先日、とある理由でAppleのiPad2を購入しました。
昨年から使っているSamsungのGalaxy-Sとの組合せての使用なのでWifi16GBモデルなのですが、ともあれこれでAndroidとiOSの2台持ちとなりました。

サイズも用途も異なる2台ですが、いちおう両OSの比較ができる立場になりましたので、iPad2はまだ1週間しかたってませんが、今のところ感じてることをメモがわりに残しておきます。

【機能性】
機能の部分での差は、ほとんどないと考えます。
こっちに出来て、こっちに出来ないとかは、ほとんど無くて、若干使用するアプリが変わるぐらいで不自由はしないんじゃないかと思います。
ただし、楽器アプリはiOSの方が充実してるのは間違いなさそうです。
私も、このあたりちょっと気にしてiPad2の購入を決定しましたし。

【操作性】
これも、今では変わらないという気がします。
Androidも1.6の頃は、明らかにiPhoneに比べて操作しずらかったようですが、Androidも2.3まで来ると全く問題ないレベルに来てると思います。
iOSの方が直感的という話をよく聞きますが、1週間使った限りではそういう印象はありませんでした。
例えば、「戻る」の操作がアプリまかせになっているiOSに比べると、AndroidはOSレベルでキーがアサインされているので、かえってAndroidの方が直感的に操作できる部分がある気がします。

【安定性】
個人的な感想としては、Androidの方が安定してる気がします。
私の環境ではiPad2の方が高スペックにも関らず、アプリが強制終了する回数はiOSの方が多いようです。
もちろん使用するアプリにもよります。
このあたりの原因は開発言語の違いにあるような気がします。
Androidは今や多くの開発プラットフォームで採用されているJavaベースで、多くの開発者がいるわけですが、iOSは開発者の絶対数が少ないと思われるObjective-C。
物量にもの言わせて、OS、アプリともにレベルアップも市場淘汰も急速に進んでいるのが、今のAndroidの状況だと思います。

【総評(のようなもの)】
実用で使うのなら、すでにAndroidを選ぶべき状況だと思います。
後発のAndroidはiOSの完成度の高さにひるむことなく数倍の開発スピードで、状況をイーブンまで持ってきてると思います。
特に地方であればSBMとDocomoでは、電波環境に大きな違いがありますし。

ただし、よりダイレクトな操作感覚が必要なアプリにおいては、iOSにアドバンテージがある気がします。
具体的には、操作から発音までのタイムラグが命取りになる「楽器アプリ」や、指先を使って描く「お絵かきアプリ」
こういった分野では、OSレベルの設計の違いから、Androidが追いつくのは難しいかもしれません。
(詳細な説明ははぶきますが、iOSの方が厳密な反応が早いということ)

実用という意味ではAndroid
いろいろ遊んでいて楽しいのiOS。

もちろんiOSだって実用に十分に耐えうる性能があるので、現状ではまだ電波環境に問題なければiOSの方がいいのかな?という気がします。

iPad2は、まだまだ使い込んでいけば意見が変わる可能性もあるので、またそのうち更新したいと思います。