2012年06月04日

本から智慧を借りる

1980年頃以前の本は大抵箱入りになっていました。しかも本には薄い包紙が着いてあって、本屋で見る時は丁寧に扱い、購入して読後は本棚に収納していました。しかし最近本の装丁は簡易になり、文庫本も増えて、一度読んだ本は捨てるかリサイクル店にタダ同然で売る人も少なくないです。

ビジネスマンが仕事関連の本を買う目的は、一般に作業手順の仕法や何か仕事のヒントになる智慧を得るためでしょう。その際聞く言葉に、「いくら本を読んでも仕事現場の役に立たない」というものがありますが、この言葉は読書の習慣がある人からはあまり聞かず、むしろ希に本を買って(又は借りて)読む人に多いような気がします。

これは当たり前のことで、本から得る知識のうち丁度良く特定の仕事や生活に当てはまるものは意外に少ないのではないのでしょうか。私自身は読んだ本の中で真に仕事や生活に役立つと思えるものは全体の1割未満です。さて、この役立つと納得した本は2回は読みます。また、特に役立つと思った部分は繰り返し読んだり、コピーをカバンに入れておいたりします。関連する本を読んで情報量を拡張したりもします。こうして、読書のほんの一部分ですが、仕事や生活などに役立つ「智慧」を本から借りることが出来ます。

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2012年06月02日

【今週の経営一言】情熱をもって辛抱強く続けていれば必ず実はなる

〜経営一言〜
「小さな点からでも、情熱をもって辛抱強く続けていれば必ず実はなる。大切なのは、こころをつないでいくこと」
(建築家・安藤 忠雄氏)

〜所長コメント〜
「自分がやりたいことを発見したら、それが実現するまで、ひたすらに頑張り続けること。諦めないこと。人生に無駄はない」

〜職員のつぶやき〜
「小さなことからコツコツと続けていくこと。続けていくことが何より大切なのだと思います」


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2012年06月01日

【今月の税務・申告等の手続】2012年6月

【国税】
●税務署長から24年分所得税の予定納税額の通知(15日まで)

【地方税】
●個人住民税第1期分の納付

【労務】
●子ども手当現況届(市町村役場に提出)・・・期限=30日まで
●労災の年金受給者の定期報告(1月〜6月生まれ)・・・期限=30日まで
●健康保険・厚生年金保険被保険者賞与支払届・・・期限=支払い後5日以内

2012年05月28日

衣更えの変転と対応策

省エネ化、熱中症予防、地球温暖化等を理由に、公務員やサラリーマンを中心に5月からクールビズが開始されています。数年前までのクールビズは、冬服から夏服になる際にネクタイを締めなくなっただけでしたが、最近はクールビズとファッションを兼ねる個性的な服装も見られます。

衣更えの典型は、学生・公務員・サラリーマン等が6月1日と10月1日に一斉に夏服と冬服の交替を行っていたものです。衣更えに反すると、常識のない人と見られるようで大へん居心地が悪かった覚えがあります。ところが、多くの人が10年ほど前から衣更えの時期を厳密に意識しなくなりました。暑いと思えば5月でも平気で夏服を着る人も少なくありません。原因として、寒暑の感じ方の個人差が主張され始めたこと、空調施設が進歩して夏服冬服にこだわらなくなったこと、防寒暑よりもファッションを優先する人が増えたこと、等が考えられます。

紳士服・婦人服等のこのような現象は、身の周り品等(靴・帽子・バッグ・下着等)にも波及し、多くの業界で製造面では製造期間・デザイン・素材の変更、販売面では広告媒体・発売期間の変更や価格帯・販売チャネルの見直し等が求められます。


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2012年05月26日

【今週の経営一言】マイナスの感情をもっと大切に

〜経営一言〜
「悲しんだり泣いたりするのは魂の浄化につながる。マイナスの感情をもっと大切にしなさい」
(作家・五木 寛之氏)

〜所長コメント〜
「五木寛之氏の著書に『下山の思想』というのがあります。山を登る時と山を下る時の景色は全く違います。人口減少時代、又、東日本大震災以降、考え方も変えて行かなければならないのです。身の丈に合った生き方をしなければなりません」

〜職員のつぶやき〜
「マイナスの感情というものは得てして嫌悪されがちですが、必ずしも悪いことばかりではないということだと思います」


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2012年05月21日

秘密を打ち明ける

「これは秘密だが、あなただけに打ち明ける」と言われて、人の話を聞くことがあります。

たとえ初対面の人から言われた場合でも、真剣に聞かなければならないと身構えます。その中には自分の悩みを秘密にしておくことが苦しく、他人に告白することで楽になりたいと考えて話す場合もあるようです。もちろん信頼する友人や上司等に秘密を告白して安心が得られるのであれば、それも精神安定に大変役立つでしょう。

問題は、経営者等が「この話は秘密だが」と前置きして、同業者や関係者等に秘密を打ち明ける場合です。聞かされた方は突然守秘義務を負ったような心境になります。話が深刻な内容であるかどうかは聞くまで分からず、うっかり話を聞いてしまったことを後悔することもあります。

そこで、相談等において相手から「これは秘密だが」と言われた場合は、(相手の信頼度にもよりますが)告白の必要性や有効性を確認してから話してもらいます。秘密の告白によって、問題解決の悩みを相談相手に押し付けてくる人もあるからです。尚、秘密を聞いてしまった場合は(聞く方が集団や複数の場合は拒否が難しい)、こちらから話題にせず守り続けるほかありません。相手は、秘密を告白したことを後悔している場合が多いからです。


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2012年05月19日

【今週の経営一言】一つでもいいので、誰にも負けないものを

〜経営一言〜
「高い目標を持っていれば、最後に必ずやり遂げることができる。なんでもいい。一つでもいいので、誰にも負けないものを持ってほしい。それが自信にもなる」
(ダイハツ工業・執行役員 入江 誠氏)

〜所長コメント〜
「自分の強味は何か?強味の分野を探し、それを仕事に生かす。さらに強味を磨き、相手から指名される位に成長していく」

〜職員のつぶやき〜
「オンリーワンを追求していけば、それがニッチな市場を開拓していくこともできるのだと思います」

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2012年05月12日

【今週の経営一言】動きながら考えろ

〜経営一言〜
「トップが動くことは大事なことだ。『机に座っている暇があれば汗をかけ。動きながら考えろ』が持論だ」
(瀬戸 雄三氏・アサヒビール元会長)

〜所長コメント〜
「アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏は、現場主義のリーダーと云われている。企業の戦略を始め、使用材料から顧客のいろいろな問合せにも応対していた」

〜職員のつぶやき〜
「トップが現場で働くこと、従業員の模範となることが大切なのだと思います」


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2012年05月01日

【今月の税務・申告等の手続】2012年5月

【国税】
●特別農業所得者の承認申請・・・期限=15日まで
●23年分所得税延納分の納付
●個人事業者(中間申告が年3回)の消費税・地方消費税の中間申告と納付
 以上の期限=31日まで

【地方税】
●市長村長から個人住民税の特別徴収税額の通知
●自動車税の納付
●鉱区税の納付


2012年04月30日

一歩譲る

日頃の交際や商取引等は、お互いが相手に譲る気持ちを持って成り立っています。
自己の言い分だけでなく、相手の主張を理解しようとする気遣いと言ってもよいものです。

例えば、民事訴訟の多くが任意の協議や裁判所の調停等で解決していますが、日本の社会制度全般が相手に譲る精神を基盤にしています。ところで、他人に一歩譲ることは、後に大きく前進する伏線にもなるものです。

家族経営のA電器店は店主が週2回決まった曜日と時間帯に商圏内を巡回します。お得意様を中心に声が掛かり、家電品の修理や電球交換等多種の依頼を受けますが、部品代以外は無料です。車両・燃料費等の諸経費を考えると赤字ですが、商圏の人々に店舗名や店舗のサービスレベルが理解され、効果的な広告宣伝にもなります。また、商品価格は大型店に負けますが、中高年者を中心にA電器店の商品を購入する人が増えています。お客様も自分の利益を譲って、価格の高低よりも後日A店の巡回サービスが受けられるという期待を優先します。

結局、譲り合うことはお互いのためです。いつの時代も、高慢な独り善がりで商売が繁盛したことはありません。譲る精神が慶福を呼び込みます。


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2012年04月28日

【今週の経営一言】一番大切なのは決断

〜経営一言〜
「長たる者、一番大切なのは決断やで」
(大和ハウス工業・石橋 信夫オーナー)

〜所長コメント〜
「目標に向かって行動するためには、たくさんの選択肢の中から想定外を想定し、『意思決定』をしなければならない。即ち、『決断』することです」

〜職員のつぶやき〜
「社長の一言で会社の行く末は大きく左右されます。一つ一つの決断に大きな責任が伴うことを忘れてはいけないと思います」

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2012年04月23日

無料ビジネスの隆盛

無料ビジネスが盛んです。
これは商品やサービスの全部または一部を無料で提供し、ビジネス全体としての採算性と売上拡大を図るものです。

無料ビジネスの典型例は携帯電話販売やフリーペーパーですが、販売・飲食・サービス業の多くで採用されています。
例えば、コーヒー等の1杯目を有料にして2杯目以降を無料にしたり、ホテル代の1泊目を有料にして2泊目を無料にしたりします。お試し券を配ったり、試供品を提供したりして、無料または割引価格で商品やサービスを提供する販売促進策も盛んです。スーパーマーケットやデパ地下等の試食コーナーも広義の無料ビジネスかもしれません。

商品販売・サービスには従来から有料と無料が混在するものがあります。
例えば、書籍販売ではお客様が店内の本をいくら読んでも無料です。他方、マンガ喫茶のようにマンガ本等の書籍閲覧を有料サービスの中に据えるビジネスもあります。このように、従来は無料で立ち読みしていたような行為に何らかの付加価値を工夫して有料化し、独自のビジネスになったものもあります。
無料品の提供は上手に利用すればビジネスに大変役立つものです。



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2012年04月21日

【今週の経営一言】「じゃあ、どうする」と考える癖

〜経営一言〜
「全盲の僕が弁護士になった理由。『だから、無理』ではなく『じゃあ、どうする』と考える癖が身についていた。
(弁護士 大胡田 誠氏)

〜所長コメント〜
「物言を考えるとき、『ダメ、ムリ』と云った否定から入るのではなく、『できます、やってみます』と云った肯定から入った方が、かえってうまくいく。出来ない理由はすぐ思い出すが、出来る理由はでて来ない」

〜職員のつぶやき〜
「無理と思ってしまうとその時点で思考がストップしてしまいます。可能だと考えて頭をフル回転させることが必要です」


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2012年04月16日

たまたま耳にする

たまたま、3月26日夕方西方の空に、月・金星・木星が縦直線状に並ぶというラジオ放送を聞きました。その時刻に空を見上げると、放送通り奇跡的な光景を見ることが出来ました。

誰でも経験することでしょうが、人はたまたま耳にした(目にした)ことで一生を左右する進路を決めたり、病気や失業から救われたり、独立して商売を始めるヒントを得たりします。
例えば有名な話ですが、オランダ語を学んでいた福沢諭吉は横浜の街並みにある看板がオランダ語ではなく英語であることを目にして、以後英語の習得に転向したといいます。

Aさん(自動車販売と整備会社を経営)の父親は、繊維会社に勤めていた昭和30年頃、たまたま県庁から視察に来た知事の講演に発奮しました。「アメリカでは一般家庭のほとんどに車がある。日本でもそのうち車や部品を作る会社が増えるだろう」と。Aさんの父親は会社を退職し、整備や板金塗装の技術を身に付けました。さらに、3年後には小工場を設けて、自動車整備と板金塗装の会社を始めたのです。

本当に重要な情報は、机に向かって真剣に考えていても中々得られません。日頃から情報アンテナを多く持ち、特定分野に関心と好奇心を抱いて、じっと耳を澄ませておくことが大切です。

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2012年04月14日

【今週の経営一言】あきらめなくていい

〜経営一言〜
「うれしいことも、つらいことも起こることはすべて無駄じゃない。どんなことが起きても必ずリカバーできます。だから『あきらめなくていい』と伝えたい」

〜所長コメント〜
「今、起こっている現象が真実であるかどうか、やらせ・免罪事件にならないように事実を見極めることが大切。それぞれの立場で解釈し、是々非を判断している。経営判断も同じ」

〜職員のつぶやき〜
「何事もあきらめることなく続けることが大事なのだと思います」

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2012年04月09日

迅速な文書による報告

ある会社の経営計画策定支援をした時のことです。
計画案が仕上がり、社長に発表に際しての挨拶の原稿を依頼したところ、期限を過ぎても提出されず大いに心配しました。

組織運営の基本に、報告・連絡・相談があります。特に文書による報告は提出期限や内容に問題が少なくありません。企業一般の傾向として、論理的な文書を書く機会が減り、報告書の様式を簡潔に用意しておかなければ中々期限通りに提出されません。電子メールの普及により、多くの人が気軽に文を送っていますが、報告書の作成には役立っていないようです。

定型的な報告書(クレーム処理報告や在庫調べの報告等)は、出来るだけ短時間で書ける様式を用意します。求める内容も具体的に指示して、曖昧な求め方(「なるべく早く」等とせず、発生から24時間以内等とする)は避けます。また、報告書の活用目的を明確にして(クレームであれば、今後の処理ノウハウに活用、商品開発やサービス改善に活用)、報告書の提出意義を知らせることが重要です。

冒頭に紹介した社長に対しては、「本計画書の社長挨拶は会社の経営理念とビジョンを正々堂々と表明する機会」と伝えたところ、直ちに原稿を受領することが出来ました。



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2012年04月07日

【今週の経営一言】人の道に背くようなことをしなくてよかった

〜経営一言〜
「人の道に背くようなことをしなくてよかった。」(お世話になった会社に後足で砂をかけるようなまねをすれば、これまでの幸運が逃げていく気がします。)
(樋口 武男・大和ハウス工業会長)

〜所長コメント〜
「他人(ひと)からは見えない行為であっても、自分の心の中では見られている。見えない処できっと誰かが見ている」

〜職員のつぶやき〜
「恩というものは決して忘れてはならないのだと思います」

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2012年04月02日

【今月の税務・申告等の手続】2012年4月

【地方税】
●給与支払報告に係る給与所得者異動届出書の提出・・・期限=15日まで
●公共法人等の住民税均等割の申告及び納付・・・期限=30日まで
●固定資産税及び都市計画税第1期分の納付
●軽自動車税の納付
●土地・家屋価格等縦覧帳簿の縦覧・・・期間=1日〜20日または最初の納期限のいずれか遅い日以後の日(公示による)

【労務】
●労働者死傷病報告(1月〜3月分)
●預金管理状況報告(3月31日以前1年間分)
●家内労働委託状況届(4月1日現在の状況)
 以上の期限=30日まで


商売は場所選びが先決

人の運命は『天地人』に左右されるといいます。
即ち、天の時(時流の運)、地の利(場所の有利性)、人の和(良好な人間関係)によって、人や組織の首尾が決まるというものです。
物事は天地人のバランスがとれてはじめてうまく行きますが、新規開業や商圏の設定等の際には場所選びが先決かつ重要となります。立地条件の要素はたくさんありますが、ここでは売上高(客単価と客数のレベル)を決定する交通要件について考えてみましょう。
Aさんは、1日当たり約5万人が乗降する駅近くでやや高級な花屋を開業することにしました。立地調査の為、現地に何度か足を運び、駅前の主要道路の横道に飲食店が多く集積していることを発見しました。しかも、横道は駅から大型住宅団地への近道であるこが分かりました。その道幅は狭いが、朝晩の通行人が多く、客数獲得に有利な立地と判断しました。しかし、結果は失敗でした。客数は多かったが、単価の高い花が全く売れず客単価は極端に低かった。
6ヶ月後、駅前の主要道路沿いに移転したところ、客単価が高くなって、売上高が倍増しました。

以上のように、立地条件は店ごとの店格・品揃え・価格帯・客層等によって基準が違います。店舗立地は偏った基準(通行量や家賃等)だけで選ばず、自己の店舗特性を認識して行動することが成功の条件になります。

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2012年03月31日

【今週の経営一言】3カ条のビジネス訓

〜経営一言〜
「祖母の教え、3カ条はそのままビジネス訓として今の私を律している。しつけの厳しさは尋常ではなかった」
1.うそとごまかしは絶対に許さない 2.人に迷惑をかけるな 3.闘ったら必ず勝て
(樋口 武男氏・大和ハウス工業会長)

〜所長コメント〜
「親の教え(しつけ)は知らず知らずの内に体に刷り込まれている。それが心のささえとなり、人生の指針となっている。私もよく叱られたものです。『恥を知れ、恥を!』『人に迷惑を掛けるな!』『ものを粗末にするな!』『人の為に尽くせ!』等々」

〜職員のつぶやき〜
「幼い頃に躾けられたことをありがたく思えているからこそ、尊敬する人物に親の名を挙げることができるのだと思います」

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2012年03月26日

ならぬ堪忍するが堪忍

「人間は感情の動物である」という言葉を痛感するのは、クレーム処理の現場においてです。
どんなに冷静に対処しようとしても、お客様から罵倒されたりすれば、つい言訳や反論をしてしまいます。時に、言い争いや掴み合いになる可能性もあります。

クレーム処理は、一般に三段階に分けて対処します。
第一段階は、お客様のクレームを口を挟まず我慢して聞く。ここで言訳や反論をすると、お客様はより感情的になり、別の不満に発展します。
第二段階は、クレームの内容を明確にするため、こちらから尋ねたりしてコミュニケーションができる状態にする。
第三段階は、謝罪すべき点は謝罪しながら今後の対処(解決策)を説明する。以上はクレーム処理の一般的な流れですが、実際の現場では例外もあります。

クレーム処理が長引いたり二次クレームになったりする原因の一つとして、担当者の我慢が足りないというものも少なくありません。特に、同僚の行為が原因の場合、反省の表情が出ないためかお客様の言葉がより荒くなるようです。他方、プロはクレーム処理を情報収集の最大チャンスと捉え、かつ接遇能力の最大訓練の場と考えます。この目的意識と解決プログラムをしっかり持つ者は、解決途上の苦労が我慢出来るのです(つまり堪忍袋の緒が切れない)。


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2012年03月24日

【今週の経営一言】大人たちが元気な姿を

〜経営一言〜
「大人たちが自分の夢や目標に向かっていく元気な姿を見せてあげないといけないんです」
(五輪女子マラソン・メダリスト 有森 裕子氏)

〜所長コメント〜
「大人達は、子供達が大きな夢が持てるような環境造りをして行かなければならない。いずれにせよ、未来は子供達が創っていくのです」

〜職員のつぶやき〜
「『会社を継がせたくない』と言われる社長様の声を聞くことが少なからずあります。『継がせたい・継ぎたい』と思えるような夢のある会社を作っていかなければならないのだと思います」

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2012年03月19日

部下を叱る前に1対1の関係を作れ

「部下が思うように動かないので叱ったら関係がこじれてしまった」

人を使う立場にあれば、誰でもこんな経験をします。人を育て、組織を強くするためには、厳しい態度で叱ることも必要です。しかし叱り方を間違えると、やる気を奪い、遺恨を残します。

失敗の原因は2つあります。
1つは、1対1の“人間としての付き合い”ができていないのに叱るからです。部下が何人もいれば、あなたと部下とは1対大勢の関係です。あなたにとっては彼は部下の1人にすぎないし、彼にとってもあなたはそういう距離感の人です。この関係できつく叱られると、人間は誰でも反感を覚えます。「俺の気持ちも知らないのに、頭ごなしに怒られた」と感じてしまう。
もう1つの失敗の原因は、彼がした「仕事」を叱るべきなのに、彼という「人」を叱ってしまっている点です。
「お前はいい加減だ」というように抽象的な言い方で叱られると、誰でも人間性を非難されているように感じます。
よく「部下は人前で叱るな」と言われますが、これは「人」を叱っているからです。「仕事」を叱るなら堂々と部下全員の前で叱れる。そうすることで、他の社員にも何がいけないのかが共有され、全体がレベルアップします。


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2012年03月17日

【今週の経営一言】気を入れなければ伝わらない

〜経営一言〜
「気を入れなければ決して芝居の心は観客に伝わらない」
(女優 佐久間 良子さん)

〜所長コメント〜
「無我夢中になって一心不乱、物事に集中すれば、オーラが出て、相手の心を奪ってしまう」

〜職員のつぶやき〜
「お客様と向き合って一所懸命に接することが伝わるのだと思います」

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2012年03月12日

任すということ

某衣料品店は最近、48万円の地代を創業時から支払っていたことが判明しました。
経営者の父親が援助の気持ちで負担していたために、帳簿に記録がなく、会計事務所もわからなかったそうです。

外部に任すとは(法的には委任や請負等)、他人に何か仕事を頼み、自己に代わって遂行してもらうことです。
問題は事前の情報提供と事後の確認で、人に仕事を任すに当たって委任者は何もしなくて良いという訳ではありません。
会計帳簿の処理であれば、事前に正確な情報を伝えて委任し、成果物(決算書等)を受領する際には確認の義務があります。たまに自社の決算書をほとんど見て(理解して)おらず、「経理や申告は会計事務所に任せている」という経営者に出会い、驚かされることがあります。

こうしたことは、社員に仕事を任す場合にもあります。「この仕事を君に任す」とは、管理監督をしつつ一定の仕事を任すことで、仕事の結果責任は自己が負うことになります。任された社員は、仕事の遂行に当たって「報告・連絡・相談」を命令者に果たしながら進める義務があります。


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2012年03月10日

【今週の経営一言】ありがとう

〜経営一言〜
「陛下は『ありがとう』と答えられました」
(皇后さま、面会時)

〜所長コメント〜
「『ありがとう』という言葉が、こんなにも重たいものであるということが分かりました。感謝の気持ち、思いやりの気持が凝縮された本当に有難い言葉です。社長が社員に『ありがとう!』、夫が妻に『ありがとう!』すばらしいコミュニケーションです」

〜職員のつぶやき〜
「『有ることが難しい』から『有難い』。本当に綺麗な言葉だと思います」

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2012年03月05日

守る拠点、攻める拠点

戦国時代等に敵の城近くに攻撃のための「付城(つけじろ)」という城塞を築き、自己の本城近くには守備のための「出城(でじろ)」という城塞を築いたそうです。

X社(婦人服小売りチェーン)40年前から東京西部を中心に店舗展開してきましたが、10年前頃から店舗を増やしても売上高は伸びなくなりました。新店舗来店者は、X社既存店の顧客が移動するだけになったのです。新店舗はシェアを守る効果はありましたが、新規客を開拓する手段にはなりませんでした。そこで全く別地域に出店する話が持ち上がりました。

結論として、別地域に現在と同じランクの婦人服店を展開することについては見送りになりました。立地特性が異なり、仕入先や物流拠点が近くにないことが不利な要因でした。そこで、別会社を立ち上げて現在の地域に客層・品揃え・価格帯の異なる婦人服及び婦人用雑貨チェーン店を展開することにしました。新業態店の開発により、攻める拠点作りに転換したのです。当初はこれまでの品揃え・陳列方法・接客方法が異なるので運営ノウハウの獲得に苦労しました。しかし、今では同地域の競合チェーン店に対抗して戦い、8年間でX社本体の規模と同等くらいに成長しつつあります。


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2012年03月03日

【今週の経営一言】運のいい人と付き合う

〜経営一言〜
「運のいい人と付き合ってくれよ。悪い人と付き合えばこちらの運気まで落ちる」
(大和ハウス工業創業者・石橋 信夫オーナー(03年没))

〜所長コメント〜
「伊丹十三監督の『あげまん』という映画があります。一緒にいると楽しい、面白い、安らぎをもたらし、運を強めて幸せや出世をさせる女性です」

〜職員のつぶやき〜
「自分の周りのことは自分だけでは決まらないことの方がはるかに多いはず、そういった点では自分の運を良くしようと思うのなら、運の良い人とお付き合いするということも重要なのだと思います」

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2012年02月27日

仕事の習慣を見直す

よく耳にする言葉ですが、良い習慣は努力なしでは身に付かないが、悪い習慣は知らぬ間に付くと言われます。

まず仕事をする上で悪い習慣とはどんな行為でしょうか。例えば、朝の仕事の着手について考えてみます。始業時刻になってもダラダラと新聞を読んでいたり何となく同僚と雑談をしたりしている、同じく始業時刻になってから今日の予定は何かと考える、上司が突然会議を招集して部下の予定を乱す、等があります。
反対に、午前中の時間の使い方で良い習慣を考えてみます。仕事に優先順位だけをつけて大事な仕事は朝のうちに着手する、一日延ばしをしたくなるような不快な仕事は朝一番で済ます、等があります。

仕事上良い習慣を身に付けるコツとして、次のような手段がお薦めです。
 (1)日頃から見習いたいと思うような人の習慣を真似る
 (2)すると決めたら、細かいことは気にせず気を入れてすぐに取り掛かる
 (3)自分にとって大事な物事は何かを明確に自覚する。

健康の維持、金銭の節約、豊かな人脈、仕事のやりがい、専門知識の確立等、人により様々でしょう。
守ろうとする自覚が明確であれば、良い習慣が身に付いて、悪い習慣は減っていきます。


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2012年02月25日

【今週の経営一言】あるものを数える

〜経営一言〜
「ないものを数えるのではなく、あるものを数える。求めすぎてはいけいない」
(作家 曽野 綾子氏)

〜所長コメント〜
「過ぎ去った過去、亡くなった子供のことを悔やんでも元には戻らない。今あるものを大切に生かしていくことこそが大事です」

〜職員のつぶやき〜
「今回の大震災でも多くのものを失いました。しかし、失ったものばかり考えるのではなく、残ったもの、あるもので何をしていくのかを考えていきましょう」

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2012年02月20日

視点を定める

「目の付け所が良い」という褒め言葉があります。
まさに商売の要諦の一つです。

経営指導者として商店街や会社の視察に同行する時、前もって視察の視点を伝えておきます。
例えば、商店街の視察であれば、看板類・街路灯・歩道・店頭デザイン・品揃え・接客態度等の内から一つか二つ選びます。視察後に行う相手方商店街との意見交換会が活発になり、「今日の視察団は目の付け所が的確」という言葉を頂くことが多いです。

また、卸売の営業開拓等における相手の状況把握も同様に、日頃から何を中心に見てくるのか視点を定めておくことが有効になります。いくら熱心に売込んでも、相手に決定権や影響力が無ければ埓が明かず、第一に決定購入を決めるキーマンを探す努力が大切です。
第二に、相手方の関心が何処にあるかを把握して活動の視点を定めることです。
例えば、食品卸会社が飲食店や病院等に売込む場合は、相手が重視する基準は何か。価格の安さ、豊富な品揃え、健康面や安全性、味や見映え、迅速な配達と納期厳守、差別化商品の企画提案等の中から、重視する営業活動の視点を定める努力が求められます。

以上の発想は、差別化商品開発の視点(例えば地元農産物・自然・歴史的建造物、観光資源等)、人材採用の基準等、経営のあらゆる判断にとって重要です。


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2012年02月18日

【今週の経営一言】M&Aが増えている

〜経営一言〜
「M&A(合併・買収)を必要とする企業が爆発的に増えている」

〜所長コメント〜
「今年、平成24年は団塊の世代が65歳となります。中小企業の3分の2は後継者不在といわれ、事業売却等を検討しているそうです。一方、新しい事業展開にM&Aの手法(合併・買収等)を使って成長したい経営者もいます。双方の希望がマッチングすればお互いがハッピーとなることでしょう」

〜職員のつぶやき〜
「一時期『敵対的買収』などという言葉ばかりが出てきたようなときもありましたが、やはり本来の意味をもう一度考え、有効に活用していくことが大事だと思います」

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2012年02月13日

上には上、下には下

子母沢寛の小説『おとこ鷹』にこんなセリフがあります。
「それをお信が井戸端で磨(と)ごうとしていると、そこへ面やつれの女がこそこそ忍んでやって来て、その磨汁(とぎじる)を恵んでくれというのだ。な、いいか、やっと米を買う人間がある、その磨汁を貰って、これを煮てひもじいのを堪える人もある。これが世の中だ。」(貧乏でやっと米を少々買った時のお信の夫のセリフ。)

A氏(86歳、洋品店経営)は長年某商店街の世話役をしていますが、逢うたびにこちらの気持ちが和む人物です。最近の商店街は悲観的な話題が多いのですが、A氏の話を聞いていると不思議に元気が出てきます。
例えば、昭和40年頃、大型店が進出して商店街が全滅になりかけましたが、全店が毎晩イベントをして乗切った話は有名です。また、終戦直後は店に売る物がほとんど集まらず、親戚や友人宅を回ったり、こっそり遠方の同業店に買出しに行ったと言います。今は真剣に工夫すれば、売る物がいくらでもあるので昔より商人は楽だとのことです。

人の境遇は様々なので、経済や健康等が思い通りにならず、やる気を失ってしまうこともあるでしょう。しかし、自己の境遇が厳しい時はより下を見て諦めず、心境を新たにして脱出のチャンスを探るべきです。


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2012年02月11日

【今週の経営一言】売れ筋は少数の高価な物と、非常に安い物

〜経営一言〜
「所得の二極化で売れ筋は少数の高価な物と、非常に安い物に限られるようになった」
(J・フロントリティング・奥田 務会長兼最高経営責任者)

〜所長コメント〜
「安値競争にはまれば、結果的に体力を弱め共倒れとなってしまう怖れがある。技術やサービスを磨き、付加価値を高め、ブランド力を養い他社と差別化を図ること」

〜職員のつぶやき〜
「80:20の法則に見られるように売れるものも変わってきています。対応できるような付加価値を磨いていくことが大事なのではないでしょうか」

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2012年02月06日

仕事と健康法の習得

仕事が順調に進んでいる時、難しい仕事であっても愚痴が出ないものです。
一般に仕事を一番疎ましく思う時とは、体調が悪い場合や何か心に鬱積する悩みを抱えている場合ではないでしょうか。たとえ風邪程度でも、健康に自信のない時は仕事に対する気力が落ち、決断力が鈍るものです。

周囲の経営者や従業員等を見て気付くことは、仕事に対する忍耐力や継続力を保っている人の多くは、人並み以上に健康に留意していることです。どんなに健康の素質に恵まれていても、50、60歳以上ともなれば健康に対する各自の注意が大きく影響します。健康維持への留意は、自分流の健康法を早くから習得することではないでしょうか。早寝早起き・食事等の生活習慣、真向法・ヨガ・太極拳等の健康体操も有効です。高齢になっても仕事を続けている経営者に健康法の話を聞くと、「夜は絶対10時までに寝る」「朝晩3分ずつ片足立ちをする」等、いろいろ出てきます。 

要は、人生の早いうちに長続きする健康法を持つことです。長続きする健康法のポイントとしては、「時間と金がほとんどかからない」「広い場所が要らない」「相手や仲間がいらない」等です。


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2012年02月04日

【今週の経営一言】楽だと思った瞬間に危機感を

〜経営一言〜
「つらいことがあると、人間は成長できる。楽だと思った瞬間に危機感を持たなければいけない」

〜所長コメント〜
「つらいことも苦しいことも夫が与えている試練だと思う。楽だけでは強くなれない。試練はチャンスです」

〜職員のつぶやき〜
「つらいときほど感謝の気持ちを忘れずに、こつこつと山を乗り越えていくことが大事だと思います」

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2012年01月30日

一陽来復を頼りに

昨年3月11日の大地震は津波による被害だけではなく、福島原発事故を伴って、人類が初めて経験した大惨事になりました。

ところで、日本人は最近100年間で関東大震災、第一次・第二次世界戦争等を生き抜き、戦後の経済成長は奇跡と言われる程でした。東洋人は古代から、困難が続いた後にようやく良い方向に向かうことを「一陽来復」と称しました。陰暦11月又は冬至のことで、冬が去って春が来る兆しに譬えました。
知人で長年建設会社を営むA氏(89歳)は、会社がどんな状況の時もいつも笑顔で、「いつの時代も良いこと悪いことは繰返しだよ」と言います。また、「戦後の好景気で浮かれた後には必ず大不況が来た。東京オリンピック後の不況に続いて驚くような高度経済成長が来たり、土地投資に失敗してもうこれで人生はお仕舞いと思ったりしたが、結局は今こうして生きているよ」とも言います。

日本の現状は、未だ大震災の影響で大変な苦労を続けている人々が大勢います。苦しみにじっと耐えて、時の流れに救いを求めている感さえあります。ともあれ、悪い周期の後は必ず良い方に向かいます。「一陽来復」による循環を頼りに、日本社会の復興を目指して歩もうではありませんか。


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2012年01月28日

【今週の経営一言】お客様に忘れられた時が引退

〜経営一言〜
「役者には引退はありません。お客様に忘れられた時が引退なのです」

〜所長コメント〜
「事業はお客様に満足してもらわれない限り存続しません。お客様が何故当社の商品を買って下さるか考える必要があります」

〜職員のつぶやき〜
「お客様に忘れられないためにも、常々情報を発信していくことを心がけねばなりません」


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2011年10月03日

2階店舗の立地検討

A氏は人口30万人都市の中心駅近くにあるテナントビル2階で洋品雑貨店をしています。

入居の際、1階(10坪)にするか2階(24坪)にするか迷いましたがテナント料が同じだったので、広い2階を選びました。
現地に行って入店者数を観察すると、1階(衣料品店と靴店)には常時数人のお客さんが入っていますが、2階店舗には時々お客が入って来る程度でした。客数から判断すると、1階各店の売上はA氏の店舗の2倍と予想されました。つまり、坪当りで、A氏の店舗は1階各店の4分の1以下でした。店前の通行量は3万人/日ですので、テナントビルの好立地に着目したのは合格です。失敗は、お客様の購買行動慣習(一般に浮動客とついで買客は2階に上がる人が少ない)を十分に検討しなかったことです。

2階店舗は家賃以外に例えば次のような点を必ず観察し選択すべきです。
 (1)周辺のテナントビルを観察して、1階と2階の入店客数を比較検討すること。
 (2)1階と2階の店舗業種(美容院等のサービス業か衣料品・宝飾品等の物販店か)を検討し、集客力に相乗効果があるか。
 (3)階段の状況(店内階段か店外階段か、幅・勾配、エレベーターの有無や位置等)から気軽に上がる気になるか。




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2011年10月01日

【今月の税務・申告等の手続】2011年10月

【国税】
●税務署長から特別農業所得者への23年分予定納税額の通知(15日まで)
  
【地方税】
●個人住民税第3期分の納付

【労務】
●労働保険料第2期分の納付(労働保険事務組合委託の場合は11月14日)
●労働者死傷病報告(7月〜9月分)
●労災の年金受給者の定期報告(7月〜12月生まれ)
 以上の期限=31日まで

【今週の経営一言】トップは批判を受けるもの

〜経営一言〜
「トップは批判を受けるものと心得よ。我慢することが肝要。でも時には怒れ妥協したならば経営にあらず」
(オムロン会長・作田 久男氏)

〜所長コメント〜
「トップは、誰からも理解されないことがある。それが、自分に課せられた“役割”であり、トップの持つ孤独との戦いでもある」

〜職員のつぶやき〜
「どれだけ権限を委譲したとしても、何かあったときの批判はトップが受け入れなくてはならないときがあると思います。もし誰からも理解されなかったとしても貫くことが必要なときもあるのでしょう」

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2011年09月26日

鶴の一声

重大なことを決定する際、大きなポイントは速さだと言われます。
どんなに慎重な審議をしても、決定が時機を失すれば結果は不首尾となるでしょう。

江戸時代の殿様は家臣(特に家老や要人)の審議や答申を聞いて、その決定は「よきにはからえ」と一種の同意を指令することが多かったそうです。決定事項の承認を求めた時は当然、意見が分かれて紛糾したような場合でも、やがて殿様が「よきにはからえ」と言えば大抵話がまとまったのでしょう。これが鶴の一声の典型かもしれません。

会社の会議等で結論が簡単に出ない場合、経営者(又は役員や管理者)のどんな一言が決め手になるでしょうか。

例えば、
 「皆の意見は分かった。あと3分以内で決定しよう。それで合意できなければ、私が決める」
 「皆の評価が区々で決め手になる人の応募がなかった。今回の採用は総務部長に任す」
 「我社はスピードが命だ。機械A・B・C、どれも一長一短であるが、加工速度が一番速いA を購入しよう」等。

大事なことは上に立つ者が何を言うかだけではなく、職場における存在感や部下から信頼度がどれだけ高いかによります。鶴の一声になるかどうかは、発言する人の地位だけではなく、日頃の行動等が信頼されている人の発言であるかどうかにもよります。

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2011年09月24日

【今週の経営一言】被害は大きかったが、理想的な都市を建設するには絶好の機会だ

〜経営一言〜
「被害は大きかったが、理想的な都市を建設するには絶好の機会だ」
(関東大震災後の内務大臣兼復興院総裁・後藤 新平)

〜所長コメント〜
「今の利益ではなく、100年、200年、さらに何世代先のことを見据えた国家大計が必要。先見性と決断力が大切」

〜職員のつぶやき〜
「企業はずっと続いていくものという、ゴーイングコンサーンという考え方があります。今の社長の代だけでなく、何代も何代も続いていく、それを頭に入れながら経営を進めていくことが重要ではないでしょうか」

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2011年09月20日

他人(ひと)に教えること

大抵の人にある経験と思いますが、他人に教えることにより自分の知識や理解がより深まることがあります。

X社(電気部品製造業)の工場では、各部門長の下に数人のリーダーがいて、各リーダーは交代で部下を対象に月1回の研修会講師をします。職場内の礼儀作法から技術指導まで、非常に幅広いテーマで実施します。リーダーになる前の期間が5〜7年あるので、部下の立場で十分な教育を受けていますが、反対に部下を指導する立場になると部下の時に想像していた以上に難儀することが多くなります。自分の能力不足で上手な説明が出来なかったり、部下が真面目に聞かなかったりと、指導者の苦労を痛感します。

ところで、一定期間指導者として部下の質問や提案等に応答しているうちに、初めて多くの問題点や改善策に気付くことがあります。教育されている時は鵜呑みにしていた事柄の真意が理解できることもあります。観点を変えれば、他人に教える者は、漠然と指導するだけでは自身の向上にはなりません。職場指導に限らず、日頃他人に有益な情報を教えることによって、自分の情報力が洗練・強化されることを知るべきです。


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2011年09月17日

【今週の経営一言】時代のニーズ

〜経営一言〜
「流行歌もスターも時代がつくる。大衆にもてはやされるものは必ず時代のニーズと合致している」
(作家 諸田 玲子)

〜所長コメント〜
「企業は、売れる商品やサービスを提供しているか。それが時流に乗っているかどうか、社会から必要とされているかどうか。今は、激変の時代、考え方も変化させることが大切」

〜職員のつぶやき〜
「過去の栄光に頼りすぎていませんでしょうか。ダーウィンも言ったようにやはり変化(時代)に対応できるものが生き残ることができるのではないでしょうか」




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2011年09月12日

相続と事業の継続

A氏夫妻は、15年間後継者として同居の祖父(89歳)が経営するレストランで働いてきました(父は別の仕事をしている)。
ところが、祖父が急死して父とその兄弟3人が店舗兼用住宅とその土地を相続することになりました。祖父の店舗や土地は漠然と父が相続すると思っていたので、叔父・叔母の法定相続分要求に面喰いました。親族で祖父の仕事に従事しているのは孫のA氏のみで、父や他の兄弟たちは事業を継ぐ意思は全くありませんでした。A氏は祖父の財産を父が相続後は、そのまま店舗や土地を利用できると考えていたのです。

話し合いの結果、店舗はA氏の父が相続し、住宅と土地部分は4等分して父が他の兄弟から分割払いで買い取ることになりました。A氏夫妻は、レストランを廃業するか否か真剣に悩みましたが、地域で評判の良い歴史ある店だったので継続を選びました。

相続における平等主義も民主主義の原則ですが、マイナス面として農業や小規模事業所の継続性を阻害しているように思われます。農業離れや商店の廃業が社会問題化していますが、一部相続制度の見直し(寄与分評価の重視等)必要と思われます。事業者や後継者は早くから相続対策(遺言・生前贈与・遺留分放棄の活用等)を実行することが大切です。




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2011年09月10日

【今週の経営一言】窮地に陥るのはよい

〜経営一言〜
「人間、窮地に陥るのはよい。意外な方向に活路が見いだせるからだ」
(幕末の志士 高杉 晋作)

〜所長コメント〜
「高杉晋作は、幕末に英・仏・米・蘭の4国連合艦隊を砲撃したり、奇兵隊という新しい組織を創設したりして藩を動かし、決死の覚悟で世の中を変えていった。結果より努力が先です。必ず道は開けるものです」

〜職員のつぶやき〜
「人間というものはぬるま湯につかってしまうと、何も考えなくなってしまうのでしょう。何かを考え続けなくてはいけない状況、窮地も悪いばかりのではないのかもしれません」


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2011年09月05日

消えかけた炭火を熾(おこ)す

江戸時代の藩政改革で有名な上杉鷹山が米沢藩主になった時、藩は何百万両という負債を抱えた貧困状態で、藩の維持すら難しいようでした。
鷹山が藩立て直し策のひためきを得たのは、米沢領に初めて国入りした行列の輿の中であり、消えかけた火鉢の炭に一生懸命息を吹きかけている時でした。

X社(菓子製造業)は、業績不振で事業再生するか解散整理するかで迷っていました。20年前に売上12億円でピークとなりますが、最近の売上高は半減しています。
現状分析でわかったのは、
 _饉劼噺朕融饂困僕祥気あるので危機感に乏しいこと
 後継者は製造現場の一員に過ぎず経営へ参加していないこと
 社員が年々減って平均年齢がかなり上がり斬新な商品開発や顧客開拓が弱いこと、等でした。
正に、炭火でいえば消えかけている状況でした。
結局、X社は事業再生への道を選びました。
 (1)会社の敷地は相当余裕があるので、改善資金は一部処分して当てることに
 (2)後継者育成と承継計画を立案・実行
 (3)商品開発と新規顧客開拓部門を新陣容で組織替えして社員教育に力を注いだ

現在、X社は銀行より専門家の協力を得て事業再生策を実行しています。経営者と社員は、忍耐強く息を吹きかけて炭火を熾した鷹山と同じような心境で頑張っています。


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2011年09月03日

【今週の経営一言】毎日を人生最後の日だと思って

〜経営一言〜
「毎日を人生最後の日だと思って生きてみなさい」
(スティーブ・ジョブス アップル社取締役会長)

〜所長コメント〜
「『今日で終わりです』と云われたら、社長はどんな行動を取るのでしょうか。今迄とは違って、全力で事にあたり、土壇場の馬鹿力を発揮するのではないでしょうか。平時から、非常時、危急時を心しておくことが大切です」

〜職員のつぶやき〜
「『明日やろうは馬鹿野郎』といったりもしますが、やはり毎日全力投球することが大事なのではないでしょうか」

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2011年09月01日

【今月の税務・申告等の手続】2011年9月

【国税】
●特別な処理事項なし
 
【地方税】
●特別な処理事項なし

【労務】
●特別な処理事項なし