December 10, 2017

国のために死ぬのはすばらしい?

国のために死ぬのはすばらしい?
ダニー・ネフセタイ
高文研
2016-12-01



2016年12月初版

国のために死ぬのはすばらしい?
イスラエルからきたユダヤ人家具作家の平和論
ダニー・ネフセタイ著 


パレスチナ問題の中心・移民国家のイスラエルで生まれ、育ち、空軍のパイロットに憧れ、軍で働き、そして結果、日本で暮らした家具作家のダニー・ネフセタイ。
彼の目から見たイスラエルと日本。

全然違うようで、同じような病根を持つ2つの国。

イスラエルについて批判をすれば、国を離れた人に言われたくないと非難され。
日本について批判をすれば、外国人に何が分かると非難される。

どちらからも一歩離れることによって培われたダニーの目線は、内側に居ては気付けない独特のもの。

戦争や原発、自分たちの行為が生み出す不都合な真実から目をそらす2つの国にダニーは警鐘を鳴らす。


本の前半部分は、なぜダニーさんが日本に来ることになったのかが語られる。

空軍パイロットに憧れた幼年期から高校時代、そして軍に従事していた時代と日本を訪問することになったきっかけから、奥様との出会い。
そして、日本に住みようになってから感じた日本社会の不思議な慣習。

後半は日本の中で感じた疑問が大きく膨らみ、東日本大震災と福島の原発事故に直面する。
多くの不都合な真実から「しかたがない。」と目をふさぎ、原発の再稼働に向かう政治に危機感を感じるダニーさんは、反原発活動に力を入れるようになっていく。


イスラエルという、そこまでなじみのない国から来た人の半生記を読むのはナカナカ面白かった。

そして、客観的な分析としてのパレスチナ問題ではなく、実体験に根差したパレスチナ問題の考察は、他に出会えない内容で読ませるものがある。
また、他国の文化や遠く離れた母国の批判をするという難しい立ち場もまた、伝わってくるものがある。

「それ以外に方法がない。」と政治やマスコミが言うとき、それが本当かどうかは一度立ち止まって考えてみる必要がある。
それは間違いない。
原発の再稼働や北朝鮮問題を抱えた今の日本に、ダニーさんの警鐘はなかなか響かないが、響いてほしいと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・

さて、ここからは僕の意見。

「平和」と言うものを考え行動しようとするとき、自分こそ平和について考えていて、それに反する活動をしている人は平和の破壊者だと考えるのは早計。

ごく稀に悪意を持って平和を破壊しようとする輩はいるけれど、基本的な大多数の人はみんな平和を願っている。

ただ、その視野とスパンが違うだけ。

守りたいのが、自分ひとりの平和なのか、家族の平和なのか、地域の平和なのか、国の平和なのか、隣国も含めた平和なのか、世界平和なのか。
その視野によって、平和を守るための最適解が異なる。

守りたいのが、今イマだけの平和なのか、10年後までの平和なのか、自分の生きてる間だけなのか、子孫の時代までなのか、遠い未来までなのか。
そのスパンによって、平和を守るための最適解が異なる。

みんながそれぞれに自分の見ている平和を守るために、最適解と思う行動をしている。

大学受験を控えた高校生が、今だけの楽しさの為に遊んでしまうのか、将来を見据えて今は頑張るのか。
見ているスパンが違えば、答えは違う。

自分が勤めている会社が原発の開発・メンテナンスを行っている会社だったら、その人にとって「家族と自分の平和」を守るための行動は、原発の再稼働になる。
世界平和を見ているからと言って、家族の平和を守ろうとしている人を非難するのは、少し違う。


もうひとつ。

自分と関わりのない他人や他国までを含めた広い視野でものを考えたり。
自分が生きていない時代までを含めたスパンでものを考えたりするのには、想像力がいる。

想像力を働かせるには、色々なことを調べたり、体験したり、考えたりする時間がいる。

考える時間を作るためには、日常に追われていない余裕がいる。

つまり、余裕が無いと、想像力はどんどん小さくなっていく。

余裕がないと、単純に目の前にある問題を最短で解決してくれる簡単な答えに飛びついてしまう。
この本は良い本だけど、読む時間と買うお金っていう余裕が必要。


果たして、日常に余裕のある人の方が多いのか、少ないのか。

大多数に余裕があれば、社会の視野は世界に、スパンは未来に向かう。

大多数に余裕がなければ、社会の視野は自分だけに、スパンは今だけに向かう。

これが民主主義の抱えてる業だと、僕は思ってる。




know_the_base at 19:45|PermalinkComments(0)まじめな本 | 雑感と意見表明

December 09, 2017

アンパンマン期到来

2歳の息子氏は、8歳のねーねにつられて名探偵コナンやドラえもんを一緒になって観ています。

2歳なのに殺人事件とか見せてて良いもんかのう?とは思いつつ、さりとて娘に「息子氏いるから見るな。」ともよう言えん。

娘の時には、2歳と言えばアンパンマン、アンパンマン、アンパンマンでした。

まぁ、息子氏もおとなしく見てるし、良いか?と思っていたのですが、流石は赤ら顔。
そのまま2歳児を放ってはおかないようです。

chara_anpanman2

パトロールにいってきまーす!

ある日、ひとつの理由で突破口を作る(アンパンマンオモチャ投入)と、そこからは赤ら顔の独壇場。
なぜか2歳児の心をとらえるあの笑顔で、あっという間に我が家に入り込んできました。

いつの間にか録画をしているハードディスク。
やたら協力的に弟にアンパンマンを見せる姉。

全てがアンパンの思惑通りです。

なんて、おそろしいパン・・・。


と、言うわけで。

5年ぶり、2度目のアンパンマン期に入りました。





ドキンちゃんの声をやってらっしゃった鶴さんの亡くなった理由も大動脈解離とのこと。

我が家の録画アンパンマンでドキンちゃんの声が鶴ひろみさんで、お声を聴くたびにさみしい気持ちになります。

自分が鶴さんでもおかしくなかったと思うと、人生とは何と危うい薄氷の上にあるかと思わずにいられません。
御冥福をお祈りしております。


know_the_base at 07:16|PermalinkComments(0)こども 

December 05, 2017

医療経営士3級 結果

10月の末に受験した医療経営士3級ですが

合格してました。

完全玉砕だと思ってたんですけどね。
やるな、俺様。



ち、な、み、に。

合格するとですね。
会員登録してですね。
年会費なる費用1萬円が毎年かかるようになるんですけどね。

毎年!

コレ、自己負担ですから。 残念!!

まぁ、ねぇ。

年会費1萬円つっても、毎月の会報と季刊の専門誌が来るそうですし。
一応、大人ですし?
専門誌を定期購読してると思えば、思えば・・・・思えば?


職場から取得を依頼されて、取得して、自己負担て。
なんか、こう、スッと納得出来ない感があるんですが。

給料にも反映しないし。

うーん?

なんか、合格したけど嬉しくないぞ?


おっかしいなぁ。



know_the_base at 06:07|PermalinkComments(0)日記 

November 30, 2017

アクセルワールド 19 暗黒星雲の引力

アクセル・ワールド19 ―暗黒星雲の引力― (電撃文庫)
川原 礫
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
2016-07-23


2015年10月初版


今、ブレインバーストをのクリア条件と考えられているは、最高位のレベル9プレイヤーが同じくレベル9のプレイヤーを5人倒し、強制アンインストールに追い込むこと。

だが、果たしてそれでクリアとなるのか?

黒雪姫が中学を卒業する前に、ブレインバーストをクリアする方法は無いかを模索するハルユキは、かつて帝城で見た最後の神器・揺光のことを思い出す。

ザ・フラグチュエーティング・ライト《揺光》

絶対攻略不可能とも思える超級エネミー8体が守る、武器なのか、防具なのか、それさえも分からない最後の神器。

その秘密を探るためにレギオン副長のスカイ・レイカーと突入した帝城の中で、2人は思いがけない人物と出会う。

グラファイト・エッジ。
帝城北門で四神・玄武によって幽閉されているはずの元四元素が、そこにいた。

様々な謎の鍵が、グラフによって語られる・・・


・・・・・・


白の王攻略編の第2巻。

着々と最終目標への道筋が示され、着々と準備をすすめ、着々と仲間が集まってくる。

前半はグラファイト・エッジ先生による説明タイム。
後半は白の王攻略の為の仲間が集まるタイム。

バトル展開の緊張感はほぼ無いものの、赤のレギオンとの合併やISシステム編では敵だったマゼンタ・シザーの合流など、少年誌的盛り上がりのある巻でした。

やっぱりソイツなりの理想を持って敵対してた相手が、なんやかんやとあって仲間になる展開は鉄板。
またもや綺麗なオネーサンが増えましたとさ。

本編の中でも触れてるけど、男女比がおかしいやろ。
レギオン合併だ何だかんだでモブ男が増えたってダメやろ。
話に関わる男子増やせや。
まぁ、序盤から出てる幼馴染のタクムでさえ、最近は出番を貰えないんだし、謎多きグラファイト・エッジさんに期待だな。

いや、別に男キャラが好きと言うんじゃ無いんだが、あんまりハーレム一直線はどうかと思うだけで。




さて、甥っ子が置いていったアクセルワールドまとめ貸しは、これにて一旦打ち止め。

そろそろ勉強に戻りますかぁ。



know_the_base at 07:44|PermalinkComments(0)楽しい本 

November 29, 2017

夫婦生活を円満にするコツ

1. 2人が同時に怒ってはいけない
2. 家が燃えていない限り、怒鳴り合ってはいけない
3. どちらかが口論で勝つ必要があるならば、伴侶に勝たせてあげなさい
4. どうしても注意をする必要があるときには、愛情をもって行いなさい
5. 過去の過ちを未来に持っていってはいけない
6. お互いに我慢強くなりなさい
7. 夫婦間の問題を解決しないで就寝してはいけない
8. 最低でも1日に1回は伴侶に素敵な言葉をかけなさい
9. あなたが悪いときには、そのことを認めて謝りなさい
10. 問題の話し合いをしているとき、よくしゃべる方が過ちを犯している

神父から授かった夫婦円満のルールに反響「僕は何度も救われた」より


ほぼ同意。
10番目に関しては、激しく同意。

我が家では、基本的に僕が間違えて、僕が怒って、僕が騒いで、騒いでる途中で自分の主張が無理筋だな〜と思い、僕が謝る。

10番に始まり、9番を通り、3番に落ち着く。

嫁様の特性は5番と6番かな。
彼女は我慢強いし、過去の過ちを蒸し返さない。
それに甘えてる人が若干1名。


あ、でも僕だって8番やってますよ。8番!


しかし、家が燃えてたら怒鳴りあっても良いのだろうか?



know_the_base at 03:49|PermalinkComments(0)日記 

アクセルワールド 18 黒の双剣士

アクセル・ワールド (18) ―黒の双剣士― (電撃文庫)
川原礫
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2015-06-10



2015年6月初版

アクセルワールド 18
黒の双剣士
電撃文庫 川原礫 著


加速研究会すなわち白の王攻略のために必須となる、緑の王との同盟。

その同盟会議の場に現れたのは、かつてのネガ・ネビュラス幹部・四元素のひとりグラファイト・エッジ。
かつてのネガ・ネビュラスに所属したバーストリンカーたちと領土を守るため、グラファイト・エッジは緑の王にその身を預けていた。

現在は緑の幹部・六層装甲の首席となったグラファイト・エッジは、存在矛盾と呼ばれる想像を超える自由さを持つ。

白の王を攻めるための橋頭保として、かつての領土を返還してほしい。

ネガ・ネビュラスを信用する以外に根拠の無い作戦に巻き込まれる、緑の王率いるグレート・ウォール。
グラファイト・エッジが提案したのは、自分たちとの決戦で白の王に対抗できる力を示すこと。

そして突入したバトルロイヤルの舞台は、なんと実装されたばかりの宇宙ステージだった・・・。

・・・・・・・・・・・・・・

サブタイトルに偽りなしの、グラファイト・エッジ無双。

黒の王・黒雪姫の剣の師匠であり、かつての最強の仲間であり、今は別レギオンの幹部。

ナニソレ、カッコいい。

純色の王に比肩する実力を持ち、それでいながら王たちを立てることも出来る。
規格外の行動は道化の様でありながら、その行動には一本の筋がある。

仲間の外側に存在する協力者のスタンスから物語を動かすキャラクターが出てきました。

言うなれば、エヴァで言う加地さんみたいな感じ。
実力は凄いのにそうとは見せず、なんか色々知ってるくせに全部を教えてはくれない。
オッサンが頑張ってる中高生を眺めてニヤニヤしてる感じ。

グラファイト・エッジさんの本体は無限エネミー・キル状態で封印されてるかと思いきや、なんか自由にやってそうだし。
まぁ、四神から仲間を救出するのも三回目になっちゃあ盛り上がんないしな!


ちょっと平和モードが前巻からつづく。

緑とのバトルロイヤルは、負けられない戦いとは言っても互いに悪意があるワケでもなく。
他にあった白の王を攻めるための布石と、その為のバトルも基本的には好意的な印象のモノ。

次巻あたりから、多少は緊張感が戻ってくるのかなぁと思いつつ、別にアクセルワールドに緊張感を求めてないやとも思ったりする。


そして、タクムくんの影が薄すぎます。



know_the_base at 03:31|PermalinkComments(0)楽しい本 

November 27, 2017

アクセルワールド 17 星の揺りかご

アクセル・ワールド (17) ―星の揺りかご― (電撃文庫)
川原 礫
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
2014-10-10



2014年10月初版

アクセルワールド 17
星の揺りかご
電撃文庫 川原礫 著


ISシステムの破壊。
そして、災禍の鎧・クロムディザスター2を討伐することに成功したハルユキたち。
多くの難題に一旦の区切りをつけ、次なる目的は加速研究会の討伐。

それはつまり、加速研究会の会長であり、黒雪姫の実姉である白の王攻略を意味していた。

大きな目標を達成するための第一歩は、緑の王グリーン・グランデとの同盟。
その為に、ネガ・ネビュラスの一行は緑の支配区域へと向かうのだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前の巻で物語的に大きな節目を越え、今回は小休止というか、充電回と言うか、サービス回?

英気を養って、最終目標をはっきり宣言し、その為のロードマップを示す。
そんな感じでした。

しかし、文字情報オンリーの小説って媒体で水着回ってのはサービスになるのかどうなのか。
その辺は妄想でカバーしてよという事なのだろうか。
文字情報の水着って単語でハァハァ出来るほどの情動は、もう無いんだけど。


懸案の超パワー・メタトロン様は、すべての力を使い切って意識だけのアドバイザー的なアレに落ち着いたらしい。
窮地ですべてを解決しに出てくる感がすごい。

次巻は遂に四元素の最後のひとり、グラファイト・エッジさん登場。

やっとネガ・ネビュラスに男メンバーが増えるのか、どうなのか。
今までみたく普通には仲間にならなそうな気配濃厚だけど、そろそろ女子ばかり増えるのも無理があるぜよ。

know_the_base at 05:15|PermalinkComments(0)楽しい本 

November 25, 2017

アクセルワールド 16 白雪姫の微睡

アクセル・ワールド16 ―白雪姫の微睡― (電撃文庫)
川原 礫
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
2016-07-23



2014年2月初版

アクセルワールド 16
白雪姫の微睡
電撃文庫 川原礫 著


ISシステムによる「悪意の心意」の凝縮。
赤の王スカーレット・レインからの強化外装強奪
最硬の身体を持つウルフラム・サーベラスの創造

加速研究会が幾重にも張り巡らせた策謀が、ひとつの結果へと終結した。

災禍の鎧クロム・ディザスターの復活。

その復活に立ち会ってしまったハルユキは、友情を交わした赤の王スカーレット・レインの命ともいうべき強化外装を取り戻すため。
きっと友人になれるはずだったウルフラム・サーベラスのため。

そして、災禍の鎧を再び封じるため。

最悪の暴威に立ち向かうのだった・・・・。

・・・・・・

ISシステム編、完結。
スカーレット・レインのパーツがひとつ奪われたけど、一応は諸々丸く収まった感じ。

ラスボスとなるであろう加速研究会の代表・白の王(黒雪姫の姉)も登場し、少しは物語もラストへと向かう流れになってきました。

そして、主人公のハルユキくんは、大天使メタトロン様をハーレムメンバーに加えましたとさ。
めでたし、めでたし。

こっからの戦いは、なんというかブレインバーストのルールがどうとか言うレベルじゃなくなってく印象ですし、超反則級の存在が主人公に加護を与えてるくらいじゃないとだめなのかな?

それとも、後から作者が「メタトロンはやりすぎだったかぁ〜」と後悔するヤツなのかな?

まぁ、今回のISシステム編で加速研究会が呪われた強化外装ひとつで、ハルユキがメタトロンを仲間にしたと思えば、加速研究会よりもハルユキの方が得たものが大きそう。

当然だけど、メタトロンもそんなほいほい力を貸してくれそうではないしね。




know_the_base at 20:01|PermalinkComments(0)楽しい本 

November 24, 2017

診療情報管理士 後期課程スクーリング 終了

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3日間にわたる診療情報管理士スクーリングが終わりました。

つ、疲れた、、。

なんか、こう、吸い取られた感があります。
朝から夕方まで、延々と講義。

いつもせっかく都内にいるのだから、一ヶ所くらいどこか行こうと思うのに、結局どこも行かず。
今日も真っ直ぐ帰れば、自宅での夕飯に間に合いそうなので直帰します。

朝晩、講義前と講義後に見てる東京タワー。

次回で診療情報管理士のスクーリングも最後だし、東京タワーくらい行こうかな。


know_the_base at 16:51|PermalinkComments(0)診療情報管理士 がん登録 

診療情報管理士 後期課程スクーリング 最終日

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いい加減、真面目に疲れてきたなー。

スクーリング最終日です。
おはようございます。


もう、帰りたい。

明日1日寝ていたい。

ホテルのベッドが固いんすよね。
とりあえず、家のベッドで眠りたい。

今日1日頑張れば、帰れる。


know_the_base at 08:26|PermalinkComments(0)診療情報管理士 がん登録