2015年02月
中学1・2年生の学年末テストが終了しました。公立高校・前期入試の合格発表も間近です。いよいよ来週から新年度スタートです。今年度はメインシステムの変更や教室移転など、大きな変化から始まります。
今日は新聞に折り込むチラシを販売店に持ち込んでお願いしてきました。普通はチラシの印刷と新聞販売店への納品は、印刷業者にお願いするのですが、私は前か ら自分で販売店に持ち込むようにしています。理由は簡単です。直接販売店の方とお話しして、どの地区に折り込むのが良いかアドバイスを頂くためです。販売 店が配達している全部数のチラシは用意できませんから、効率よく折り込んでもらうためには、配達エリアを知り尽くしている方に聞くのがベストです。
以前に折り込みをしていたころには、馴染みになった販売店の方に前回の反応について報告し、部数や地区などを調整したりしていました。今日も久しぶりに販売店回りをしたのですが、販売店の統廃合や経営者の変更などがあり、随分様変わりしていました。
3月の1週目から、西区の東半分の朝日・産経・毎日・読売の各氏に3週続けて折り込みます。エリアの方はお楽しみにお待ちください。チラシのpdfはホームページにも上げてあるのでよければご覧ください。
明日で学年末テストが終了するので、テスト前自習室は今日が最終日でした。この自習室期間中は、切羽詰った生徒からまったく焦らずマイペースを貫いた生徒まで、いろいろ考えさせられることがたくさんありました。何回やっても、「次はこうしたほうが……」のくり返しです。
毎回考えさせられることのひとつが、「しなければならないことの順位付け」です。これができていない生徒が意外にたくさんいるのです。提出物に関しても「テ スト終了後」となっているのに完成していないから提出できず、仕方なく翌日提出のための準備をしています。翌日のテスト対策が不十分になるのにです。ひど いときには、翌日の提出物が完成できなかったりします。
生徒に聞くと「時間がなかった」と言い訳します。そういう生徒は、テストが午前中で終わって昼から仲間とつるんで遊んでいたりします。一人ひとりの状況は千 差万別ですが、時間だけはみんなに平等です。時間が足りないのではなく、無駄な時間を過ごしただけだということに早く気が付いてほしいものです。
学年末テストが始まりました。今回のテストは1・2年とも、数学と理科で得意・不得意が得点にはっきり出そうです。数学の範囲は1年が「平面図形・立体図形」、2年が「三角形・平行四辺形」、理科の範囲は1年が「音・力のはたらき」、2年が「天気・電流」です。
図形の単元(いわゆる幾何)ができない原因はどこにあるのでしょう。どこまで遡ってやれば理解できるようになるのでしょう、論理立てて考えることと、図形の 基本性質さえ覚えてしまえばとても簡単なのに、どうもうまくいきません。ただ、できない生徒に共通することは「一般化」ができないということです。「この 問題は……、次の問題は……」というふうに、問題の奥に潜む「本質」が見えて来にくい勉強をしているように思います。
また、代数の分野ではほとんどの生徒が「割合」の考え方、もっといえば割り算の意味をきちんと理解できていません。今回のテスト範囲で言えば「圧力・浮力」と「電流」です。割り算の意味さえきちんと身につけておけば困らないと思うのです。「実感算数」の出番かなぁ……。
さて、今週で2月も終わりです。今年が始まってもう8週間経過しました。毎年思いますが、月日の経つのは本当に速いですね。塾では3月から新年度をスタートします。
今年は3月半ばに教室を移転するので、新年度の準備と移転の準備でてんやわんやです。
堀江中学も花乃井中学も、1・2年生は明日から学年末テストです。しっかり準備できている生徒とそうでない生徒がいます。必要以上に神経質になっている生徒がいます。かと思えば、なーんにも考えていないように見える生徒もいます。塾の授業は学校のテスト期間に合わせて、翌日のテスト科目を確認して、それぞれのレベルに合わせた課題でテスト対策をしています。自習に来ている生徒にも、翌日のテスト科目を意識させ、何からするべきかを考えさせるようにしています。
ところが、翌日のテスト科目でない科目の勉強をしにくる生徒がたまにいます。たいていは、テスト日の提出物が仕上がっていない生徒です。こういった生徒は普 段の授業を大切にしていないことが多いようです。「今できない理由探し」が上手になってはいけません。今できない理由はいくらでもあります。机の上をかた づけてから……、ノートがないから買ってきてから……、のどが渇いたからお茶を飲んでから……、トイレに行ってから……、塾に行ったらする……、そして挙 句の果ては、今日は遅いから明日からする……。
こうして、今しなければならないことができなくなっていきます。明日からするといっている生徒は、絶対に明日も同じことを言って先延ばしにします。来週から……、春休みから……、新学期から……、連休が終わったら……、あぁ、永遠に始まりません。
何処かでこの連鎖を断ち切りましょう!
明日から頑張る、次は頑張るではなく、今から頑張る! です。
塾長