診断力強化トレーニング
What's your diagnosis?

診断力強化トレーニング

ついに「京都GIMカンファレンス」が単行本されました。早速注文しました!






管理人が大学5回生の終わり頃だったと思います。松村理司先生(当時:舞鶴市民病院、現:洛和会音羽病院院長)が我が班のポリクリの小講義にいらした時のことでした。たしか肺炎のお話だったように記憶しています。講義が終わった後に、「夕方こんな症例検討会があるのだけど、興味があったらどう?」と誘ってくださいました。当時は京都大学総合診療部で行われていました。京都大学総合診療部、舞鶴市民病院や国立京都病院(現:京都医療センター)、天理よろづ相談所病院、京都民医連などが主な参加病院でした。国立京都病院の酒見英太先生(現:洛和会音羽病院)が司会のような立場で議論を進めておられました。
酒見先生はあの松村先生をして、「日本一臨床がデキる内科医」と言わしめた先生です。その幅広い知識、鑑別診断能力は、日本人でもこのような先生がいるのだと学生ながら印象的でした。
その時はディスカッションの内容にほとんどついていけなかったものの、「ああ、内科って面白いなぁ」と思ったものでした。同時にこういうレベルのディスカッションができるようなところを目指して勉強していけばいいのか、と少し目標のようなものができた思いでした。
月に1回開催されるこのカンファレンスは学生時代の楽しみの一つで、最後に配られるスライドのプリントは大事にとっておいて後から復習をしたりしました。初期研修で京都を離れてからはカンファレンスに参加することはできませんでしたが、「あっ、これはあのカンファででたことがあるような主訴だな」と思うと、プリントを見直して診療の助けにしたりもしていました。
その後、音羽病院で後期研修をすることになり、はからずもこのカンファレンスが音羽病院で開かれるようになりました。学生時代とは違い、ディスカッションの内容もわかるようになっていることに自分も少し成長したものだと嬉しく思ったものです。
「JIM」でこのカンファレンスが連載されるようになり、遠く離れてからもカンファレンスの雰囲気を感じることができ、毎月楽しみにしています。