ステーサーST−420PDが人気の理由は?

2012年12月19日

平成11年の秋

「クイントレックス」のボートの輸入元が

翌年より「ヤマハ発動機」に変わることが発表されます。

そうです、船外機の世界的ブランド「ヤマハ」です。

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(クイントレックス+ヤマハ船外機)



一方、「クイントレックス」の販売権を失った「マーキュリーマリンジャパン」は

同じオーストラリアの「サベージ」にてオリジナルブランドのアルミボートを製造します。

これが「WIZARDシリーズ」です。

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(WIZARD パント)

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(今は廃番となってしまいましたが・・・・WIZARD WV365)



「エクスプローラー385」に注目が集まり始めて

せっかく13FTクラスのアルミボートの拡販の流れが出来ていたタイミングでの

この変化は、僕にとっては非常に残念なものでした。


この販売元の変更により

エクスプローラー385、ホーネット420 などは廃番となり

13FTクラスのアルミボートは、一旦姿を消します。

続きます。



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kmsboat at 16:44 

2012年11月25日

「12フィート以上のアルミボート」にいち早く可能性を感じたメーカー

「マーキュリーマリンジャパン」は

13フィート+チラーハンドルの船外機 「クイントレックスE−385」

14フィート+ステアリングの船外機 「ホーネット420」を

それに追従する形で

キサカ取り扱いの「ステーサー」は

エボハルでは無い、初期型の「ST−400」と

13フィートのVハルボート「ST−390RK」を市場に送り出します。

ちょうど平成11〜12年頃の事です。

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(ステーサーST−400初期型です)


当時の北部九州の市場は

「バスフィッシングと言えばマーキュリー」「マーキュリーと言えばバスフィッシング」と言って良いほど

船外機=マーキュリー というのが定番でした。


当時のステーサーは、組合せの船外機が「エビンルード」だったり「ヤマハ」だったりと

マーキュリー以外の船外機を搭載していたため(この辺は、業界内のいろんな事情がからんでた)

マーキュリー絶対主義の北部九州市場では、ほとんどシェアを取れませんでした。



「北山湖の馬力規制」を考えると

色んなモデルが登場して、選択肢は増えたかのように思われましたが

現実的に選択できるモデルは非常に限られており

やはり、クレーンなどの装置を使用せずに「人力で」船外機を乗せ換え出来る

「エクスプローラーE−385」が一番人気でした。


私自身も

平成11年に、九州では一番最初に

初期型の「「エクスプローラーE−385」を購入しました。

初期型の385は「船体が無塗装のアルミ無垢」でしたね。

組み合わせの船外機はもちろん「マーキュリー25MLシープロ」。

ただし、このモデルは全くと言っていいほど売れませんでした。


平成11年夏頃には

船体を白に塗装したエクスプローラーが登場し

徐々に売れ始めました。


それと同時にデッキ加工も少しずつ進化し

いわゆる「ストレージ」的なデッキ下の加工・使い方が流行りました。


「クイントレックスE−385」がこれからの定番になるのかな、という流れでしたが

年末に大きな変化が起こります。

続きます。

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kmsboat at 18:55 

2012年11月17日

平成11年の初め頃から徐々に流行り出した大型アルミボートですが

その理由のひとつに、「トーナメント」の存在があります。


ちょうどこの頃

「JBプロシリーズ」が九州で始まりました。

開催場所は遠賀川のみの年間3戦。

北風が強く吹き荒れることの多い遠賀川では

大型のボートが断然有利だったのです。


また、プロトーナメント自体も試行錯誤の時期であり

翌年には、「JB競轡蝓璽此廚箸いΓ果松菫イ離侫ーマットに変わり

競技者たちは、ますます大型のボートを欲するようになりました。


当時人気だったのは

ステアリングスタイルの「ホーネット420」や

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前回も書いた「エクスプローラーE−385」

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などですね、懐かしいです。


その後、JBプロトーナメントは

一人乗船に戻り、遠賀川と北山湖での開催となりました。


もともとは遠賀川用に、二名乗船用に、と大型のアルミボートを導入した訳ですが

大型ボートの安定性が釣り自体の大きなアドバンテージになる事を知ったトーナメンターたちは

「これらをどうにかして北山湖でも使えないか?」と考えます。


ステアリングスタイルのバスボートや大型アルミボートはさすが無理でしたが

チラーハンドルスタイルの「エクスプローラーE−385」は

25馬力のエンジンということもあり

比較的容易にエンジンを降ろすことが出来ました。


そこで

北山湖に行く時は、25馬力の船外機を降ろし、9.9馬力に積み替え

馬力規制の無い場所に行く時は、その逆

という

現在、北部九州でスタンダードとなっているボートと船外機の使い方が編み出された訳です。

続きます。


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kmsboat at 15:41 

2012年11月07日

北山湖のボート持ち込みには馬力制限(10馬力未満)がある、ということは前回書きました。


そうすると、釣り人としての選択肢は

「北山湖に行きたいから、10馬力未満のボートを使用する」

「北山湖には行かない、だから馬力は関係なく、大きなボートに乗る」

この2つになります。


エンジンの馬力が制限されると

当然のことながら、ボートのサイズも制限されます。

「20FTのバスボートに、9.9馬力というセット」は現実的にあり得ないわけで

10馬力未満の船外機、となると、それなりの小型のボートを選ばざるを得ません。


「北山湖に行かない」というのも一つの考え方です。

この場合は、馬力制限は関係ありませんから、ボートの選択肢はかなり広がります。


ただし、色んな面(交通の便、スロープ環境、ルールの整備、釣果、釣りのゲーム性など)から考えると

「やはり北山湖は素晴らしい・便利の良いフィールド」なのは紛れもない事実で

ここを除外するには勿体無い、と考える釣り人が大多数です。


これらの事情から、ここ北部九州では

「北山湖の使用がOK」

「波風のある遠賀川でも何とか凌げる」

「十二分では無いけれど、必要最低限」的な妥協点としての

「12FTのVハルアルミボートに9.9馬力の船外機」というスタイルが

長い間、最も人気のあるボート、スタンダードなスタイルであり

例えば、この「クイントレックスV12」は

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販売が終了?した現在でも需要が多く

中古市場でも「程度の良いモノ」は、探すのが困難なほどです。(ボロいのはありますが・・・)


しかし、釣り人の「欲求」が無限なのは皆様ご自身がお判りかと思いますが(笑)

これは、ボートも例外ではなく

12FTオンリーだった九州市場にも変化が見られるようになったのは平成12年頃からです。


アルミボートが大型化する傾向になり(12FT ⇒ 13〜14FTへ)

懐かしいところで「エクスプローラーE385」や

「ホーネット420」などは

「12FTオーバーのアルミボート」の先駆けとなって行きました。


この頃より、私たち北部九州のボーターたちは 

「波風に強い揺れないドッシリ安定した大きいボートに乗りたい」だけど「北山湖にも釣りに行きたい」という

相反する欲求を、「どうにか出来ないか」という試行錯誤を始めます。

続きます。


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kmsboat at 14:00 

2012年11月04日

ステーサーのカタログに掲載されている「ST−420PD」は

船体の色は 「アルミ色の無塗装」で

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トランサムは 「Lトランサム」 です。

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また、この写真で判る通り

デッキ(床)は

「オーストラリアのステーサー社で製作しているメーカー純正デッキ」で

「リアデッキ(ガソリンタンクの上のデッキ)」は、デッキはありません、「無し」なんです。


一方

当店で販売している「ST−420PD」は

船体の色 「ホワイト塗装」 で

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トランサムは 「Sトランサム」 のモデルです。

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トランサムが下方へ下がっているのがお判り頂けると思います。

これが 「Sトランサム」 です。

また、デッキは

メーカーより仕入れの段階では「デッキ無し」の状態で入荷します。

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よって、お客様の好きなようにイチからデッキ加工を施すことが可能となります。

リアデッキも造れますし

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デッキを開閉式にしてストレージとする加工も人気です。

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エレキのペダルの落とし込みも

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このようなスペシャルな420を製作出来るのは

当店が特別にお願いして製作して頂いているこれらの特別仕様の船体があるからこそ、なのですが


「なぜこのモデルが北部九州で人気なのか?」 「どうしてトランサムSに拘ってるの?」「なぜあなたのお店だけ白色の船体なの?」

というお問い合わせを頂く事が多いので

細かい事情などを、書いてみようと思います。



佐賀県と福岡県の県境にある三瀬村に「北山湖(北山ダム)」というダムがあります。


大きな地図で見る

古くからバスフィッシングフィールドとして有名なダムで

シーズン中は多くの釣り人で賑わいます。

レンタルボート屋さん があり、ボートを持っていなくても楽しめるフィールドであること

また、福岡・佐賀市から30分、久留米市からも1時間で行けるという

立地の良さも人気の理由ですね。


釣り人の視点から見ると

「極端に大きい個体は少ないが、数がたくさん釣れる」

「だけど、人より大きい魚をたくさん釣ろうとすると、かなり難しいゲーム性」

という感じで、初心者から玄人さんまで誰もが楽しめる場所であると言えます。


マイボートの持ち込みは許可が必要で、2年ごとの更新制となっていますが

許可を得るための決まりごとに

「ボートに搭載するエンジンは、10馬力未満であること」というルールが存在します。

10馬力以上のエンジンが乗っているボートは持ち込み自体が出来ないのです。


実は、この「北山湖の馬力制限」が

北部九州でボートでバスフィッシングをする、ボートを購入する、にあたり

大変重要なファクターになっているのです。

続きます。


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kmsboat at 17:35 
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