。すでに4か月も時間を稼げました。この調子で時間を稼げれば、アベノミクスの1本目の矢としての役割は十分果たしたといえるのではないでしょうか。

物価なんか本当は上がらないほうがいいに決まっています。
ほっておいても消費税が3%上がるのですから。

とにかく、何でもやる、2%は必ず達成する、こういい続けることが実はこの政策の最大のポイントなのです。本音はムリだとわかっていても、それは決して口には出せないのです。

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