ども、ノー一家です。
会津若松旅の後編でございます。
二泊目に泊まったのは会津若松駅からも割と近い
東山温泉。こちらにある向瀧さん。
今回の旅の目的のメインでございます。
会津藩の湯治宿時代からというとっても古い趣のあるお宿です。
こちらはしみつぶの湯のまち放浪記を見てから絶対来て
みたかったお宿なので、非常に気分が高まります。
難しいことはわかりませんが、お宿自体が文化財の一号として
認められているそうで、もちろん新しくはないのですが全体的に
ものすごく手入れが行き届いてました。
でもって宿自体は川に面していますが、お宿の中心は山側に
向かってある中庭。
うまく撮れてないのが残念ですが、手入れの行き届いた
お庭です。木々の冬囲いにも兼六園方式だけでなく
独特の珍しい方式があるとか。
ホントは雪の中庭になるはずだったんですが・・・残念。
館内は重厚感ある木造の棟が続いていて、とにかく
どこもかしこもピカピカ。手が掛かってる感じが
伝わってきます。ちなみに写真は44℃~46℃位だった
かなのきつねの湯入口。
お宿の温泉はとにかくこだわっているそうで、いつも
雰囲気温泉だったノー夫婦も思わず歓声をあげるほど
良いお湯でした。これぞ湯治。
チェックイン後は館内の3つの温泉を何度も楽しみつつ、
食事にも期待がかかります。
と言いつつ、我慢できずノーパパはフライングして中庭を
眺めつつおこたでヌクヌクしながら地ビールをグビリ。
自販機や冷蔵庫は一切無いので、その分飲み物などは
何時でもお部屋に持ってきてくれます。
そして期待のお夕食へ。お部屋食なのでおこたのまま
お食事です。
でもってこちらの料理がとにかく美味しい!!
山にあるお宿に期待する料理ばかり(マグロ刺しなどが
一切ない)なうえに、以前の福島旅行で大好きになった
会津料理が沢山出てきます。
先付けも手抜かりまったくなく、酢味噌ではない醤油で
食べられる鯉の洗いが出てきたり、ノーママも満足。
鰊の山椒漬は欠かせませんね。
もちろんこづゆも。美味しい~。
そしてお宿のスペシャリテ的な存在の鯉の煮つけ。
手のひらサイズのジャンボなのが一人一つで
嬉しい悲鳴。甘辛柔らかいお味はさすが。
残ったというか量多すぎで計画的に残したものは
綺麗に真空パックしてお土産にしてくれます。
こちらは会津地鶏のお鍋。温泉宿のあぁお鍋ね、的なものと
思っていたら大間違い。鶏のお出汁はかなり強く、お肉も
とても滋味深いお味でびっくり美味しい。
結局デザートまで全ての料理にこだわりが感じられ、
お宿の料理として今までで一番満足度が高かった気がします。
ちなみにこちらはお宿のオリジナルのお酒。
単なるオリジナルラベルではなく、ちゃんと仕込みから
こだわったお酒だそうです。今回は一年熟成のものを
いただきました。
その他会津塗のお椀など、器類もとても大切に使われていて、
気持ちの良い食事の時間が楽しめました。
(写真はカジカの箸置きです。これも宿で買えるそうです)
そしてまたお湯を楽しみつつ、ビックリするくらい早く就寝。
翌朝、朝早く目が覚めるとちょっと嬉しい光景が。
うっすらとではありますが雪化粧し始めた中庭。
本当はこちらのお宿の名物の「雪見ろうそく」を
楽しみにしていたので、雪不足での中止が非常に
残念だったのですが、最後に雪景色が見られて
良かったです。
朝ごはんもスタンダードな品々が並びつつ、
もちろん美味しいお米を含め気持ちの良い朝を迎え
られました。
特に鱒の蒸し物が美味しかったです。
そして後ろ髪ひかれながらチェックアウトする頃には
もう少し雪が積もり、
嬉しい雪景色で宿を後にすることができました。
とにかくチェックインからチェックアウト後まで、お宿の方が
気を使ってくれ、また嫌味が感じられない非常に居心地の
良い宿泊となりました。
雪見ろうそくのリベンジでも、桜の季節など別のシーズンを
楽しんでみるでも、必ずまた泊りに来たいお宿になりました。
以上ノー夫婦、冬の会津若松旅行でございました。
それでは~
いつものやつお願いします!!
↓↓↓↓↓