August 2011

August 31, 2011

東京島

東京島


直木賞作家・桐野夏生のベストセラー小説を映画化。


結婚20周年を祝ってヨット旅行に出た清子(木村多江)と隆。
「何とかなるよ。」と言った隆の言葉と裏腹に、ヨットは嵐に遭って遭難してしまう。 

漂流の果て、2人が辿り着いた無人島。

清子と隆が救助を待ち続ける中、無人島に来たのは救助の船ではなかった。
辿り着いてきたのは、別の島の過酷な仕事から逃げ出した16人のフリーターたち。

彼らはこの島を東京島と名付ける。

普通の日常の中では平凡でサエない中年の主婦だった清子が、東京島では唯一の女。
すべての男が清子を求める。

そんな東京島の暮らしの中、心が弱かった夫の隆は早々に崖から転落して死んでしまい、清子はフリーターたちのボス・春日と夫婦となった。
だが、密航して追放された7人の中国人が東京島に辿り着き、女1人と男16人の春日王国は突然の終わりを告げる。

隆と同じ崖の下から遺体として発見される春日。

再び清子は、誰のものでもない1人の女に戻る。

ルールを作って島に安住し、ダラダラとしている日本人の男たち。
それに対し、野生の豚を捕り、塩を作り、イカダを作って島を抜け出そうとする中国人たち。

女1人と男22人。

2つの集団を渡り歩き、生きる清子。

果たして、東京島は何も無い無人島なのか、それともユートピアなのか。



んー。

これこそ小説で読むべき作品だったなぁ。

基本、脚本が悪いんだと思うんですよね。
小説の表現されていたモノと、映画で映像で見せるべきモノを分けられなかったんだろうなぁ。
おそらくで申し訳ないですが、単なる原作のダイジェストになってしまっている。

しかも噂で聞いた原作のドロドロさ、人間の内面の醜悪さ、その他モロモロのエグ味はスッキリとサッパリと無い。
だだの南国リゾートでイケメン揃いの逆ハーレムじゃん。って感じ。

全体的に漫然とタルく、心理も、それぞれのキャラクターも、時間経過も、無人島での生活も、すべてが描けていない。

画面全体から臭う「フィクション感」が鼻につく。

きっと原作なら、サエない中年女性・清子が一転して若い男たちにチヤホヤされてしまったり、求められたりする心の機微を表現出来てるんだろうなぁ。と、推測するばかり。
映像でストーリーをダイジェストにされてしまうと、東京島の住民たちの心理がもう、どうしようもなく薄っぺらになってしまうのが悲しい。

ラストに関しても、何ソレ? っていう唐突なオチになってしまうし、なんだかなぁと言った感じ。


原作はきっと日本人のフリーターたちと中国人たちを今の日本に重ね合わせたりして、登場人物たちの言葉とか隠喩なんかにも富んだ作品なんだろう。と、言う、原作の片鱗だけは垣間見えました。


てか、窪塚はどこ行ったの? 自殺?


最終評価 B−


know_the_base at 22:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2011年に観た映画 | 映画 た行

August 30, 2011

SF! 未来! 欲しい!

レーザーキーボード


まるでSF映画!レーザーで描かれたキーボードで文字を入力

“キー”も“ボード”もない画期的なキーボードが、RESTIR.COMから登場する。海外で発売されて話題を呼んでいる、Bluetooth搭載のレーザーキーボード「マジックキューブ」(1万9950円)だ。

同商品は、キーボードの映像をレーザーで投影し、その映像に触れることで、実際にタイピングができるというキーボード。1分間に約350文字を認識することができるため実用性は十分で、マウスモードに切り替えることで、タイピング方式でマウス操作を行うこともできる。

カラーはシルバー・ホワイト・レッドの3種類で展開。投影されるキーボードのサイズは240×10cmで、キーパンチした時には本体からリアルなタイピング音が出るなど、細かい工夫も施されている。重さはわずか78gなので持ち運びやすく、スマートフォンやiPadなどのタブレットPCにも対応しているので、それらの機器でメールや長文を打つのを苦手としている人にとっては、持ってこいのアイテムだ。

Tokyo Walker より

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うっ 2万・・・ 

持ち運び用キーボードに2万は・・・ ちょっと・・・ 出ないケドも・・・ でも・・・  欲しい!!


iPhone とか使ってると、時々キーボードが欲しくなるんですよね。

外で使う時、明るい場所でも使えるのかなー。
キーの反応はどうなのかなー。

てか、そもそもドコで売ってるのかなー。

秋葉原に行けばお試し実機あるのかなー。


何だろう、この無駄にSFな感じ。
何だろう、この無駄に未来な感じ。
何だろう、この夢の道具な感じ。

無駄に欲しい感じ!!

ドラえもーーーん!!



で、8000円位で、何とかなりませんでしょうか。


「未来を値引きしようとするんじゃないでしゅ。」



know_the_base at 23:39|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 日記 

August 29, 2011

願わくば、冷めたピザのような政治を。

民主代表選で、野田さんが新しい代表に決まりましたね。

のだ



野田さん・・・。

正直、誰? って感じがしないでもないです。

でも、海江田にならなかったトコは評価出来るかな。
海江田になったが最後、国会は初めっからまた小沢の話題でカラ回って、空転して、支持率低迷して、また来年には首相が変わるコトになる。


まぁまぁまぁ。

良いも悪いもこれから。
今までは、今まで。
これからは、これから。

あくまでフラットに見ていきたい、見ていくべき。と、思います。


まぁ、希望としては、小渕さんのような感じになって欲しいですね。

はじめは皆に「誰?」って言われながら、何だかんだでちょっと良い感じ。みたいな。

もう、こんだけ複雑になった世界で、完璧な首相も完全な政策も有り得ないんだから、皆が「ちょっと良い感じ。」に過ごせるのが最高。

冷めたピザでも、食えれば良いじゃん。もう。



何だか最近は、とにかく政治&政治家をこき下ろすだけだけのマスコミとか、世間の風潮に食傷気味です。



know_the_base at 22:04|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 国内問題 

August 28, 2011

BALLAD(バラッド) 名もなき恋のうた

バラット 


劇場版クレヨンしんちゃんの実写化作品。
日曜洋画劇場にて。

何でって? 
新垣結衣のファンだからですけど?
他に何か、この作品を見る理由がおありで?

いやー、和服の新垣結衣も可愛いなぁ。
でも、「恋するマドリ」「恋空」「フレフレ少女」・・・、で、コレ? 
相変わらず映画出演に関しては運がないなぁ。

黒髪さらさらストレートの代表だもん。そりゃあ、応援はしてるけど、あんまりな作品が多すぎ。
まぁ、アイドルだし可愛ければ良いんだけどね・・・。


ちなみに、今回の放送で放送事故臭い、謎の無音暗転シーンがあったりしました。

何だったんだろう。アレ。


内容?

えーー、と。

「ぷっすま」のコントと思えば、何とか。

てか、クレヨンしんちゃん要素、必要?
いや、そもそも、原作を見たほうが良いんでしょうね。


あと、無駄になげぇ。


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以下、goo映画より抜粋

“ギャグアニメのはずなのに、オトナが泣ける!”と評判が広がり、普段はアニメ映画を見ない映画ファンまで劇場に殺到するという、異常事態が起こった『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』(02)。この今でも語り継がれる傑作を、『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)の山崎貴が実写映画化した。

1574年、戦国時代。春日という小国の姫君・廉姫(新垣結衣)を守る、井尻又兵衛(草なぎ剛)という無敵を誇る侍がいた。2人は幼いころから一緒に育ち、身分違いの恋心を秘めていた。ある戦場で、敵の足軽の鉄砲が又兵衛の隙を狙っていた。しかし不思議な少年(武井証)が突如姿を現し、驚いた足軽は狙いを外す。少年は川上真一と名乗り、未来からタイムスリップしてきたと言う。又兵衛は春日城に真一を連れていき、城主・康綱(中村敦夫)に彼の処遇を相談する。城で廉姫を見た真一は、タイムスリップする前に何度も夢で見た女性にそっくりだと驚く。夢の話を聞いた廉姫は、真一の世話を又兵衛に命じる。ある日、北関東の大国の大名・大倉井高虎(大沢たかお)が、美人の誉れ高い廉姫に婚姻を申し込みにやってくる。小国である春日を守るため、廉姫は又兵衛への想いを封じ、政略結婚に同意する。そのころ現代では、真一の父・暁(筒井道隆)が姿を消した息子を捜していた。暁は“川上の大クヌギ”と呼ばれる巨木の下で、真一が天正2年の世界にいることを伝える手紙を見つける。暁と妻・美佐子(夏川結衣)は半信半疑ながらも、四輪駆動車で大クヌギへ向かう。すると2人はタイムスリップし、戦国時代で真一と再会を果たす。しかし現代へ戻れず、仕方なく春日城へ向かう。康綱やお付役の吉乃(香川京子)は一家を温かく迎え入れる。暁から、未来の世界では春日の国も大国もなくなっていることを聞いた康綱は、廉姫の縁談を断る。

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あ、そう言えば、放映当時は草なぎ君の飲酒全裸事件とか、クレヨンしんちゃんの原作者の死亡事故などで話題豊富な作品だったんだよね。コレ。


最終評価 C


know_the_base at 23:35|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 2011年に観た映画 | 映画 は行

偽物語(下)

つきひフェニックス


偽物語 (下)
講談社BOX  西尾維新 著  VOFAN イラスト

「つきひフェニックス」収録

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あらすじ

化物語から約4ヵ月。

夏休みが終盤にさしかかる8月中旬・お盆。
大学受験を決心した阿良々木暦(あららぎ・こよみ)は、受験勉強にいそしんでいた。

暦の2人の妹。

中学三年生、実戦担当の阿良々木火憐(あららぎ・かれん)。
中学二年生、参謀担当の阿良々木月火(あららぎ・つきひ)。

栂の木二中のファイヤーシスターズ。

暦に「正義の味方ごっこ」と言われるボランティア活動に精を出す2人は、目の前の問題を無視できず、他人の為に際限なく怒り、行動に移す。
限度と加減を知らないこの2人は、この通り名で知られる地域の有名人。

暦が上の妹である火憐に、後輩である神原駿河を紹介する為に町を歩いている時、謎の女性・影縫余弦と出会う。
影縫余弦は、どう考えても、どう見ても、タダモノじゃなかった。

そして、火憐を神原に紹介した帰り道、謎の少女・斧乃木余接とも出会うのであった。

影縫余弦と斧乃木余接。
明らかに異様な雰囲気を纏う2人に出会い、怪異との関わりに思いを馳せる暦は、自分の影の中に潜む吸血鬼・忍野忍から彼女たちの情報を引き出そうとする。

そんな時、先日出会った不吉を纏った詐欺師・貝木泥船に巡り合うのだった・・・。

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さて、化物語の後日談・偽物語の下巻で御座います。

今回の主役は、ファイヤーシスターズの妹・月火ちゃん・・・・  ではなく。やっぱり暦なのでした。

今作のページの配分は、1/2は雑談、1/4が男の子の妄想、最後の1/4が本編といったトコでしょうか。
僕の敬愛する暦の彼女・戦場ヶ原ひたぎさんが一切出てこないので、前回1/8を占めた罵詈雑言が無いのが寂しい感じ。
どうやら僕もM格好いい側の人間らしい・・・。

やっぱり本編だけに注目したら短編になっちゃうこの作品。

結局は、前半の歯磨きシーンこそが命とは言え、今回は本編の内容にもちょっと触れときましょう。

シリーズの目玉とも言える阿良々木ハーレムの皆さんは、今回ほぼ沈黙。
そして、当然ながら今回暦が絡むのは、2人の妹・火憐ちゃんと月火ちゃん。

そう、今回は阿良々木家の兄妹愛の話。
色々な偽物が入り混じっても、この兄妹だけは本物だった。と、そう言う話。

印象的だった会話をひとつ抜粋。

「本物と、それとまったく同じ、区別もつかんような偽物と。どっちのほうが価値があると思う?」

1人の答えは、本物。
1人の答えは、等価値。
最後の1人の答えは、偽物。

「そこに本物になろうという意志があるだけ、偽物の方が本物より本物だ。」

突き詰めれば、本物は実在する必要がない。
本物は、言わば理想像であって幻想。
他人が本物と崇める存在にも、本物になる前には途中過程があって、本物も初めから本物であったワケではない。

で、あれば、誰しも、何物も全ては元々偽物であり、偽物が本物たろうとすることに意義がある。

この考えの底には荀子の性悪説があるワケで、僕はそこに共感を持つんだろうなぁ。
やっぱり僕には理想論の性善説よりも性悪説のリアリズムに価値がある気がしてならないんだよね。

所詮人間には善などなく、偽善しかなくて、でも、偽善と分かっていて偽善を行う態度にこそ価値がある。


なんてね。

西尾維新のラノベの言葉から、意味を見出しちゃったりしてね。



てか、ガハラさんがデレたって、何だーーーー!!

どんな風にデレたんだーーー!!

ワンシーンくらい出してくれたって、良いじゃないかーーー!!




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August 27, 2011

パレード

パレード


行定勲 監督作品。


東京の2LDKのマンションでルームシェアして暮らす、男2人と女2人。

もっぱらこの部屋に昼間に居るのは、先輩の彼女に片想い中・大学3年生の良介(小出恵介)と人気俳優との恋愛に依存している23歳フリーター、琴美(貫地谷しほり)。
夜になると帰ってくるのが、映画会社勤務の直輝(藤原竜也)と雑貨屋で働く未来(香里奈)。

4人は、リビングに集まれば話もし、食事もするが、あくまでただの同居人。特別に他の人の暮らしに干渉したりはしない。
だがある日、未来の連れ込んできた金髪の青年・サトル(林遣都)がこの部屋に居つくようになる。

2LDKに他人が暮らすコトの疑問を口にするサトルに琴美は言う。

「あそこはインターネットの掲示板みたいなモノ。嫌なら出て行けばいい。」

だが、そんなサトルの存在によって、4人のバランスが少しずつ変わっていく。


良介と琴美は隣部屋の売春宿疑惑の捜査に動き出し、未来はサトルが連続通り魔の犯人ではないかと疑いだす。
そして、直輝は全員から相談されたり頼られたりするコトに疑問を感じつつ、サトルの動向に目を光らせるのだった・・・。


んー。

なんか、小説としてならアリなのかも知れないけど、映画としてはモヤモヤしててテンポが悪い。

モヤモヤもやもや。ぬるぬる、ゆるゆる。
アートっぽい感じに作りたいのは分かるけど・・・。

とにかく、掴みが悪い。

初めの4人の暮らしは上辺で他人って言う設定が曖昧で、しかも、納得できない。
2LDKだから、男部屋と女部屋に分かれてひと部屋に2人づつで暮らしてて、そんでもって初めから結構仲が良いし、相談事とかし合ってそれなりに干渉しあって暮らしてる。

兄弟姉妹? みたいな空気感がある4人なのに上辺でしか関わらない他人?って言う設定って言われても。

とにかくソコに無理過ぎて凄く違和感を感じるし、その違和感が解消されないまま。
しかも、この話の中核がソレなのだからタチが悪い。

まぁ、その無理さが逆に表現なのかも知れないケドさ。

それぞれの想い出話を絡めつつ、まったりと特別何ってコトが起こるわけでもないストーリーを魅せるには、これじゃあ、ちょっと・・・ね。

しかも、ラストに関しても 「そう言えばそんな設定あったね。」と思うような感じ。しかも、結構初めのほうで予想が付いてしまう。
まぁ、でもそんなラストでも無いよりはあった方がマシと言うか、確かにソコで若干評価は回復する。

でも、ソレだけ。かな。


キャストは良いのにね。



最終評価 B−

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August 26, 2011

エヴァ 「Q」 2012年秋公開!!!!

eva2


期待どおぉおおおぉりっ!!!


キター!!

「Q」の公開予定キターーーーーーーー!!

予告
宇宙戦
アスカ2
アスカ4
アスカ1
Q
2012秋

エヴァンゲリオン:新劇場版「Q」の公開は、2012年秋!

あと1年!



てか、予想通りに予告も違ったのは良いのだが。

アスカが二号機で宇宙戦みたいなコトしてましたけど?

あの絵面、「トップをねらえ 2」かと思ったけど?

どうなるんだ? エヴァ・・・。

もしや、恐怖のトンデモ作品化するのでわ・・・・。

うわ。恐怖。




「パパは興奮して、大声すぎる独り言でママに叱られてまちた。」

「だって、さぁ。嬉しかったんだもん。しゅーーん。」



know_the_base at 23:11|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 日記 | アニメ

何度目だエヴァンゲリオン「破」。

エヴァ


本日、金曜ロードショーにて放送!
エヴァンゲリオン:新劇場版 「破」。

いや、もう、ブルーレイで持ってるんですけどね。
いや、そりゃあもう、何度目だって話なんですけどね。

でも、観ちゃうよね。
そりゃあ、もう、観ちゃうよね。

一応、TV版だし。

多分、何らかの新情報あるし。

さてー、何があるやら。楽しみ。楽しみ。


know_the_base at 20:40|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 日記 | アニメ

August 24, 2011

正直、どうでも良いと思うコト。

プロ野球。

民主党代表選。

AKB48。

島田紳助。

マイクロひと桁台の放射線。


まぁ、何が大事かは人それぞれ。
でも、正直、僕は興味が持てません。

以上、暴言でした。

know_the_base at 22:34|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 日記 

August 23, 2011

けいおん! 第1期見終わりましたー。

けいおん


遅ればせながら、最近になって始めた「けいおん!」アニメ版。

「まぁ、次を借りるかどうかは、その時の気分。ってレベルの作品。
 コレが大ブレイクする理由は、僕には良くわからんなー。
 まぁ、女の子たちは可愛いけど、それだけって気もする。」

などと言ってましたが、実はその後も週1枚ほどのペースで地道に見続けておりました。
まぁ、第1期と第2期の表記の差が 「けいおん!」と 「けいおん!!」 のエクスクラメーションマークだけとゆー罠にかかったりもしたりしましたが・・・。

いや、しかし、知らない人間にしてみりゃ罠以外の何モノでもないっすよ。コレ!
こうやって字で書けば分かりますけど

けいおん 
けいおん2
↑この差ってどうなの?

え? 分かるだろ? まぁ、そう思って見れば分かるけどさー。

いや、まぁ、もう分かったから良いけどさ。べつにー。



さて。第1期の感想なぞ。

なんと言いますか、最初に見始めた時の評価と比較して劇的に良くなったとゆーコトもないのです。が、逆に悪くもならないと言う感じ?

良くも悪くも、無害。
誰かが傷付くワケじゃなし、何かを主張するワケじゃなし。

でも、そう言う観ている側に圧迫してくる作品が多い昨今、こう、こっちに迫ってこないユルさが、やっぱりこの作品の魅力にはなっているんでしょうね。

ゆるーく、ネットを眺めたりしてる時に流してると丁度良いので、わりと重宝するって感じでした。

このまま第2期も見ようかなーとは思ってます。


あ、ただ、作中で使われる曲は結構好きだったりします。


けいおん OP

特にEDは好きです。
てか、EDだけはちゃんと見てしまう。


けいおんED


「パパがED好きなのは、澪がメインだからでしゅ。」

「あぁ、そうさ。澪好きで何が悪いってんでぃ。」



know_the_base at 22:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 | アニメ

August 22, 2011

インセプション

インセプション


クリストファー・ノーラン監督。

スゴ腕の産業スパイ、ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、夢の中で盗みをする。
人は、夢の中で最も無防備になる。
その時を狙えば、秘密のアイディアにも鍵は掛けられない。

他人の夢を飛び回る彼は、あらゆる企業から引っ張りだこだった。
だが、彼はその為に最愛の妻を失い、国際指名手配となり、愛するこどもの待つ家にも帰れない。

そんな彼に、ひとつの依頼が舞い込む。
それは、他人の潜在意識に別の考えを植えつける「インセプション」と呼ばれる仕事。

他人の夢に入り込み、種を撒く。そして、その種が芽生えれば、対象の人間は植え付けられた種をアイディアとして行動に移る。
すなわち、他人をコントロールすることが出来る。

だが、その為には標的の全てを知り、標的の心の奥深くに自然にその種を撒かねばならない。
夢の中の夢の夢の、さらに奥深く。
そこで夢はどんどん不確かになり、心は不安定になる。
インセプションの難易度は、不可能と言って差し支えないレベル。

だが、依頼主のサイトー(渡辺謙)は、コブが家に帰れるようにするコトを条件に出し、コブはその依頼を受けた。

ただ、こども達の待つ家へ帰る為に。



うおぉおおーーー、すげぇ。

3時間近い作品なのに、手に汗握って時間を忘れてしまった。

CGバリバリのアクションかと思ってたら、全然違う!

映画の中だけの独自なルールに縛られながら、複数層の夢の中の話が同時進行していく。
ソレは、ちょっと間違えば複雑なだけのゴチャゴチャした内容になりそうなのに、むしろ、スッキリとした展開でストーリーに集中出来てしまう。
いくつもの世界が同時進行してるのに、観ている側にそんな印象を持たせずに、魅せてしまうトコロが凄い。

そして、夢の中を表現する上で現実離れしたCGの世界を作り出しているのだが、そのCGの使い方が上手い。
現実離れした映像が「夢の中らしさ」を上手く表現していて、それが夢の中と現実の境界になっている。
しかも、その夢と現実の狭間が、時として「あれ? ここは現実?」と錯覚させるトリックに変わったりする。

その上で、人の深層世界、欲、希望、後悔などを主人公のコブと妻との関係に絡め、主人公の心の動きと成長がメインにあるので、話の筋がバラけない。
むしろ、凄い世界を作り出しておきながら、結局は家族や夫婦の愛の物語だったりする所で、心を掴まれる。


プロフェッショナルな仲間を集めて犯罪を行うクライム・サスペンス「オーシャンズ11」の高揚感。
夢の世界を自由にしていくCGアクションの「マトリックス」の爽快感とイマジネーション。
そして「攻殻機動隊・イノセンス」の様な精神世界と緻密さ。

そして、夫婦愛。

心理、アクション、映像、世界観、そして先の展開を読ませないスリリングさ、全ての要素がバランス良くミックスされていました。

いや、物凄いイマジネーションの世界です。

難解とか言われてて構えてましたけど、全然そんなコトない。

没頭しました。


最終評価 A+



know_the_base at 23:49|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 2011年に観た映画 | 映画 あ行

びっくりしたねぇ

今日は、娘っちが 「もぉ、いいよ〜って。」 と要求するので、家族3人でかくれんぼをしました。
夫婦がバラバラになり、片方が娘っちと一緒に20数える間に、もう片方が隠れる制。

僕が隠れた場所は、和室にある地袋の中。

「もぉ、良いかい?」 「もぉ、良いよ〜。」の声で、僕が和室に居ることは分かっている様子。
でも、和室のどこに居るのかが分からずに探す娘っち。
隠れていた僕は、襖を少し開けて娘っちの動向を見ていました。

そして、僕を探して振り向いた娘っちと、パッと目が合う。

瞬間、びくぅ っと動きが止まる娘っち。

そして、「びっくりしたねぇ。」 と言って、大喜び。

その言い方の可愛いこと!!

いや、それよりもビックリした時に「びっくりした。」と言えるようになったコトにちょっと感動。
成長してますなぁ。


その後も、何度か攻守交替して遊びましたとさ。


「あれは、ちょっとしたホラーでちた。」



know_the_base at 00:06|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 日記 | こども

August 21, 2011

偽物語(上)

かれんビー


偽物語 (上)
講談社BOX  西尾維新 著  VOFAN イラスト

「かれんビー」収録

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あらすじ

化物語から約3ヵ月後。

夏休みが始まったばかりの7月末。
大学受験を決心した阿良々木暦(あららぎ・こよみ)は、優秀な2人の家庭教師の指導の下で勉強にいそしんでいた。

そんなある日、日替わりで勉強を教えてくれている学年でトップの秀才、いや、日本でもトップかも知れない天才・羽川翼に用事が出来て、暦は自由な1日を満喫するのだった。

だが、遊びに訪れた千石撫子から、不吉な情報を耳にする。

中学生たちの間で流行っている「おまじない」という名の呪い。
それは、かつて千石が被害に遭い、暦自身も関わることとなった、怪異。

その怪異が、何者かの手によって広められている。と言う噂。
そして、その何者かを懲らしめるため、暦の2人の妹が動いていると言うのだ。

中学三年生、実戦担当の阿良々木火憐(あららぎ・かれん)。
中学二年生、参謀担当の阿良々木月火(あららぎ・つきひ)。

栂の木二中のファイヤーシスターズ。

限度と加減を知らないこの2人は、この通り名で知られる地域の有名人。

暦に「正義の味方ごっこ」と言われるボランティア活動に精を出す2人は、目の前の問題を無視できず、他人の為に際限なく怒り、行動に移す。

彼女たちの今回の敵は、中学生たちをたぶらかす謎の詐欺師・貝木泥船。

奇しくもその詐欺師は、暦の彼女であり、もう1人の家庭教師でもある戦場ヶ原ひたぎを奈落へと突き落とした男だった。

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さて、化物語のその後。で御座います。

今回の主役(?)は、遂に登場ファイヤーシスターズの姉・火憐ちゃん。

今までずっとその存在は示されていたのに、具体的には語られてこなかったファイヤーシスターズの実体が明らかになる。

なんてね。

このシリーズ、本の1/2は雑談ですから。
あと残りの1/4が男の子の妄想で、あと1/8が罵詈雑言と言葉遊びで、最後の1/8が本編といったトコ。

本編だけを要約しちゃったら、短編になっちゃう。
そんな本編の内容には、ワタクシ触れません!!


とゆーワケで、今回も阿良々木ハーレムの皆さんとの掛け合いが楽しいこと楽しいこと。
一気に読ませて頂きました。
いや、今回辺りからは本気で「ハーレム」指数が上がっちゃって、阿良々木クンが羨ましいこと羨ましいコト!!



てか、このシリーズにハマっているアホな僕と、いっこ前の記事とか書いちゃう面倒臭い僕って、何なんでしょうね?
どっちが本当の僕なんでしょ。ちょっと人格破綻してるのでしょうか。

まぁ、誰かから見た偽物が誰かから見た本物であり、誰かから見た本物が誰かからみた偽物であるなんてことは、この宇宙にあまねくよくあること。ですかね?


さて、遂に阿良々木クンもガハラさんと一線を越えちゃったのか、越えなかっちゃったのか。

益々入り混じる阿良々木ハーレムの今後や如何に?!


うし、次々いくぜ!!



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August 19, 2011

ルポ中国「欲望大国」

欲望大国


小学館101新書
富坂 聰 著


本来であれば人間の平等を実現するはずの社会主義国家・中国。
だが、そんな社会主義が形骸化しているなんて、今や指摘をする必要さえない。

むしろ、今、その社会主義は共産党の一党独裁と、既得権益を守るためだけに機能する不平等を固定化する為のシステムでしかない。

気鋭のジャーナリストが、その歪んだ国家・中国の抱える闇を世に晒らさんと挑む。


第一章 愛人天国
  第一話 素人女性が殺到する「愛人ビジネスの虚実」
  第二話 「愛人村」に生きる10代少女たちの哀しき現実
  第三話 「香港」を目指す愛人妊婦たち
  第四話 男が奔る「愛人稼業」の落とし穴 
第二章 ネット中毒地獄
  第一話 手記を入手「僕が親殺しを決めた理由」
  第二話 暴走する「少年ネット族」の戦慄
  第三話 「ネット仮想夫婦」が招いた殺人と言う名の現実
  第四話 政府を震撼させたネット中毒少年少女の狂気
  第五話 「ゲーム地獄」に堕ちた天才大学生
  第六話 ネット中毒はやがてエイズよりも深刻になる
第三章 裏ビジネス百花繚乱
  第一話 ニート予備軍は「学歴」も「国籍」も偽装する
  第二話 大学受験で放たれた「1000人のスナイパー」
  第三話 「替え玉受験」業者が明かす「成功率99%の手口」
  第四話 中国マフィアが支配する「麻薬ディスコに潜入」
  第五話 最新流行ドラッグ「麻果」で踊り狂う男たち
第四章 改革解放の果て
  第一話 「アンディ・ラウ一筋」に生きた追っかけ族
  第二話 有名追っかけ女性直撃インタビュー
  第三話 病院前に大行列する医療崩壊の異常事態
  第四話 「幻の犬」チベッタン・マスチフ狂想曲
  第五話 かくして民は、富める者を仇とする
エピローグ


この本の中で紹介される内容は、1つひとつの掘り下げが浅く、また、問題の表面を触っただけで次々と話題が飛んでしまうので、全体として散漫な印象を受ける。
そして、親殺しの少年や追っかけ一家など、中国でも極端だった為にマスコミを騒がせた事件を挙げてしまっている。
それは、日本で言うなら「地下鉄サリン」や「酒鬼薔薇事件」などを例に日本が異常と言っているようなもの。それは問題の核心のようでいて、リアリティとしてはピント外れな印象になってしまう。
まぁ、そんな内容なので、この本が本当に中国の実体を上手く伝えているのか、正直、判断は微妙。

もう少し、問題を絞り込んで、結論を導く形をとった方が良かったかも。

まぁ、それでも、僕が生きる世界の常識に照らせば、「異常」としか言えない中国の現実の一端を窺い知るコトが出来る。






以下は、この本の内容を離れ、僕がつらつらと考えたコトを忘れないようにする為の雑記。

現代中国の病巣
・社会主義が生み出した、システム的不平等。
・不平等が生み出した、圧倒的な貧富の差。
・貧富の差が生み出した、過当競争によるストレス。

・社会のルールよりも優先され、ルールを捻じ曲げる地縁血縁。
・地縁血縁がモノを言う、しがらみだらけの人間関係。
・人間関係を維持する為に大事な体面と金。

・ひとりっ子政策が生み出した、わがまま放題の「小皇帝」たちが、今大人になっていること。

そして、共産党一党独裁と言う政治システムが、全ての問題を極限化、極端化してしまっている。


だが、良く見れば、程度は違えど日本の現状にも重なる部分が多い。

前半の格差の問題は、ほぼ日本の現状とも当て嵌まる。
後半に関して言えば、どこぞの政治家先生の言う「古き良き下町」が現代まで残っていた結果と言う、言わば、もうひとつの日本の様にも見える。
ひとりっ子に関しても、少子高齢化でひとりっ子が増え、そのこどもとモンスターペアレントの図式は今の日本でも散見される。

むしろ、日本も抱える問題が、単により極端に出ているのが中国ではないだろうか。
であれば、中国を見れば、日本がこのまま転がっていった先を知るコトが出来るのかも知れない。

ちなみに、ひとりっ子が悪いと言うよりは、同種の人間ばかりが集まったコトが悪い。
やはり、同種の人間ばかりの社会は脆いというコト。


世相として、日本も中国も格差が拡大し、その競争の中で人々の心から余裕が失われている。
だから、他人に対する受容の心を持つことが出来ず、当然、他国に対しては更に厳しく当たる。
むしろ、それが底辺から抜け出せない自分を忘れさせるストレス発散の場となる。
結果、国際関係が悪化する。
要するに、日中の国際関係悪化は、何も相手国だけの問題じゃなく、自国内の問題のスリ替えだったりするんじゃなかろうか?

そして、日本社会が抱く、最近の中国に対する悪感情は同属嫌悪?
かつての日本の侵略、かつての日本の経済成長、かつての日本の傲慢、そして今の社会問題。どこか似ている、そして自分たちよりも規模が大きい国への嫌悪感なのでは?


さて、一方、そこで考えるのはアメリカ。
あの国も極端な格差問題を抱え、民衆は不平等と過当競争の中でギスギスしてきている。

社会主義の管理社会・中国も、超自由主義・グローバリゼーションのアメリカも、抱える社会問題は同じ。
だとすれば、結局、どんな社会システムをとっても、人間の欲望を肥大化させていく先進国の抱える問題は、ほぼ同じ所へと収斂していくのではないだろうか。

人間の経済活動を突き詰めていくと、必要以上の格差を生み出す。と言うのは、100年も前にマルクスが指摘したこと。
むしろ、今の世界経済のあり様はマルクスが憂いたそのままになっている。


なんだか、モジャモジャと考えるままに書くと、あまりに取りとめがないので、この辺でやめときます。



know_the_base at 22:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0) まじめな本 | 海外情勢

August 18, 2011

ハングオーバー 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

ハングオーバー


名家の娘・トレイシーとの結婚式を控えたダグ。

彼と友人たちは、男の最後のバカ騒ぎ・バチェラーパーティーの為、ラスベガスへと向かう。
彼の仲間は、イケメンで悪友のフィルと少し気弱なスチュ、そして彼女の弟・アラン。
車は彼女の父親が息子よりも大事にしているベンツ。

夜の始まりにフィルが言う。

今日は、やりたいことを全てやって、全て忘れよう。
俺には妻子が居るが、忘れてしまえば語らなければならないコトは、何もない。

今夜は忘れられない最高の夜にしよう。


そして、一夜が明け。

ホテルの部屋で目覚めたフィルとスチュとアラン。
だが、そこにダグは居なかった。

代わりにソコに居たのは、トラと赤ん坊。
しかもベンツはパトカーに変わっている。

しかも、3人が3人共に昨夜の記憶がこれっぽっちもない。

最悪の二日酔い(ハングオーバー)の3人が花ムコを探しはじめる・・・。



あはは、サイコー。 あほ、さいこー。


一夜明けたら記憶を失っていて、1人仲間が居ない。
部屋に残された情報を頼りに仲間を探す。

なーんて。ね。

設定だけ聞いたら、ちょっとしたサスペンスなのにね。

中身はハメを外し過ぎた昨日の自分達がやらかしたバカ騒ぎに振り回される、ドタバタコメディ。


ちょっとドキドキハラハラ。
仲間想いな友情物語もありつつ、人生を見つめ直すキッカケもありつつ。
バカなのに、起承転結がちゃんとしてて、とにかくガハハと笑って、で、最後にはキレイにまとめてニヤリ。

で、エンドロールでやる失われた記憶の答え合わせで、もうひと笑い。


想像以上の完成度でした。
コメディでありながらここまでキチンと映画としてまとまってて、笑える作品は少ない。

そして何より、くだらなさが、下品だけど、嫌味じゃないのがイイ。


下ネタも満載の下品なコメディなので、好き嫌いはあると思いますけど、僕は好きでした。


最終評価 A


know_the_base at 22:50|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 2011年に観た映画 | 映画 は行

あたりまえ〜、あたりまえ〜

あたりまえ体操が頭から離れなくなっちゃった。


know_the_base at 11:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

August 16, 2011

若き友人たちへ −筑紫哲也ラストメッセージ

若き友人たちへ


集英社新書
筑紫哲也 著

考えましょう。もっと幸せになっていいのです。 

愛国主義は悪党の最後の隠れ家である。本書の中で筑紫さんが語る言葉の一つである。誰もが反対しづらい美辞麗句、思わず振り向いてしまう大きな声には注意が必要だ、という意味である。二〇〇三年から二〇〇八年にかけて、筑紫さんは早稲田大学と立命館大学で主に大学院生に向けた講座をもっていた。その中で再三伝えようとしたのは、情報や情緒に流されることなく自分の頭で考えることの素晴らしさであった。この一連の講義録をもとに、本書は構成された。「若き友人」を「日本人」と置き換えてもいい。筑紫哲也さんからの最後のメッセージである。

集英社新書HPより

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

闘病の中で筑紫さんの書き下ろした雑誌での連載記事と、大学での講義録から筑紫さんの最後のメッセージをまとめる。

筑紫さんの想いの根底は、「自分の頭で考えよう。」ということ。

ひとり1人が自分の頭で考える為に
知恵と知識が必要であり
知識を得る為には情報が必要であり
その情報の裏を読む力が必要であり
その為には情報を読み解く力が必要であり
その為には勉強が必要であり
勉強が出来る人間を育てる為には、教育が必要である。

そう、教育こそが命。

教育によって考える力が養われた時、人は自然な幸せを手にして、その時に日本はより良い国に生まれ変わることが出来る。

だが、今、日本が向かっているのは逆の方向。
教育の質は下がり、経済のグローバル化を理由に大人たちは拝金主義に陥り、自分で考えることを止めて安易な二元論に流さる。
そんな現代の風潮に警鐘を鳴らす。

右でも左でもない。
ただ、この国を愛し、憂いたジャーナリスト・筑紫哲也のラストメッセージは、厳しさと深さと共に優しい。

戦中から現代までを生きた筑紫さんが培った知識・知恵には、耳を傾けなければいけない、傾けないではいられない含蓄がある。

願わくば、このメッセージが多くの人に届くように。と、思える内容でした。


know_the_base at 22:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0) まじめな本 

August 15, 2011

フローズン・リバー

フローズン・リバー


長編初監督のコートニー・ハント。
「21g」のメリッサ・レオを主演に、サンダンス映画祭でグランプリ、アカデミー賞オリジナル脚本賞、主演女優賞にノミネートされた作品。


アメリカ・ニューヨーク州の最北部に住む先住民族モホーク族。
セントローレンス川をはさみ、米・ニューヨーク州とカナダにまたがってモホーク族の保留地がある。

2人の息子を育てながら、1ドルショップで働く白人女性レイ・エディ(メリッサ・レオ)は、新居を買うための金をギャンブル依存症の夫に持ち逃げされる。
夫を探す途中、夫が乗っていたはずの車に乗るモホーク族の女性・ライラに出会う。

車は乗り捨てられていたと言うライラ。
「その車は仲間に高く売れる。」そう言うライラの言葉に、今は1ドルでも欲しいレイは乗る。

ライラの指示した道は、凍ったセントローレンス川。

事故で夫を失い、子どもを義母に奪われたライラはカナダからの不法入国者を運ぶことで金を稼ぎ、子どもを取り返そうとしていた。
そして、都合の良い車を持ち白人であるレイを、儲けを山分けすることで仲間に引き入れようとした。

1度はライラに手を貸す形になってしまったレイは、迷う。
だが、彼女の家には次々に督促が届き、こども達の昼食代にも事欠き、遂に決心する。

「家を買うまで、あなたに手を貸すわ。」

ライラとレイの2人の母親が、トランクに人を積んで凍れる川を渡る。


夫はギャンブル中毒で、家の手付けを持って蒸発。
こども2人。
極寒の地にあって配水管の凍るトレーラーハウスに住み、テレビはレンタル、仕事は将来のない1ドルショップのパート。
将来には絶望しか見えない母親が、こどもとの暮らしを守る術は少ない。

そして、もう1人の母親・ライラ。
小さな居住区でしか暮らせず、民族の中で掟と人間関係にがんじがらめになり、自分のこどもでさえ取り返せない。
しかも、目が悪く満足に金さえ数えられず、当然、仕事もない。
従兄弟の貸してくれたキャンピングカーで暮らし、車さえも手に入らない。

仕事のコネはライラ。車を運転し、警察の目を誤魔化すのはレイ。
絶望の闇の中を歩む2人の母親。
2人が偶然に出会うことで、可能になってしまった犯罪だけが、2人にとって光だった。


映画は予算じゃない。
どんなに少ない予算だって、シナリオと監督の腕次第で最高級の作品は作れる。
そんな手本のような作品。

移民で作られた世界の大国・アメリカ。
そんな夢の国が抱える闇。

そして、母親の強さ。民族も超えて生まれた女性の友情を描く。

派手さもない。
分かりやすい感動ではない。
この作品の真価は、根っこの部分で男性には分からないのかも知れない。

それでも、ズンと心を揺らす。


最終評価 A



know_the_base at 23:07|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 2011年に観た映画 | 映画 は行

August 14, 2011

ぼくの夏休み。

昨日は、おかあさんの実家に遊びに行きました。
お盆なので、お墓からおじいちゃんとおばあちゃんをお迎えして、皆でごはんを食べました。
ぼんぼり

ちーん、と鳴らして、おじいちゃんとおばあちゃんに「遊びに来たよ。」と挨拶をしました。
娘っちは、ちーんと鳴らすのを気に入って、何度もちーんとしていました。
途中でお線香に触ってしまって、ちょっぴり火傷をしましたが、水で流したら泣き止みました。

夜には花火大会に行きました。
趣味の一眼レフは持っていくのを止めました。
どうもあの本気っぽい望遠レンズは持っていく場所を選びます。
花火

でも、iPhone 3GS のカメラは弱過ぎて、せめてコンパクトデジカメを持ってくるべきだったと後悔しました。

ちょっと離れた病院の屋上から花火を見ました。
それでもドーン、ドーンという音が大きくて、お腹に響くようでした。
娘っちは「どーん、ねー。」とか、「ぴかぴか、ねー。」と言って、喜んでいました。
甥っ子たちも楽しんでくれているようでした。
とても綺麗で楽しかったです。


今日は、皆でハンバーグを作りました。
8人分のハンバーグは分量が分からないので、目分量と主婦連の勘を頼りに作りました。
おかあさんが、指示を出して、嫁様と兄嫁様と僕が動きました。
娘っちも手伝って、皆を団扇で扇いだり、忙しいばーばに抱っこを要求したりしました。
僕もやることがなくなって、皆を団扇で扇いだり、サボったりしました。

お夕飯を食べた後に、甥っ子たちが買ってきていた花火を皆でしました。
手持ち花火だと言うのに、花火と聞いた娘っちは「どーん? どーんはー?」と打ち上げ花火を要求しました。
パパの稼ぎで打ち上げ花火は厳しいので、やりませんでした。
はなび
娘っちも人生で初めての手持ち花火をしました。

昨日と今日は、何だか小学生の夏休みに戻ったよう気分になって楽しかったです。

明日からはまた仕事です。
まだ2週間以上も夏休みがある甥っ子たちと、しばらくはずっと夏休みの娘っちが羨ましくて仕方ありません。
僕も早く定年退職して、毎日が夏休みになったら良いなぁ。と思いました。

おわり。



「シンプル2000シリーズにありそうな、典型的な夏休みでちた。」

「君にとっては、むしろ初めての夏休みじゃん!」



know_the_base at 21:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 | こども

August 13, 2011

傷物語

傷物語


傷物語
講談社BOX  西尾維新 著  VOFAN イラスト

「こよみヴァンプ」収録

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あらすじ

化物語から時を遡ること2ヶ月。

それは、年度替りの終業式の日。
私立直江津高校に通う阿良々木暦(あららぎ・こよみ)は、2年生と3年生の間にある、この春休みに地獄を見た。

それは今後、彼が深く関わってしまう 「この世ならざるモノ = 怪異」 との、初めての出会いだった。

その日、阿良々木暦はひょんなコトから羽川翼と言う同級生と知り合いになり、そして、その夜に吸血鬼と出会った。
怪異と呼ばれる存在の中で、最上位の存在・吸血鬼。
しかも、彼の出会ってしまった吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは、その中でも別格に扱われ、「怪異殺し」と呼ばれる伝説の存在。

だが、阿良々木暦が出会った彼女は、両手両足をヴァンパイアハンターに奪われ、瀕死の重傷をおっていた。

彼女は言った 「儂を助けよ。うぬの血を全てよこせ」 と。

ヴァンパイアと言う現実離れした存在。
その美しさと威厳に圧倒される。

でも、そんなバカな話があるか。
そんなコトをしたら、自分が死んでしまう。

1度は逃げ出そうとした阿良々木暦だったが、彼は泣き崩れる彼女を見捨てることが出来なかった。

そして、自分の首を彼女に差し出した。 死を覚悟して。


だが、彼は再び目覚める。
その時の阿良々木暦は既に人間ではなく、吸血鬼だった。
鉄血にして熱血にして冷血なるキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの眷属として彼は生まれ変わってしまったのだ。

ハートアンダーブレードは言う。
「儂の奪われた四肢を取り返せば、うぬを人間に戻してやれる。」と。

その時から、吸血鬼・阿良々木暦は、3人のヴァンパイアハンターと死闘を繰り広げることになるのだった・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


遂に語られる、地獄の春休みの全貌。

どうやって阿良々木君は吸血鬼になったのか。
どうやって阿良々木君は忍野メメや羽川翼と出会ったのか。

なぜ阿良々木君は忍に血を分け与えるのか、そして忍とは何者なのか。
なぜ阿良々木君は忍野メメに莫大な借金を負い、羽川翼に恩を感じているのか。

その全てが、明かされる。
これを読んで、やっと化物語が完結したかのような気持ちになる。

先の展開を知らない分、原作・化物語よりも楽しんで読むコトが出来ました(←当たり前)。


この話を読むと、阿良々木君と言う人間の特異性が際立ってくる。
これじゃあ、羽川翼でなくとも惚れるわ。

でも、これだけの状況になったらフツーは羽川と付き合うだろうに。
てか、もう、付き合ってるって言っても過言じゃなかろうに。

この展開から鳶に油揚げを奪われてしまった羽川の驚きと苦しみたるや、想像を絶する。


うーーむ。 このシリーズに完璧ハマってしまった。

次々いくぜ。




know_the_base at 22:25|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 楽しい本 | 物語シリーズ関連

August 12, 2011

ソレはパパモドキだぞ! 戻れ!!

娘っちが警戒しない大人の男ベスト3。

1、パパ 2、じーじ 3、僕の兄上(伯父さん)


いつもなら、仕事が終わり家に帰ると、ドタドタドタッっと言う足音と共に「あ、パパだー! なしゃーい。」と抱っこをせがむ愛娘。

それが、今日は玄関のドアを開けても ・・・  しーーーん。


今はお盆。 帰省の季節です。
隣の実家に兄一家が滞在中なので、どうやら嫁様も娘っちも遊びに行っているらしいのです。

まぁ、ですよねー。と思いながら、静かな家でちょっとゆっくり新聞なぞ目を通しちゃう僕。 
コレがいつもならやりたくてもやれない、幸せの時間なのです。

ちょっとのんびり。

で、さて、そろそろパパが行かねば寂しかろう。と、腰をあげ、隣の実家に行く。
案の定、従兄弟のお兄ちゃんたちと兄夫婦に遊んで貰って御機嫌の娘っちを発見。

「パパだよー。ただいまー。」 娘っちに声をかける。

すると、「あ、パパだー!」 って、いつもならダダダダーって、  ・・・・。




あれ?  来ない。

ちょっと僕に目線を寄こし、「ふーーーん。」みたいな表情。

いつもなら・・・・あれ? パパーって。 だっこーって。 あれ?

それどころか、兄上や兄嫁様、従兄弟たちと遊ぶのに夢中で、パパなんかすっかり眼中にない感じ。
何だか、「パパは、まぁ、帰ったのね。」でも、「今は遊ぶので忙しいからまたね。」的な感じ。


いや、別にー。 良いんですけどー。
仕事帰りで抱っことか、せがまれるの面倒臭いしー。
疲れるしー。
良いんですけどー。
別にー。


・・・・

何? 何ですか? なんか、まるで僕が寂しいみたいじゃないですか。

やだなー。 誤解だなー。 そんなコト、毛ほどにも感じてないのになー。

ふーんだ。 つーんだ。 娘っちなんか、つーん。


「パパー。」

おっ、遂にパパが恋しくなったか。愛いヤツよ。 
そうだよ。パパだよー!!
何だ、抱っこか? 仕方ないなー。

って、振り向くと、何故か兄上の胸に飛び込んでいく愛娘。

ちっっっっがーーーーう!!

ソレは、パーパーモードーキッ!!  

似てるけど、ソイツ、パパちがーーーう!!


パパは傷つきました。 もう、ぐすん。 傷つきました。

もう、探さないで下さい。 自分を探そうと思います。



むー。

大人の男の人、ダメな癖に、なんで兄上だけは好きなのか。
そんなに会う頻度が高いってワケでもないのに。
生まれたての頃からそうなんですよねー。
パパの抱っこで泣き止まない時、兄上の抱っこで泣き止んでみたり。

何故なのか。

なぜ、伯父好きか。娘よ。

器か、男の器が違うか。

確かにヤツは、アレだけれども。
確かに僕は、アレだけれどもっ!!

くぅ。 

パパ、しょんぼり。



「娘っちなんか、兄上の家の子になっちゃえーー!!」

「よちよち。(一応)まだわたちのパパで居させてあげまちゅから、癇癪をおこさないんでしゅ。」



know_the_base at 22:32|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 日記 | こども

August 11, 2011

誰も知らない

誰も知らない


あるアパートに住む、母・けい子(YOU)と、それぞれに父親の違う出生届も出されていない4人の兄弟。

母が仕事に行く間、兄弟の面倒を見る12歳の明(柳楽優弥)。
そろそろ二次成長期を迎える長女の京子。
わんぱくな茂。そして、まだまだ幼い4歳のゆき。

こどもたちは部屋から出ることを禁止され、当然、学校にも行っていない。

ある日、母は20万円の現金と、「姉弟たちを頼むね。」と明に言い残し、新しい恋人の所へ行ってしまった。

1ヵ月後、ふらりと部屋に戻ってきた母に、京子は「どこに行っていたの?」と尋ねる。
だが、母の答えは要領を得ず、そして、再び「クリスマスには戻るから。」と言って、消えてしまった。

そして、クリスマスが過ぎ、正月が過ぎ、明は自分たちが母に捨てられたコトを悟った。

何とか兄弟たちにそれを悟らせないようにしようと明は頑張るが、だが、母の残した金はあっという間に底をついてしまうのだった・・・・。


実際に起きてしまった事件を下敷きに、是枝裕和監督が心理・背景に創作を加えた作品。
2004年の様々な映画賞に名を連ね、カンヌ国際では柳楽優弥が主演男優賞を受賞した。


傍から見たら、何気ない日常。
そんな日常に潜む、身を切るような、切なさ。

電気もガスも水道も止められ、それでも公園で水を汲み、コンビニの廃棄を貰って何とか生きる。
そんなこどもたちの健気さが、胸に刺さる。


観ている観客は、「早く警察とか児童相談所に・・・」 と、思う。
こどもだけで生きているから、学校に行っていないから、だから単にそう言うシステムを知らないのだろう。と。

だが、作中でコンビニの店員が同じ言葉を明にかけ、その答えにハッとする。

「そんなことしたら、もう4人で一緒に暮らせなくなる。」

明は知っているんだ。全てを。 
知らないのは、周囲の大人だけ。


僕は、この作品をどう表現して良いか、わからない。

決して、泣ける、ではない。
感動、でもない。
もちろんエンタメでも、爽快感でもない。

そこにあるのは、どうしようもない現実と切なさ。 正直、逃げ出したくなる。

どう表現して良いか、わからない。
でも、心を刻むように、印象に残る。


最終評価 A


この作品は「巣鴨子供置き去り事件」と言う事件を下敷きにはしているけれど、あくまでもフィクション。
思わず調べてしまったけど、本当の事件は、もっとずっと凄惨。




know_the_base at 23:25|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 2011年に観た映画 | 映画 た行

August 10, 2011

甥っ子と叔父さんの貸し借り。

お盆も近付き、隣の実家に兄一家が来ています。
と言っても、兄本人はまだ仕事があるらしく、兄嫁様と甥っ子×2の先行部隊のみですが。

小学4年生と2年生の甥っ子ズは、夏休み満喫中。

朝の準備をする僕の家に襲撃に来たと思ったら

「今日、海に行くの。know_the_base君も行く?」

と、走り回るリトルバスターズ。

そりゃあ、海で水着のおねーさんでも眺めていたい 君たちと遊びたいのは山々だけど・・・

君らのパパも、僕も、仕事だよっ!!


げふん、えふん。


で、その4年生のお兄ちゃんが、33歳の叔父に良いモノを貸してくれました↓。
マリオ

New スーパーマリオ Wii (攻略本付き)です。
この間来た時に「貸して。」って頼んでおいたのです。

彼はもう全面クリアどころか、その他すべてをやり尽くしてしまったそうな。


そして、僕が彼らに貸したのはコレ↓
ワンピース 63巻

ONEPIECE の最新63巻です。


さて、結構フツーに漫画やゲームで小学生と盛り上がれる33歳の叔父。

コレって、アリ?


「微妙なトコでしゅ。」

「でしゅかー。」





know_the_base at 22:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 | ゲーム

August 09, 2011

ソルト

ソルト


アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイアクション。


CIAで重要な潜入操作もこなす優秀な女性エージェント、イヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー)。
ソルトの結婚記念日、彼女の元に謎のロシア亡命者・オルロフが訪れる。

彼が語りだしたのは、ソ連時代から続く伝説の潜入スパイ「KA12」の秘密。

幼少の時代から集められたスパイエリート達。
少年少女達は、母国語よりも先に潜入国の言語を覚えされられる。
そして、潜入国に潜入すると、数年、時には数十年もの間その時を待つ。

オルロフの告白は、それだけではなかった。

大統領暗殺の為、KA12の1人が合衆国に潜入している。

その潜入員の名前は・・・ イヴリン・ソルト。

突然にスパイ容疑をかけられることになったソルト。
彼女は必死に夫の安否を確認しようとするが、叶わない。
彼女は仲間のCIA捜査官たちを振り切って自宅へ戻るが、その行動が彼女への嫌疑を更に深めていく。

ソルトは仲間の追跡を振り切って、姿を消すのだった・・・。



うだるような熱帯夜には、何も考えないアクション映画を!

ザ・御都合、どんと来い!







って、御都合ばっかかーーーーい!

いやーー、コレは・・・・ キビシィーーー。

しかも、主人公はほぼ人格破綻者。
主人公の行動に一貫性がなく、しかも、ストーリーも支離滅裂。

感情移入が出来ないにも程がある。

裏切りに裏切りが重なれば面白いとでも? 
必要性のない行動もアクション映画なら許されるとでも?

こんなにハラハラもスカッともしないアクション映画があって良いのか。

なんだ? コレ? 

途中からは、ラストでどうオチをつけるのかのみに興味が移って頑張って観るが、そこには悪い意味の衝撃のラストがっ!!


はい。この映画、最悪でした。


最終評価 C−


know_the_base at 22:31|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 2011年に観た映画 | 映画 さ行

August 08, 2011

床で寝てみる。

熱帯夜の寝室。
悲しきは、夫婦の体感温度差。

僕は、寝室のクーラーをあと2度は下げたい。
嫁様は、それじゃ寒い。

さっきまでは我慢していたけれど、自分の体温と汗を吸ったシーツに高まる怒り。
八つ当たりとは知りつつ、ベッドから降りて(落ちて?)、床に移動。
ひんやりしてて気持ち良い。


でも、明日の朝には、身体の痛みできっと後悔するんだろうな。




know_the_base at 01:28|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 

August 07, 2011

化物語 (下)

下巻


化物語(下)
講談社BOX  西尾維新 著  VOFAN イラスト

「なでこスネイク」 「つばさキャット」収録

あらすじなどはコチラへ →「化物語(上)」


いや、ただ単に「上下巻、読み終わりました。」と、いう話。
オチまで知って読んでるんですけどね。

うーん。やっぱなんだかんだでイイ。


で、その結果と言っては何ですが、このシリーズを読み進めるコトにしちゃいました。

傷物語

昨日、続巻の「傷物語」も買ってきました。

この「傷物語」は劇場版が公開になるので、ソレを観る前に原作を読んでしまうかでちょっと悩んだんだんですけどね。
我慢出来ず。

33歳、男。
ライトノベルにハマル。

これって・・・・あり?


「なしでしゅ。」

「でしゅかー。」



know_the_base at 15:11|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 楽しい本 | 物語シリーズ関連

August 06, 2011

今日のスゴイ人

この数日 iPhone の復旧に苦しむ僕。
昨晩、正攻法で iTunes を開こうとする僕に

「あいや君、待ちたまへ。」

どこかから聞こえる、天の声。

そこにおわすは、嫁様。


(しばし様子を見る御方様)


「わかりました」


えぇっ! 分かったんですか? 
私は、私はどうすれば? どう生きれば良いのですか?

道を! 道をお示しください!


「このプログラムがメモリを喰っています。iTunes を入れ直すのです。」


ははっ!
ありがたきご宣託。

ありがとうございました。 目から鱗が落ちる想いです。 道が拓けました。


そして、姫殿下は天に還ってゆかれました。


ありがたやー。



結局、この数日の僕の戦いは、最近更新した iTunes が悪さをしてメモリを異常に喰ってたが故の不具合でした。

嫁様は何故かPCについて国家資格を有する御方なので、僕とは着眼点が違うのです。

嫁様バンザイ。ありがとう。


その後、無事にiPhone は復旧しましたとさ。


尚、今回の記事は多少誇張を含んでおり、更にパクリです。



「じゃあ、今回パパは何もしてなかったコトで良いでしゅね?」

「はい・・・。」


know_the_base at 14:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 

August 05, 2011

旧ライブドア、臨時株主総会で解散を決議

旧ライブドア、臨時株主総会で解散を決議

御存知と言いますか、見ての通りと言いますか、僕のこのブログはライブドアブログです。


・・・。

大丈夫ですよね?
もう6年とか書いてる記事が飛んだりとか、ないですよね?

バックアップをどっかのブログに作っておくべきかなぁ。


なんか、iPhone の不調&自分のPCの不調で IT 不信です。



know_the_base at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

コンピュータってヤツぁよ!!

ここ数日の僕がやってること。

iPhoneの復旧。

なぜかコレが終わらん・・・・。


最近、僕の iPhone は使用中に勝手にシャットダウンすると言う、謎の症状に犯されてました。
まぁ、ネットで調べると原因は色々らしいのですが、とにかく一度iPhone のデータを消して、入れ直せば良いとのコト。

なので、ソレをしようと思っただけだったのに・・・。

ウチのPCは、大きなデータ用の古いデスクトップと、データをほとんど入れてないノートの2台体制。
日常はノートを使い、データを扱う時だけデスクトップを使う。そんな使い分けをしています。

もちろん、iTunes はデスクトップに入っています。

でも、このデスクトップが久しぶりに開けたら、なぜやら非常に重い。
古いからなのか、データが大きすぎるのか、ウィルスにでも感染してるのか、はたまた壊れているのか。

起動に5分。
ウイルスチェックが終わるのに5分。
iTunes を起動するのに10分。
iTunes に iPhone を繋いで認証されるのに10分。

あれー? ちょっと前までは、ここまでヒドくなかったと思ったけど?

ワンクリック3分〜5分といった感じ。

しかも、そのiTunes を起動やらiPhone の接続やらの途中途中で入る、謎のエラー。
その度に作業はやり直し。

急がば回れと思って、更新を催促されるアドビーやらウィンドウズアップデートやらを入れる(当然、超時間掛かる)トコからはじめてみました。

そうしたら、超時間をかけつつも iPhone を出荷状態に戻す復帰までは何とか出来るようにはなる。
でも、データを入れる同期はほぼ絶望的。

同期を始めたと思って放置してると、どっか途中でフリーズしてたり。
それでも頑張って同期をしてると、謎のエラーが出ておじゃんになったり。

本当に動いているのか、タスクマネジャーをちょいちょい開きながらのこの作業。もう何日目か。

しかも、毎日この作業を始めると、iPhone のバックアップやら何やらと作業は最初から。
悪い日はエラーが出て、復帰のやり直しを要求される。


でも、昨日の夜は調子良くいってたんです。
時間をかけながらも、同期してる曲目がちゃんと減っていき 「あぁ、遂に終わる・・」と思ったんです。

同期が終わるのを待って、時は深夜。
リビングのソファでウトウトしてしまい、目が覚めてiTunes を見るとHome に戻っている。

「終わったー!」と思い、iPhone を触ると、むしろ昨日まであった電話帳さえカラになってますけど?

どゆコト?

昨日まではアプリもない、音楽データもないiPhone でも一応は使えると思ってたのに・・・。

もうイヤ・・・。


もう、デスクトップの買い替えでもしないとダメなんでしょうか? >D先生



know_the_base at 06:28|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 日記 

August 04, 2011

ヒーローショー

ヒーローショー


井筒和幸・監督。
お笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平と福徳秀介を主演に、限界の暴力シーンで描く異色の青春バイオレンス映画。


田舎から出て、東京の自堕落な暮らしにのまれて生きるユウキ(福徳秀介)。
一応は芸人育成の学校に通い、親には「M-1を獲って2000万円だ。」と豪語するが、オーディションには落ち続け芽が出る予定は、ない。
そんな時、かつてコンビを組んでいた先輩の剛志に誘われ、ヒーローショーのバイトで悪の戦闘員となる。

だが、それが間違いの始まりだった。

悪の怪人役の剛志。
ヒーローショーの司会をしていた剛志の彼女。
だが、剛志の彼女はあっさりとレッド役の俳優志望・ノボルに寝取られてしまった。

ショーの舞台上で本気の喧嘩となる剛志とノボル。
だが、ノボルのツレでブルー役のツトムも喧嘩に入ってきてボコボコにされてしまう。

怒りの収まらない剛志は、ヤクザとも繋がりのある友人・鬼平に声をかけ、ノボルとツトムに意趣返しをした。
だが、コトはソコで終わらず、今度は鬼平が暴走を始め、ノボルとツトムを恐喝しはじめてしまう。

困ったノボルとツトムは、出会い系サイトを運営するツトムの兄・拓也に相談する。
すると拓也は、凶暴性で地元じゃ有名な友人・勇気(後藤淳平)に声をかけ、剛志と鬼平を罠にかける話をトントン拍子で進めてしまうのだった。

暴力が暴力を呼び、復讐に復讐が重なり、始めの問題は消え失せ、状況はエスカレートしていく。

誘われるままに剛志に付いていたユウキは、そのままその事件に巻き込まれていくのだった・・・。


自堕落に、目標もなく、流されるままに生きてきたユウキが、その生き方の為に最悪の状況に追い込まれていく。

だが、この作品の中で流されて生きているのは、何もユウキだけではない。
本当は大事なモノも、夢もあるのに、呼ばれるままに暴力に力を貸してしまった勇気もそう。
そして、他の登場人物だって似たり寄ったり。深く考えずに状況に流され、仲間との連帯・空気を優先するあまりに、どうしようもない状況に自分たちを追い詰めていく。

現代の群像。
そして、ヒーローショーが象徴する「正義と悪」なんていう二元論の薄っぺらさ。
暴力が生むもの、ダメにしてしまうもの。
日常に潜む、非日常。

そんな様々をごった煮にして、上質の映画を生み出す手腕に驚く。


どんどん展開し、エスカレートしていくストーリーは目が離せない。

ただ惜しいのは、ラストがちょっと尻切れトンボか。

最後に流されてきただけの自分の人生と向き合い、自分の意志で歩き出したユウキは良いとして、他の部分が投げっぱなしなのがいただけない。
確かに他の部分は単に破滅に向かうだけで、描くまでもないのかも知れないけど、それだとしても風呂敷を広げるだけ広げるだけってのはどうなのか。

ともあれ、そう言う綺麗にまとまり切らないラストさえも現実のリアルだと思うと、納得させられてしまうのだが。


ヌルく、誰が作っても似たり寄ったりの作品が山積になっている映画の世界で、異彩を放つ井筒監督らしい力作。
興行で表現できるギリギリの暴力。それでいて、後味は悪くない。

観客に媚びない、迫力で魅せる作品に出会いました。


最終評価 A


know_the_base at 00:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2011年に観た映画 | 映画 は行

August 02, 2011

未知との遭遇

庭の畑に植えてあるシソ。
その葉の上に脱ぎ捨てられたソレは、蝉の抜け殻。
紫蘇の葉


家に持ち帰られた、コレ。
抜け殻


で、未知との遭遇。
ガン見


「壊れちゃうから、触っちゃだめだよ。」 と親の注意。

親の言ったコトをしっかり遵守し、未知の物体を見るだけ。

でも、その距離、近っ!!

最終的には1cmくらいまで近付いてました。

その後、その抜け殻は「家にあるのが嫌。」と嫁様の一言で自然に還されました。



さて、最近はすっかり成長した娘っち。
成長


背が80cm弱。
体重は10kg。
走るのは大得意。ジャンプも1/3位の確率で成功します。

言葉も、言葉と言うよりもう会話。普通に話が通じます。

最近の口癖は「こわーい。」 
暗くても、カーテンが揺れても、原因不明でも、何でも「こわーい。」


まぁ、それよりも 「いやっ!」 の方が流行ってますけどね。


「わたちには、パパの見えないモノが見えてるんでしゅ。怪異はどこにでも居るんでしゅ。」

「こわーい。」



know_the_base at 22:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 | こども

「スローライフ 緩急自在のすすめ」 を読みました。

スローライフ


岩波新書 「スローライフ 緩急自在のすすめ」
筑紫哲也 著


IT革命の進行に代表される社会の変化の中、暮らし、教育、仕事、人間生活の全てでスピードや効率が求められている。
その速度は加速し、今や「秒」刻みの中で生きている人間。

果たして、そんな速度や効率の中に人間の幸福はあるのだろうか?

NEWS23の顔であったジャーナリスト・筑紫哲也さんが、ジャーナリストの目線で時間に追われる現代を見て、考えた「時間」への問題意識。

世界中どこでも同じ味の「ファストフード」に対抗して興った、「スローフード」運動。
同じように「ファスト」が求められる「ライフ」に対して興った、「スローライフ」と言う生き方。

だが、果たして、現代の潮流を無視し「スローライフ」だけで問題は解決するのか?

その答えは、急ぐだけではなく緩やかな時間を持つことも自分自身で決める「緩急自在」だった。


内容としては、雑誌に掲載されていた「緩急自在」と題されたエッセイをまとめたもの。
なので、本全体が論理的な起承転結かと言うと、そうではない。

だが、あえて論文調を避けた語り口は非常に読みやすい。


 1 「それで人は幸せになるか」
 2 スローフード、9・11、一神教
 3 ファストフードの時代
 4 寿司と蕎麦、そして「地産地消」
 5 「食」の荒涼たる風景
 6 小さな旅、スローな旅
 7 失われた「子どもの楽園」
 8 急ぐことで失うもの
 9 「学ぶ」ということ
10 「スローウェア」「ファストウェア」
11 ロハスのすすめ、森林の危機
12 「木」を見直す
13 長寿と「人間の豊かさ」
14 スローライフ、北で南で
15 新の「勝ち組」になるために


内容的に「昔は良かった」理論が鼻に付く部分もあります。

でも、スローとファストを比較するには、スローだった過去とファストになってしまった現代を比較するしかやりようがないのだから仕方がない。
確かに過去の時代には良かった部分もあり、良い部分は良かったと認めソコを見直していくと言うのは大事なコト。
筑紫さんは「ファストの対立軸としてスローを持ち出し、一元論で戦わせるのではなく、二次元、三次元の軸として考えてはどうか。」と語る。

何を選び取るかも自分で考え、決めれば良いコトだと。


筑紫さんの言うことは、基本的には「そうですね。」と頷けることばかり。

でも、一方で天邪鬼な僕は、本を読みながら「でも、結局スローを選択できるのは、時間に余裕のある人、社会的な成功をおさめた金のある人だけなんじゃないの?」と思ってしまう。

だが筑紫さんは、僕のそんな考えを見透かして「それは現代社会に毒された、一元的な価値観だよ。」と諭す。
そして、それぞれが自分で考え、自分の足で立つことで産まれる生き方の多様性こそが、この問題の答えだと言って、この本を締めくります。


そうは言っても理想論だけどね。

でも、まぁ、理想を持って何が悪いとゆー話。



know_the_base at 21:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0) まじめな本