October 2017

October 29, 2017

医療経営士 3級

一般社団法人 日本医療経営実践協会の医療経営士3級試験を受験したので、内容などを備忘録兼ねて記載します。

問題は試験後回収のため、かなり記憶に依存した内容です。


試験時間は1時間20分。
マークシート5択問題が全50問。

誤っているものを選べ、正しいものを選べという問題が8〜9割。
発生順を問う問題が3問。
図表を見て答える問題が3問。

という感じでした。

予想問題集にあるような3択させるような問題はなく、穴埋め問題も無い。
個人的印象では、予想問題集の3、4割くらい増しで難しい。

5択の選択肢のうち、3つは簡単に潰れるものの、最後の2択で迷う設問が多かった。
明らかに答えが分かりやすい問題は5問くらいでしょうか。
逆に考えても全くわからないような問題が10問はある感じでした。

テキストは8冊あるものの、出題はかなりの偏りがある。
比較的、医療法についての出題が多かった印象。

いっそ1巻の医療史、8巻の医療倫理は切って、3・4巻の医療法規あたりを2回読んだ方が点になるでしょう。


出題内容

医療法第1章に規定される内容。
医療法改正について。第何次改正で何を変えたか。
診療報酬早見表の内容について。一般と特定の中身。
患者、病院、審査、保険者の関係。
近代以前の医学者について。ガレヌス・ハーヴェイ等
明治期の医療制度について。漢方医・西洋医学
医師数の変遷について。何年に制限・何年に増加の指針
広告表示について。診療科・知事の認定等
病院開設母体について。株式会社・個人・学校法人等
コンシュルジュやメディカルクラークの中身について。
認知症患者の治療について最近の変化。
2035年問題について。量から質・キュアからケアなど。
日本とアメリカ、ドイツ、イギリスの医療制度の違い。
高額医療機器を持っている医療機関の病床数による比較。
リハビリについて。目的、理念など。
健康保険について。出資比率・退職者保険など。
後期高齢者保険について。出資比率・対象年齢など。

脳が疲れました。
全部はちょっと勘弁してください。


と、まぁ、範囲がやたら広い上に難易度が高いので、3級だからと甘く見てると火傷します。

英検3級とはわけが違います。

今回の自分の勉強量は
全テキスト通読1回と少し。
予想問題集通しで1回と少し。
くらい。

正直、この試験へのモチベーションがかなり低く、短期決戦で詰め込んだ感じで臨んだのですが、玉砕したと思われます。


合否発表はちょうど1ヶ月後。

もしも合格していたら、まぁ、運が良かったんでしょう。

お疲れ様でした。






know_the_base at 12:44|PermalinkComments(0) 診療情報管理士 がん登録 

October 28, 2017

明日は資格試験。

診療情報管理士じゃない、経営の方のヤツだけど。
小物の方だけど。

でも、今日は一応カンヅメで試験勉強しましたよ。
一応は。


自分で思うより資格勉強を2つ抱えるのは重かった。
なんか、メンタルにきます。

何してても心の片隅にあると言うか。

これ終わったら11月の診療情報管理士スクーリングまでは充電期間と割り切ろう。

そうだ、そうしよう。

あほなゲームとかしよう。

そうしよう。



know_the_base at 20:09|PermalinkComments(0) 日記 

October 26, 2017

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント




金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
経済的自由があなたのものになる

ロバート・キヨサキ 著

経済的な自由を手に入れたいと思ったら、まず手に取るべき本の続編。

ふと手に取ったベストセラー「金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」が思ってた以上に面白く、またためになったので続編も読みました。

この本には下の画像の図が何度も出てきます。
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まぁ、この図こそがタイトルにあるクワドラント(円を四分割したもの)なのだから当然ですが。

図は 
E・雇われて働く従業員
S・自分自身が雇い主である自営業者
B・ビジネスオーナー
I・投資家
を意味し、本の前半はクワドラントの左側E・Sにいる人がB・Iになる必要性を説き、後半では実際にクワドラントの右側にくるためのステップを紹介している。

「金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」が、タイトル通りお金持ち側の考え方を紹介する思想書・哲学書であったのに対し、このキャッシュフロー・クワドラントは実践書と言える。

実践書として書かれている以上、最初にこうして、次にこうして・・・という部分があり、その内容を簡単に要約すると

自分の現状を把握・管理し。
将来どうなりたいか目標を立て。
ヨチヨチ歩きで良いから、一歩一歩実行に移し。
学び続けよ。

というもの。
こう書いてしまうと、なんの自己啓発本だよ。と言う感じですが。
実際に自己啓発本なのだから仕方ない。


自分がそこまで強い動機を持ってクワドラントの右側に行きたいと動けるかは、別として。

「自分を金持ちにするのが、自分の仕事。」

という言葉には納得。

ちゃんとお金についての勉強は続けよう。
そして、資産を増やすことを考えよう。




で、この上下巻を読むとボードゲームの「キャッシュフロー」が欲しくなるね。
てか、本の最後の方でこのボードゲーム推しすぎですから。

そんでもってAmazon 見たら、このゲーム三万とかすんのね。




このボードゲームで本当にお金持ちになるんだったら、三万は安いもんだろうけど、三万・・・三万ねぇ。




「あの!! これって、怪しいセミナーで最後に商品買って帰るヤツじゃないですか???」

「否定はしない! なぜなら、このゲームはキヨサキさんが儲けるために作ったものだからだ!」





know_the_base at 23:32|PermalinkComments(0) まじめな本 

October 22, 2017

夜は短し 歩けよ乙女

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)
森見 登美彦
角川グループパブリッシング
2008-12-25



恥を知れ。しかるのち死ね。

角川文庫
森見登美彦 著

先日読んだ「四畳半神話体系」と同じ作者の作品。


京都の男子大学生・私は、黒髪の乙女・彼女に恋をした。
いわゆる一目惚れだ。
私が彼女と恋仲になるべくとった作戦は、他人の目から見たら迂遠極まる「ナカメ」作戦であった。

なるべく、かのじょの、めにとまる。
その迂遠極まる努力を積み重ね、彼女と言う城の外堀を埋め続ける私。

外堀を埋め、外堀を埋め、いつまでも外堀を埋め続け、今宵も彼女の目にとまるべく夜の町を歩く彼女を追うのだった・・・。

そして一方、黒髪の乙女こと私は「お酒が飲みたい。」という熱烈な思いに駆られ、単身で魅惑の夜の大人世界へと乗り込んでみることにしました。
めくるめく大人世界の光にわくわくして、二足歩行ロボットのステップを踏んでしまうのです。


私と彼女の2つの目線が交互に入れ替わりながら、2人の周囲で様々な出来事が起こり、様々な人たちと出会っていく。

錦鯉養殖業者の男・東堂。
酒を愛し、鯨飲する歯科助手の美女・羽貫。
羽貫の連れであり、謎めいた風貌と言動で天狗かどうかと疑われる男・樋口。
高利の金貸しと恨まれる一方、不思議と気前の良い老人・李白。

その他にも、パンツを履き替えない願をかけた男・パンツ番長などなど。

夜の飲み屋街で彼女を探し、炎天の古本市で彼女を探し、ゲリラ演劇やらゲリラ炬燵で混乱する大学祭で彼女を探し、必死に彼女の目に留まっては外堀を埋める私。

夜の飲み屋街で様々な人に出会い、炎天の古本市でかねてより探し求めた絵本を見つけ、大きな緋鯉のぬいぐるみを当てたりゲリラ演劇に出演するすることになった大学祭を楽しむ私。

ひとりの目には彼女しか映らず、もうひとりの目には世界の様々がオモチロク、彩り豊かに映る。

そして、そのもうひとりの目の片隅にいつも映った先輩は、いつしか心の片隅に・・・・?


森見登美彦の時代がかったような不思議な文体が紡ぐ、淡いけれどいたって真剣な恋物語。

もどかしく、ある意味ではストーカーちっくなナカメ作戦。
でも、本当に恋をしてしまった時、男子の誰しもが一度はやってしまう作戦。

周囲で起こる摩訶不思議な物語も、恋する青年には目にも入らない。
一方で、摩訶不思議な物語に心躍り、存分に楽しむ乙女の世界の片隅にいつもいる先輩。

なんとも迂遠で、ユルユルとして、それでいてほっこりする物語でした。


この森見登美彦さんの小説は途中で中だるみ感がある。

四畳半神話大系では、繰り返す別サークルの記憶が続くところで中だるみ、この夜は短しでは進まない迂遠なアプローチで中だるむ。
だけど、そこを乗り越えてラストに向かいだすと、その中だるみと感じた部分の厚みが一気に面白さに変っていく。

不思議な文体であり、不思議な作風。



know_the_base at 13:31|PermalinkComments(0) 楽しい本 

October 20, 2017

冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた 13




わたしは、あなたが望む
メインヒロインに、なれたかな?


冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた 13
丸戸史明 著   深崎暮人 イラスト
ファンタジア文庫


10/20発売
10/20感想文

うん、いつも通りだな。


感想
恵はヒロインじゃなくて、チョロインだろ。

以上でーす。




嘘です。

さて、完結しました「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた 」。

本人曰く、スポーツも勉強も見た目も目立たない一般人の主人公を、なぜかあらゆる方向に特化した個性的なヒロインたちが揃って好きになる。
いわゆるハーレム系と呼ばれる作品で、初めてちゃんと最初から最後まで読んだ作品となりました。

まぁ、そもそもハーレム系作品が好きなワケでもなく、なんでこの冴えカノだけが心の琴線に引っかかったのか、いまだに自分でも良く分かりません。

物語シリーズも複数ヒロインという意味ではハーレムと言えばハーレムですが、アレはそういう作品でもないしなぁ。

ちょうどタイミング的に何かの歯車がハマッたとしか言えないんだけど、でも面白いと感じてしまったのだから仕方ない。



個人的に、この作品に対して一番しっくりくる感想を作中のキャラクターが語っていたので、そこの抜粋で締めます。

「絵と音楽は最高だったがシナリオは酷いもんだった。ご都合主義だし大した波風立たないし何より主人公がヘタレだし。
それでも、メインヒロインの可愛さは図抜けていたんだ。」


まぁ、そういうコトなんだよね。

ツッコミどころ満載のストーリーとか、深崎さんの絵とか、異常なまでのキャラとパーツへの愛情あふれるアニメとか。
色々と言いたいトコとか、語りたいトコはあります。
けど、この作品が心の琴線に引っかかったのは、そう言う事じゃないのよね。

オタ都合主義のつまりに詰まったヒロイン達が、可愛かったから。

正直、他の周辺のもろもろはどーでも良いんす。


アホなほど頭空っぽにして、甘酸っぱさに身悶えするのが楽しかった。
これは、それだけの作品だし、それで良いと思ってます。


以上でーす。


know_the_base at 22:50|PermalinkComments(0) 冴えない彼女の育てかた | 楽しい本

October 18, 2017

脳のメモリがいっぱいよ?

なんか最近、脳のメモリがいっぱいだなって自分で分かる。

アレも、コレも、ソレもやらなきゃ、おぼえなきゃ、が、多すぎてドレもちゃんと入ってない感じ。

元々そんなに良いメモリ載せてないんだし、データ容量も小さめなんだから、勘弁してください。

データパンパンで、やたら頭の回転が重い感じがします。



それはさておき、PCと人間って似てるなって思いません?

メモリ(頭の回転)
ハードディスク(記憶力・記憶量)
外装(見た目)

見た目が良くても、中身が古けりゃ使えないし。
中身が良くても、デザインが悪ければ買ってもらえない。

アレだけ、コレだけが飛び抜けて良くてもダメで、バランスが大事。


オーバーワークさせると壊れるとことかね。




know_the_base at 05:08|PermalinkComments(0) 日記 

October 13, 2017

診療情報管理士 前期課程 合格

9月の中旬にあった診療情報管理士・前期課程試験。


無事、全科目合格しました。

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おめでとう、自分おめでとう。
てか、通信教育でテキスト参照しながらのテストだからそりゃあそうなんだけど、でも、おめでとう。

連絡遅いからソワソワしてました。
ハードルひとつクリアです。


次のハードルは、別資格・医療経営士の試験が今月末にあります。

診療情報管理士が始まる前には「久しぶりに勉強!」なんて気合を入れていましたが、現在、息切れ中。
大学受験でもないのに2年も資格試験に向き合い続けるなんて、なかなかにナカナカですよ。

しかも、別資格もなんか増えてるし。


はよ、この禊期間を終えて、解放されたい。





know_the_base at 19:30|PermalinkComments(2) 診療情報管理士 がん登録 

October 09, 2017

金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 

金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ
筑摩書房
2000-11-09



金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
ロバート・キヨサキ 著

経済的な自由を手に入れたいと思ったら、まず手に取るべき本の一冊。


大ベストセラーですが、初めて読みました。
自分は完全に我流で投資に飛び込んだので、基礎固めをそろそろしたくなって手に取りました。

昨日、図書館で手に取ったのは軽い気持ちでしたが、あっと言う間に読み終わってしまいました。

この本は名著です。
間違いない。

まず、読み物として面白い。
そして、単純なノウハウ本とは全く違う、投資に対する、お金に対する、ひいては人生の指針となりうる本です。

この本で触れている投資関係の内容は、本当にごくごく初歩的なもの。

この本の教えはいたって簡単。

手元にあるお金で資産を買え。

これだけ。
ただ、資産とは何か。が、いわゆる家や車といった消費財ではないということ。

お金を生み出すものが資産。
お金を減らすものは、負債。

何が資産であり、何が負債なのか。

その考え方の初歩を教えてくれる。

でもその初歩は、よく勉強して、いい成績をとり、いい会社に入ることが幸せに繋がるという「貧乏父さん」が持つような常識ではない世界の初歩。
この初歩さえも知らずに生きている人がなんと多い事か。


図書館で借りてしまったのですが、一冊買っていつまでも手元に残そうと思います。

あと、続編も読みます。



know_the_base at 17:29|PermalinkComments(0) まじめな本 

October 08, 2017

8歳になりました

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娘、8歳になりました。
誕生日は一昨日だったので、今更感がありますが。

8年・・・・。

なんかジジむさいですが、生まれたのがついこの間に感じるんですが。


大卒後1年目で嫁様と結婚し、2人で8年過ごし、で、娘が生まれて8年。
節目のような、なんでもなく当たり前のような。
というか、そろそろ嫁様と付き合う前の時間よりも、一緒にいた時間の方が長くなりそうです。


一応、定番なんで、最近の娘報告なぞ。

小学2年生になって半年。
流石に小学校生活にも慣れた様子で、いっちょ前に「疲れたわ〜。」とか「学校大変なんだよね〜。」とか言ったりしてます。

大人からすると、小学生なんか遊んでるだけじゃんとか思ってしまいますが、彼女らには彼女らなりの大変さがあるのでしょう。
心の中で「はぁ?」とは思いつつ、でも一応は彼女なりの大変さも大変なものとして聞くことにしてます。


どうやら身体が小さく生まれてきたことが影響しているのか、運動に対して苦手意識がある様子。
幼稚園時代から体の大きな子たちには勝てないという刷り込み?があるよう。

まぁ、相変わらず食べることに関しては特にこれという好き嫌いも無く、病気らしい病気もいまだにしない健康優良児なので、別にいいかなと思ってたりします。

一方で、凄く本を読みます。
いっても「日本の歴史」みたいなマンガ読本が多いですが、彼女自身の中でも「本が好き!」という気持ちは強いらしい。
今日も娘の希望で図書館に行ってきました。

読書好きの黒髪女子に育ってくれれば、パパとしてはしめたものです。

目指せ、栞子!!(by ビブリア古書堂)


ちょっとそそっかしいと言うか、おっちょこちょいと言うか、忘れ物が多いのとか、小さな文句を言わせればそれはあるんですが。

でも、何より健康だし、親から見ても良い子だし、それでいて馬鹿なこともするし。

うん、小学2年生だなって感じに育ってます。




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October 04, 2017

これなんでしょーか!

二歳児の定番「これなぁに?」。

あれ見ては「これなぁに?」。
これ見ては「これなぁに?」。

無限ループで続く、怒涛のなぁになぁに攻撃。
ウチの二歳息子氏も現在「これなぁに?」モードが炸裂中なのですが、彼の聞き方が

「これ、なんでしょーーか!」 なのです。

あたかも自分は知っていて、それでクイズを出しているんですよ。という体で。

おいおい、上からくるねー。


そして、問題に解答すると、「○○ねー。」と相手の言葉を繰り返し、まるで解答を出したかのように振舞う。

うーん?
まぁ、いいけど。
その「自分は知ってますよ。」スタンス、誰に似たのかは知らんが、苦労すんぞ。

ちゃんと知らないコトを知らないって言えないと、苦労すんぞ。

経験者は語るぞ。
ちっぽけなプライド守ろうとすると、苦労、すんぞ。


いや、これはマジのヤツや。

苦労、すんぞ!!


know_the_base at 12:39|PermalinkComments(0) こども