昨日・今日の連休は、堀中が期末テスト直前ということもあって、恒例の自習室を開けています。今も塾生たちは、学校の提出物やすらら、いっとうくんなどそれぞれの課題に取り組んでいます。私は彼らの様子を見ながら質問受けなどをしているのですが、ずっと気になっていることがあります。
それは、「子供たちが書いて考えない」ということです。塾にはパソコンを整備してあるのでその気になれば塾で筆記具は使わずに済みます。私は常日頃から「書いて考えろ!」と言っているので、塾歴の長い生徒は「書いて考える」ことがほぼできるようになっているのですが、塾歴の浅い生徒は考えるために書くということをほとんどしません。
こういった子どもたちはほとんどの場合、鉛筆を持つことを嫌がります。それでもしつこく言うと、しぶしぶ鉛筆を手にするのですが、ほぼ全員がびっくりするような持ち方をします。字を書くための鉛筆をしっかり固定できないから、力を入れて握る。すると鉛筆を支えている部分に負担がかかってそこが痛くなる。それでも続けると肩までこってくる。だから書くことが嫌になる。
鉛筆を持たないのではなく、持てないのです。鉛筆を正しく持てない子どもが確実に増えています。指摘すると「書けるからいい」、正しい持ち方をさせると「持ちにくい」「書きにくい」……。鉛筆を正しく持てない子供は、正しい姿勢で座ることもできないようです。椅子に浅く腰かけて、おなかを突き出して座る。背筋を伸ばさず、机に突っ伏したり、左右の壁にもたれかかったり……、これも指摘すると「まっすぐ座ると、しんどい」「この方が楽だからいい」……と、こちらも素直に忠告を聞こうとしません。
鉛筆の持ち方にしても、腰掛け方にしても、先人たちの経験則で、もっとも集中しやすく、もっとも持続できる方法が、正しい持ち方であり、正しい座り方なのです。まわりの『成績のいい人たち』をみてください。きっと鉛筆を正しく持って、きちんと座れる人たちが多いはずです。
かたちが正しく身についている子どもは、机についても疲れないし、集中も持続できます。だから、自然と成績もよくなるんですね。子どもの成績は、頭の良し悪しではないと思います。特に小・中学校段階では、どれだけ身につく勉強をしたかで、成績が決まると思います。
ますは形を整えることから始めましょう。












