February 2015

February 28, 2015

ラジオ体操とストレッチを2ヵ月。

今年の目標にした「毎日ラジオ体操とストレッチ」ですが、一応はこの2ヵ月間忘れずにやりました。

sIMG_6100

ストレッチ用のマットも買いました。


ラジオ体操に関して、身体の変化は当然何もありません。
まぁ、ラジオ体操をする位で何かの変化があるようなら苦労は無いという話。

嫁様曰く
「この世代になったら体力を上げるのではなく、下げないことが大事。
 ずっと続けて、高齢者になったときに分かるんじゃない?」

とのこと。まったくもって、ごもっとも。


一方、ストレッチは明らかに効果があります。

自分で分かるくらいに柔らかくなりました。
そもそもストレッチを始める前の身体が硬すぎたってダケの話ですけどね。

それでも効果が分かると言うのは良いものです。


まぁ、年間目標うんぬんを抜きにして、体操とストレッチは習慣として定着させたいです。



「この目標、ユル過ぎませんか?」

「まぁ、いいんでない? あんまハードなのだと各所からツッコミが凄そうだから。」

「その設定に甘えてません?」

「うっ・・・」



know_the_base at 08:05|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 

February 25, 2015

四月物語

四月物語 [Blu-ray]
松たか子
ポニーキャニオン
2012-09-05


1998年・日本映画
岩井俊二 監督作品
松たか子 初主演作品

大学進学を機に北海道を出て東京で一人暮らしを始めた卯月(松たか子)。
何もかもが初体験の大学生活に戸惑いながらも、新生活を始める。

自己紹介で大学への志望動機を聞かれ、答えに詰まる卯月。
実は卯月の上京には他人に言えない理由があった・・・。


スローに淡々と卯月の行動を映す前半は、かなり退屈。
何か意味がありそうで、とりとめもない様で、今自分が観ている映像の意味がよく分からず、正直、眠くなる。

前半の楽しみは、若い松たか子や自転車の広告パネルになってる菅野美穂、時代を感じさせる雑誌などの懐かしさ。

なんで松たか子が上京したのかが気になって、頑張って見続けた結果は・・・
まさかの、ただ片想いの先輩(田辺誠一)を追いかけただけ。

まじかー。

流石にもうひと捻りあるかと思ってたー。

ソレが判明してからは、このタルい作品が相当どうでも良くなりました。

最後の一瞬、片想いの先輩と会話する松たか子が可愛い。
でも、その一瞬の為の前振りが長いしタルい。

まぁ、若い松たか子と田辺誠一が見られたね。と言うだけの作品。


しかし、1998年て僕は大学生だったハズなんだけど、こんなに昭和テイストだったっけか。
既に自分の大学時代がちょっとした前時代になっている衝撃。


最終評価 C+

know_the_base at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2015年に観た映画 | 映画 さ行

February 24, 2015

卒業シーズンに観たい映画3選

847本の映画感想を書いてきたこのブログ。

「○○に観たい映画3選」なんて、まるで映画評論家気取りですが、そろそろこんな記事も書いてみようかと。

今回は卒業シーズンを迎えるこれからの時期に観て欲しい3本。

学生時代を思い出して甘酸っぱい気持ちになってください。


卒業シーズンに観たい映画 1本目

ハルフウェイ

ハルフウェイ [DVD]
北乃きい
ポニーキャニオン
2009-08-28



北乃きい主演の王道青春映画。

高校3年。
両想いの恋人同士。
彼女の方は、大学に進んでも変わらずに一緒に居られると信じている。
彼氏の方は、自分の夢のために彼女とは別の進路を歩もうとする。

お互いに好き同士なのに、スレ違う。

ストーリーは何てことのない作品なのですが、北乃きいが名演です。
切なくて、愛おしくて、堪らなくなります。

この作品のキュンキュン指数は半端じゃない。 身悶えします。


卒業シーズンに観たい映画 2本目

天然コケッコー

天然コケッコー [DVD]
夏帆
角川エンタテインメント
2007-12-21



こちらは夏帆主演。
キュンキュンくる青春映画は、女性目線が多い印象。

穏やかな田舎の生活の中で成長していく中学生活を丁寧に描いた、渡辺あやさんの脚本が光る一作。

いずれ失われてしまう青春時代。
小さな一歩だけれど、確実に大人になっていく。
その象徴としての卒業が、非常に印象的。


田舎生活の垢抜けない夏帆が、超絶可愛い。

抱きしめたくなる可愛さの中学生・夏帆と、中学生に心掴まれている自分の良心の葛藤たるや、もうw

卒業式の終わったあとの教室で、一歩大人になった夏帆の行動に悶絶です。


卒業シーズンに観たい映画 3本目

ウォールフラワー

ウォールフラワー [DVD]
ローガン・ラーマン
Happinet(SB)(D)
2014-06-03



最後はアメリカ映画。
そして、最後は男の子目線の映画を1本。

高校生になった地味で自分に自信が無かった少年。
入学の日から卒業までの日数をカウントするような彼が、一歩踏み出す勇気から友人を得て、恋をする。

主人公が恋するサム(エマ・ワトソン)には彼氏がいて、主人公は自分の気持ちを押し殺すのだけど・・・。
その間違っちゃった押し殺し方が、青春の傷跡をえぐるえぐる。

「自分の気持ちにストレートに生きておけよ!」と、胸を掻き毟られる想いに、こちらも悶絶。

地味系男の子を生きた人間は、「オマエは俺か!」と言いたくなります。

この作品も卒業が印象的。

まぁ、この作品に関しては、好きな仲間たちが卒業していくのを見送る主人公なので、他の作品とは「卒業」の意味合いがちょっと違います。
後輩目線の「卒業」も、アリかなと思っての1本。



以上。

誰もが経験したことのある「卒業」をテーマに、この季節に観て欲しい映画を選んでみました。


枯れ果てた大人にも、これからの学生さんにも、誰の心にも響く作品。

特に通り過ぎてしまった大人に、この3本は甘酸っぱくて悶えます。


この卒業シーズンに是非。





番外編

ボーイズ・オン・ザ・ラン




ヘナチョコでサエない自分から卒業したい、すべての男子へ。

その心に火を灯せ。

ちなみにこの作品は卒業一切関係ありません。

know_the_base at 22:27|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 特選映画 

February 22, 2015

「スーパープレゼンテーション」は、録画しても見るべき

Eテレで放送されている「スーパープレゼンテーション」って番組を知ってますか?

スーパープレゼンテーション
Eテレ
毎週水曜 夜10:00 〜10:25
list


About Super Presentation
スティーブ・ジョブズのようなスピーチがしたい!海外のクライアントにビシッとプレゼンしたい!
自分のアイデアをたくさんの人に伝えたい!そんなあなたに贈る、新・語学教養番組。

世界が注目するアメリカのプレゼンイベント「TEDカンファレンス」。
会場には文化・芸術・科学・ITなどの最先端を行く「いま世界を変えようとしている人たち」が次々と登場し、
エネルギーと驚きに満ちた渾身のプレゼンを披露する。番組ではそのアイデアを英語で学んでいく。

番組ナビゲーターは2011年にMITメディアラボ所長に就任した伊藤穰一氏。科学技術からアートまで幅広い知見と人脈を持つ彼ならではの、洞察に満ちた解説をお届けする。また、同じくナビゲーターを務める俳優の吹石一恵氏が、スピーカーのライフストーリーや、アイデアをより深く知るためのキーフレーズを紹介する。

ABOUT TED
TEDは、価値のあるアイデアを世に広めることを目的とするアメリカの非営利団体。
1984年の設立当初は、「技術」「エンターテインメント」「デザイン」の3つの分野からスピーカーを集めて会議を行っていた。その後、あらゆる分野における最先端の人々が集まる場へと発展。TEDトークと呼ばれるプレゼンテーションの動画を世界に無料配信して注目を集めている。スピーカーのリストには著名人がずらりと並び、wikipediaの創設者ジミー・ウェールズ、amazonの経営者ジェフ・ベゾス、U2のボノ、脳神経科医のオリバー・サックスなどの名前が含まれている。現在は、1年に1回北米で行われる大会を中心に、世界各地に活動を広げている。
(番組ホームページより)


この番組、絶対見るべき。

番組の内容は上記の通りなんだけど、出てくる人たちの幅広さ、ジャンルの豊かさ、クオリティが半端じゃない。
毎回、ひとつは必ず発見や心揺さぶられる言葉がある。

語学のって言うワクを完全に超えてる。

TED自体が既に洗練されているのに、その中から更に選びぬいたプレゼンを放送しているのだから、その内容たるや・・・。
語学教養番組って言ってますけど、最近の中では最高のエンターテイメント番組だと思います。

過去のログも番組のホームページから見ることが出来ます。

僕のオススメは Steven Pinker の「実は暴力は減ってきている。(The surprising decline in violcence)」です。
テロの横行と世界情勢の不安が叫ばれる現代。
この現代こそが人類史上で最も平和な時代だと言ったら、あなたは信じますか?

騙されたと思って、一度是非見てみてください。

本当にオススメです。



「随分とサックリした更新ですね。」

「最近、読書にハマってて、更新速度が遅れまくりなんだよね。本のレビューは毎日ってワケにはいかないよ。
 ちなみに今読んでる本は「親のその一言がわが子の将来を決める」だから。」

「教育本?!」

「ふふふ。御覚悟めされよ。」



know_the_base at 22:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

February 21, 2015

アルスラーン戦記14 天鳴地動




アルスラーン戦記14 天鳴地動
田中芳樹 著 
カッパノベルズ
2014.05.20 初版


中世ペルシアによく似た異世界の英雄物語ー。

かつて父王に疎まれ、追放された王子アルスラーンが様々な陰謀によって他国に蹂躙された母国パレスを救って王位に就いてから満4年。
「解放王」と呼ばれるアルスラーンは19歳になっていた。

この4年の間に経済は再生し、奴隷は解放され、荒廃したパルスは復興した。

だが、アルスラーンとその将たちの心は平安とは言い難かった。
古の英雄が封印した邪悪なる蛇王・ザッハークの復活がパルスに不吉な影を落とす。
火山が火を噴き、地震が起こり、妖魔たちが跋扈する。

ザッハークの手先たちによって、アルスラーンの大切な仲間が斃れていく。

災厄の根源を絶たねば、真の平安は訪れない。
アルスラーンたちは、ザッハークと対峙するその時に向けて動き出すのだった・・・・。


何年ぶりだアルスラーン戦記。

最近は荒川弘さんが漫画化したりして再燃してますが、小説版も新刊が出ていたのですね。

第1巻・王都炎上を初めて読んだのはいつだ?
中学生だったのは間違いないと思うのだけど・・・

前の巻を読んだのはいつだ?
大学生だったと思うのだけど・・・・

この巻は14巻だけど、果たして13巻は読んだのか?
いやいや、12巻さえ読んだのか?

諸々かなり曖昧だけど・・・、まぁ、良いだろ。分かるだろ!

と、かなり雑な感じで手に取ったアルスラーン戦記の最新14巻。

久しぶりでしたが、大丈夫でした。
おぼえてるモンですね。

黒衣の騎士・ダリューン。
天才軍師でありながら宮廷画家のナルサス。
双剣使いのキシュワード。
女神官にして美麗なる剣士・ファランギース。
吟遊詩人ギーヴ。

数々の登場人物たちが、出てくるたびに「おぉ、いたいた!」と懐かしくなる。

人間と戦っていた時には大軍勢に対し少数精鋭の英雄たちの活躍に胸を躍らせた物語。
だが、人間との戦いは終わった。

風呂敷を大きく広げていき、有能で格好良い仲間がどんどん集まってきた爽快な前半が終わり、風呂敷をまとめていく佳境に入っていく。

物語の黒幕である蛇王・ザッハークとの戦いに向かっていく中、今まで集まってきた仲間たちが1人、また1人と斃れていく。
一方で、パルス国を巡ってアルスラーンと対峙した敵たちもまたその後の運命によって1人、また1人と舞台から去っていく。

まとめに向かうストーリーは、高揚感と言うよりも、悲壮感に満ちている。

この14巻は、クライマックス前の助走って感じが強い。
ここからはザッハークとの決戦に向かっていくのでしょうから、盛り上がって欲しいところです。


懐かしさも手伝って、そこそこサックリと読めました。

まぁ、刊行ペースの遅さを著者も分かっているらしく、主要な登場人物が登場しても説明的な前文が付くので「コイツ、誰?」とならないで済むしね。

続きの巻に出会える機会があれば、読んでも良いなぁ。


生きてる間に完結してね。>田中芳樹さん

創竜伝もよろしくね。>田中芳樹さん




know_the_base at 00:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 楽しい本 

February 18, 2015

ザ・ベイ

ザ・ベイ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]
ウィル・ロジャース
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2014-10-22


2014年・アメリカ映画

「レインマン」のバリー・レヴィソン監督と「パラノーマル・アクティヴィティ」のスタッフが贈る、ドキュメントタッチのパニックムービー。


平和な港町クラリッジは、例年通りに祭の楽しさに包まれていた。

危険な兆候はあった。
大量に打ち上げられた死んだ魚、雨のように降り注いだ鳥たち。

そして、大量に発生した皮膚疾患の患者。
大量出血しながら死んでいく人達。

細菌性の感染症の様にも見えるが、原因は不明。

疫病の発生でお祭りムードは一転。
静かだった町はパニックを起こし、一気に地獄絵図に変わるのだった・・・


放射性物質や化学物質汚染によって汚された海の水を淡水化し、養鶏に使って、その糞を海に流す。

それによって毒性が高まった海には危険な細菌が大量に発生し、突然変異した人食い寄生虫を生む。

お約束としか言えない「化学物質によって突然変異した謎の存在」によるパニックムービー。

ドキュメントタッチに仕上げてあるので、良くも悪くも淡々とした展開。
町の人達が残した断片的な映像でパニックになる様子が映し出されていく。

リアリティーを求めた分、ストーリーの起承転結は弱め。

一方、疑問点は多め。

直接海に入って「近くで寄生虫を見てくる!」っていう海洋学者、いる?
今まさに自分の腹が内側から食い破られてるのに、ビデオ回して「大変なことになってる!」っていう人、いる?

ドキュメントタッチなのに、そういう謎映像が盛り沢山。

え?
解決パート?

特に無いよ!
最後にテロップで海に大量の塩素が投入されたって言ってた!

多分、町は全滅したんじゃなーい。

でも、よくわかんない!
だって隠蔽されたから!


えー (´Д` )


最終評価 C+


このブログで初めて顔文字使ってみた。



know_the_base at 22:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2015年に観た映画 | 映画 さ行

February 16, 2015

なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術




なぜ僕は「炎上」を恐れないのか 年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術
イケダハヤト 著 
光文社文庫
2014年2月 初版

人に嫌われようと、「正しいものは正しい」と伝える。いいたいことは我慢しない。衝突、炎上、なんでも来い!
年間500万円を売り上げるプロブロガーが、仕事と人生を熱く語った。


アクセス数が0.01%の上位に入るプロブロガー・イケダハヤトさんが、どうやってトップブロガーとなり、今もなお走り続けているのか。

目次
まえがき
第一章 人に嫌われることを恐れていた頃の話
第二章 炎上するのは悪いことですか?
第三章 中学時代、サイトに月間50万アクセス集めた話
第四章 偏差値55から半年で早稲田大学に合格った話
第五章 ブログで年間500万円稼いだ話
第六章 「強い心」を生み出す炎上のススメ
第七章 「社会人」って言葉、気持ち悪くないですか?
第八章 本当の自由とは何なのか
長いあとがき、のようなもの。


自分は上位0.01%に入るトップブロガーとして、ブログから年収500万円を得ている。

自分の言うべきことを言って、社会の多様性や価値観に一石を投じているからトップブロガーでいられる。

一石を投じれば、今の価値観で生きる人からは反発を受けて炎上する。炎上はしんどいけど、実は実害はない。

それなら炎上すれば良い。炎上するのだって悪いことばかりじゃない。

既存の価値観に一石を投じるには、ある種の分野で一流である必要がある。

じゃあ、僕はどうやって一流になったか。

中学の時は、とにかく圧倒的にゲームして、ゲームなら誰にも負けない地位を確立した。
高校の時は、部活を引退した後の半年は学校にさえろくに行かずに勉強して早稲田に合格した。

何かを達成したいと思ったら、効率の良い方法を見つけ、圧倒的な時間をその方法に投入すれば良い。
今、執筆作業にほぼ生活の全ての時間を投入してるから一流のプロブロガーになれた。

でも、その為には情熱が要る。

情熱を傾けられるモノが見つかったら、とにかく時間の投入だ。

普通の仕事して、それから投入する時間なんかたかが知れてる。
だから、やりたくない仕事なんか辞めてソレに全部の時間を傾けると良い。

そうやって生きるのは自由だ。こうなると炎上なんか、もう怖くもない。

みんなで自由に生きよう。


成功するには、他人よりも圧倒的に時間を割くこと。

たったコレだけ。


ブロガーらしい読みやすい文体と、ジョブスに代表される「一流」の人たちの言葉を引き合いに出す巧さで、サラッと最後まで読ませます。

個々人が抱く本当の気持ちを開示して、世界に一石を投じていこう。
この態度に関しては、全面的に支持する。

日本人の生き方は、右にならえばかりで自分の意見を出すことを良くないものとする傾向がある。
その日本人的な世界を壊していこうっていう自覚があるイケダハヤトさんは、その点だけでも敬意に値する。


でも、その方法論はかなりマッチョ。

「僕は大学受験の時、高校に行く時間がもったいないから学校に行かずに1日16時間くらい受験勉強したよ。」
そうすれば大学受験なんか楽勝だった!

うん、そうだろうね。
そう出来るのはスゴイことだし、僕には出来ないことでした。

相当マッチョだね。

別にキライじゃないです。
面白い。
こういう人が居てもいいと思うし、もっと増えても良いと思う。
自分が高校生現在の時に読んだら、何枚か目からウロコが落ちて感化されたと思う。

でも、ソレ・・・道が間違ってたら人生詰むよ?

まぁ、道を間違えるなって話かも知れないけどさ。
高校生とかは何が正しい道か判断できないから先人の指導を受けるワケだしさ。

イケダ師がたまたま上手くいったからって、他の子も上手くいくワケじゃない。
これはイケダ師も指摘してる。

圧倒的に時間を割けば、成功は確約されないけど成功には近づける。と。

明日死んじゃうかも知れないのに、好きじゃないことしてる場合じゃないでしょ。と。


確かにそれだけの情熱を傾けられるモノを見つけて、それに全人生を投入する生き方っていうものには憧れを感じる。
可能ならそうありたいと思う。
でも、果たして今の自分がソレで生きていけるのかっていう問題がある。

イケダ師も言う通り、そこには運の要素が過分に含むしね。

要は、バクチになる。
失敗したらざーんねんっていう。人生を賭けたバクチ。

うーむ。

で、そのバクチで勝ったイケダハヤトさんがブログで得ている収入は500万円。
もちろん他にも印税や講演会で稼いでらっしゃるのでしょうけど、「一発逆転、圧倒的!」って言うほどの収入ではないワケで。
今現在も、人生のほとんどの時間を執筆にあててらっしゃるワケで。

それが苦痛じゃないくらいに執筆が好きってコトらしいですけれども。
大事なのは収入ではなく、自由な生き方を手にするってコトなんですけれども。

でも良く考えよう。お金は大事だよ。とゆー話でして。

「一流人」とイケダ師がおっしゃる人間になりたい気持ちと、「二流以下」だけど平穏と収入のある暮らし。

そんなに尖って突き抜けないで、二流以下でも余暇を自分の好きなことに投入する人生が良いなぁと思ってしまう僕は、やはり二流以下どまりなんでしょうね。


まぁ、みんながなれないから、イチローであり、スティーブ・ジョブスなワケ。

もちろん、イケダ師の生き方で一流になれる方は、なれば良いと思う。

と、こうやってイケダ師の提言を「でも○○だから無理でしょ。」と言いたくなる人についても、語られてます。


アンチにしろ、肯定にしろ、一読の価値がある本。

アンチにしろ、肯定にしろ、心を波立たせている時点で、名著。


ちなみに、僕は一流の家庭人として生きてますが、何か?




know_the_base at 22:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0) まじめな本 

February 13, 2015

リア充日記 バレンタイン前日

本日の帰宅後。
体調の悪い嫁様の代わりに台所に立つパパ。
足元にまとわりつく娘。

娘が突然思い出したみたいに

「あ、明日はバレンタインだよ、パパ!」

と言い出しました。
リアルにバレンタインを忘れていたパパ。

「おぉ、そうだね。」

「あのね、今日イトーヨーカドーに行ったんだ!」

「へぇー。何買ったの?」

「あ、内緒!」

「へぇー。」

ママの側に走り去る娘。
何かママと内緒話をしている娘。

チラリとコッチを見て含み笑う娘。

「何でもないよ。何でもないよー。明日になれば、あっ!」

「へぇー。」

「ねぇー、ママ!」


内緒なのね。
そうなのね。

情報の秘匿義務が守られるって素晴らしいなぁ。

明日が本当に楽しみだなー。なんだろなー。


さて、バレンタインを楽しみにしている娘さんはテンションが上がり

「今日はパパにちゅっちゅ沢山しちゃう!」

と、パパのほっぺをカピカピにしていきましたとさ。

あー、幸せ。


「リア充凝縮しろ!」

「凝縮?!」

「ふん。まさかチョコレートを貰えるなんて思ってませんよね?」

「この展開で違うの?!」


know_the_base at 22:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 | こども

February 11, 2015

お人好しの罠



お人好しの罠
伊達一啓 著  PHP研究所
2014.06.27 初版


お人好しほど損な生き方はない!

気のいい人、やさしい人、おとなしい人、人を疑うことを知らない人。
ひとつでも該当するものがあれば、あなたは立派なお人好しです。

はじめに
第一章 お人好しほど損な生き方はない
第二章 「善意過多」というお人好しの不幸
第三章 お人好しはみずから悪意を招いている
第四章 お人好しにつけこむ愛という名の恐喝
第五章 お人好し完全廃業マニュアル


自己啓発本?の範疇なのかも知れないけど、8割方の大人は読む必要はない。

でも、「何で自分ばかりこんなにツライ気持ちで生きてるんだろう?」と、疑問に感じつつも原因が分からない人は手にとってみても良いかも知れない。


飢えた人に作物を恵んだ農夫が段々とたかられるようになり、相手の態度が高圧的で暴力的になっていくという寓話。
ヘビに噛まれている農夫を助けたアオサギがその農夫に捕まり、アオサギを哀れに思って逃がしてくれた農夫の妻の目を抉る寓話。

親切をアダで返され、裏切られ、助けたつもりがそこに付け込まれる。
様々な寓話や心理学や精神分析学の例えからお人好しがどれほど危険か、これでもかと言うほど繰り返す。

お人好しを食いものにする搾取魔は、お人好しが見せる小さな隙から入り込み、要求をエスカレートさせていく。
搾取魔は他人に限らず、友人、親族、家族かも知れない。

この世を猛獣のはびこるジャングルに見立て、お人好しを止めて食いものにされない人生を歩むにはどうすれば良いのかを語る。


まず、小さな親切などしない。

コレが大事!





おぉ、そうくるか。

まぁ、著者の出す例えが完全に的外れでもないけど、ちょっと極端と言うか。
本を読みながらツッコミと言うか、ゲンナリと言うか。

一方で、搾取魔に良い様にされている実在のお人好しが脳内に浮かんできて、あながち間違ってもいないかなーとも思ったりする。


著者の言う「お人好し」ってのは、優しいと言うより他人の善意しか見ない小心者のこと。
他人に嫌われることを恐れて断ることが出来ず、他人の悪意に鈍感でそこに付け込まれて搾取される人。

生きる力が弱いと言うか、コミュニケーション能力が低いと言うか、単に弱い人なのか。

でも、まぁ、「そういう人も居るよななぁ。」と、は思う。

が。

正直、著者に「何か嫌なことでもあったの?」と聞きたくなる。

それくらい口を酸っぱくして価値観の変換をしないと、お人好しな人は自分がお人好しだって気付けないからってコトなのかもしれないけど、とにかくシツコイくらいに他人を疑い、相手に隙を見せるなと説得してくる。

見知らぬ他人から、同僚や上司、家族や友人、目に入る人は全員が搾取魔かも知れないと思えって、ねぇ。

まぁ、そうかも知れんけど。

著者も今までの経験や受けた相談からの結論なんだろうけど、この本の言うことを正面から真に受けると「人間不信になりなさい。」っていうコトになってしまう。


前半で「人間不信論」に飽きてきます。

最後に「だからどうする。」って結論に持っていくのかダケが知りたくて、途中から話半分と言うか、話2割くらいの感じで流し読みしました。


小さな親切に付け込んでくるバカには、ソレ相応のカウンターを入れるから親切くらい勝手にやらせろ。
人間の器が小さいんじゃ、ボケー。

と、思ってしまう僕は、既に著者が読んで欲しいと思った対象である「お人好し」の範疇から外れてるだけの話なのかも知れないです。


そんな、著者と読者の関係性にズレがあるこの本の中にも拾うべき部分はありました。

当然だけど、人間には善と悪、ジキルとハイドのように二面性がある。
悪意を出しても大丈夫な状況を与えられると、どんな善人でも悪意が出てきてしまう。
環境が人を堕落させる。

いわゆる「魔が差す」ってヤツなのだけど、これは本当にそうだなーと思いました。

例えどんなに信頼する人であっても、相手の心に魔が差すような状況を作らないってのは、ちょっと意識すべきかなと。


「他人を疑う」ことにソコまで意識を払ったことはないけれど、相手の意図とかは自然と考えていた自分はお人好しではなかったようです。

途中でなんだかなぁとは思うものの、読んで無駄だったとまでは思いませんでした。


know_the_base at 22:02|PermalinkComments(2)TrackBack(0) まじめな本 

WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常



2014年 日本映画
「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督作品。

少年よ大木を抱け!

大学受験に失敗した勇気(染谷将太)は、街角で見つけた林業免許プログラム募集のチラシ女性(長澤まさみ)に一目惚れ。
軽い気持ちで電車に乗り、携帯の電波も届かない山奥へやってくる。

そして林業の免許を取り、やってきたのは神去村。

厳しい林業の男・飯田与喜(伊藤英明)がエースの中村組で1年間の林業修行に入るのだった・・・。


苗を植え、枝を打ち、100年育てて、木はやっと価値がある商品になる。
自分の仕事の結果に価値が付くのは、自分の子孫の時代。
そして、先祖が植えた木に高値が付くとしても、次の世代のために山を裸にするワケにはいかない。

難儀な仕事、林業。

男子高校生のシンクロを描いた矢口監督が林業を描く。

町までは車で2時間、携帯は入らない。
山の神に敬意を払い、狭い村社会で暮らす。
都会の暮らしとは別世界の山。

都会のチャラチャラした男の子が、男の世界・林業に飛び込んで流されるままに働く中で山の暮らしの魅力に出会って変わっていく。
ナヨナヨの勇気が一人前の山の男に育つ成長物語。

一生懸命に頑張り、誰かに認められる。

そんな単純な当たり前が、今の時代は少なすぎるのかもしれない。


コミカルさを挟みつつ、林業の良さが伝わってくる矢口監督渾身の一作って感じでした。

まぁ、実際に職業にするのと、映画で観るのは別問題ですけどね。林業。
それでも、林業も悪くない。格好良いな、林業。と、思わされてしまったのだから、完敗です。

1年の研修期間が終わり、そこでも自分の意見をハッキリと出さずに都会に帰ってきてしまった勇気が、建てかけの木造住宅を見て、自分の仕事の意味を知って山へ帰るときの表情。

本当に良かった。

やっぱ一次産業は結果がモロだから強いなぁ。


しかし、海猿・伊藤英明が粗野な山男になったときの格好良さったらないね。
嘘くさい海猿より断然こっちの方が良いね。


最終評価 A



know_the_base at 00:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2015年に観た映画 | 映画 あ行

February 09, 2015

超高速!参勤交代

超高速! 参勤交代 [DVD]
佐々木蔵之介
松竹
2014-11-12


2014年 日本映画

八代将軍・徳川吉宗の治世。
長く続く徳川の御世を守るため、各藩に多額の出費をさせて戦を起こさせない制度・参勤交代があった。

1年おきに江戸と藩を往復する参勤交代は、大名たちにとって苦行であった。

東北いわきの湯長谷藩は、つい先日に参勤交代を終えたばかり。
湯長谷藩は、田舎で貧しい小藩ながらも人望のある当主・内藤政醇(佐々木蔵之介)の下で武士から農民までが力を合わせて暮らしていた。

だが、その湯長谷藩に金山が出た噂を聞きつけた老中・松平信祝(陣内孝則)の魔の手が忍び寄る。

その金山は本当は金など出ていなかったのだが、松平信祝はそんなことは知らない。
金山を手に入れたい松平信祝は、金山を報告しなかった湯長谷に再びの参勤交代を申し付けるのだった。

刻限は5日後。

普通にやれば8日はかかる参勤交代を5日で。
しかも、湯長谷藩にはもう参勤交代が出来るような金がない。

湯長谷藩の家老・相馬(西村雅彦)は、知恵を絞って何とか参勤交代をしようと計画するが・・・?


痛快娯楽時代劇。
ユーモアあり、テンポあり、豆知識あり、そして大立ち回りありのエンタメ作品。

勧善懲悪。
善である湯長谷藩の面々はどこまでも良い人たちであり、悪役はどこまでも悪い。

善い人たちが悪者に苦しめられ苦しめられ、その逆境をはね返して最後には悪者を懲らしめる。

その途中経過で、人柄の優れた当主・内藤の今までの積み重ねがこれでもかと湯長谷の面々を助ける。
「情けは人の為ならず、回りまわって自分の為。」を地でいくテンプレートのようなストーリー展開ながら、その陳腐な定番の心地よさ!


当主である佐々木蔵之助は、知性、度胸があり、剣の腕も立つ。
それでいて人情にもろく、民のことを考える名当主。

朴訥でも腕が立ち、忠義に厚い侍たちには、寺脇康文、上地雄介、柄本時生、六角精児などなど個性派俳優がズラリ。
藩で一番の知恵者として苦労を重ねる家老には、ユーモア溢れる西村雅彦。
湯長谷藩の道案内を勤める忍びの者・雲隠れ段蔵に伊原剛志。

そして、小悪党でありながら権力を握った老中・陣内孝則は、分かりやすくゲス。

キャストもはまり役が多く、違和感無く観られる。
強いて言えば、途中で出てくる深田恭子が微妙と言えば微妙だけど・・・まぁ御愛嬌かな?


真面目に言い出してしまえばアリエナイが山盛りなんだけど、痛快娯楽時代劇にそんな真面目なツッコミは要らない。

わははと笑って、アクションで盛り上がって、ちょっとホロリもあって、スッキリ見終わって、後には何も残さない。

エンターテイメントのお手本のような作品。


最終評価 A−



know_the_base at 23:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2015年に観た映画 | 映画 た行

February 08, 2015

チャイルド・プア 社会を蝕む子どもの貧困

チャイルド・プア~社会を蝕む子どもの貧困~
新井直之(NHKディレクター)
ティー・オーエンタテインメント
2014-03-15



チャイルド・プア 社会を蝕む子どもの貧困
TOブックス
新井直之(NHK報道番組ディレクター) 著

NHK総合で放送され、反響を呼んだ特報首都圏「チャイルド・プア 急増苦しむこどもたち」のディレクターがTVに映すことが出来なかった部分も含め書籍化した本。


目次

はじめに
第一章 「子どもの貧困」対策の最前線 −NPOによる生活保護世帯向け学習支援
第二章 奪われる日常生活 −射場生活を強いられた中学生
第三章 いつまでも自立できない −母親を失ってひきこもった19歳
第四章 貧困から抜け出せない −ホームレスだった25歳
第五章 学校現場の限界 −教員へのアンケートから
第六章 始まった教育と福祉の連携 −スクールソーシャルワーカーの取り組み
おわりに


NHKの番組ディレクターとして、こどもの貧困を取材した著者は、こどもの貧困と最前線で向き合う専門家ではない。
また、本の中でも何度となく触れられているが、こどもの貧困をマスメディアが報道するのが難しいのは想像できる。
顔を隠し、声を変えても分かる人には分かる。
貧困状態にあるこどもにマスメディアが取材を行うには、プライバシー保護はもちろん、本人だけでなく親の同意も必要になる。

そして、貧困状態にある子どもの親は大抵の場合、難しい立場にあり、そのコトを周囲に知られたくないと考えている。

この本の中では、5人の子どもが今の状況になってしまった自分の生い立ち、心境、将来についてなどを語ってくれている。
これは、著者の誠実な取材ももちろんだが、本人たちの「自分が答えることで他の子の助けになるなら・・・。」という想いがあってのこと。

つらい状況にありながら、その想いでインタビューに応えてくれた気持ちに胸を打たれる。

紹介される5人は、それぞれに信じられないような状況にある。
それでも最後の最後のところで学習支援教室やスクールソーシャルワーカーに出会い、何とか人生を立て直そうとしてくれている。

しかし、このセーフティネットに引っかかってくれるのは本当に氷山の一角。
この最後のセーフティネットに引っかからない子どもがどれくらい居るのかと思うと、その闇の深さに眩暈さえおぼえる。

闇は広く、深い。

だからといって諦めるワケにはいかない。
著者の言うとおり、世の中の大人が自分に何が出来るかを考え、行動に移していかなければいけない。

今は、その瀬戸際の時だと、僕も思う。



最近は身体を壊して担当が変わってしまったけれど、僕も以前の担当部署で貧困状態にある家族と何組も出会った。
世の中に貧困の中で苦しんでいる子どもは本当に沢山いる。

そして、ごく最近だけど自分の住む市の中で貧困児童に対する学習支援を行っているNPOボランティアの存在も知った。

でも、そこに連絡をする最初の勇気が、いまだに無い。

子どもと関わる「何か」を始めてしまったら、中途半端は許されない。
色々な事情で傷ついた子どもに手を差し出しながら、自分の都合で手を引っ込めれば「また裏切られた。やっぱり大人は信用できない。」という思いを抱かせてしまう。

じゃあ、自分はずっと関わり続けていける覚悟があるのだろうか・・・と自問自答してしまう。


連絡をしない理由に、身体のこと、育児のこと、言い訳はいくらでも思いつくのだけど、そんな自分を自己嫌悪している。

今動いてるボランティアの方々に心から頭が下がる。




know_the_base at 14:30|PermalinkComments(4)TrackBack(0) まじめな本 | 国内問題

February 07, 2015

爆弾だけではテロリズムに勝てない。

9.11 アメリカ同時多発テロ。
ボストンマラソン爆破事件。
そして後藤さんと湯川さんを拉致殺害したISISの存在は、現在進行形の脅威です。

テロという言葉を聞かない日が無いなんて、不幸な時代になったとつくづく嫌な気分になります。


テロを許さない。

この言葉に反対と言う人は、そうは居ない。


そうだ。そうだ。

テロを許すな。

テロとの戦争だ。

テロリストを殺せ!




・・・・。




さて。

テロとの戦争。
果たして、何と戦うんでしょうか。

アルカイダやISILの構成員をひとり残らずぶっ殺せば、それでテロとの戦争に勝利ですか?

テロを世界から無くすことに貢献するのでしょうか。


テロリズム
何らかの政治目的の達成の為に行われる暴力や脅し。

暴力を排して他者への理解と議論をベースに作られた現代社会(平和主義)にとって、暴力で他者を屈服させるテロリズムは憎むべき政治手法であることは間違いない。

じゃあ、テロとの戦争ってのは、何らかの暴力行為によって政治的主張を通そうとする集団を徹底的に撲滅すれば終わりなんですか?

その撲滅されたテロリストも、誰かの父であり、兄弟であり、友人ですけど、大丈夫ですか。

空から爆弾を落として自分の父親を殺した相手は、憎くはないですか?


テロリストの子供や兄弟や友人は、次のテロリストになりませんか?


そうです。
テロリストを殺すことは出来ても、テロリズムを殺すことは出来ないのです。

テロリズムは政治手法であり、主義主張を通すための方法。

平和主義を抹殺することも、保守的思想を抹殺することも、議論を抹殺することも出来ないのと同じようにテロリズムも抹殺出来ません。

それがまるで空爆によってテロリズムに「勝てる」かのように語られることに、僕は疑問を感じるのです。


「テロ」って言葉でくくることで、テロリストとテロリズムを混同してませんか?



それに時の為政者にとって都合の悪い存在を「テロリスト」と位置付け(ラベリング)、武力行使を正当化する為に使われる言葉であることも忘れてはいけないと思っています。

インド独立と非暴力主義で知られるマハトマ・ガンディーも、南アフリカの人種差別政策・アパルトヘイトを終わらせたネルソン・マンデラも、その時の為政者からはテロリストと呼ばれていたことは声を大にしておかなければならない歴史の傷です。

伊藤博史を殺した安 重根が、韓国では英雄と呼ばれ、日本ではテロリストと呼ばれる。

立場によってテロリストの定義は揺らぐのです。



また、「暴力とは何か。」も、少し考える必要があると思います。

歴史の積み重ねと法律によって、そのルールに乗れない人間を弾いてしまうことも、また暴力だと認識しなくてはいけません。

学校や会社で、疎外、無視、失笑、陰口が他人の心を引き裂く暴力になっていることを知らない人は居ないでしょう。
肉体的な暴力だけが暴力じゃないのです。

いじめ抜かれてきたいじめられっ子の暴発のような抵抗ってありますよね。

スクールカーストや言葉で勝てない時に、暴力によって「嫌なんだ!」と主張する。

あれは、教室で言論を封殺された弱者のテロです。

いじめられっ子に「やりかえしてやれ!」 とか、「やり返さない方も悪い。」なって言ったり思ったりしたこと、ありませんか?

それは、教室という小さな世界に「テロを起こせ!」と言っているのと、どう違いますか?

いじめられっ子の爆発を見て、イジメに気付く(問題に気付く)ことは悪ですか?

僕には分かりません。

自分たちがテロリストとラベリングした相手は、確かに爆弾を爆発させて罪のない人を殺したかも知れない。
でも、それは一方的な先制攻撃だったのでしょうか。

それぞれの背景を考え続けることが必要です。



後藤さんや湯川さんの死を悼む気持ちは、誰の心にもあると思います。
そして、ヨルダン兵士を焼き殺す動画を見ると、ISILはまるで人間ではないのではないかとさえ思ってしまいます。

正直、僕の心にも復讐の炎がおこりました。
ヨルダン兵士を焼く炎で、周囲のISIL兵士が焼け死ねば良いと思いました。


でも、その復讐の炎に身を任せるのが正解かどうかは考える必要がある。


空爆で、銃弾で、ISILの基地を破壊し、戦闘員を殺すことは出来る。

でも、それでテロリズムは無くならない。

理想論だと批判されても、事実は変わらない。暴力でテロリズムは無くならない。



じゃあ、どうすれば良いのか。

テロリズムは世界が抱える病と僕は見ます。

爆弾は外科、手を繋ぐことが内科です。

大きくなりすぎた腫瘍は、どこかで切り取らなくてはいけない時もあります。
でも、テロリズムは切り取って完治するような簡単な腫瘍じゃありません。

そこからは長い長い内服治療で症状を緩和していくのが常道。


僕は一切の暴力をやめて話し合いだけで解決するなんて思ってません。

でも、外科的治療だけで病気を治せるとも思ってないだけです。

そして、医師が治療方法を間違えることがあることも忘れてはいけないと思ってるだけです。


何でもかんでも切りたがる医者より、手術はどうしても切らなければいけない時の最後の手段にしてるれる医者に命を預けたいだけです。



参考資料
Wikipedia・テロリズム
NHK高校講座・世界史・インド独立とガンディー
ネパール評論
BBNews アパルトヘイト時代の南アフリカ、マンデラ氏が「テロリスト」になった日 
Long Tail World ネルソン・マンデラは米国の敵だった
安重根

know_the_base at 17:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 海外情勢 | 雑感と意見表明

February 06, 2015

ゼロ・グラビティ

ゼロ・グラビティ 3D & 2D ブルーレイセット(初回限定生産)2枚組 [Blu-ray]
サンドラ・ブロック
ワーナー・ホーム・ビデオ
2014-04-23


重力も、温度も、大気圧も無い宇宙。

宇宙空間に浮かぶハッブル望遠鏡の修理をするミッションに従事するストーン博士(サンドラ・ブロック)と、宇宙遊泳のスペシャリスト・コワルスキー中尉(ジョージ・クルーニー)。

穏やかだったミッションが、ヒューストンからの連絡で急転する。

ロシアが自国の人工衛星をミサイルで破壊、その破片が他の人工衛星を次々に破壊し、大量に生まれた破片がストーンとコワルスキーのスペースシャトルを襲う。

宇宙空間に投げ出されたストーンは、誰も応える相手のいない無の空間を漂う・・・


宇宙空間に独りきり。

酸素も、設備も、相談出来る誰かも、何もない。
その極限状態の緊迫感が、ラストまで画面に惹きつけて離さない。

この作品は3Dで見るべきだったかも。


でも、その宇宙遊泳万能論はどうかと思うんだ。

軌道計算も相対速度も何も計算もせずに、宇宙服を着ただけの身一つなのに宇宙空間で離れた目的地に辿り着いたり。
宇宙服を着て、宇宙遊泳をして、勢いを殺さずに突っ込んでいった宇宙ステーションの外壁にある取っ手をつかむ。とか、本当にやったら手がちぎれ飛ぶと思うんだ。

まぁ、人間には無理ですよねって言いたくなるシチュエーションが山ほどある。

そんなバカな。
と、言いたくなる。

でも、そんな科学知識はどうでもいい。と、そう思えるくらいのジェットコースター感がすごい。
むしろ、この作品はアクション映画だと思う。

いや、これは宇宙を舞台にしたアクション映画なんだ!

そう考えると、アクションの中心にいたジョージ・クルーニーが現世から離脱する様が格好良すぎ。

もっと静寂と孤独・・みたいな作品だと思ってましたが、随分と先行イメージとは違いました。


そんなツッコミ無用なストーリーの中、それでも気になって仕方ないトコがある。

国際宇宙ステーションと、中国のステーションと、スペースシャトルと沢山の人死にと、大量のスペースデブリを発生させたロシア。

この賠償、どーーすんだコレ。

億じゃ済まねーんじゃね?


え?
アクション映画だから気にするな?

まぁ、ですよねー。


最終評価 A−


know_the_base at 21:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2015年に観た映画 | 映画 さ行

February 05, 2015

テルマエ・ロマエ 2



2014年・日本映画

紀元134年の古代ローマ。
平和路線のハドリアヌス帝(市村正親)の治世は、見た目上は上手くいっていた。
だが、強きローマによる世界制服を求める元老院は、影で不満を高めていた。

ローマ人の愛した大衆浴場(テルマエ)の技師・ルシウス(阿部寛)は、元老院からコロッセオで戦う剣闘士の為のテルマエを作る依頼を受ける。

そしてルシウスは、再びテルマエに吸い込まれて平たい顔族たち(現代日本)の世界を訪れた。
テルマエのアイディアを得たルシウスは古代ローマに戻り、再び大きな成功を収めるのだった。

そんなルシウスにアントニウス帝から大きなテルマエの依頼が入る。

だが、平和の象徴たるテルマエを作るルシウスの活躍を、元老院は邪魔に感じだすのだった・・・


阿部寛、北村一輝、市村正親・・・
思いっきり濃い顔の日本人に古代ローマ人を演じさせてしまうという、荒技がどハマりし、想像以上に突き抜けた良作だった「テルマエ・ロマエ」の続編。

あくまで真剣に風呂と向き合うルシウス。
そのルシウスが現代日本の温泉場を観察する目線にクスリとする。

くだらないをどこまでも真面目にやる。
この倒錯作品に、真面目なツッコミは不要。

むしろこのくだらなさを観たくて観てんだって話。

眉間にシワを寄せた阿部寛がこんなに面白いなんてね。


ルシウスに温泉の依頼 → 困る → 風呂に吸い込まれる → 現代日本でアイディアを得る → 古代ローマに帰ってテルマエを作る

原作もあるし仕方ないけど、基本、この繰り返し。

予想の右斜め上をいく突き抜け感が最高だった前作と比べてしまうと、続編である今回はマンネリ感がちょっとある。

まぁ、ちょっと小言を言うなら、ルシウスの温泉ワープを都合良く使いすぎ、古代ローマ語を話す上戸彩の存在の都合良すぎ。

でも、上戸彩が古代ローマに行ってからの展開は急展開で面白い。
かなり強引な恋愛展開のブチ込みっぷりも流石。

期待通りにくだらなくて、良かったです。


最終評価 B+

know_the_base at 20:42|PermalinkTrackBack(0) 2015年に観た映画 | 映画 た行

February 04, 2015

忍法、隠れ身の術!!

くせ者!

ものども、出会え! であえーい!

追え!

追うんだ!!




くそー。

どこ行ったんだ。

image


ここまでは一本道で、逃げられる場所は無かったはずだが・・・

ここには、一部が茶色いリス柄の白い壁があるだけだ。

逃がしてしまったか。



我が家に忍者が現れましたが、取り逃がしてしまいました。

でも、大丈夫。

その忍者が投げた手裏剣には、ちゃんとお名前が書いてあります。

そうね。
投げてもコレなら帰ってくるもんね。

って、をい!


「だってせっかく作った手裏剣が無くなったら困るでしょ?
名前が書いてあれば、誰のか分かるでしょ?」

「確かにそうだけど、忍びの者としては本末転倒だね!」




know_the_base at 21:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 | こども

February 02, 2015

活動範囲が広がりました。

sIMG_6085

昨日、雛人形を出しました。
こどもが居ると、家に季節感が溢れますね。


さて、本日は定期診察の日。

退院から2年が過ぎ、とりあえず大きな変化の無い期間がしばらく続きました。

で、医師に「そろそろ少しは出来ること増えますか?」と相談したところ、久しぶりに活動限界が少し広がりました。

ちょっとした旅行くらいなら行ってもOKとのこと。

もちろん、重いモノを持たない。
歩く時間の制限。
などなどを守るのは大前提。

あと、何かあった時に病状の説明が出来る家族同伴も必須。
温泉の長風呂、繰り返し入浴なんかもダメ。

バカをやったり、はしゃぐのも禁止です。
って、コレは医師に聞くまでもないですね。


でも、まぁ、旅行も良いでしょう。だって。


やったー。

久しぶりの前進!

うれしー。


それと、今後は「何をしちゃダメ。」と言うより、「何をしたいか。」で判断しましょう。だそうだ。

もちろん無茶はしませんが、少しは人生の楽しみを取り戻せそうです。


もう、家の周辺だけの生活は飽きたよー。まじで。



know_the_base at 22:35|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 日記 | 療養生活

February 01, 2015

ウォールフラワー

ウォールフラワー [DVD]
ローガン・ラーマン
Happinet(SB)(D)
2014-06-03


2014年・アメリカ映画

1991年。
高校に進学するチャーリー(ローガン・ラーマン)は真面目が取り柄だけれど、シャイで友達がいない。
何とか友達を、そう思った入学初日。
話せたのは国語教師だけ。

入学初日からチャーリーは卒業までの日数を数えだす。
中学も最低だったが、高校はもっと最悪だった。
チャーリーはスクールカーストの最底辺、居てもいなくても良い壁の花になってしまった。

だがある日、勇気を出して話しかけたパトリック(エズラ・ミラー)とパトリックの義理の妹サム(エマ・ワトソン)との出会いがチャーリーを変える。
パトリックはみんなが一目置く人気者。
エマは、可愛くて、センスが良くて、とにかく、最高の女の子だ。

パトリックとサムの兄妹と仲良くなり、悩みを共有し、恋をする。

変わっていく生活と初恋のトキメキに有頂天になるチャーリーだが、チャーリーの心には消すことが出来ない大きな傷跡が残っていた。
大好きだった叔母が残した傷に、チャーリーは目を向けないで生きてきた。

その心に出来たひずみが、チャーリーを苦しめるのだった・・・。


どうにも胸が苦しくなる青春映画。
過去に辛い記憶を抱えた繊細なチャーリーの心の動きを、丁寧に描いた作品。


本当に好きな子には、自分とは別の好きな男が居て。
それでも彼女が好きで。
彼女の幸せを応援したい気持ちと、抑えられない自分の気持ち。

好きな子に見栄を張りたいワケじゃない。
けど、好きな子への想いを忘れたいとか。
気持ちを誤魔化したいとか。
恋って感情の再確認とか。
勢いとか惰性とか。
そんな諸々があって別の子と付き合ってみたりしてしまって。

でも、別の子を抱きしめながら、本当に好きな子を想っている自分に嫌気がさして。

別れを告げられずにズルズルして。
その子との時間が浪費にしか感じられなくて。
苦痛になって。
結局はみんなを傷つけてしまって。


うわー。

もう。

なんだチャーリー。
オマエは、俺か!

地味系なとこもカブるわ!


そんな揺れ動く16歳の心が、もう、ザクザクとくる。
キュンキュンとかじゃない。

ザクザクくる。

この作品にすげーーーー、共感してしまったんですが。どうしたら良いでしょうか。


どうせ映画の記事なんて誰も読んでないから、ここで告白をしてしまおう。

中学の時、僕は

って

ごめんなさい。
ちょっと赤裸々に書きすぎて、消しました。

青臭すぎて耐えられなくなった。


でも、まぁ、そんな青臭い思い出が心を苛むくらいに、この作品のチャーリー君に共感してしまった。

分かる。
分かるぞ、チャーリー。

その女の子からグイグイこられて、断れないうちに何となく付き合うことになる気持ち。
ちょいエッチ方向の興味も手伝って、断れない気持ち。

でも、結局、面倒なだけだったりする気持ち!!

この辺の男の子な気持ちは、女性目線だとフザケンナになっちゃうんだろうな。


アメリカンな高校生活のあり方って、日本とは全然違う。
ライフスタイル自体もそうだし、大学受験の持つ意味も、付き合う、とか、キス、とか、諸々全部違う。

それでも16歳って年齢が感じるコトで核になる部分ってのは、同じところがある。


エマ・ワトソン狙いで借りた作品でしたが、いつの間にか画面に引き付けられていました。


最終評価 A+


know_the_base at 01:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 2015年に観た映画 | 映画 あ行