2008年11月25日
ロシア人の小遣い稼ぎ
■小遣い稼ぎパート1
先日メトロでチケットを買うため並んでいると、横からおばあちゃんが声をかけてきた。
おばあちゃん「チケット1枚買うのかい?」
私「そうだよ」
おばあちゃん「じゃあ、いっしょに来な」
私「なんで?」
おばあちゃん「大丈夫だから・・・じゃあお金!」
私「ああ、そういうことね」
で、お金を渡して二人で改札へ。
おばあちゃんは、コソッと自分の定期入れを出し、改札へ「ピッ!」
私はスッと改札を通り、「じゃあ!」
改札横の係員も見て見ぬ振りの様子。
というわけで、おばあちゃんの小遣い稼ぎは完了したのでした。
■小遣い稼ぎパート2
先日バスに乗り、チケットを買うためにお金を出したら、運ちゃんはチケットの代わりにポケットから生温かい定期入れを出して、私に渡してきた。
定期入れには、バスの無料定期、身分証、クレジットカードも入っている。
運ちゃんは「ニャリ」と笑った。
私「ああ、そういうことね」
定期入れを、ストッパー横の機械に「ピッ!」
私は生温かい定期入れを運ちゃんに返し「ニャリ」、ストッパーを押して車内に入った。。
というわけで、運ちゃんの小遣い稼ぎは完了したのでした。
ロシアの日常でした^^
写真がないのも寂しいので、モスクワの様子を。

雪がチラついてます。
もうマイナスの世界です。
先日メトロでチケットを買うため並んでいると、横からおばあちゃんが声をかけてきた。
おばあちゃん「チケット1枚買うのかい?」
私「そうだよ」
おばあちゃん「じゃあ、いっしょに来な」
私「なんで?」
おばあちゃん「大丈夫だから・・・じゃあお金!」
私「ああ、そういうことね」
で、お金を渡して二人で改札へ。
おばあちゃんは、コソッと自分の定期入れを出し、改札へ「ピッ!」
私はスッと改札を通り、「じゃあ!」
改札横の係員も見て見ぬ振りの様子。
というわけで、おばあちゃんの小遣い稼ぎは完了したのでした。
■小遣い稼ぎパート2
先日バスに乗り、チケットを買うためにお金を出したら、運ちゃんはチケットの代わりにポケットから生温かい定期入れを出して、私に渡してきた。
定期入れには、バスの無料定期、身分証、クレジットカードも入っている。
運ちゃんは「ニャリ」と笑った。
私「ああ、そういうことね」
定期入れを、ストッパー横の機械に「ピッ!」
私は生温かい定期入れを運ちゃんに返し「ニャリ」、ストッパーを押して車内に入った。。
というわけで、運ちゃんの小遣い稼ぎは完了したのでした。
ロシアの日常でした^^
写真がないのも寂しいので、モスクワの様子を。
雪がチラついてます。
もうマイナスの世界です。
2008年10月10日
ハチミツ市
毎年この時期に行われているハチミツ市、今回初めて行ってきました。
まあ、実はあまり期待していなかったのですが、ごった返すほどのすごい人気と期待を裏切る楽しさにビックリです!
もっと早くに行っておけばよかった!
ハチミツ市は、ロシア中から養蜂業者が集まって自慢の蜂蜜を販売します。
店頭には、何種類もの蜂蜜が舐められるようになっています。
クリアでサラサラなものから、バターのようなもの、黒ずんでいるもの、プロポリス入りのもの・・・とにかく様々。
とにかく舐めまくりましたよ。
いやー、驚きましたね。
同じ花でも地方によってホントに味が全然違う!
日本では絶対に商品化は無理だろうという蜂蜜もたくさんある。
なんかロシアの蜂蜜は相当奥が深そうです。
こんな風に大量買いする人ばかり。
「トロ〜リ」でなく「ベットリ」という粘度です。
これはロウソク。
今回購入したのはこの2種類。
栗(ゴルノアルタイスク)と白アカシア(カリーニングラード)の蜂蜜。
色の濃いほうが栗ですが、抜群にうまい!
まるで黒蜜を思わせるような苦味とコク。
ブルーチーズとあわせても負けないような力強さがあります。
豚肉にも合いそう。
白アカシアは、癖もなくスタンダードな味ですが、とにかくクリアで素直。
ハニートースト&バニラアイスにかければ最高にうまいね。
ドレッシングにも使えそう。
いい素材を口にすると、どんどん料理のアイデアが浮かんできますね。
で、この飲み物は蜂蜜酒「メドブーハ」。
これもお店によって色も味もいろいろ。
私が飲んだのはこの下の黄色のもの。
今まで飲んできた「メドブーハ」はなんだったのかというくらいうまかった!
とってもジューシーな味でした。
コップ1杯30ルーブル(約150円)。
想像力をかきたてられる蜂蜜市。
蜂蜜を見る目が変わりました。
来年も行けるといいな。
*おまけ
ロシアでは葉っぱをこのようにして頭にかぶってしまうのですね〜
2008年10月03日
キジー島へ行ってきた!
キジー島へ行ってきました!
ずーーっと行きたかったんですよね。
あの教会を絶対に見てみたかったのですよね。
キジー島とは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%B8%E5%B3%B6
世界遺産です。
夜行列車で行き、翌日到着、観光し、その日の夜行列車に乗り、翌日モスクワ戻り。
バタバタでしたが観光シーズン最後、ギリギリで行けました。
感想・・・よかった!すごいよかった!
建築物もよかったし、キジーの雰囲気もよかった。
とりあえず、ロシアにいる人は、キジー観光オススメします。(来シーズンの話しですけどね)
サイト作りました。
よかったらどうぞ!
キジー島旅行〜ロシアの世界遺産
http://ruskiji.com/
2008年08月29日
ロッテホテル
ロッテホテルが2009年にオープン予定です。
そう、あのガムのロッテです。
外観はほぼできあがっており、併設しているショッピングセンター「ロッテプラザ」は既にオープンしています。
場所はノーヴィアルバートとサドーヴァヤ環状線が交差するところ。
10年前くらいに住んでいた人ならば、中国食材を売っていた場所といえばわかるでしょうか。
駅からはちょっと歩きますが、中心地ですし、カジノや夜遊びするなら最高の場所です。
建物はクラシカルな雰囲気でなく、斬新なデザインを強調した作り。
おそらくスタンダードでも3万円(1泊)以上はするのではないでしょうかね。
10年位前からロッテの日本人の方が、モスクワに乗り込んで準備を進めていました。
土地の取得、手続き、交渉などで非常にご苦労されていたのを思い出します。
こうやって完成が間近になると、私もうれしくなります。
↓ ムラサキのマークのところです
大きな地図で見る
2008年07月25日
2008年05月30日
Wii Fit
Wii Fit
日本で人気のゲーム、任天堂の「Wii Fit」がモスクワで発売!
近くのショッピングセンターでデモをやっていたのでパチリ。
相当珍しいみたいで、ボード場で「ドスドスッ」っと走っている兄ちゃんをみんな注目してました。(ニヤリ半笑い&指差し)
けど、ロシア人好きそうです。
ゲームに「遊ぶ」の要素だけでなく「健康」を取り入れて大ヒットした「Wii Fit」。
モスクワでも売れるか?


新しい動画アップしてます〜(日本未公開多数^^)
ロシアのハラショーサイト&ハラショーYouTube動画!!
日本で人気のゲーム、任天堂の「Wii Fit」がモスクワで発売!
近くのショッピングセンターでデモをやっていたのでパチリ。
相当珍しいみたいで、ボード場で「ドスドスッ」っと走っている兄ちゃんをみんな注目してました。(ニヤリ半笑い&指差し)
けど、ロシア人好きそうです。
ゲームに「遊ぶ」の要素だけでなく「健康」を取り入れて大ヒットした「Wii Fit」。
モスクワでも売れるか?
新しい動画アップしてます〜(日本未公開多数^^)
ロシアのハラショーサイト&ハラショーYouTube動画!!
2008年05月28日
パスハ
パスハ
ちょっと過ぎてしまいましたが、先日パスハ(復活祭=イースター)がありました。
詳しくはwikiでど〜ぞ。
この時期になると、スーパーなどでは、クリーチといわれるキノコ型というか円筒形というか、カップケーキ型の巨大なパンが売られます。(パンというより焼き菓子か)
これを食べるのが、信者の決まり(?)。
私は毎年食べませんが。
お彼岸の「おはぎ」(ぼたもち)くらいの感覚なのでしょうか。
見たことも食べたこともないのですが、「パスハ」というトゥボログ(ロシア版カッテージチーズ)にバターを混ぜて味付けし、ピラミッド型にしたものも本来はあるそうです。
これをクリーチにたっぷりとつけて食べるそうです。
で、写真は染め粉。(ケチャップのおまけ)
パスハには、カラフルに染められた「ゆで卵」を用意するのがお決まり。
まあ、イースターエッグというやつですね。
こんな染め粉を使って、色つき卵を作るのです。
作り方は、箱の裏書きを読むと、お湯に、この染め粉と酢を入れる→ゆで卵入れる→5分漬ける→出来上がり、とのこと。
付属のシールを貼ってもいいようです(ダサいですが)
ちなみに作っていないので、出来上がり写真はありません。(スイマセン)


ちょっと過ぎてしまいましたが、先日パスハ(復活祭=イースター)がありました。
詳しくはwikiでど〜ぞ。
この時期になると、スーパーなどでは、クリーチといわれるキノコ型というか円筒形というか、カップケーキ型の巨大なパンが売られます。(パンというより焼き菓子か)
これを食べるのが、信者の決まり(?)。
私は毎年食べませんが。
お彼岸の「おはぎ」(ぼたもち)くらいの感覚なのでしょうか。
見たことも食べたこともないのですが、「パスハ」というトゥボログ(ロシア版カッテージチーズ)にバターを混ぜて味付けし、ピラミッド型にしたものも本来はあるそうです。
これをクリーチにたっぷりとつけて食べるそうです。
で、写真は染め粉。(ケチャップのおまけ)
パスハには、カラフルに染められた「ゆで卵」を用意するのがお決まり。
まあ、イースターエッグというやつですね。
こんな染め粉を使って、色つき卵を作るのです。
作り方は、箱の裏書きを読むと、お湯に、この染め粉と酢を入れる→ゆで卵入れる→5分漬ける→出来上がり、とのこと。
付属のシールを貼ってもいいようです(ダサいですが)
ちなみに作っていないので、出来上がり写真はありません。(スイマセン)
2008年05月26日
お湯
お湯
え〜、現在お湯が止まっております。
既に1週間半ほどでしょうか。
終了時期は6月4日予定(あくまでも予定…)
毎年恒例です。
何のためかというと、簡単に言えばメンテナンス。
1年に1回、20日間ほどエリアごとにお湯を止めてしまいます。
よりによって、寒い時期に当たりました。(本日は10度もいってない。セーターにフリースはおってます。)
1日の終わりに、ゆっくりお風呂に入るのが、数少ないモスクワライフの楽しみな私にとっては、ちょい我慢の時期。
しこしこ、鍋やポットでお湯を沸かして、ピチャピチャと身体や髪を洗っています。
ロシアではお湯が出なかったり、写真のような水が出ても、平然と生活をしなくてはいかんのだ。
こういう体験は、日本での当たり前の日常が、非常に恵まれていることを思い起こさせてくれるいい機会だ。(と思うようにしてる)

え〜、現在お湯が止まっております。
既に1週間半ほどでしょうか。
終了時期は6月4日予定(あくまでも予定…)
毎年恒例です。
何のためかというと、簡単に言えばメンテナンス。
1年に1回、20日間ほどエリアごとにお湯を止めてしまいます。
よりによって、寒い時期に当たりました。(本日は10度もいってない。セーターにフリースはおってます。)
1日の終わりに、ゆっくりお風呂に入るのが、数少ないモスクワライフの楽しみな私にとっては、ちょい我慢の時期。
しこしこ、鍋やポットでお湯を沸かして、ピチャピチャと身体や髪を洗っています。
ロシアではお湯が出なかったり、写真のような水が出ても、平然と生活をしなくてはいかんのだ。
こういう体験は、日本での当たり前の日常が、非常に恵まれていることを思い起こさせてくれるいい機会だ。(と思うようにしてる)
2008年05月16日
メトロ美術館
メトロ美術館
モスクワのメトロが美術館に!
駅ではなく車両です。
1時間に1本の割合で走っているそうです。
噂には聞いていましたが、やっと乗ることができました!
もう車体からして派手。
全車両全てに絵が飾ってあるわけではありませんでした。
車両の片側に絵、もう片側に座席。
空いててよかった!
モスクワっ子にも珍しいみたいで結構記念写真撮ってました。
こういう企画はいいですね。
■関連記事
街角:モスクワ 地下走る「美術館」
モスクワの地下を「美術館」が走っている。市内を東西に走るメトロ3号線に、ほぼ1時間に1本運行される「水彩画」号。車体に花の模様を施した列車に乗り込むと、片側の窓をつぶして掲げられた風景画や静物画の数々が目に入る。市内の水彩画学校の校長で画家のセルゲイ・アンドリヤカ氏(50)と生徒の作品。絵に向き合って座ると心がなごむ。
モスクワの交通事情はひどい。経済成長で車が急増し、どの道路も慢性的な渋滞だ。このため所要時間がある程度予測できる地下鉄を使う機会が増えた。
今年で開業から73年。高い天井にアンティークな照明が下がるいくつかの駅は一見に値するが、たいていの駅や車内は薄暗く、周りは険しい表情で押し黙った乗客ばかり。車内も殺風景で、とても快適な乗り物とはいえない。そんな中で、昨年6月から走り始めた「美術館」は一服の清涼剤だ。
「昔は美術館によく行ったものだが、今は忙しくて」と話しかけてきた初老の男性。食い入るように絵を見つめる親子連れ。乗客の目つきも心なしか優しい。市によると、絵が傷つけられたことはこれまで一度もないという。
だが先日、駅でこの列車を待ったが、ついに来なかったことがあった。問い合わせようにも駅員はいない。翌日に電話で聞くと、3時間後に返ってきた答えは「昨日は点検で運行しなかったようです」。乗客サービスを期待するのはまだ無理らしい。【大木俊治】
毎日新聞 2008年4月20日 東京朝刊


モスクワのメトロが美術館に!
駅ではなく車両です。
1時間に1本の割合で走っているそうです。
噂には聞いていましたが、やっと乗ることができました!
もう車体からして派手。
全車両全てに絵が飾ってあるわけではありませんでした。
車両の片側に絵、もう片側に座席。
空いててよかった!
モスクワっ子にも珍しいみたいで結構記念写真撮ってました。
こういう企画はいいですね。
■関連記事
街角:モスクワ 地下走る「美術館」
モスクワの地下を「美術館」が走っている。市内を東西に走るメトロ3号線に、ほぼ1時間に1本運行される「水彩画」号。車体に花の模様を施した列車に乗り込むと、片側の窓をつぶして掲げられた風景画や静物画の数々が目に入る。市内の水彩画学校の校長で画家のセルゲイ・アンドリヤカ氏(50)と生徒の作品。絵に向き合って座ると心がなごむ。
モスクワの交通事情はひどい。経済成長で車が急増し、どの道路も慢性的な渋滞だ。このため所要時間がある程度予測できる地下鉄を使う機会が増えた。
今年で開業から73年。高い天井にアンティークな照明が下がるいくつかの駅は一見に値するが、たいていの駅や車内は薄暗く、周りは険しい表情で押し黙った乗客ばかり。車内も殺風景で、とても快適な乗り物とはいえない。そんな中で、昨年6月から走り始めた「美術館」は一服の清涼剤だ。
「昔は美術館によく行ったものだが、今は忙しくて」と話しかけてきた初老の男性。食い入るように絵を見つめる親子連れ。乗客の目つきも心なしか優しい。市によると、絵が傷つけられたことはこれまで一度もないという。
だが先日、駅でこの列車を待ったが、ついに来なかったことがあった。問い合わせようにも駅員はいない。翌日に電話で聞くと、3時間後に返ってきた答えは「昨日は点検で運行しなかったようです」。乗客サービスを期待するのはまだ無理らしい。【大木俊治】
毎日新聞 2008年4月20日 東京朝刊