にしかわ学習塾では,中学生に週2回「編集手帳」の書写を宿題として与えています。ただ,書き写すだけはありません。読売新聞の「編集手帳書き写しノート」の体裁で,簡単な日記と意味調べ,要約までを含めています。現在の場所に移転するまでは朝日新聞の「天声人語」の書写でしたが,分量・内容(主義・主張)などの問題から読売新聞に変更したのです。
問題は意味調べです。昨年度までは気にならなかったのですが,今年度の塾生は,授業の始まる数分前に塾に来て,塾の辞書を使って調べているのです。家に辞書はないのかと尋ねると「ない」と即答する者や,「学校に置き勉している」と答える者もいます。
いつのころから「置き勉」なる言葉が使われるようになったのか。確かに重いけど必要なものを置きっぱなしにして何の勉強になるのか,おかしいと思いませんか。それが子どものためになるのでしょうか。だいたいこの社会自体が,子どもにやさしすぎるのではないかと思います。甘やかされて勘違いして付け上がった子どもが増えているように感じています。
問題は意味調べです。昨年度までは気にならなかったのですが,今年度の塾生は,授業の始まる数分前に塾に来て,塾の辞書を使って調べているのです。家に辞書はないのかと尋ねると「ない」と即答する者や,「学校に置き勉している」と答える者もいます。
いつのころから「置き勉」なる言葉が使われるようになったのか。確かに重いけど必要なものを置きっぱなしにして何の勉強になるのか,おかしいと思いませんか。それが子どものためになるのでしょうか。だいたいこの社会自体が,子どもにやさしすぎるのではないかと思います。甘やかされて勘違いして付け上がった子どもが増えているように感じています。