February 07, 2013

悲しみも 苦しみもあって、か。

僕を心配してくれる方から本を頂きました。
首から下が動かなくなった後、口に筆を咥えて絵を描き、詩を詠む詩人・星野富弘さんの詩画集。

「いのちより 大切なもの」

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いのちのことば社 フォレストブック


いつもなら詩画集なんて目を通さない僕も、この身体になり、これだけの状況に居れば、道にも迷うし、詩集に何かを求めたりもします。

星野さんは、僕より大きな苦しみを得たのに、今はしっかりと前を向いている人。
そんな先人の言葉に耳を傾けたくもなる。

もちろん星野さんと僕は身体の状況が違い、苦しみも、苦しみ抜いた時間も違う。
だから、彼の言葉なら何でもかんでも全てが響くワケではない。

それでも、やはり相通ずる部分もある。

響かずにいられない言葉もある。

心に留めたい言葉に出会う。


「悲しみの意味」

冬があり 夏があり
昼と夜があり
晴れた日と
雨の日があって
ひとつの花が
咲くように
悲しみも
苦しみもあって
私が私になってゆく

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星野富弘


このページを、何度も読み返してしまう。

いつの日か、僕もこの身体になったから僕は僕なんだと、胸を張れる日が来るだろうか。

今は、胸を張れると強がる時もある。
こんな身体は嫌だと泣く日もある。

まぁ、いつの日か、胸が張れれば。とは思う。

でも、確かに解離を起こす前の自分にはもう戻れない。
身体だけでなく、苦しみを知って、心が変わってしまったから。
今更、あの日に戻せるよ。と、言われて、僕は素直に戻りたいと思うだろうか?


「本気のポエムブログにしますか?」

「今くらい良いじゃんよー。」






know_the_base at 21:14│Comments(0)TrackBack(0) 療養生活 | まじめな本

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