July 2013

July 31, 2013

ただの独り言。

この数日、かなーり後ろ向きな考えにとり憑かれております。

その内容をひと通り記してみたものの、長文な上に内容が「流石にないわー。」と自分でも思って公開せず。


いや、でも、後ろ向きだけど、そっからのやたら前向きな話なんですけどね。
定年になったら、イタリア行って、好きなもん食って、ワインでも飲もうぜって話なんですけどね。

「定年」「イタリア」「好きなもの食べる」「ワイン」
ベテラン読者の方は、この辺のキーワードで察してください。


一度、何かの思考に囚われると、ダメっすね。
その考えが消化出来るまでグルグルしてしまう。

でも、ま、公開しないにしても文章にしたことで、ちょっとスッキリしたかも。


なーんて、読んで頂いてる方にしたら、「何の話だ。バカヤロウ。」って感じでしょうか。

まぁ、自作自演の思考トラップに引っ掛かってるんだなー。くらいでスルーして下さい。



know_the_base at 23:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

July 29, 2013

平成狸合戦ぽんぽこ

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1994年・日本映画。
スタジオ・ジブリ製作。
「火垂るの墓」、「おもひでぽろぽろ」の高畑勲 監督。


タヌキは、実は人間の見ていない時には直立二足歩行をしてたんです。


自然豊かな東京近郊の丘陵地帯。
森と山を切り開いて宅地開発され、多摩ニュータウンが生まれた。

だが、一方で宅地開発によって住処を奪われた者たちもいる。
森から追い出された、多摩丘陵のタヌキたちだ。
人間から自分たちの生活を守るため、タヌキたちは部族の垣根を越えて連合を組織する。

タヌキたちの考えた人間への対抗手段は、今は廃れた変身の術「化学(ばけがく)」の復興と人間研究。

修行に励み、人間に化けるコトが出来るようになったタヌキたちは、自分たちの森を奪った人間への復讐をはじめるのだが・・・。


テーマは、そのものズバリ、環境破壊。

人間や妖怪に化けて人間と戦うタヌキたちの物語。

だが、結末は決まっている。
タヌキの変化で人間の開発を止めることなど出来るワケもない。

一部は、戦って死に。
一部は、世を憐れんで死出の旅に出る。
そして一部は人間世界に紛れ込み、一部はタヌキのまま人間の傍で生きる。

ストーリーは、シンプルに悲劇的な結末へと向かう。


のだが。
タヌキたちがコミカルで、悲愴感やシリアスさはない。

コミカルさがこの作品の味。
だが、自然破壊や人とタヌキの死を描く内容に対する真剣味の無さがこの作品のガンになる。

タヌキたちの状況は逼迫しているのに、実行されるのは冗談のような作戦ばかり。
まぁ、タヌキだから、と、言ってしまえばソレまでだけど、訴えるテーマとのズレが流石にキビしい。

落語調の語りも、やや冗長過ぎて、正直タルい。

何度となく地上波で放送され、何度となく手を付けているハズなのに、キチンと最後まで観たのははじめてかも知れません。


最終評価 B−



know_the_base at 23:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 は行

July 28, 2013

マディソン郡の橋

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1995年・アメリカ映画
クリント・イーストウッド監督作品。


1989年。
まだ昔ながらの慣習に囚われるアメリカ・アイオワ州の片田舎。

ある1人の農家の母が亡くなった。

残された家族は、立派に育った息子と娘。
銀行の貸金庫から出てきた母の遺品と遺言に、こども達は驚愕する。

母の遺言には、「自分の遺体は火葬にして、灰はローズマン橋から撒いてほしい。」と記されていた。

貸金庫に残されていた小さな鍵から、こどもたちは亡くなった母が抱え続けた秘密を知るのだった・・・。


1965年。
農家の母として暮らしてきたフランチェスカ(メリル・ストリープ)は、退屈に続く日常の中に埋もれていた。

まっとうで働き者の夫、思春期になった17歳の息子と16歳の娘。
確かに幸福だが、どこか心が満ち足りない。

隣の州の農業祭に行く為、夫と2人のこども達が4日間だけ家を空ける。
たった4日間の自由を、フランチェスカは心待ちにしていた。

そんな彼女の家に、道に迷ったカメラマンのロバート・キンケイド(クリント・イーストウッド)が訪れる。
ロバートは珍しい屋根のあるローズマン橋を撮影に来たと言う。
道を説明するフランチェスカは、段々と面倒になり、道案内を買って出た。

そして、2人はローズマン橋に着く。
不思議と惹かれあってしまう2人。

そこからの4日間はフランチェスカの人生の中で燦然と輝く、宝物のような4日間となるのだった・・・。


男は外で働き、女は専業主婦。
そんな価値観が普遍のモノとして受け入れられていた時代。

女であったことを忘れ、ただ母として生きていたフランチェスカ。
放浪者として、愛する人を持たないで生きてきたロバート。

出会いの形は、言ってしまえば不倫。
だが、たった一瞬とも言える4日間の輝きが、その後の2人の人生に深く意味を残す。


1995年。
バブルの崩壊は、古い価値観の崩壊とどこかでリンクしていたのではないだろうか。
大手の銀行さえも倒産し、右肩上がりの経済や、終身雇用に影が差す。
仕事のありかた、凝り固まっていた男女の生き方にも変化が生まれた時代。

そんな時代に公開された不倫の純愛作品。
この刹那的な作品が大ヒットしたのは、きっと時代的な背景もあるんでしょう。


究極まで美化した中年男女の不倫映画。
作り方が下手なら、単なる下品で下世話な物語。
ソレが、クリント・イーストウッドとメリル・ストリープの好演が、美しささえ感じさせる。

評価、好き嫌いが真っ二つになる作品であることは疑いようがない。

ストーリーは、倫理を踏み外した不倫の愛であることは間違いない。
なので、ソレでもう拒絶反応の人は、もう、受け入れられない。

でも、一方で、少女のように胸をトキメかせ、そわそわと電話を待ってしまうフランチェスカの可愛らしさ。
そして、今までの自分の全てが君と出会う為だったと言い切れてしまうロバートの想い。
時間で区切られた2人の愛は、儚く、切ない。


古い価値観の中、結局は家族の為に日常へ戻るフランチェスカと、フランチェスカとの4日間を抱えて生きたロバートが、死んだ後で結ばれようとする。
それは、観る人によっては、「結局は好き勝手に不倫して、勝手に綺麗な思い出にしただけの話。」になる。

一方で、古い価値観に縛られ、自分を殺した経験のある人であれば、フランチェスカやロバートの選択が胸に迫る。


どんな作品でも、観る人の価値観や経験によって左右される。
この作品は、その中でもその傾向が顕著。

僕自身、高校生か大学生の頃に初めて観た時には、ピンとこない作品だった。

不倫はイケマセン。
でも、それだけで全てを割り切れるのが人生じゃないだろう。
イケないことだからこそ、葛藤があり、苦しみがあり、物語になる。
石田純一の言葉じゃないけれど、その葛藤や苦しみの中に、文化や芸術が生まれる。

絶賛は出来ないけど、惹きこまれる。

大人の心の機微が、少しは分かる年になってきました。


最終評価 B+



know_the_base at 23:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 ま行

July 27, 2013

夏祭り 夕立 夏休み

今日は、地元の小学校でやってる夏祭りに行ってきました。
地域の町内会が幾つか集まってやってる、何を祭ってるのかも定かじゃない小さな祭り。

でも、僕が小学校の頃からやってるので認知度は高く、集客もソコソコ。
継続は力です。

規模もホドホド、集客もホドホドなこの祭りは、幼稚園生や小学生連れの親にとっては、手頃なイベントになってます。


さて、本日の主役・娘っちは、御実家から出てきた浴衣を着て、ゴキゲン。
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何せこの浴衣、現在はアラフォーになる僕の実姉が娘っち位の頃に着ていたとゆー、伝説の装備。

ロトか、ロトのヨロイなのか。


しかし、御実家。てか、ばーばがスゲェ。

ソレを取っとくのもスゲェと思ったし。
ソレがパッと出てくるのもスゲェと思ったし。
和服をパパッっと手直しして着られるようにしっちゃうのもスゲェ。

孫ラブなばーばパワー、スゲェな。

自分の子に向かって何だけど。良い家の子か、チミは。


そんなロトのヨロイを装備した勇者・娘っちは、会場の雰囲気だけで相当に楽しかったらしく

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わたあめを食べ、やきそばやら、ポン菓子やらを食べて大満足。
最後に買った、謎の過剰に光るネコミミを嬉しそうに付けてました。

まぁ、その丸い2つの耳は、猫と言うよりネズミだけれどね。
ネズミと言うか、アメリカネズミだけどね。
パチモン感がスゴイけどね。


不安定な大気で少し雨に降られたりしたものの、おおむね良い日になりました。

よかよか。


こどもの頃の夏休みが妙に楽しかったけど、親が色々考えてくれてたんだな。と、親になって気付く。

そんな夏休みらしい1日になりました。



「北海道のY氏にお礼を言ってません!」

「Y氏はきっと、この浴衣の存在すら忘れてるんじゃないかねぇ。」

「ちなみに、Y氏が着ていた、もうワンサイズ大きい浴衣も予約済みです。」

「えーと、この場を借りまして、実姉様に貴女の浴衣をお借りしてるコトをお知らせします。」



know_the_base at 21:58|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 日記 | こども

July 25, 2013

当たり前です。>JR東日本

以前、 「Suicaの利用履歴を売るんだってさ。」 と言う記事を書きました。

流行りのビッグデータと言う言葉で誤魔化され、売り買いされる個人情報。
利用者のリテラシーにも限界あるよ。
と、いった内容だったのですが、一定の答えが出たようです。


JR東、Suicaデータ販売“削除”発表

 JR東日本は25日、IC乗車券「Suica(スイカ)」の乗降履歴などのデータを利用者に説明せず、日立製作所に販売していたことについて配慮が足りなかったとして、希望する利用者のデータは提供分から削除すると発表した。

 JR東日本によると、スイカの発行枚数は先月末時点で約4300万枚に上る。そのうち、今回販売したデータは今年6月までの過去2年5か月分で、日立製作所はこのデータを基に駅のマーケティング資料の作成や販売を行うという。
 販売したデータは、スイカでの乗降駅、利用日時、生まれた年と月、性別などで、JR東日本は個人の特定はできないと説明している。
 しかし、販売することを事前に説明しなかったことに対し、利用者から約150件の苦情や意見が相次いだことから、JR東日本は25日、希望する利用者のデータは販売分から削除すると発表した。26日から9月25日まで受け付け、すでに販売したデータからも削除するという。
 JR東日本は個人情報保護法には抵触しないとの認識を示した上で、今後は十分に配慮して対応するとしている。
日テレNEWSより

ちなみにJR東日本のHPでの発表は>コチラ

※削除希望の方↓へ
SuicaID 番号(Suica 裏面のJE から始まる番号)を本文に記した電子メールを、下記の電子メールアドレス宛にご送信いただくか、下記の電話番号にご連絡いただき、同じくSuicaID 番号をお伝えください。

電子メールアドレス: jogaiyobo@jreast.co.jp(随時受付)
※ 頂いたメールは自動で処理をいたします。SuicaID 番号以外のお問合せ等をいただきましてもご回答を差し上げることはいたしかねますので、予めご了承ください。

電話:03−5334−1655
(土日祝日・年末年始を除く平日 10:00〜17:00)
JR東日本より


これが、当たり前です。>JR東日本

当然、速攻で削除のメールを送信。

しかし、Suica なんて氷山の一角。
こんなこたぁ、他にも隠れたのが山ほどあるんでしょうけどね。

でも、少しはキモチワルイが無くなって良かったです。


しかし、9月25日以降のSuica カード新規購入者はどうするんでしょ・・・。


「3歳児は?! 3歳児にも今のうちにSuica を!!」

「あれ? 君ってもう電車料金払うんだっけ?」

「・・・・。」

「あ! このメールでメアドが知られますね。」

「まぁ、ソコは良いよ。ホットメールだし。」



know_the_base at 21:15|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 国内問題 

July 24, 2013

ロビンソン・クルーソー

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1996年・アメリカ映画

1713年・イギリス。
愛するメアリを友人と取り合って決闘になってしまったロビンソン・クルーソー(ピアーズ・ブロズナン)は、誤って友人を殺してしまう。

ロビンソンは、復讐の為に自分の命を狙う友人の家族から身を隠す為に海に出る。
だが、メアリと約束した一年を目の前にして、ロビンソンの乗った船は嵐に巻き込まれて難破してしまう。

そして、ロビンソンが目覚めたのは、誰も居ない無人島だった。
あるのは、難破した船の残骸と、仲間の死体だけ。

たった独りのロビンソンの、無人島でのサバイバルが始まる・・・。


サバイバル生活のバイブル「ロビンソン漂流記」の実写化作品。

小学生の頃、好きだったなぁロビンソン漂流記。


ただ、残念なコトに、この映画の中核はロビンソン漂流記の大部分であるサバイバル時代ではない。
ロビンソン漂流記で言うなら、後半のみ。
原住民のフライデーと親交を深め、敵対部族と戦って、そしてロビンソンが帰ってくるまでを中心に描かれている。

まぁ、確かにどんな風に木の実を獲るとか、地道に家を造ったりするとか、そんなの映画にはならないもんなぁ。
でも、面白いのはソッチなんだけどな。


映画としては良くもなく、悪くもなく。
サバイバル要素は期待せず、言葉も通じない原住民との友情を培った男の物語として観るべき。

まぁ、どうせ現代で観るなら「キャスト・アウェイ」にするかな。と、言う話。



最終評価 B

know_the_base at 23:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 ら行

July 23, 2013

僕の意見は、すべてこの中に。

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スタジオ・ジブリの小冊子「熱風」

この「熱風」の7月特集が「憲法改正」です。
8月20日まで期間限定(PDF)で読むことが出来ます。

普通の内容です。
当たり前の事を当たり前に言ってます。

でも、自分よりも声が大きな人が言ってくれたことが本当に嬉しい。

僕の意見は、すべてこの中に。








さて、以下の文章は、ひじょーーーに長いですが、ただの愚痴です。
また、以下の内容は、上記のスタジオジブリは一切関係のないことを記載しておきます。

ただの愚痴なので、もう、追記文にしてしまいます。

本当にお暇なら↓コチラへ

続きを読む

know_the_base at 21:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 雑感と意見表明 

July 21, 2013

風立ちぬ (最終評価後にネタバレあり)

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2013年・日本
宮崎駿最新作。スタジオジブリ製作

公開初日から一日遅れにて鑑賞。
僕がチケット予約を間違えてしまいました。

この作品の後半、何度も涙が流れました。
どこで、とか、何で、とかは良く分からないのですが、ただ涙が流れた。

面白い。とか、面白くない。とか、そういうものを超えて、感動していた。
それが、涙になっていました。



かつて日本で戦争があった。

大正から昭和へ、1920年代の日本は
不景気と貧乏、病気、そして大震災と
まことに生きるのに辛い時代だった。

そして、日本は戦争へ突入していった。
当時の若者たちは、そんな時代をどう生きたのか?

イタリアのカプローニへの時空を超えた尊敬と友情
後に神話と化した零戦の誕生
発行の少女菜穂子との出会いと別れ。

この映画は、実在の人物、堀越二郎の半生を描く・・・・。

生きねば。
―パンフレット冒頭より


美しい飛行機を造りたい。
その自分の生み出した飛行機が戦争に使われることは知っている。
その戦争は破滅に向かうだけの愚かなものだと知っている。
だけど、ただ美しい飛行機を造りたい。

少年時代から抱え続けた夢、それは、ある種の狂気さえも孕む夢。
それでもただ純粋に、狂っていく時代の中で人生を燃やし尽くし、零戦と言う稀代の名機を生み出した堀越二郎。

零戦を生み出すまでの設計士としての半生が物語の縦糸。

そして、彼が心から愛した女性は、結核を患う美しくも儚き令嬢・里見菜穂子。
彼女もまた、二郎との愛の為に残された命を精一杯に生きる。

残された時間が僅かな事を知り、それでも心から求める人との一瞬を生きた二郎と菜穂子の恋愛が物語の横糸。

この縦糸と横糸の織りなした物語は、あまりにも切なくて美しい。


花のように、散るからこその美。
限りがあるからこそ、命もまた美しい。

人間が生きるなんてことは、常に矛盾の連続。
矛盾を抱えながら、それでも愛する人の為、美しいものの為に生きた人の人生は、それ自体が美。

後の時代の人間が過去を振り返って、善悪を決めつけることは簡単。
でも、その一瞬に命を燃やす尽くした人たちの歩みが歴史になり、今、僕らが歩んでいるのはその歴史の続き。

震災、不景気と貧困。
今の日本は、かつて戦争に突入していった日本に重なると言う。

そんな時、かつての時代を生きた人たちが何を想い、どう生き、そして、それを自分たちがどう受け止めるべきなのか。
そこに右や左といったフィルターは要らない。ただ、ありのままを僕は知りたい。



確かに子供向け作品ではない、オトナジブリ。

宮崎駿監督の新しい境地であり、70歳を超えてこの感性を持ち続けることに感動を覚える。


最終評価 A+




ここからネタバレ。
これから鑑賞の方はご注意ください。

僕が特に涙したシーンは以下の三つです。

結核と知る菜穂子が喀血し、その知らせを受けた二郎が彼女の下へ飛んで行く。
そして、一切躊躇うことなく唇を重ねる。
その決意に。

人里離れた療養所で徐々に重くなっていく病状から、自分の余命が長くないと感じた菜穂子。
療養所を抜け出し、二郎の下へと向かう。
本当なら、仕事なんて投げ出してそんな菜穂子を看病したい二郎。
だが、夢の飛行機を投げ出すことも出来ない。
二郎は自分のエゴと知りつつ、仕事を続けながら菜穂子との限られた時間を精一杯に生きようとする。
互いに求め合い、愛し合う。
それなのに、時間は待ってくれない。
そんな限られた時間の中で、何気ないのに必死に相手を思いやる2人の姿に。

二郎の夢の飛行機が試験飛行をする日。
二郎を見送った菜穂子が、今日は体調が良いと言って散歩に出る。
でも、実は散歩ではなく、ひとり療養所へ戻る為に辛い身体をおして気丈に歩く姿に。
二郎に弱っていく自分の姿、死んでいく自分の姿を見せまいとする菜穂子の想いに。

とにかく、もう、後半は泣きっぱなしでした。


know_the_base at 20:41|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 か行

July 20, 2013

酒が無いという暮らし。

いやーーー、そう言えば。

こないだ、僕は酒が飲めない身体になりまして。

まぁ、酒だけじゃなく、塩分制限とか、移動制限とか、納豆制限とか、他にも色々と制限はあるんですが。

減塩食は慣れると美味しかったりしますし。
長距離はあと一二年我慢すれば、多少は制限も緩和される(かも)知れませんし。
納豆は、まぁ、納豆ですし。

何とか自分を誤魔化すことも出来るのです、が。


正直、酒はキツイすね。


いや、僕は「毎晩飲む」とか、そういうんじゃなかったですけど。

やっぱ、好きでしたからねぇ。酒。

酒は、酒自体も好きでしたけど、飲んでる時間・空間が好きだったんですよね。

独りで飲む時の、解放感とか。
友達と飲む時の、何でもアリな感じとか。
沢山でワイワイも楽しかった。

ツマミとか用意して悦に入ったりとか。
自己満足的に良い酒を調達してみたりとか。
酒に関わる色々が楽しかった。

深酒して、後悔することもあったけど、アレはアレでいつも理性がかけてるストッパーが外れる感じが、時には必要な時もあった。

まぁ、それがもう無いと言うのは、やっぱり。ね。

半年前まで生きるの死ぬのと言っていて。
何とかあと10年は生きようか。とか、思ってて。
まだ安定したと言う状況でもないくせに。

「別に良いかぁ。」と、思うようにはしているものの。

ふと。

ビールのCMを見て、夏だなー。とか。
美味そうに飲むなー。とか。

やっぱ思っちゃいますね。

無ければ死んじゃうってモンでもないし、むしろ身体には良いのかも知れないですが。
生きてる方が圧倒的に大事なんですが。
やっぱ、こういう感情は「寂しい。」って言うんでしょうね。

寂しいは、寂しいな。と。


まぁ、まだ発症して半年ほどで。
医者からは「まだ入院の延長に居ると思ってね。」とクギを刺される状況で。
何となく日常っぽく過ごしてるだけの日々なのに。

戻ってみた日常があまりに前と同じみたいな日常だから、なんか、たまに前の生活に手が届くような錯覚を感じちゃうんですよね。
そんなの、無理なんですけど。

錯覚なんですけど。


あーぁ、つまんねー身体だな。おい。


「今日はどうしました?」

「ん? んー、他が満ち足りてるからって、他で代替えの効かないものってあるよなー。と思ってさ。」

「ぐびりと一杯どうすか。バレやしやせんて。」

「久々に出てきてウルサイ。虚無。」


know_the_base at 22:14|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 日記 | 療養生活

July 19, 2013

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還

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2003年、ニュージーランド・アメリカ合作映画。

ファンタジー世界の原点、J・R・R・トールキン原作「指輪物語」の実写化。
「旅の仲間」 、「2つの塔」、「王の帰還」、それぞれが3時間を超える一大叙事詩3部作。
その最終章。


「二つの塔」
バラバラに分かれてしまった旅の仲間。

闇に堕ちた白き魔法使いサルマンの軍勢は、人間の国・ローハンに迫る。
人間の王の血を引く剣士・アラゴルン、エルフの射手・レゴラス、歴戦のドワーフ戦士・ギムリ、そして白き魔法使いガンダルフの4人は、ローハンを救うべく戦いに身を投じる。
絶体絶命の窮地を何度も乗り越え、遂にはサルマンの軍勢を撃退するのだった。

一方、サルマン配下のウルク・ハイたちにさらわれたホビットのメリーとピピンは、命からがら逃げだし、古代の森の中で樹木の化身であるエント族の長・木の髭に出会う。
メリーとピピンはエント族の力を借りて、ローハン攻めで手薄になったサルマンのアイゼンガルドを攻め落とすことに成功するのだった。

そして、ひとつの指輪を持つフロドは、親友のサムと共にモルドール火山を目指す。
道案内は、指輪に魅入られし忌人・ゴラム。
指輪を求める人間の国・ゴンドールの将軍・ファラミアに捕えられることもあったが、ボロミアの弟は兄の仲間を認め、フロドたちを解き放つ。

フロドの旅は、厳しさを増して続く。


「王の帰還」
アイゼンガルドで、ホビットたちと合流するアラゴルンたち。
塔に追い詰めたサルマンから情報を引き出そうとするが、ローハンの裏切者グリマによってサルマンは殺されてしまう。

そこでガンダルフはサルマンの持っていた水晶球・冥王の目を手に入れる。
冥王の目を一目見てしまったピピンは、どうしようもなくそれに惹かれてしまう。

眠るガンダルフの隙を見て冥王の目を覗き込んだピピン。
ひとつの指輪を持つホビットだと思われたピピンは、冥王・サウロンに心の奥を覗き込まれる。
だが、逆にピピンも意識が冥王とリンクし、サウロンの次の狙いが人間の国・ゴンドールであることを知るのだった。

指輪を持つ者として冥王に睨まれたピピンは、ガンダルフと共にゴンドールを目指す。

一方、フロドとサムはゴラムの道案内でモルドール火山への困難な旅路を急ぐ。
だが、積み重なる旅路の疲れと、冥王の魔力を持つ指輪の力に心を侵され、フロドの心は病んでいく。

フロドは徐々に、彼を助け続ける親友のサムさえも心から信用出来なくなっていく・・・。


一大叙事詩の最終章として、文句の付けようのないクライマックス。

闇との戦いに斃れる者。
闇に飲まれる者。
そんな窮地の中でもいがみ合う者、保身に走る者。
闇の勢力は力を増し、中つ国は確実に暗く塗りこめられていく。

闇の軍勢は数万。

それに対し、集まる善きの者たちの軍勢は数十、数百。
それでも、心折れない善き人々が、次々と小さな力を持ち寄って立ち上がる。

その小さな力を集めて大きなうねりに変えるは、王の使命に目覚めたアラゴルン。
彼の傍らには、戦いの中で種族の壁を越えて固く結ばれたレゴラスとギムリ。

くわーーーっ!! なんて格好良いんだ!!


そして、指輪の重荷に苦しむフロドと、どんなに疑われても一心にフロドを助け続けるサム。
サムを見ていると、本当の勇者は闘う力よりも人を助ける力を持つ人だと知ることが出来る。

圧倒的な闇の勢力に対峙しても諦めない。
この小さな2人のホビットの勇気!! 

どんなに追い詰められても、逆転するのに。
結末は正しき者たちが勝つと決まっているのに。
その結末も何度も見ているのに。

それなのに、何度でも心が震え、手に汗を握り、時間を忘れる。

映画史にも、僕の記憶にも残る名作です。


最終評価 A+



そうは言っても、エピローグがやや長いかな。


know_the_base at 23:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 ら行

皆勤賞!

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4月から幼稚園に通った娘っちは、今日が終業式。
明日からは夏休みだそうです。

しかも、娘っちは一日も休まなかったので、皆勤賞!!

すごーい。ばんざーい。

皆勤賞の賞状を貰って大満足です。


夏休みの毎日の暮らしもちゃんと過ごせるよう、カレンダーになってるシールブックを貰ってきました。
彼女の最初の目標は

「パパに新聞を届けること。」

だそうな。

ん、楽しみ。楽しみ。

このまま夏休みも元気に過ごしてもらいたいモノです。



しかし8月末まで夏休みとは・・・。

40日とか、ね。

もう、良いなぁとしか言いようがないよね。


「パパもついこの間まで長いお休みでしたよ?」

「あぁ・・・、療養休暇ってヤツね・・・。」



know_the_base at 21:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 | こども

July 18, 2013

昨日、今日のあれこれ

今日は要素が多いので箇条書きにて。

・免許の更新
残念ながら事故があったので 金 → 青 へ。
次回の更新は三年後。
いつの日か金に戻れるよう、真面目にやります。

・夏バテ
ここ一週間ほどでしょうか。
ヘロヘロのテロテロ、睡眠不足に疲労感がいつもある。とにかく眠い。
完全に夏バテです、

・食あたり
昨晩の肉じゃがを昼食に食べたら、ちょーーーーーーっとだけ酸っぱかった?
結果、食あたり。
コレは軽症なので、まぁまぁまぁ、大丈夫。

・「風たちぬ」の座席予約
明後日の20日(土)に公開の宮崎駿最新作を、封切り日に観に行こうかと思います。
「の」がないオトナジブリとは一体どんな作品なのか、楽しみです。
しかし、公開初日の2日前で座席指定をしたら、まだ3席程度しか埋まってなかった。
大丈夫か、ハヤオ。

・ファイナルファンタジー シアトリズム届く
ニンテンドー3DSソフト。
ファイナルファンタジーの楽曲を使った音ゲーです。
嫁様が前々から欲しいと狙っていたものを遂に買いました。
僕は便乗組なので、時々借りる感じでかるーくプレイしようかと。


さて、最後は悲しい話。

・実家の犬が亡くなりました
実家でずっと飼ってたラブラドールレトリバーが亡くなりました。
実年齢14〜15歳、人間年齢にすると85歳くらいですから天寿でしょうか。
昨晩の夕食まではちゃんと食べてて、今日の朝食を食べなくて、しばらく後に見たらもう亡くなっていたそうです。
7月に入ってからは少し元気が無かったそうですが、やはりこの暑さが堪えたんですかね。
寂しくなります。


以上、です。

know_the_base at 20:42|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

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2002年、ニュージーランド・アメリカ合作映画

ファンタジー世界の原点、J・R・R・トールキン原作「指輪物語」の実写化。
「旅の仲間」 、「2つの塔」、「王の帰還」、それぞれが3時間を超える一大叙事詩3部作。
その第2作。

「旅の仲間」
冥王・サウロンの力を封じ込められたひとつの指輪は、ホビットの青年・フロドの手に渡り、エルフたちの住む裂け谷に届けられた。
そして、裂け谷に集まったそれぞれの種族の代表たちによる秘密会議が始まる。

サウロンの復活を阻む為には、指輪をモルドール火山に捨て去らなければならない。

だが、指輪の持つ力は、力を欲する者の欲望を引き出す。
自分の種族以外に指輪を渡したくないとの思いが、結束を生むべき会議に亀裂を生じさせ、対立と争いを生む。

その時、立ち上がったのは、中つ国で最も小さく平和を愛するホビット族のフロドだった。

フロドの決意に応じた8人の旅の仲間の、モルドールを目指す過酷な旅。

旅の仲間は、次々に斃れ、引き離されていく。

導き手である灰色の魔法使い・ガンダルフは、モリア鉱山で炎の悪魔・バルログとの戦いの中、深い崖に消えた。
人間の都・ゴンドールの宰相の息子・ボロミアは、指輪の誘惑に負けてフロドを襲い、その後悔を抱えたまま戦いに臨んで命を落とした。
ホビットのピピンとメリーは、フロドを逃がすために囮になり囚われの身となった。
人間の剣士・アラゴルン、ドワーフの戦士・ギムリ、エルフの射手・レゴラスは、旅の仲間さえも狂わせる指輪から離れ、ピピンとメリーを救う道を選んだ。

そして、指輪と運命を共にするフロドは、親友のサムと2人でモルドール火山の火口を目指す。


「二つの塔」
冥王・サウロンの復活の為に動くのは、本来ならば世界を導くべき白き魔法使い・サリマン。
サリマンは、自らの塔をオークやトロルといった闇の眷属たちの拠点とし、塔の地下で次々に闇の軍勢を生み出していた。
サリマンは、配下の闇の軍勢を使って、ひとつ、またひとつと集落を襲い、勢力を増し続けていく。

そして、サリマンが次に狙うのは、人間の国・ローハン。
ローハンは勇敢な戦士たちの国だったが、国王のセオデンはサリマンの手先である相談役のグリマに操られてしまっていた。

アラゴルンたちは、ローハンを救うべく動き出す。

一方、2人きりのフロドとサムは、ビルボの前の指輪の持ち主・ゴラムに出会う。
ゴラムは、指輪を長く持ちすぎた為に身も心も変貌し、今は指輪への執着心のみが彼の心を支配していた。

だが、そんなゴラムをフロドはモルドール火山への案内役にする。

旅を続けるにつれ、指輪の持つ力を感じ続けたフロドは、親友のサムでさえ心から信用出来なくなっていく。
そして何より、指輪に惹かれてしまう自分自身が信じられない。

責任感と疲れと不信がフロドの心を蝕んでいく・・・・。



三部作の真ん中である「二つの塔」。
実は僕はこの作品が三部作の中で一番好きです。

バラバラに分かれてしまった旅の仲間たちが、それぞれの果たすべき使命に向かって必死に戦う姿が、それぞれに格好良い。

ローハンを舞台にした闇の勢力との激しい戦争に身を投じた、三人の戦士。
アラゴルン、ギムリ、レゴラス。異なる種族の三人が戦いの中で強い友情を育んでいく。

迷いの中、どっちつかずの「灰色」を身に纏っていたガンダルフは、バルログとの戦いを経て、白き魔法使いへと自らを昇華させる。
今までよりも高い境地へと達したガンダルフは、中つ国の全ての善き者たちの導き手になっていく。

旅の仲間のユーモア担当の2人、ホビットのピピンとメリー。
彼らも自分たちの使命を意識し、戦いに身を投じる決心を固め、結果、思いがけない大金星をあげる。

そして、親友のはずのサムさえも信じられなくなっていくフロド。
しかしそれは、自分を信じられない自分を写す鏡。
重い責任に押し潰されそうになりながら、たったひとつの目的の為に歩みを続けていく。


圧倒的な闇の勢力の前に消え入りそうな希望の灯。
その灯を消さない為、小さな力たちが命を懸けて立ち上がっていく。

前半は圧倒的に不利な状況に苦しんでいたのが、小さな力が結集して最後にかけて逆転していく。
コレが本当に爽快。

そして、その最後の逆転が最後の戦い(王の帰還)で闇の勢力に立ち向かう為の狼煙になる。

「二つの塔」は、物語としてのダイナムズムが三部作の中で一番。

この作品に見せ場は沢山あるが、特にローハンの戦争は、もう、手に汗握る。
3時間はあっという間に過ぎ、深夜にも関わらず次のディスクに手が伸びそうになる。


最終評価 A+


睡眠時間が・・・。

know_the_base at 01:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 ら行

July 17, 2013

ロード・オブ・ザ・リングが止まらない

久しぶりに観るロード・オブ・ザ・リングが面白すぎる。

各作品二枚組の三部作ノーカット完全版を持っているのですが、「ディスクを交換してください。」が出ると次を入れてしまう・・・。

観終わるまで、他の全てがストップです。

「ホビット」から始まり、既に7時間以上。

この後も6時間くらいあるし。


しかも、原作を読みたくなってるし。
このロード・オブ・ザ・リング連鎖は一体どこまで・・・。


「指輪物語」10巻セットで7,560円か。出るなぁ。出ちゃうなぁ。



know_the_base at 22:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

July 15, 2013

ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間

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2001年 ニュージーランド・アメリカ合作映画

ファンタジー世界の原点、J・R・R・トールキン原作「指輪物語」の実写化。
「旅の仲間」、「2つの塔」、「王の帰還」、それぞれが3時間を超える一大叙事詩3部作。その第1作。


森のエルフ、山のドワーフ、草原のホビット、街の人間。
様々な種族が暮らす中つ国。

遥かなる昔。
闇の冥王・サウロンは、世界を支配し、滅ぼす力を秘めた「ひとつの指輪」を生み出した。
指輪には、サウロンの残忍さ、邪悪さ、魔力の全てが込められた。

指輪の力を持つサウロンの前に世界は闇に沈もうとした。
だが、勇敢なる中つ国の人々の多大なる犠牲によってその野望は打ち砕かれた。

だが、冥王を葬った人間の王・イシルドゥアは、指輪の魔力に惹かれ冥王の指輪を葬ることが出来なかった。

そして、指輪は奇妙な縁と長い時間を経て、中つ国で最も勇敢さと遠い種族・ホビットの青年、ビルボ・バギンスの手に渡った。

しかし、指輪がこの世にある限り、闇の冥王は死なない。
冥王は長い時の中で着々と力を取り戻し、復活の時を迎えようとしていた。

ビルボは指輪の力で長寿を得ていたが、冥王の波動はビルボの心を蝕んでいく。
長い苦しみの果てに年老いたビルボは、義息子のフロドに指輪を託した。

そしてフロドは灰色の魔法使い・ガンダルフに導かれ、指輪を葬り、冥王を葬るための長い長い旅へ出るのだった・・・・。


「旅の仲間」は、全編で10時間に及ぶ長い物語の導入部分。
あくまで導入なので、「旅の仲間」だけをひとつの作品として観た時には、盛り上がりには若干欠ける。
でも、それはこの後の2作品に比べてしまえば、とゆー話であって、次々に名だたる旅の仲間たちが集まってくる過程は高揚感があって惹きこまれる。

3時間あっても最後まで一気に観られるこの「旅の仲間」は、これ単体でも十二分に楽しめる作品。
むしろ、3時間でも短いほどに感じる。

劇場で観た当時、この長丁場を終わって直ぐに「次の公開はいつだ!」と思ったことが懐かしい。


世界の命運を握るのは、中つ国の種族の中で最も「小さき者」として扱われているホビット。
ホビットは、食事、歌、踊り、植物の成長など、平凡な日常の中に幸福を見つけてくらす穏やかな種族。

主人公のフロド(イライジャ・ウッド)の旅に集まった仲間は、フロドの親友・サム、悪戯好きな友人のメリーとピピン。
この雄大で偉大な物語は、弱くて小さな仲間たちの勇気と冒険の物語と言っても過言じゃない。

そして、そのホビットたちを助ける知恵と力を兼ね備えた仲間たち。

灰色の魔法使い・ガンダルフ(イアン・マッケラン)。
王の血を引きながら、今は国を持たない放浪者となった人間の剣士・アラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)。
エルフ族の中でも秀でた弓の使い手・レゴラス(オーランド・ブルーム)。
屈強なるドワーフの戦士・ギムリ。
力ある指輪を破壊することに疑問を抱えながら旅の仲間となった人間の戦士・ボロミア。

この勇気と力を持つ戦士たちの活躍は、本当に心が躍る。
特にレゴラスの弓とアラゴルンの剣技の格好良さは、もう、震えがくる。

そして、この「旅の仲間」のクライマックスである、エルフの住む「裂け谷」での秘密会議。
命を懸けた困難な旅に名乗りをあげたフロドを支えようと、ひとり、またひとりと旅の仲間に加わっていくシーンは、何度見ても感動的。


この作品が2001年の作品だったなんて、10年ひと昔どころの騒ぎじゃない。
久しぶりに観るにあたって調べてビックリ。


この作品は、当然ながらCGも使われていますが、今観ても全く色褪せていない。
それは、広大な中つ国はニュージーランドの自然によって描かれ、大量の小物からセットに至るまでキッチリと作りこまれているからだろう。

CGだけでは生み出せない画面の力がある。


最終評価 A+



know_the_base at 23:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 ら行

「声」。次で9回目。

また朝日新聞に載ります。
「毎月かっ!」と言われそうですが、前回久しぶりに書いて、載って、謝礼の図書カードが美味しかったので、また書いちゃいました。

正直に言います。小銭稼ぎだと。


ですが、住所と本名が載るので、日付は伏せさせて頂きます。
直での知人の方は、興味があればお問い合わせください。


掲載された内容にもよるようですが、ウェブ上には気に食わない内容を投稿した人の住所や電話番号を調べて晒す卑怯者が居るようですしね。

卑怯者に屈するようで気分は悪いですが、娘や嫁様のコトを考えると意地を張るよりは少しでも危機回避したくなります。



真面目な話。
こういうちょっとした萎縮が積み重なって、言論や思想の自由は失われていくんでしょうね。

何があったというワケじゃないけど、なんとなくモノを言うことが憚られる。

まぁ、これこそが卑怯者どもの狙いなんでしょう。
でも、その狙いが分かってても、意地を張るリスクと天秤にかければ、家族の安全を取らざるを得ない。

ヘイトスピーチが出来てしまうような、想像力が残念な人がある一定数居る世の中なのだから、それも織り込んで生きていく必要はあります。


本来は「言論の自由」にとって翼であるべきインターネットが、言論の自由を封じる手先になってしまう。
皮肉すぎる結果です。

中国の様な言論統制は体制がやっているモノだから、いずれ崩れる日が来るような気がするけど。大衆側からボトムアップされた言論統制には歯止めが無い気がする。

改正児童ポルノ法案や、自民の憲法草案とか読んでると、治安維持法が復活する日も近いように感じるしな・・・。


気持ち悪い。




know_the_base at 21:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 雑感と意見表明 

July 14, 2013

セイフ

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2012年・アメリカ映画。

かつてNY市警の刑事だったルーク(ジェイソン・ステイサム)は、今は身をやつし、マイナーな地下の格闘場でイカサマの日々。
だが、ある夜のマッチメイクがルークの人生を狂わせる。

その夜、ルークは撒けるハズだった。
だが、相手が弱すぎた。
たった一発でKO。
しかも、再起不能になってしまった。

その結果、ルークの負けに掛けていたロシアンマフィアのボスの怒りを買ってしまう。
愛する妻は殺され、今後ルークに関わった人間は殺すと言う、呪いに似た制約を受けることになる。


一方、数字に関して天才的な才能を持つ少女メイは、その才能を中国マフィアに利用され続けていた。
一目見た数字を一瞬で暗記してしまうメイは、中国マフィアのボスから記録を残せない数字を暗記させられる。

そのメイに目を付けたロシアンマフィアに狙われ、攫われてしまう。

だが、メイは一瞬の隙を突いてロシアンマフィアの下を逃げ出した。

メイを奪い返したい中国マフィア。
殺してでも中国マフィアに渡したくないロシアンマフィア。
中国マフィアとロシアンマフィアより先にメイを確保し、高く売りたい汚職にまみれた警察。

3つの組織に追われるメイは、地下鉄のホームでルークと目が合う。
その時、死のうとしていたルークは、悲しみに満ちたメイの瞳に惹かれ、飛び込み自殺を踏みとどまる。

そして、見覚えのある悪党どもに追われるメイを救うべく、ルークは走り出した・・・。



なんか、良く分かんない話。


無敵超人・ステイサムのアクションシーンは格好良い。

格好良いんだけど、ストーリーはもう無いような感じ。

ステイサムが、自殺を踏みとどまらせてくれた少女の為に命を懸けるってのは、導入として味があって良いんだけどさ。
その後がもう、ソコまでの設定を吹き飛ばす超展開。
少女と出会った後が無敵超人過ぎ。

で、ステイサムは実は元警察仲間でさえ知らなかった超実力派エージェントだった。とか、何とか。
様々な新事実が出てきまくる。

だったら何で妻を殺されて、マフィアに良いようにされて、自殺をしようとまで思い詰めるのさ。
少女を救うために無敵超人になれるなら、妻を殺されてボロクズになってたのは何だったのさ。

てか、そのスーパーエージェントに守っても貰えずに惨殺された妻の立場は?

そして、重要登場人物が次々と死んでいくから、その補填をすべく次々と別の登場人物が出てきて、死んでいく。

もう、観てて何が何だか。


これをステイサムの最高傑作と言われても、ステイサムも「いやいや・・・。」と言う気がするが。


なのに、ステイサムは格好良い。

もう、毛が無いくせに、ズルいよね。


最終評価 B−


know_the_base at 22:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 さ行

July 13, 2013

衝撃の事実!!

ranbararu


ランバ・ラル、同い年!!(35歳)
by 機動戦士ガンダム

あの貫禄で35歳かよ。
あの奥さんで35歳かよ。


まじかー、青い巨星と同じ年かー。
40代だと思ってた。

しかし、シャアが20歳でブライト19歳か。

設定の方がオカシくないか?



「パパとは違うのだよ、パパとは!」

「気に入ったぞ小娘。それだけはっきりモノを言うとはな。」

「うぬぼれるなよ、お前の力で勝ったのではない。ママの性能のおかげで勝ったのだ。」



「・・・ こんなんだからランバ・ラルと同い年でショックを受けるんだな。きっと。」

know_the_base at 15:22|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 日記 | アニメ

July 12, 2013

自民党CMが嫌いな理由。

自民党の選挙CMを見ると、イライラする。

なんでこんなにイライラすんのかなー、と自分なりに考えてみた。

自民党が嫌い。とか。
安倍ボンが嫌い。とか。
でも、自民党が勝ちそう。とか。

その辺は、ある。と、思う。

でも、それだけじゃない気がする。何だろう。
もっと、深い根っこにある、嫌悪感。何だろう。


CMの前半も、疑問を感じる。
けど、結局は

「日本を取り戻す。」

このフレーズなんだと思う。
違和感がスゴイ。

昨日の記事

「取り戻す。」 何から?

で、終わってた。
でも、もう少し考えてみた。


取り戻すってコトは、自分たちじゃない「何か」に奪われてたってコト?

確かに今の日本には、閉塞感がある。
停滞感もある。
将来も暗い気がする。

しかも、ソレが長い期間続いている。
だから、そんな状況が当たり前になってきてる。

もう、身動きが取れない。四面楚歌。


そこで出てきた「日本を取り戻す。」ってフレーズ。

コレには

その今の日本の状況は、今までの自分たちの選択や行動の結果じゃなく、正体不明の悪い何か(誰か)のせい。
だから、取り戻す。

って、意味合いを感じる。

「自分たちのせいじゃなく、誰かのせい。」

悪いのは、今までの自分たちの選択や行動じゃない。悪い第三者が居るんですよ。
だから「取り戻す」んですよ。


この発想が、嫌い。
と、言うか、この発想でいる限り、何も良くならない。

コンビニの買い物袋ぶら下げながらタバコを吸い、「あぁ、金がねー。」とか言ってる感じ。

まぁ、そんな生活を続けてりゃ、そりゃ金もねーだろうよ。
でも、原因は自分じゃなくて社会のせい。
「不況だしね。」みたいな。

(しかも、CMの前半部分には 「本当は俺、ビッグなのにな。」と言う、肥大した自尊心も感じる。)

自分では何も努力せず、原因も考えず、でも、現状には不満があり、その現状は誰かのせい。
ヒーローが現れれば、宝くじが当たれば、ひっくり返るのにな。

そこには、自分に責任を持つ大人はいない。

ガキの発想。
そんな発想だから、当然、いつまで経ってもダメのまま。

コレを20代のオニイチャンが言ってるんなら、まだ可愛げもある。

でも、戦後のほとんどの期間で政権をとってきた、現政権与党が言うと意味が違う。


「お前らのせいだろ。 」とまで言わないけど

「お前らが言うな。」とは、思う。


だから、イライラする。

そういうこと。


今の自分は、過去の自分の結果。

今の日本の原因は、全部過去の自分たちにある。

どんなにダメでも、ありのままの過去を受け入れて、今が始まる。
ダメだった過去の原因を振り返って、これからを考える。

そうじゃなきゃ、何も変わらないだろ。



でも、だから僕は安倍とか、石原が嫌いなんだな。

ヤツラは、過去を改ざんしようとする。
過去を美化しようとする。

ダメな自分を認めないで、過去の責任を誰か(特に中国・アメリカ・韓国)に押し付けようとする。

ガキの発想。
だからボンを付けたくなる。おぼっちゃま。


それがこのCMから滲み出る。

だから、イライラする。

そういうこと。




know_the_base at 23:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 国内問題 

July 11, 2013

日本を取り戻すんだって。

何から?

誰から?

信用も信頼も無い政治から?


いやいや、自民党の改憲草案の冒頭

「日本国民は(現行) → 日本国は(自民党案)」 だもんな。 

国民からか。






生保を削り、隣国と喧嘩腰で安心の暮らしを取り戻すとか。

教育を取り戻すとか。


ね。

楽しい日本になりそうだ。



know_the_base at 21:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 国内問題 

郵便配達は二度ベルを鳴らす

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1981年・アメリカ映画

カリフォルニアの片田舎。
ドライブインで財布を盗まれたフランク(ジャック・ニコルソン)は、店主のパパダキスに誘われ、そのドライブインに住み込みで働くようになる。
だが、本当はパパダキスの妻・コーラ(ジェシカ・ラング)に惹かれた為だった。

夫の留守中、フランクとコーラは肉体関係を持つ。

激しく求め合う2人。
愛し合う2人にとって、夫のパパダキスは邪魔者。

夫への不満を溜めていたコーラは、夫を殺害することを決心するのだった・・・。


実際に会った事件を下敷きにした小説、の実写化。

感情描写抜きで、人妻に出会いました、SEXしました、夫を殺しましょうって展開は超展開。
しかも、刑事が調査も裁判も始まる前からイキナリ司法取引を持ちかけてきたりする。

冷静に観ると、すげー雑な展開だな。コレ


ただ、冒頭のフランクとコーラの情事はちょっと刺激的。
1981年当時にしてみれば、ほぼAVだったでしょう。

その話題性で映画史に名を残してはいるけど、作品としてはどうなのか。
ラストも意味不明だし。


とにかくジャック・ニコルソンの演じるフランクが、モラル的にも人間的にもヒドイ。

以上。


最終評価 C




know_the_base at 21:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 や行

July 10, 2013

我が家のシェフは、創作減塩料理の探究者。

血圧を低く維持する為の減塩生活、半年。
はじめは味気無かった減塩も舌が慣れ、細かい味が分かるようになってきました。

しかも、我が家の嫁様は減塩食の研究に余念がない。
食材の素材の味を生かす嫁様の努力により、本当に良い感じの食生活を過ごさせて頂いております。

さて、そんな嫁様の努力が、ナカナカ結果に結びつかないメニューがあります。


それは、麺類。


うどん、ラーメン、そうめん、焼きそば、冷やし中華、冷麺。
どのメニューも、家庭料理の定番も良いトコ。

でも、麺類には多いの。塩分が。
そりゃあ麺を作る段階で使いますもんね。塩。

麺自体に練りこまれた塩分ばかりは、どうしようもない。

仕方ない。仕方ない。
残念だけど、麺類は諦めますかー。


でも、我が家の鉄人に諦めると言う言葉はない。
彼女の辞書に不可能の文字はない。
あくなき探求心は、斬新な地平を切り開いていきます。

彼女の最近の狙いは、冷やし中華

冷やし中華スープの減塩レシピを持つ彼女は、色々な麺で冷やし中華を模索していく。


最初は、スープを可能な限り減らした通常の冷やし中華麺バージョン。
コレは、味が足りなくなり今一つのワリに塩分量が多い・・・。

そしたら次は、焼きそばの麺を茹でて塩分を抜き、味付けだけ冷やし中華の「冷やし中華的茹で焼きそば」。
んー、焼きそばの麺は茹でるとアレだよね。ポソポソするよね・・・。

そして出てきたのが、パスタは塩分が「 0 」と言うコトを利用した「冷製パスタの冷やし中華風」。
コレは・・・まぁ、パスタをすするってトコに違和感を感じるものの・・・、アリ?


彼女の大胆なチャレンジにより、徐々に美味しいと言えるレベルの減塩冷やし中華になっていく。

さて、彼女の出してくる次の冷やし中華は、一体どんな形になっているのでしょう・・・・。



「今日気付いたんだけど、麺類は茹でた時に塩分が抜けてるみたいなんだよね。だから、茹でた後の塩分量をメーカーに問い合わせてみようかと思う。」 (実話)

ん、感謝。

know_the_base at 22:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 

July 09, 2013

ホビット 思いがけない冒険

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2012年・アメリカとニュージーランドの合作映画
J・R・R・トールキン原作「ホビットの冒険」三部作の第一作。


「ロード・オブ・ザ・リング」で主人公のフロドの手に渡る「ひとつの指輪」。
フロドを冒険へと導いた叔父のビルボ・バギンス。

ビルボは、どうして指輪を手に入れたのか。

小さなホビットが世界を救う、始まりの物語。


森のエルフ、山のドワーフ、草原のホビット、街の人間。
様々な種族が暮らす中つ国。

かつて中つ国の遥か東にドワーフの王国・エレボールがあった。
偉大なるスロール王の下で繁栄を極めたが、長い繁栄は王を狂わせた。
王は、黄金に憑りつかれ、城に溜めこんだ。

その黄金に目を付けた邪竜・スマウグ。
巨大な邪竜は、力と炎でドワーフの国を奪い、積み重なる宝物の上を生涯の巣に定めた。

それから60年。

ドワーフの王子・トーリンは、エレボールを取り戻すべく12人のドワーフと立ち上がった。
旅の導き手は、灰色の魔法使い・ガンダルフ。
そして、スマウグの目を盗む忍びの者としてガンダルフが選んだのは、平和なホビット荘に住むビルボ・バギンスだった。

突然の冒険への誘いに、初めは尻込みをしたビルボだが、蘇った冒険心に従い走り出す。

「ビルボさん、どこへ行くんです?」

「冒険だよ!」

ビルボ・バギンスの長い旅が始まる・・・。



ニュージーランドの広大な大地と最先端のCG、それに映画界の粋を集めた衣装や小物の数々によって緻密に、それでいて大胆に生み出された中つ国。
それは、まさに現代生まれたファンタジーの王道世界。

この壮大な世界観の中で描かれるのは、「ロード・オブ・ザ・リング」へと繋がるホビットの冒険。

3時間近い長編が、そうと感じられないから凄い。


「リング」で相対した、邪悪なる冥王・サウロン。
「ホビット」で相対するは、巨大な邪竜・スマウグ。
敵としてはサウロンの方が巨悪だが、邪竜との戦いがそれに劣るものとは言えない。

スマウグと戦い、故郷を取り戻すための旅。
サウロン復活の不吉な足音と共に語られる今作は、三部作の序章らしい導入部分。

フロドへと引き継がれていく名剣・つらぬき丸や、ガンダルフの剣・グラムドリングとの出会いにファンはニヤリとしてしまう。

そして何より、物語の鍵となるひとつのリング、そしてゴラムとの出会いが描かれる。


僕としたことが!
まさか、「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のレビューを書いていなかったなんて!!

ファンタジーの原点。
このシリーズ、大好きなんですよねぇ。

ひとつが3時間オーバーの三部作。
でも、観ないで感想だけ書くなんてルール違反。

むむ・・・約10時間の旅を始めちまうか・・・。


最終評価 A

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July 08, 2013

テレパシスト?

すっかり夏ですね。
熱帯夜ですね。


さて、今日の夕食での会話。

僕 「熱帯夜だと寝不足になるね。」

嫁 「そーね。」

僕 「夜、クーラーつけたいね。」

嫁 「そーね。」

僕 「クーラーは涼しいけど閉め切るから、タイマー切れるとその後が暑くなって困るよね。」

嫁 「そーね。」


・・・・


僕 「あ、じゃあ、そのタイマー切れる時に・・・。」

嫁 「それはダメ。何でそんな悪いコトばっかり考えるの。」






はい。
皆さん、分かりましたか?

嫁様が怒ってるのは、僕の「・・・。」に対してです。
この時、僕は完全に言葉を切って黙ったのに、嫁様は僕の脳内を完全に読んで、先回りして怒ってます。

さぁ、僕は何を考え、嫁様は怒ったのでしょう。












僕のみ、しばし爆笑して、その後。

僕 「じゃあ、答え合わせしようか。さぁ、僕は何を考えたでしょう。」

嫁 「エアコンのタイマーが切れたら、私が起きて窓を開けたら良いって言うんでしょ?」

僕 「正解!!」


正解でした。しかも完璧に。一言一句間違えずに正解でした。

すげー。
嫁様、すげー。

きっと嫁様はテレパシストに違いない。
間違いない。

皆さん、彼女は他人の心を読みますよ。要注意です。



「パパの思考パターンがワンパターンってだけの話です。」



know_the_base at 23:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 

最強のふたり

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2012年・フランス映画。
実話に基づいた物語。

不慮の事故で全身麻痺になり車椅子生活になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介助者を探していた。
大富豪の介助者応募には沢山の人が集まった。

誰もが「是非自分を。」とアピールする中、失業保険の求職書類にサインが欲しくて「早く不採用にしてくれ。」と現れたのが、黒人のドリス(オマール・シー)だった。

フィリップとドリスは、まるで水と油。

白人と黒人。
大富豪と最底辺。
クラッシクとヒップホップ。

どう考えても、ドリスはフィリップの介助者不適格。
なのに、フィリップは周囲の心配をよそにドリスを雇うことにした。

介護の知識など何も無いドリス。
だが、フィリップは破天荒なドリスの行動を面白がり、しだいに心を開いていく。

重大なフィリップの障害もドリスにとっては気にもならないジョークのネタ。
フィリップがどんなに重い障害者でも、ドリスは同情しない。
どこまでも対等者として振る舞うドリスと、フィリップは心を通わせる。


頑固で偏屈だった障害を持つ大富豪と、素行不良の若者。
そんな2人が、互いに影響されながら変わっていく。

ユーモアと優しさ。
ズケズケと言い放つ言葉の中に、相手への敬意。

重すぎず、軽すぎず、お涙頂戴にならず。
フランス映画らしい空気感と、不思議とキレのある映像。

そして残る、上質な後味。


パッケージにはヒューマン・コメディと書いてあったけど、これは王道のヒューマン作品です。


最終評価 A−



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July 07, 2013

耳をすませば

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1995年・日本。
スタジオ・ジブリ製作。

そう言えば、前にやったジブリ祭から漏れていた作品。
金曜ロードショーにて。


読書好きの中学三年生・月島雫。
父の勤める図書館に通い、本に没頭する日々。
そんなある日、雫はある事に気付く。

「天沢聖司」
雫の借りた本に入っている図書カードに必ずある名前。

どんな人だろう・・・。雫は想いを馳せる。

そんな時、雫は不思議な男の子に出会う。
雫の書いた「カントリーロード」の和詞にイヤミを言ったその男の子。

それから何度となくその男の子と関わり、彼が雫の心に引っかかっていく・・・・。


偶然の中で、何度となく出会う少年。
それが実は想像を膨らませていた王子様。
そして、まだ将来なんて考えていなかった少女が、将来を見ている少年に恋をする。

で、その王子様も実は自分が好きで・・・。

なーんて。

天沢聖司君は、少女的にすごーーく分かりやすい王子様。

まだ少女から抜け出し切れていない雫が、恋に出会って心が動くまでの物語。
そして、その少年に刺激を受けて成長していく物語。

昔の少女漫画らしい物語。


恋に恋する少女と、その時代を経た女性への為の作品。

高校生の時にこの作品に出合いましたが、その頃の僕にはもう響かなくなっていた作品。

青臭過ぎ。
ラスト、夢見過ぎ。


「図書カード」が取り持つ出会いなんて、今は無い。
こうやって中学生の出会いのキッカケになったかと思うとロマンチックだけど、知らない人に自分の読書歴が見られると思うとチョット嫌かな。

聖司君があまりにも「王子様」で、男性目線的には「こんなヤツァ居ねぇ。」って言いたくなる。

若い子供たちを導く老人の言葉は好きですけどね。

この作品は、何度見ても今一つピンと来ない。
相性の問題でしょうか。
何度見ても、どしようもなくタルく感じてしまう。

まぁ、作品が狙ってる層と完全に合わないもんな。仕方ない。


しかし、この作品を見ると高校時代の友人のコトを思い出すな。
やたらとこの作品が好きだったヤツで、当時、この作品はイマイチだと言ったら怒ってたな。

なんだかんだあって今は連絡も取らなくなってしまった。
やはり根っこの感性が違ったんだな、と、今になると思う。


最終評価 B−



know_the_base at 11:37|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 ま行

物語シリーズ・セカンドシーズン開始。

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始まりました、セカンドシーズン。

昨夜のシリーズ第壱話は「猫物語(白)」つばさタイガー
この「猫物語(白)」は、シリーズファンの僕からしても屈指の良作品。

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ここまでのTV放送で毎話レビューなんてやらかして周囲をドン引きさせたコトを反省し、今回は毎話レビューはやりません(宣言)。


「猫物語(白)」は、シリーズ通して語り部役だった主人公の阿良々木暦がほとんど出てこない。
その出てこない主人公の代わりに語り部を務めるのは、完全無欠の委員長・羽川翼。

彼女の口から語られる、彼女の物語。
他人から見たら完全無欠と思われている彼女も、本人に内面を語らせれば普通の女子高生。

好きな人と、好きな人の彼女。
その両方を好きになってしまった羽川翼。

自分の想いを押し殺してしまうのか、伝えるのか。

自分のストレスが生み出してしまった炎虎の怪異と向き合う中で、自分の中の想いとも向き合っていく。

この切ないストーリーが大好きです。


さて、本のレビューでは「阿良々木君が居ないから、メディアミックス拒否なお遊びシーンは無い。」なんて書いたけど、あったね。
むしろ、Bパートはほぼ戦場ヶ原さんは下着姿だったね。

そうか、そうだよね。
そうなるよね。

やっぱりこのシリーズだよね。
おさえてるね。
うしっ!

個人的には、むしろ、寝ぐせまみれの羽川翼に萌えたぜ。

って、ただの変態発言じゃん。


この作品の Blu-ray も買う予定だけどさ。

自民党推進の新児童ポルノ規制法でひっかかるんじゃなかろうか。

こんだけ大々的にブログに禁制品を持つこと書いてるし、逮捕だな。逮捕。



know_the_base at 07:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 | 物語シリーズ関連

July 06, 2013

僕は、安藤美姫選手を支持する。

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日本を代表するトップ・フィギュアスケーターの安藤美姫さんが、今年の4月に出産し、復帰を果たし、現在はソチ五輪を目指していると言う。

本当にたまたまだけど、この情報が初めて出た報道ステーションを見ていてインタビューも全部見てました。

その後、このコトは様々な波紋を広げています。
その問題(僕は問題だと思ってないですが)の根っこは

・安藤選手が未婚の母であること
・父親を公開していないこと
・日本を背負うオリンピック代表を目指していること

の三点に集約されるようです。

この辺に関して、文芸春秋が勝手に是か非かのアンケートをとったり、彼女のフェイスブックに悪意のある書き込みがあったり
まぁ、様々な意見があるようですが否定的な方の御意見は


要は 「けしからん。」 という話?


うわ。くだらね。

下衆。

大きなお世話様。

そもそも、何が「けしからん」のか。
意味不明。
僕は尊敬こそすれど、彼女の何に非があり、謝罪のコメントまで出さなきゃいけないのかが分からない。



僕は、前々から芸術家や俳優、スポーツ選手、お笑い芸人、料理人、プロと呼ばれる全ての人は、彼ら彼女らの出してくる結果が素晴らしいものであれば、基本的にその人格やプライベートは関係ないし、報道も要らないと考える人間です。

作家が、ドロドロの不倫関係に溺れて、家庭もグチャグチャでも、それでその経験を経て出してきた小説が背筋も凍るほどに面白ければ、それで良いし。
音楽家が、アルコールに溺れて、体の中身ボロボロでも、それで生み出した楽曲が心震わせれば、それで良いし。
ロックミュージシャンがどんなに神経質でエキセントリックでも、楽曲が格好良ければ、それで良いし。
中卒だろうが、ラーメン屋は旨ければ良いし。
スポーツ選手がシングルマザーで父親を公開してなかろうと、その演技が驚くようなモノなら、それで良い。


むしろ、品行方正でクソつまらん小説家とか。
健康優良で、心の琴線に触れない楽曲を出す音楽家とか。
良い人どまりのダサいロックシンガーとか。
真面目でクソまずいラーメンを作るラーメン屋とか。
一生懸命だけで、成績がまるで平凡なスポーツ選手とか。

そんな芸術家やスポーツ選手に、どれほどの価値があるの?
(無いとは言わない。凡庸であることで価値のあるケースもあるから。)

プライベートがグデグデで、生み出すものもゴミだったなら、その結果の因果は本人が受けるでしょ。
まったく売れず、鳴かず飛ばないまま、周囲から人が居なくなって果てる苦しさで充分でしょ。


もちろん、それが友達だったり、家族だったりするなら話は別。
被害を被る当事者にだけは、文句を言う権利がある。

でも、世の中の9割9分9厘の人間には、本人がどんな人間だろうと関係ないじゃん。
むしろ、そのプロたちが生み出した作品にしか触れないでしょ。
その触れたものの価値だけを判断しようよ。

どんなにエキセントリックな人だろうが、どんな経緯があってその行為に至ったのか、どんな葛藤があったのか、無かったのか、何も知らない他人が口を出す話じゃない。

そもそも、直接その人を知らない人間は、人間性なんか分かりっこないんだし。
その情報が正しいかどうかも判断できない。

自分が直で触れたもの以外は、判断できないでしょ。



安藤選手も、出産して、育児して、それでも他の代表候補に競り勝つ実力があればオリンピックに行くし、その実力が無ければそれまで。

それだけ。

逆に、代表の実力があるのに「家庭に問題があるから。」なんてクソな理由で代表から漏れるようなコトはあっちゃいけない。

それだけ。


安藤選手には、是非、実力で下衆どもの色々を黙らせて欲しいね。

応援してます。



「政治家もですか?」

「政治家も、だね。 ただ、政治家は法律を作れるから、一般人の感性とあまりかけ離れるとNGなんだよね。」
「政治家に関しては、感覚を一般人に合わせることもプロとしての素養かな。」




know_the_base at 12:14|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 雑感と意見表明 

July 03, 2013

アヴェンジャーズ

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2012年・アメリカ映画

神々の世界・アスガルドでの陰謀に敗れ、天界から宇宙へと追放されたソーの弟、ロキ。
彼は、復讐の時を虎視眈々と狙っていた。

そして、時は来る。
地球侵略を狙う宇宙勢力・チタウリと出会ったロキは、無限のエネルギーを秘めた四次元キューブを奪い去るのだった。

地球の危機に結成されたのは、最強のヒーローを集めたスペシャルチーム・アヴェンジャーズ。

最新鋭の科学力、アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)
知性と野生を併せ持つ、ハルク。
正義の体現者・最強の盾、キャプテン・アメリカ。
妖艶なるチームの花、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)。
豪快なる天界の寵児、マイティ・ソー。
俊敏なる射手、ホークアイ。

各々が譲れない個性を持つ最強のヒーローたち。
その強すぎる個性が邪魔をしてチームとして機能しない。

バラバラのアヴェンジャーズに対し、チタウリは終わりなき波状攻撃を仕掛けてくるのだった・・・。


マイティ・ソーの世界観を下敷きに、集められたヒーローたち。
一応、ソーとロキの壮大なる兄弟げんかと言う筋はあるものの、ド派手なヒーローたちに対してストーリーはいたってシンプル。

シンプル・・・、良い言葉だけどさ。

まぁ、何も考えないで楽しめるのがマーヴルヒーローの良さ。
それを折り込んで観たものの・・・。
あまりに中身の無いストーリーと、幼稚な展開で眠くなりました。

てか、途中で意識が飛びました。

本家マーヴルヒーローは単なる勧善懲悪で終わらず、それぞれが弱さや心の闇を抱えながら、それでも悪に立ち向かっていくっていう深みがあったりなかったり。
ソコが際立つと大人も楽しめる作品になる。のに、この作品にはソレが一切無い。

一応、ストーリーを成立させたってトコは立派だと思うけど、そんな無理して作らなくても良いだろとも思う。
ただヒーローが集まって暴れるだけなら、夏休みの5人戦隊モノと仮面ライダーのコラボ映画を観てるのと同じ。

あ、てか、同じコンセプトか。
あぁ、金かかってるだけで中身は同じだ。

まぁ、お遊び企画の範疇かな。


最終評価 C+



know_the_base at 22:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 2013年に観た映画 | 映画 あ行

July 02, 2013

ダメな所ばかり僕似。

もう少しで3歳9ヶ月の娘っち。
幼稚園にも慣れ、言葉も行動も自由自在。
おしゃまな少女の雰囲気を醸す今日この頃です。


さて、生まれたての頃からママ似の彼女。

顔を見た親戚・友人から、「パパの要素ある?」と言われ、「辛うじて、眉毛が・・・。」と言われ、パパは部屋の隅で膝を抱えていたものです。


が、最近、隠しがたいパパDNAが暴れだしました。


まず、以前も報告させてもらった、寝言

最近、更にエスカレート。かなり言います。
相当ハッキリしたヤツ。
寝ていると思ったら、突然に「パパはダメダメ、ダメなのー。」と怒ったり、「うふうふふーーー。」とテンション高めに笑ったりします。

まぁ、コレは血筋と言うコトは、以前の記事で立証済み。


・ アニヲタの血脈

これも以前報告しましたが、3歳にして長編アニメのセリフまで入ってるのはどうなのか。
親の誘導が無いとは言わないけど、好き過ぎるだろ。

木製の剣を持ったら、その辺に突き刺して「セラミック刀が欠けちゃった。」ごっこするし。
イントロゲームをすれば、曲によってはシーンまで言い当てるし。
ママにナウシカの帽子製作をおねだりしてるし。

将来はレイヤーか?

このまま育って良いのかと思う。


さて、他には。

・ 昼寝の途中で起こされると、猛烈に機嫌が悪い。

コレは僕の実家の方々は深く、ふかーーーく頷いてらっしゃると思います。
最近はマシになりましたが、こどもの時の僕はヒドかった。(←自覚アリがまたタチ悪い)

「夕飯だよ。」と起こしてくれる兄に暴言を吐き。
「こんな所で寝たら風邪ひくよ。」と姉が声をかけてくれれば暴れる。

そんな懐かしい光景、再び。
しかも、今度は自分に牙を剥くと言う。


・ 床で寝る。

眠るとなったら、場所を選ばない。
床だろうが、何だろうが、寝る時はその辺で寝る。

むしろ、床が好き。

ウチには、そんな奇行をしてる人が、僕の他にもうひとり居る。



なんだか、彼女の行動が、こどもの頃の自分とダブる。

悪いところばかりパパ似な気がする。


頑張れ、ママと、ママDNA!!


てか、ママ依存してないで、オマエも頑張れとゆー話?
むしろ、責任とれ。


「良かったですね。似てるところがあって。」

「え・・・、えぇ。」




know_the_base at 22:27|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 日記 | こども

July 01, 2013

Suicaの利用履歴を売るんだってさ。

「行動が監視されてる感じが嫌」――日立の「Suica履歴情報販売」に批判の声

日立製作所が「Suica」の履歴情報をマーケティング情報として企業に提供するサービスを7月1日より開始すると発表。これに対してネット上で批判の声が多数あがっており、NAVERまとめにもまとめられています
 このサービスは、Suicaに記録される乗降履歴や利用時間、利用者の年齢性別などのデータを分析し、駅周辺でのマーケティングに役立つリポートを企業に提供するというもの。日立への履歴情報の提供は、JR東日本から「個人情報を含まない形で提供されている」としています。
「ねとらぼ」より


JRが日立に売った Suica の利用者履歴データを日立が加工して売買する?
Suica の規約なんて読んじゃいないけど、コレはアリなんですか? 

個人情報を含まない形で提供?

A駅からB駅へ毎日通勤する35歳男性(ID○●××△)、駅のコンビニでビールを買い、お気に入りのツマミはコレ、週刊少年ジャンプ、月一でこのエロ本を買う。

こういうコトですか?

具体的に中身を考えれば、移動履歴と購買履歴も立派な個人情報だと思うが・・・。


僕は正直、嫌悪感って言うか、気持ち悪さしかない。

神経質かも知れないけど、そのデータを誰かが使う・見ると言われれば、Suica を使う度にチラリと頭をよぎるでしょ。

携帯とか、Suicaとか、SNSとか。
便利さと引き換えに、何を売り渡してるんだろ。

個人で防御できないのかな。もう。


先日、フェイスブックと Twitter をやめた僕ですが、今度は Suica をやめねばならんのか・・・。


「パパはそんなにSuicaを使わないと思うんですが。」

「使わないなら、使わないコトも情報になるんだよ。」



know_the_base at 21:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 国内問題 | 雑感と意見表明