September 2009

September 30, 2009

不都合な真実

不都合な真実


ブッシュとアメリカ大統領の座を競い合った、元アメリカ副大統領アル・ゴア。彼の著した「不都合な真実」の映画版。

「不都合な真実」とは「地球温暖化」のこと。

それは「京都議定書」に調印していないアメリカの政治家にとって、認めてしまったら取り組まざるを得ない、だが、取り組んでしまえば経済への悪影響は免れない。
正に「不都合な真実」。

この作品は「不都合な真実」を著し「地球温暖化」を世に知らしめるためにアル・ゴア氏が開いた講演会を繋ぎ合わせ、科学的な検証、美しい地球の映像、危機的な映像、ゴア氏自身の動機部分を加えて生み出された映像版「不都合な真実」。


まるで2時間の地球温暖化講座を受けた生徒の気分。
その講義は決して眠くなる類のモノではなく、目を見開き、聞き入る内容。

地球温暖化について、一通りの知識を持っていると思っていても、その危機感が甘かったことを思い知る。

まず、アル・ゴア氏の講演が見事。
流石は一瞬アメリカ大統領になりかけた男。一流。話の運びが上手い。

そして、準備してある膨大な資料の裏付けと、美しい地球の映像達が危機感を感じさせる。


鳩山首相が世界と約束してきた、二酸化炭素の25%の削減。
コレを現実にする為に協力するコトが、今の日本人に出来る最短ルート。

そんな目標は経済を停滞させる? 
そろそろ、その思考ルーチン自体を見直すタイミングに来てるのではなかろうか。


今、始めれば、まだ間に合う。 かも知れない。

子供に地球を残す為、今出来ることをしなくては。


映画として、ではなく、現代を生きる基本として全ての人に観てもらいたい作品。



最終評価 A



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September 29, 2009

不満じゃないんだけどさ。

嫁様が出産の為に仕事を離れて、ほぼ1ヶ月が経ちました。

お仕事を離れてからは基本的に毎日家に居る嫁様。

ま、そりゃあ、当たり前なんですけど。

仕事から帰ると、掃除がしてあり、ご飯が炊いてあり、嫁様の居る我が家。

ま、素敵なんですけど。

この環境に「不満」なんて言ったら、刺されそうなんですけど。
不満ってワケでもないんですけど。


違和感? が、あります。


結婚して8年目。
そんなよーな環境は、初期の頃の嫁様バイト期間以来。
そりゃあ、まるきり「初」ってワケじゃあないのですが、なんとなく違和感があります。

今までは「互いに仕事をしてるんだから、家事は半々で当然。」と思ってたのですが、相方が主婦になった場合は?

んー。

まぁ、今までの流れで自然に体は動いてしまうのですが。

まぁ、基本的に料理は好きなのでやってしまうのですが。


別に気にしないでやりたいようにやったら良いんですけど。
本当は、そんなに気にしてるワケでもないんですけど。

なんとなく前と完全に同じって感じワケでもない。

料理をする時、前は大概は僕がメイン(切ったり焼いたり)で、嫁様がサブ(使った道具を洗ったりする)だったのですが、今は嫁様がメインで僕がサブ。

なんか、ヘンな感じ。


環境が変わると、そんなよーな小さな違和感が沢山あります。


これでもじ子が来たら・・・。

いや、それは激震だから。
政権交代だから。
違和感なんか吹っ飛ぶから。



P.S.

最初に書こうと思った内容からズレてしまいました。
本当はもうちょっとグチ的な感じだったんですけどね。
ココにあんまり赤裸々なのは、各方面に・・・ねぇ?



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September 27, 2009

終わってしまう・・・。

とにかく休みの多かった9月後半が終わってしまう・・・。

この重症サザエさんシンドロームをどうしてくれよう。


まぁ、来月は来月で楽しみがあるので良いのですが。

もじ子。楽しみにしているから、早く(早すぎず)出ておいで!!


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フィクサー

フィクサー


大手弁護士事務所で「奇跡の仕事人」と呼ばれるマイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)は、事件のモミ消し専門の掃除屋。

法の裏をかき、相手を説得し、事件を無かったコトにする。それが彼の仕事。

自身のプライベートは子供とも満足に会えず、今後の為にと開いたレストランも失敗して借金が残る。
裏の闇を嫌と言う程に見る仕事をしながら、彼はとにかく現状に嫌気がさしていた。

そんな時、巨大農薬企業のノース社が抱える30億ドルの農薬集団訴訟を12年も扱ってきた同僚のアーサーが奇行に走る。
原告の女性を裸で追い回し、警察に捕まったアーサー。

「担当弁護士が警察に捕まった。」その事実をモミ消しにマイケルは動くが、アーサーは彼の前から姿を消す。

アーサーは、彼の奇行以上の危険を抱えていた。

長年にわたって事実を捻じ曲げる訴訟に身を晒し、心を病んだ彼は、ノース社の内部資料を持って原告団側に寝返ろうとしていたのだ。

その事実を知ったノース社の法務担当のカレンは非情の手を打ってくる。

マイケルはアーサーを追う中で、訴訟の真実と、アーサーの真意と、弁護士事務所の立場の中で揺れる。



アクションと言うには地味。
サスペンスと言うには捻りが無い。

でも、1人の男が自分の人生で積み上げたものを全て使って、見せた最後の決断には格好良さとリアリティがある。

見てる途中は上記の通り大して面白いとも思わないでいるが、エンドクレジットのジョージ・クルーニーの表情で「良い映画を観た。」と思わせる力があった。

見終わった後に思えば、時間軸の使い方、セリフ、同じシーンのカットの切り方など、ナカナカに唸るトコも多い。
まぁ、映画マニア向けと言ってしまえばそれまでなのだが、単純すぎないストーリーにも好感が持てた。

ま、作品として地味っちゃあ、地味ですけどね。



この作品の中で、主人公が決意をする瞬間に馬と出会うシーンがあるのだが、欧米人にとって「馬」ってどういう存在なんだろう?

多くの映画作品を観る中で、この「馬」文化が時々顔を覗かせるのだが、その感覚的な意味が掴みきれていない気がする。

単純な「自由」の象徴と言うわけでもなく、直接的な「自分自身」の投影とも少し違う。
「本来あるべき姿」と言うか「生」の象徴に近いモノなんだろうけど、その辺の感覚の本当のトコを知りたいですね。


最終評価 B+


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September 26, 2009

「無限の住人 25巻」 「ベルセルク 34巻」 

漫画


御存知!! と、言うには、マイナーな作品ですが「無限の住人」「ベルセルク」の新刊が出ました。

「三十路を越えた良い大人が・・・。」と言われそうですが、どっちの作品も高校時代から追っているんだから仕方ない。

あらすじとかは書き出すと長いので、興味がある方は上のリンク参照でお願いします。


もう、10年以上も追い続け、どちらの作品も流石に終着点の姿がオボロ気ながら見えてきた(?)感じがします。

まぁ、そうは言っても完結までには、もう数年は掛かるでしょうケドね。


この作品達への熱い想いを書こうかと思って書き出したのですが、ソレは完結した時にします。


なーんて、ね。
この作品の新刊を楽しみにしてる人へ「買ったよ。」のアピールでした。

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GSワンダーランド

GSワンダーランド


1968年。
ビートルズ以後、グループサウンズ(GS)全盛の音楽業界。
猫も杓子もGS。GS。グループサウンド。

そのブームに乗り遅れそうになったレコード会社・ファインレコーズ(社長・岸部一徳)は、慌てて新人バンドを探しだす。

そんな時、デビューを夢見ていたボーカルのマサオ(石田卓也)、ドラムのシュン(水島ヒロ)、ギターのケンタ(浅利陽介)の「ザ・ダイアモンズ」が見出される。
が、会社が用意していたのはオルガンメインの楽曲だった。

ソコで急遽用意された、女性キーボードのミック(栗山千明)。

でも、当時のGSブームに女性メンバなど考えられなかった。そこで会社が考えたのは、ミックの男装。

彼女が女であることを隠してデビューしたものの、最初の曲は全く売れない。

そこで会社が彼らに用意したイメチェンのネタは・・・真っ白なタイツと「王子様とニュー歌謡」のキャッチフレーズだった・・・。

彼らの名前は「ザ・タイツメン」。


「ザ・タイガース」「スパイダース」「ブルーコメッツ」を生み出した日本のGSブームは熱狂的に隆盛し、あっと言う間に去った。

素人に毛が生えたようなレベルのバンドが、レコード会社の思惑1つで使い捨てにされた時代。
この作品は、その時代へのジョークなのか、皮肉なのか、オマージュなのか。

1969年現在に10代〜20代だった人だけを狙った作りは、当時を知らない人間には、何が良いのか分からない挿入歌の数々と世界観にヤラれる。

ただ、音楽業界の隆盛や、タイツメンからソロになったミックや、彼らの後にブレイクした温水さん達のグループの扱いなどから、そこはかとない哀愁を感じることは出来る。かな?


この作品のキモは、栗山千明・水島ヒロ・石田卓也・浅利陽介らの白タイツ姿ですかね・・・。

栗山千明って、今ひとつ作品に恵まれない感があるなぁ。
この年代の女優さんにしては、ちょっと個性的過ぎるのかな?


最終評価 B


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September 24, 2009

X−MEN ファイナル ディシジョン

X−MEN ファイナル


X−MENシリーズ三部作の完結編。シリーズを一気に観ております。


ミュータントと人類の相克は続く。
それでも、関係は少しづつ前に進んでいた。

ミュータント省が置かれ、閣僚の中にもミュータントが受け入れられるようになり、共生の希望が芽生えた。
だが、その関係に新たな問題が浮上する。

ミュータント遺伝子を抑える「治療薬」が開発されたのだ。

果たして治療薬は、ミュータントの希望なのか、抹殺の始まりなのか。


あぁ・・・遂にアメコミの「トンデモ」な部分が出てきちゃいましたか・・・。
と、嘆息したくなる展開が多目です。

多分、原作を知ってる人ならって言う展開なんでしょうけど、映画オンリーで来た人間には、ちょっと付いていけない。

「1」「2」は上手くキャラクタを絞り込んで、ストーリーも差別問題を一本芯にした良い作りだった。

今作は新監督になって、今までの展開を受けて、更には往年のファンも満足させてって言うラストを望むのなら、こういった展開しか無いのかなー、とも思う。

が、ちょっと展開の飛躍に気持ちが付いていかない。

なんて言うか、主人公達X−MEN側よりもマグニート側の方に、心理として自然な行動原理があるように思えてしまうんですよ。
自分達の存在を否定する「治療薬」との向き合い方がX−MENサイドの掘り下げが非常に甘い。
X−MEN側の主要メンバが次々に死んでいく中で、その死んでいった仲間の意思を守るためってダケが戦う理由では、迫害によって自分達の存在を否定された人達と戦う理由にならないんじゃなかろうか。

しかも、その死んでいった仲間もご都合で生き返らせてしまうのでは・・・。

まぁ、でも「エンターテイメント作品として、ソコまでヒドイか?」と、言われれば「ファンには楽しめるんじゃない?」と答える。かな。

噂ほどはヒドくない・・・ような気がしました。


持ち味が違う監督の作品を受けて、の続編&最終章にしては頑張ったと思うけど、何で監督がこの作品で変わってしまったのだろうか。


最終評価 B

know_the_base at 22:46|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 2009年に観た映画 | 映画 あ行

September 23, 2009

X−MEN 2

X-MEN 2


早速ですが、X−MEN「2」デス。


様々な特殊能力を持つミュータント。
彼らは人類の進化形なのか、それとも単なる突然変異なのか。

ミュータントの中には、2つの勢力がある。

磁力線を操る磁界王マグニート率いる、自分達を人類の上位種とし、人類を支配しようとする勢力。
それに対し、最強の精神感応能力を持つプロフェッサーが率いる「X−MEN」は、人類との協調をはかる勢力。

前作でマグニートを捕らえることに成功したX−MEN。
だが、その戦いの中で自分達の存在を一般の人々に知られてしまう。

そんな時、ミュータントによる大統領暗殺未遂事件が起こり、それを引き金に全国に巻き起こる反ミュータントのムーヴメント。

そして、X−MEN達の本拠地であり、プロフェッサーの開いた学校「恵まれた子達の楽園」はミュータントの集まる大統領襲撃犯の隠れ家として、人間の軍によって襲撃される。

一連の事件。その全ての黒幕は、ミュータントに憎悪を抱く男・ストライカー。

ストライカーは、全世界のミュータントの位置を感じとる事が出来るプロフェッサーの機械・セレブロに目を付け、それを奪う事で全てのミュータントを抹殺することを目論んでいた・・・。



このシリーズ、あなどれないです。

ミュータントを差別し、抹殺さえしようとする一般人との争いは、どんな社会でも起こり得る多数派による少数派への差別となんら変わらない。

古くは黒人差別。日本の沖縄やアイヌ、部落。HIVやゲイ。数え上げればキリがないほど、差別は多く、歴史は古く、深い。

それは、まるで人類に課せられた業のよう。

この作品の中で一般人の家族を持つ青年が、家族に自分がミュータントであることをカミングアウトするシーンがあるのだが、そのシーンの中には、差別と向き合う様々な心の痛みが上手く織り込まれていて、心が痛い。

ミュータントの中の指導者であるプロフェッサーとマグニート。
彼らのスタンスは非暴力で差別に耐えたキング牧師と、暴力で立ち向かったマルコムXの様でさえある。

単純な超能力アクションとして観ても充分に楽しめる作品になっているが、それで終わらせてしまっては勿体無いほどのテーマを抱えた作品。

本当にあなどれないです。


ただ、それぞれのミュータントの能力や彼らの扱っている機械への説明は少なく、パッと流して観てしまうと、ストーリーを追うことさえ難しいかも知れないです。
まぁ「2」ですから、その辺は「わかってるでしょ?」的な作りもアリではあるんですけどね。


最終評価 A−


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September 22, 2009

シルバーウィークの過ごし方。

ハッピーマンデー法案のおかげで、いつの間にかあった秋のゴールデンウィーク。
しかも、その呼び名はいつの間にかシルバーウィークになっていた。

シルバーて・・・。 

まぁ、そのネーミングセンスにはひと言あるけど、連休はやっぱり嬉しいモノです。


で、僕のシルバーウィークの過ごし方。

1 モンスターハンター。 
2 映画鑑賞。
3 友人と飲む。
4 買い物をする。
5 読書。

以上、です。

お金は使っていないけど、なんだかんだで優雅にのんびり。

映画鑑賞や読書はなんとなく秋らしい。でも、春夏秋冬、いつもとなーんも変わらない休日。


さて、この連休、皆さんはどう過ごしてます?

know_the_base at 08:10|PermalinkComments(10)TrackBack(0) 日記 

X−MEN

X-MEN


スパイダーマン。アイアンマン。デアデビル。
アメリカンコミックから抜け出してきた、御存知マーヴルヒーロー。

その代表格「X−MEN」


人類に突然変異が生まれる。
ミュータントと呼ばれる彼らは、様々な個性的な能力を持つ。

目から破壊光線を出すサイクロプス。
驚異的な再生能力と全てを切り裂く爪を持つウルヴァリン。
天候を操るストーム。
最強の精神感応(テレパス)をもつプロフェッサー。

人とかけ離れた能力を持つ彼らは、社会の中で恐れられ、差別を受けていた。

そんなミュータントの中に2つの勢力が生まれる。

ひとつは、ナチスのホロコーストを生き延びたユダヤ人であり、磁界を操る力を持つマグニートが率いる「人より優れた種であるミュータントが人類を支配するべきである。」と考える集団。

もうひとつは、学校を開いて迫害されたミュータントの子供達を集め、教え、育てる、人類との協調を図ろうとするプロフェッサーが率いる「人類とミュータンントの協調」を模索する集団。
そこで育ち、子供達を教え導く立場になった青年達は「X−MEN」と呼ばれる。


仲間も無く、孤独な放浪生活をおくっていたウルヴァリン。
彼は、肌が直接触れることで他人の生命力やミュータントの能力を奪ってしまう少女・ローグと出会う。

2人が出会って間もなく、ウルヴァリンはマグニートの手先である怪力の男・セイバートゥースに襲われ意識を失ってしまう。
そこを救ったのは「X−MEN」である、サイクロプスとストーム。

ウルヴァリンはプロフェッサーの開いた学校で目覚めX−MENの存在を知る。


その頃、アメリカ上院でひとつの法案が審議されていた。
それは、社会からミュータントを締め出す「ミュータント登録法案」。

法案の審理を止め、ミュータントを認めさせる為、マグニートは一般人をミュータント化する機械を作り出す。

その最初の標的は、法案を強行に推し進めるケリー上院議員だった。

そして、マグニートはNYで開かれる国連の総会を狙う。

ミュータント化する機械のエネルギーとして連れ去られたローグを救う為、X−MEN達は戦いに向かった・・・、


アクションもストーリーも案外としっかりと魅せる作品でした。

ミュータント達の繰り広げるアクションのテンポと、スーパーパワーを持ってしまった悲哀。

人を超えるスーパーパワーを持つコトなんて、実は誰も望んでいない。
それはスパイダーマンにもあったテーマで、マーヴルヒーロー物の根底にはいつもそれがある。
マーヴルヒーローなんて言うと単純な「勧善懲悪」をイメージするが、そんな安易な二元論では決してない。

X−MENがスパイダーマンと異なるのは、スパイダーマンは孤独であり、X−MENには仲間が居るコト、そして、同じ悲哀を抱えた同士が戦い傷つけあってしまうコト。


なかなかバカに出来ないクオリティでした。


最終評価 A−

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September 21, 2009

ハンサムスーツ

ハンサムスーツ

結局、人は見た目?

定食屋の店主・琢郎(ドランク塚地)。
彼は料理の腕はピカイチの心優しき男。

でも、彼はブサイク。 とにかくブサイク。

好きになった女性に告白すれば泣かれ、道を歩けばストーカーに間違われる。
琢郎の「琢」の字が「豚」に似てるコトから、仲間達からはブタローと呼ばれる。

そんなある日、心優しい美女・寛子ちゃん(北川景子)が彼の食堂のバイトに入る。
寛子ちゃんに恋をする琢郎。
周囲にもノセられ、寛子ちゃんに告白をする。が、あえなく玉砕。

フラれるのは、自分がブサイクだから・・・。 落ち込む琢郎。

そんな時、友人の結婚式に着るスーツを買う為に訪れた洋服の青山で、着るだけでハンサムになれる「ハンサムスーツ」をすすめられる。

着てみた姿は・・・めっちゃハンサム(谷原章介)!!

皆が振り向くハンサムになった琢郎は、ハンサムライフを謳歌する・・・。


いやー、期待してなかったんですけどね。 楽しかった!!

楽しく笑って、ちょっとキュっと心を掴むトコもあって、最後にはほっこりと幸せな気分になる。

伝えたい内容も説明不要の直球ストレートなので、考えなくて良いし。

とっても良い出来のコメディでした。

キャストもニヤリとしたくなる絶妙な配置だし。

渡辺美里の「 My Revolution 」
ユニコーンの「大迷惑」
米米クラブの「Shake Hip 」
90年代初頭の楽曲に乗せて、テンポ良くストーリーが展開するのも心地良かったです。

この作品でこんなに楽しめるなんて意外でした。
こういう伏兵は嬉しいモノです。

北川景子も可愛いし。

いやぁ、良い気分です。


最終評価 A

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September 20, 2009

ぐるりのこと

ぐるり

めんどうくさいけど、いとおしい。
いろいろあるけど、一緒にいたい。



芸大を出た後、特に儲かる仕事をする訳でもなく、安定した長続きをする仕事をする訳でもない夫・カナオ(リリー・フランキー)。
雑誌編集の妻・翔子(木村多江)。

真面目に、何事もきっちりの妻。
どこかぐうたらで、肩の力の抜けた夫。

バブル全盛の90年代初頭に結婚した2人。

小さな問題があっても、2人ならナゼか、幸せ。

そんな暮らしをしていた2人。

だが、2人に小さくない問題が起こる。  翔子の流産。

そこから翔子は、少しづつ心のバランスを崩していく。
でも、そんな翔子を受け止め、そっと寄り添うカナオ。

全部を上手には出来ない。困難なコトもある。良い時も悪い時もある。
でも、ずっと傍にいる。


カナオと翔子の暮らした世紀末から新世紀に変わった10年は、社会的にも様々な変化があり、事件が起こった10年だった。
そんな10年に沿って、ゆっくりと歩んだ夫婦を丁寧に、丁寧に描く。


1つ、ひとつの言葉。しぐさ。変化。 その1つひとつが、沁みる。

人は1人じゃ生きられない。そんな当たり前のことを再認識する。

ゆっくりした映像から、誰かと生きる事の豊かさを感じる。


最終評価 A


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September 18, 2009

他愛の無い、幸福な日。

今日は嫁様の妊婦健診日。

もじ子(仮称)は現在2000g弱との噂。 成長著しい。

あいも変わらず、嫁様にも、もじ子にも、特にコレといった問題ナシ。 

素晴らしい。



昨日、豚の塊肉が安かったので購入。 

なので、圧力鍋で焼き豚を作ってみた。

焼き豚


ウェブで拾ってきたレシピに八角を入れたら、案外と本格的な味。大成功。

素晴らしい。


そんなコトをしていたら実家の父が現れて、宇都宮の兄からプレゼントを持ってきた。

僕の誕生日は6月ですがコレの発売日が9月だからと、遅れることを宣言されていた品。

モンハン アイテム


モンスターハンターの定番アイテムの携帯ストラップ。

回復薬・こんがり肉・調合書・マカライト鉱石・大タル爆弾・火竜の鱗の計6種。

流石、リアル兄弟。どこまでもマニアックかつ、ピンポイントなチョイス。

素晴らしい。


以上、他愛も無い今日の出来事。 でも、どれもちょっと嬉しい。

素晴らしいね。



んー。 これが幸福というもの。 ですよね?



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September 17, 2009

the pillows “LOSTMAN GO TO BUDOKAN” から一夜明けて。

pillows グッズ


まだ余韻の中。
昨日の夜は夢だったのか、現実だったのか。 現実だけど、夢でした。

昨日2時間半かけて並んだ物販で手に入れたモノ。
ライブTシャツ1枚、不織布ショルダーバック、そして20周年記念にまとめられた今までのインタビュー集「the pillows cast」一冊。

今現在も ipod で pillows ALL 流しながら、まだ夢の途中。

そうそう、私事なのですが凄いことがありました。

なんと google で the pillows “lostman go to budokan”と入れて検索すると、1・2番がこのブログになってます。
しかも“lostman go to budokan”だけでも4番目。

Yahoo になると、4・5ページ目にまで落ちるのですが、一応は検索に載って来ます。

こんなコトあるんですねぇ。

でも、このコトは僕自身よりも一緒にライブに参加したIT系企業人の友人の方が興奮してましたけどね。

こんなコトもあるかと思うと、ヘタ気なコトばっか書いてて良いのかとドキドキしてしまいます。

まぁ、そんなコトも含め、今日は夢の余韻に浸って過ごします。

the pillows “LOSTMAN GO TO BUDOKAN”

《SET LIST》
1.Thank you,my twilight
2.MY FOOT
3.No Surrender
4.アナザーモーニング
〜MC(今朝目が覚めたら)〜
5.Wake up!do do
6.プロポーズ
7.スケアクロウ
8.New Animal
〜MC(こんな機会なので昔の曲を)〜
9.90's My Life
10.ぼくは、かけら
11.ONE LIFE
12.1989
13.サリバンになりたい
〜MC(メンバー紹介,映像がええぞう)〜
14.Ladybird Girl
15.Funny Bunny
16.I know you
〜MC(僕らは音楽の才能が)〜
17.ストレンジカメレオン
18.サード アイ
〜MC(武道館でライブをやって)〜
19.この世の果てまで
20.その未来は今
21.雨上がりに見た幻
22.ハイブリッドレインボウ

EN1
23.Please Mr.lostman
24.Swanky Street

EN2
25.Calvero
〜MC(20年間で)〜
26.Ride on shooting star
27.LITTLE BUSTERS

EN3
28.Poison Rock'n'-roll

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September 16, 2009

感無量

4d7dbc5b.JPG

ライブ前(16:40)に無事になんとか物販を終え、堪能させて貰いました。

the pillows "Lostman go to BUDOKAN"

最高でした。
ライブには、ライブにしか満たせない心の隙間があります。

ライブ後に、一緒だった友人と軽く飲んで、今は帰りの電車の中。

詳しい報告は後ほど。

know_the_base at 23:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 | 音楽

物販の列と武道館。その2

5dd8be75.JPG

列に並んで2時間半。
開演1時間を切ったのに、まだ物販の列に並んでいます。

流石に焦ってきました。

このままじゃ本末転倒な心意気になってしまう。

どこかで英断が必要かも。

know_the_base at 18:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 音楽 | 日記

物販の列と武道館。

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物販の列に並びだして、すでに1時間半が経過しております。

噂では、こっから1時間はかかるとのコト。

6時開場、7時開演なのに・・・。

まぁ、開演にさえ間に合えば良しとするしか無いですね。

しかし、the pillowsファンって、こんなに沢山居るんだなぁ。

僕の生活環境では「誰ソレ?」なのになー。

know_the_base at 17:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 音楽 | 日記

燃えよドラゴン ディレクターズカット版

ドラゴン


フォアー!!!

言わずと知れた、ブルース・リーのカンフーアクション。


少林寺で技を磨く男リー(ブルース・リー)は、少林寺の厳しい掟を守り従い、己を高めていた。
そんな彼の元をアメリカ情報局が訪れる。
情報局は、リーにある武術大会への参加をに求めた。

武術大会を開くのは、麻薬の栽培で財を成し、暗黒界のボスとして名を馳せる男・ハン。
ハンも以前は少林寺で学び鍛えていたが、掟を破って教えを悪用し、今では己の欲望の為だけにその力を使っていた。

武術大会は、香港にほど近い絶海の島・要塞島で行われる。
その島はまた、ハンによる麻薬栽培の本拠地でもある。

リーは犯罪の証拠を押さえる為、武術大会の招待者として島へ向かった。


正直、今観るとなんだかなぁ満載ではある。
ツッコミを入れだしたらキリが無いっちゃあ、キリが無い。
ストーリーなんて、あって無いようなモノ。

でも、ブルース・リーの鍛え上げられたアクションに熱くなっちゃうのもまた事実。

とにかく、彼のアクションだけは今でも必見の価値がある。

あけすけな嘘の中にあっても色褪せない、本物(ブルース・リー)の凄さ。

アクション映画の源流がここにある。


なんか、この作品を観ると、ダメですよね。

軽くステップを踏んで「フォアー!!」とか叫びたくなっちゃう。


意味は要らない。 感じろ!!

フォアー


フォアー!!



最後に。
この作品はディレクターズカットじゃないオリジナルをオススメします。
基本ストーリー不要なんだから、余計なシーンが増えるのはこの映画の持ち味を損ないます。


最終評価 A−


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September 15, 2009

明日は何の日? その2

鳩山内閣発足?

まぁ、それもそうなんですが。

明日は

the pillows
20th Anniversary LATE BLOOMER SERIES 06
“LOSTMAN GO TO BUDOKAN”


04_06_23_2


デス!!



このライブの為、明日、明後日は休みにしましたっ!!


この連休の結果、9月の後半は15日中、休み8日、平常業務6日、半日業務1日とゆー・・・大人として良いんだか、なんなんだかなスケジュールに。


こどもが産まれる前の最後の羽伸ばしっす。

20周年のアニバーサリーライブなので、過去の名曲オンパレードなんだろうなぁ。

楽しみで鼻血が出そうです。


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September 13, 2009

悲しいけれど、前に進む為に。

今日は大変な日でした。大きな決断の日でした。


今日、僕が卒園した幼稚園の休園が決まりました。
それは閉園に限りなく近い休園です。

40年を越える歴史のあるその幼稚園は、僕の生まれる前からソコに在り、僕の人生の中では当然ソコにあるべき存在として、心の中にある帰るべき場所の1つでした。


その幼稚園は、僕自身が卒園生であると共に、母が長年にわたって教師として勤めた幼稚園でした。

そこは家族にとっても僕にとっても、縁もゆかりも言い出したらキリの無い、思い入れの強い、本当に強い場所です。


ここ数年、少人数制を教育理念の礎にしたその幼稚園は、少子化の煽りを直接に受け、児童の減少に苦しんできました。

経済面以外にも幾つかの問題を抱えつつ、でも、ここまでは何人かの人の犠牲や努力の上でなんとか滑空している様な状況でした。

その幼稚園の持つ教育の理念は今もなお色褪せず、関わる人間にはそれぞれに続けていきたい想いがある。
その理念は、むしろこの時代にこそ必要とも思う。

でも、現実には壁がある。限界はココだと判断しなくてはならない所にまできていました。


今回、僕は何の因果か、その幼稚園の経営面から意見を延べる立場にありました。

今日の決断に向けて長い議論を重ねてきて、今が限界であることを理解し、僕らが出した「限界」を提示する側でした。


その僕らが出した答えに、最終的な決をとる日が今日でした。

本当は先月にも同じ場を設けたのですが、議論に議論を重ね、そこで答えが出ず、1ヵ月延長しての今日でした。


今日も長い時間が割かれ、様々な発言がありました。

そして、決断に到りました。


でも、この議論は幼稚園を閉じていく為に、経営の側も、保護者も、関わる人も、全ての人が理解を深める、意義深い場になったと思っています。

穏やかに、最後の子を送り出す為に必要な産みの苦しみだったと思っています。



今、僕は少しホッとしています。そしてヘロヘロです。疲れました。

何かをする気力、今はムリ。です。



この幼稚園に関わり、このブログを読んでいる人へのメッセージとして、この記事を載せます。
関わりの無い、何の事だか分からない人へは、何が何だかで申し訳ありません。


know_the_base at 18:53|PermalinkComments(8)TrackBack(0) 日記 

September 12, 2009

蛇にピアス

蛇にピアス


金原ひとみ著、芥川賞受賞作品「蛇にピアス」。
その作品を演劇の鬼才・蜷川幸雄が映像化。


渋谷の街を歩くルイ(吉高由里子)。

「ねぇ。スプリットタンって知ってる?」

ルイは轟音のクラブで、眉ピアスに唇ピアス・刺青、更には舌を2つに分けたスプリットタンの男・アマに出会う。

強烈な痛みと共に自分の体を変える。そんな肉体改造に興味を持つルイ。
そして、アマの紹介で刺青の彫り師シバに出会う。

自分の中から湧き上がる肉体改造への衝動に身を任せ、ルイは自分の肉体を変えていく。


ルイ・ヴィトンのルイ。アマデウスのアマ。その自己紹介だけで、本名も年齢も知らないルイとアマ。
互いを何も知らない2人が知ってるのは、肉体を変える痛み。
それだけで2人は寄り添う。

痛みでしか自分の存在を確認出来ず、肉体を変える事で自分を変えられると思うルイ。
だが、衝動を感じ、念願だった刺青を入れた後、ルイは生きる気力を失う。

刺青を入れても自分は自分。
それに気付いてしまった彼女は、痛みに耐えて変えた肉体(自分)の価値を見失う。


出会ってスグ、彫り師のSM、男に求められるままに応じ、繰り返される強烈なセックスシーン。
観ているこっちが痛くなる舌ピアスなどの肉体改造シーン。
衝撃的なそれらのシーンが目を奪う。だが、この作品の本質はソコではない。

肉体も行動も、表面を誤魔化せば本質の問題を無かった事に出来るような気がするのに、実際は何も変わらないことをいつまでも理解しない少女ルイ。
彼女の精神の幼さと、大人になった肉体の崩れた痛々しいバランスが、この作品の本質。

僕は、彼女の感覚も感情も持ったことが無いし、共感は無い。 ただ、痛々しい。


「痛い、イタイ、たいたいたい・・・。」と、言いたくなるシーンと、ちょっとしたアダルトビデオの様なセックスシーン。

確かに「渋谷」「不安定な少女」「肉体改造」って言うキーワードに、文学賞狙いのあざとさを感じる原作。

後半に中途半端に挿入されたサスペンス要素。

かなりの体当たり(脱ぎまくり)には驚くが、ルイの内面を表現しきるには遠い演技力の吉高由里子。

この作品は本質から目を逸らして、そっちで語りたくなる要素が多い。

で、なんか、文学的で、芸術的で、ちょっと難解な作品に出会うと「他人の評価は低いけど、自分は分かるよ。共感したよ。」なんて言いたくなる。

でも、ちゃんと1つひとつ装飾を剥ぎ取っていって、最終的に出てくるのは薄っぺらな少女の考えの足らない生き方だけ。
ルイを薄っぺらに感じてしまう僕は、彼女に共感を覚える人に言わせれば「ツマラナイ大人」なんでしょう。

ま、それで結構。


最終評価 B

ランキングに参加してみました。



know_the_base at 07:31|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 2009年に観た映画 | 映画 は行

September 11, 2009

Remember 9.11

同時多発テロ


2001年9月11日。

世界に激震が走ったアメリカの同時多発テロから8年。


アメリカ主導の自由経済が世界を覆う。
搾取と言っても過言じゃない経済の不平等が、現実としてある。
自由経済の中で、テロでしか声を上げる事の出来ない人達が居る。
そのテロで亡くなり、傷ついた人が居る。その家族が居る。
そして、始まったアフガニスタン・イラク戦争。

どこに視点を置くのか、どう考えるか、それぞれに思想や立場は違う。

良いか悪いかなんて、安易な二元論で答えが出るワケはない。

全世界から伸びて絡まった糸は、所々で枝分かれ、硬く結ばれ、どうやっても解けない様に見える。
解決の為、どう動いて良いかなんて誰も分からない。


でも、問題の解決の方法は動くだけが全てじゃない。


僕は、ただ、忘れないでいる。 9.11を。



know_the_base at 22:17|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 日記 

September 10, 2009

我が教え子、ヒトラー

我が教え子、ヒトラー


1944年12月25日。
連合軍の猛攻を受け、廃墟となったベルリン。

瓦礫のベルリンにセットを組んででも、今なおドイツ帝国は健在と国威を示さなくてはならない。
ナチスの命運をかけた新年パレードまであと5日。

戦況の不利を覆すべく、ヒトラーの新年の演説に国威の復活の望みをかける情報相ゲッペルスは1つのアイディアを実行に移した。

ヒトラーは今、心身ともに弱り、国民の心を惹き付けるカリスマからほど遠い。
過去、ナチスが、ドイツ帝国が、炎の様に燃え上がった1939年。
あの当時のヒトラーが必要なのだ。

ゲッペルスは当時ヒトラーの演説指導をしたユダヤ人俳優グリュンバウムを収容所から呼び戻し、ヒトラーへの個人指導を依頼する。

グリュンバウムとヒトラー。2人だけの個人レッスンが始まる。


非常にシュールで上質なコメディ。

ユダヤ人の監督に手によって作られた、事実を下敷きに作られた作品。

会話の途中でも杓子定規に「ハイル・ヒトラー」を叫ぶ軍人達。
戦場で腕の動かなくなった右腕に敬礼強制ギプスをはめる政府高官。
黄土色のジャージを着るて、ボクシングの真似事でユダヤ人にノックアウトされるヒトラー。
瓦礫の山にセットを組んだパレードに熱狂する国民。

その姿は、どれも笑いを誘うと共に、哀しい。

グリュンバウムとヒトラー。
不思議な関係の2人が、危ういバランスの上で言葉を交わしていく。
心の片隅に「ヒトラー暗殺」の想いを秘めるグリュンバウム。
だが、愛に餓え、周囲を信用できなかったヒトラーがグリュンバウム教授にだけ心を開いていく。

敗戦濃厚、瓦礫の山になったベルリン。
その廃墟の中で、自分は裸の王様であることを知るヒトラー。それでも、裸の王様であり続けるしか道は無い。
愛に餓え、その裏返しから虐殺への道を歩き続けた彼と、その狂気に翻弄されたドイツとユダヤ。

コメディなのに、その絶妙な距離感が「こんな辺りが真実なのかもね。」と感じてしまう。

敗戦直前のヒトラーの狂気を描いた作品は他にもあるが、この作品は秀逸。



以下は映画自体の評価とは少し離れます。

どこか悲しく、おかしく、愛らしくさえ見えるヒトラー像。
ユダヤ人監督の手によってこの作品が生み出された事に価値を見出したい。

戦後60年を越え、猛烈な憎しみは和らぎを見せ、憐憫であっても相手への理解と許容が生まれてきたからこそ、この作品は生まれた。
監督1人の心の変化ではなく、多くの人の心にこの作品を許せる土壌が無ければ、映画作品としては成立しない。

僕は「チベット問題」を語った時の自分の答えに証明を貰ったようで嬉しかったです。

解決するのは「時間」。その答えの1つがここにある。

人間は、血を流さないで理解を進めれば、どんな過去だって乗り越えていけるんだ。


最終評価 A−


know_the_base at 08:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 2009年に観た映画 | 映画 わ行

September 09, 2009

オープンウォーター2

オープンウォーター2


実話を基に、ダイビングツアーで海に取り残され、何も無い海の恐怖を描いた「オープンウォーター」の「2」です。
なぜか製作がアメリカ→ドイツになりました。


豪華なヨットで海に出た男女6人と赤ちゃんが1人。

6人の内、4人は高校時代からの親友。

かつてはゲップの名人。今日が30歳の誕生日のザック。
資産運用で金を儲け、今じゃヨットの持ち主のダン。
世界を股にかけて放浪の旅を続けるローレン。
結婚し、子供もいる幸せ一杯のエイミー。

そして、エイミーの夫ジェームスとダンの最近の恋人ミシェッル。

久しぶりの再会と豪華なクルージングに浮かれる6人は遠洋でヨットを停め、海に入る。

ハシゴを出し忘れたまま・・・。

どんなに探しても、足掻いてもヨットに登る手段の無いまま、時間が過ぎていく。

そして、1人、また1人と体力を失い、命を落としていく・・・。



てか、バカ過ぎで引く。

特にダン選手。

海に恐怖感があって、赤ちゃんの世話があるからって留守番をしてるエイミーを抱いて海に飛び込んでみたり。
船にナイフを突き立てて登ろうとしたザックを止めようとして、ザックにナイフ突き立て&ロストしてみたり。

要するに、この映画はダン選手による人災の話。

でも、それ以前に色々と登る方法はあるよね。6人の大人が力を合わせれば。

ツッコミ所も多く、1人観客が引く程のバカが居るサバイバル映画・・・。


まぁ、どんなに楽しくても浮かれ過ぎには注意っていう教訓を伝えたかったのかな?


最終評価 C+


know_the_base at 20:07|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 2009年に観た映画 | 映画 あ行

September 07, 2009

アンネの日記

アンネの日記


「アンネの日記」

2007年、イギリスBBC放送製作の海外ドラマ。
ちょっと前にNHK教育で連夜放送していたものを、やっと鑑賞。


第二次世界大戦中。
オランダ・アムステルダムの14歳の少女アンネ・フランク。

ナチスドイツの勢力圏下だったアムステルダム。
ユダヤ人だった彼女は、家族と共に2年の歳月を工場の屋根裏にある狭い隠れ家で息を殺して暮らしていた。

狭い空間の中、逮捕される恐怖に晒されながら同じ人達と顔を突合せて暮らす。

異常な環境下、彼女の心の支えは一冊の日記帳。

10代の少女らしい率直な感性のまま、アンネは食事のこと、家族のこと、同居者の悪口、恋のこと、自分の成長のこと、夢、全てを書き綴る。


結末は、悲しい。だが、それによってこの作品は生まれた。

アンネの日記は、彼女達を匿っていた女性ミープの手によって保管され、戦後に収容所を唯一生き延びた父オットー・フランクの手によって出版された。

戦争の悲惨さと共に少女の感性をそのままに綴るアンネの日記は、世界的なベストセラーになる。


人は愚かだ。
自由の意味を知る為に、自らの自由を失わなければならない。
平和の意味を知る為に、戦争に身を晒さなければならない。
愛の意味を知る為に、愛を失わなければならない。

でも、そんな愚かな人間にも許された力がある。それは想像力。

現代に生きる僕らに、アンネの暮らしや痛みを知ることは出来ない。
ただ、想像するしかない。

僕達がその想像力を失った時、大事なモノの意味を知る為に、何を失うんだろうか。



でも、天国のアンネは起こってるだろうねぇ。

「あたしの日記を読まないで!!」って。



know_the_base at 19:59|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 日記 

September 05, 2009

とりあえず、準備しゅーりょー。

最近の記事は、ベビー準備ネタばっかりですね。
ま、迫ってきましたし、仕方なし。

笑ってお付き合い下さい。


今日は午後からベビーグッズの大買出し大会でした。

1b9c220b.JPG


服は頂きモノで随分と充実しましたが、流石に細々としたベビー用品は自分達で揃えないとね。


まだイマイチ慣れないアカチャンホンポをひたすら徘徊し「あーでもない、こーでもない。」と1個いっこ吟味しながらの買い物。

正直、何が必要で何が要らないのか良く分からない手探り状態。

オムツ1つとったって、新生児用やらMやらLやら、ムーニーやらパンパースやらグーンやら、プレミアムやら何やらと、初心者には何が何やら。

そんでもって悩みに悩んで、僕らが「コレが良さそうだ!」と決めたところで、実際に使ったらカブレちゃうのかも知れないし。

分からないコト尽くし。
その上、想像を巡らせ、考え尽くしても、産まれてみないと分からないコトばっかり。

答えが無い問題はとにかく時間がかかる。

それでも何とか買い揃えた準備一式がコレ↓

ベビーグッズ


まぁ、これで一通りは準備完了!!

の、ハズ。

でも多分、本番になったらアレが足りない、コレが無いって騒ぐんでしょうね。


片付け用の引き出しも買いました。

準備終了


これで整理も完了!!

あとは、元気一杯に生まれてくれるのを待つばかり。

楽しみ。楽しみ。




あ、チャイルドシート!!

んー。準備万端はまだ遠いなぁ。


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September 04, 2009

着々と準備もね。

さらに古着


前回の「そろそろ準備もね」とモロ被りの内容でスミマセン。


今日は、嫁様が職場の方から更にお下がりを頂いてきました。
我が家には、お腹の赤ちゃん1人では全部着れない程の服があります。

お下がりバンザイ、本当に感謝カンシャです。
これで服の準備は、少しの肌着くらいで充分です。

それに嫁様の授乳期の服まで頂きました。

何から何まで、幸せなモノです。


そして、本日大忙しの嫁様は妊婦健診もありました。

妊婦健診も妊娠9ヶ月になって、1ヵ月に1回から2週間に1回へ。
今日の健診は一緒に行けませんでしたが、噂によれば成長も順調。体重も現在1700gになったそうです。
持って帰ってきた3Dエコーの写真では、可愛い顔がすこーし分かるようになりました。


予定日まであと2ヵ月を切り、段々出産モードが本格的になって来ましたねぇ。


お名前もそろそろ絞り込んでいかねば・・・。


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September 03, 2009

the pillows New single 「雨上がりに見た幻」

雨上がりに見た幻


2009.09.02 out

CD
1. 雨上がりに見た幻
2. ファイティングポーズ

DVD
雨上がりに見た幻(PV)



昨日、発売日に買いました。

シングルなんて、まず買わない。
よほど好きなアーティストじゃなきゃアルバムも買わない。
基本はレンタルしてデータだけipodに落とす。

そんな音楽業界に優しくない暮らしをしている僕ですが、こればっかりは買ってしまいました。

だって、ライブで演らないワケないし。予習必須でしょ。


でも、今 Amazon.co さんをのぞいたら、もう14%引きとかで出てた・・・。
ちょっと凹む。


でも、良いんだぃ。あの店頭で見つけた嬉しさはプライスレスだもの。


ちぇー。


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September 01, 2009

the pillows “LOSTMAN GO TO BUDOKAN”のチケット届く。

the pillows チケット


今月16日は、待望のthe pillows 20th Anniversary Live「LOSTMAN GO TO BUDOKAN」です!!

しかも、スタンド1階のA列!!

すげぇ!! 1番前じゃん!! うおー。アニバーサリー武道館ライブで最前列。 

鼻血出そう。


席は今日知ったのですが、それ以前からあまりに楽しみ過ぎて、次の日(17日)まで休みにしてしまう始末。


ライブ当日、妊婦(9ヶ月)の嫁様はお留守番・・・。

ま・ま・まぁ・・・、良いじゃないですか。たまに羽を伸ばすのも・・・。



やっぱりチケットが届くと、気持ちも俄然盛り上がります。

こうなてくると9/2リリースのNew Single「雨上がりに見た幻」↓も買わないとね。

予習、予習。




くわー。興奮するなぁ。

know_the_base at 22:14|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 日記 | 音楽