2014年01月26日

元日カレー、可愛い巫女さん(17) 完

最終話「元日の夕食は・・・」

俺は、留置場でションボリとしていた。新年早々、女子児童に対するセクハラで捕まるなんて。まぁ、半分は自己責任だが、俺は、あの巫女三人組を恨んだ。

巫女三人組は、暫くは俺がキスをする状況で無い事から、俺が反省して、大人しく「人力チュウ」の力を引き渡す事を期待して、暫くは様子見をするらしい。

又、キスをされた女子児童4人は、超能力者で無かったので、「宇宙の勢力図」には影響を与え無かった様だ。

「少しは、反省したか?」警官が留置場の俺を覗き込む。「元旦だから、御節でもと思ったが、これしか無い。我慢しろ。」そう言って差し出されたのはカレーだった。俺はガックリと膝を付いた。(完)

km_ld777 at 22:32│Comments(0)第1話から読む 

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