August 19, 2009

セブン

セブン 


僕を映画好きに導いた作品の1つ。サイコスリラーの傑作。

デヴィット・フィンチャー監督。
ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン、ケビン・スペイシー出演。


月曜日、1つの死体が発見される。
現場では、自分では歩くことも出来ないほどに太った男がスパゲッティに顔を埋めていた。
自制が効かない男の変死体か?

だが、検視の結果は、死因は異が破裂するほどの食物の大量摂取。そして額には銃口を押しつけられた跡。
男は何者かに死ぬまで、無理やりに喰わされていたのだ。

そして、現場に残された「GLUTTONY(大食)」の文字。

事件を扱うのは定年まであと6日のベテラン刑事・サマセット(モーガン・フリーマン)と新人刑事のミルズ(ブラッド・ピット)。

火曜日、続けて発見されたのは、高報酬で知られた敏腕弁護士。
死因は、自分の肉を自分で切り取ったことによる失血死。

そして床には血で書かれた「GREED(強欲)」の文字。

「憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠惰・強欲・大食」
あと5つ、殺人事件は起こる。
ミルズはこの2つの殺人を、人間に課せられた7つの大罪を模した連続殺人事件だと推察し、捜査を進めていく。



95年の作品か。もう14年も前の作品なのか。
時間が経っても、何度観ても、良い作品は良い。価値は少しも下がらない。
人間の1番の罪は、無関心。そのテーマは、現代でも、現代でこそ更に意味を持つ。
そして、シナリオ、役者、映像、音楽、全てが観客を作品に惹き込む。

ラストシーンは心臓を掴まれた気分。
ブラピの慟哭が、スタッフロールの後まで心に残る。


確か、僕はブラッド・ピットを意識したのはこの作品が最初だと思う。
それ以来、ずっと彼のファンだ。彼ほど格好良くジャンクフードを食べる男も居ないだろう。

当然、ブラピを導く老練のモーガン・フリーマンも格好良い。

でも、この作品を本当の意味で締めるのは犯人役のケビン・スペイシー。
サイコスリラーで1番大事なのは犯人だと言っても過言じゃない。
どんなにサイコな事件でも、理念もなかったり、犯行に無理があったりと、犯人自身がショボショボだと腰砕け。
でも、この作品は違う。
犯人が決して事件に負けてない。むしろ、この犯人だからこの事件を、と、納得してしまう。


ちなみに、僕はブラピのファンになってから、彼の真似を日常に取り入れてたりします。

例えば、口に付いたケチャップを親指で拭ったりとかね。

何で誰も気付かないのかなぁ?


最終評価 A+


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know_the_base at 23:32│Comments(3)TrackBack(0) 2009年に観た映画 | 映画 さ行

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この記事へのコメント

1. Posted by Echo   August 20, 2009 11:46
こんにちは。ハガレンの新刊ありがとうございました。楽しく読みました。エンヴィーのあたりとか、リザさんとか。

「セブン」、私もすっごく衝撃を受けた映画なんですよね。ショックすぎて2度は観られないと思いました。観たのはもう何年も前なのに、あのラストシーンは未だに、かなり鮮明に覚えています。ていうか、忘れられないです。
2. Posted by レイフ   August 20, 2009 21:58
懐かしいです。
ブラピの出世作ですねぇ〜〜

この作品で一番「上手い」と思ったのは、
ケビン・スペーシーです。
「ユウジュアル・サスペクツ」から、上手すぎると思っていましたが・・
3. Posted by 管理人   August 20, 2009 23:13
>Echoさん
いえいえ、どう致しまして。
ナカナカ熱く盛り上がってきましたよね鋼!!
鋼は完全にコミックス派なので次巻が待ち遠しいです。

僕は「セブン」を何度も観てしまうんですが、何度でも衝撃を受けられるのが不思議です。
あのラスト前のブラピとケビン・スペイシーの対話が良いんですよね。本当に「コイツが犯人だ」って確信せざるを得ない。

>レイフさん
やっぱりですか!!
サイコスリラーは犯人像が命ですよね。
なんだか大掛かりな犯行だったのに、犯人は単純に恨みが動機の単独犯とか「はぁ?」とか思ってしまいます。そう思っちゃったら、サイコスリラーはダメなんですよね。

まぁ、「サイコ系」に関して、僕の基準はこの作品がベースなので、他の作品にとっては辛口すぎるのかも知れません。

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