三重県からすごい研究がBMJに発表されていました。
成人用肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)は侵襲性肺炎球菌感染症(髄膜炎とか敗血症とか)の予防にはなるけど、肺炎自体は予防できないというのがこれまでの定説でした。
今回、三重県のnursing home residentsの人を対象にランダム化比較試験がなされていました。しかもdouble blindで(プラセボ群には生食を注射)!なかなかこういうスタディは日本では珍しいように思います。
Maruyama et al. Efficacy of 23-valent pneumococcal vaccine in preventing pneumonia and improving survival in nursing home residents: double blind, randomised and placebo controlled trial. BMJ (2010) vol. 340 (mar08 1) pp. c1004
で、結果は(フォローアップ期間は26ヶ月間)・・・
・ワクチン群で肺炎球菌肺炎の発症率が63.8%減少(P=0.0015)
全ての原因の肺炎の発症率も44.8%減少(P=0.0006)
・ワクチン群で肺炎球菌肺炎の死亡率は0%だったのに対して、プラセボ群では35.1%(P=0.0105)
新型インフルエンザの際にニューモバックスが品薄になったという話がありましたが、今は喉元過ぎればなんとやらで逆に余ってきているそうです。
再接種禁止も解除されたことですし、公費助成を行っている自治体も増えてきています。適応のある患者さんには積極的に打ちたいですね。
成人用肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)は侵襲性肺炎球菌感染症(髄膜炎とか敗血症とか)の予防にはなるけど、肺炎自体は予防できないというのがこれまでの定説でした。
今回、三重県のnursing home residentsの人を対象にランダム化比較試験がなされていました。しかもdouble blindで(プラセボ群には生食を注射)!なかなかこういうスタディは日本では珍しいように思います。
Maruyama et al. Efficacy of 23-valent pneumococcal vaccine in preventing pneumonia and improving survival in nursing home residents: double blind, randomised and placebo controlled trial. BMJ (2010) vol. 340 (mar08 1) pp. c1004
で、結果は(フォローアップ期間は26ヶ月間)・・・
・ワクチン群で肺炎球菌肺炎の発症率が63.8%減少(P=0.0015)
全ての原因の肺炎の発症率も44.8%減少(P=0.0006)
・ワクチン群で肺炎球菌肺炎の死亡率は0%だったのに対して、プラセボ群では35.1%(P=0.0105)
新型インフルエンザの際にニューモバックスが品薄になったという話がありましたが、今は喉元過ぎればなんとやらで逆に余ってきているそうです。
再接種禁止も解除されたことですし、公費助成を行っている自治体も増えてきています。適応のある患者さんには積極的に打ちたいですね。