March 26, 2015

魔法の言葉 「言葉の定義は定まっていない。」

「侵略」について、言葉の定義は定まっていない。

「軍」について、言葉の定義は定まっていない。


「言葉の定義は定まっていない。」

うわぁ、なんて便利な言葉なんでしょ。


まぁね。言葉の定義は大事だよね。

でも、言葉の定義うんぬんって、比較的常識的には定まっている定義であっても、異常と思うような極端な定義を提唱する輩ってのは居るんですよ。
で、その極端な定義であっても「議論の余地」だと認識すると、どこまでいっても定まらないんですよ。



「不倫」について、言葉の定義は定まっていない。

不倫は、倫理から外れたもの、人の道から外れたものだとするが、では「倫理」とは「人の道」とは何かと言えば、それは人それぞれの中に異なる「倫理・人の道」がある。

餓死しそうに飢えた人が、盗みを働いたとする。
その時に、その飢えた人を罰するのか、盗みを見逃すのか、飢えた人に施しを与えるのか、飢えた人は無視して貧困問題に着手するのが倫理に則った行為なのか。

人間の世界には、人の数だけ「倫理・人の道」がある。


既婚の男女が婚姻外の異性と性行為を行うこと、これを「不倫」とするのは一部では倫理や人の道に外れると定義する人も居るが、これを「不倫」とするかどうか言葉の定義は定まっていない。

なぜなら、人間もたかが一種の生命体であり、生命体の使命とは自分の遺伝子を後世に残すこと、子孫繁栄こそが本来の人間の使命である。

より多くの自分の遺伝子を残すには、より多くの性行為が必要なことは自明である。

また、自分の遺伝子の生存を考えた場合、多様な遺伝子との配合を行った方が環境適応の観点からは有利であることもまた、自明である。

すなわち、人間の本懐を遂げるには、婚姻に拘らずに多様な異性とより多くの性行動を行うことこそが「人の道」の正道である。

ゆえに、既婚の男女が婚姻外の異性と性行為を行うことを「不倫」とすることは、未だ議論の途上にあり言葉の定義は定まっていないのである。


なんてね。

これが無理筋だとしても、「倫理」の言葉の定義、「社会慣習」の定義と、どんどん「言葉の定義」を深めていけば、どっかでウヤムヤになる地点があるもんよ。

何でも 「言葉の定義は定まっていない。」で済むなら、政治家ってのは随分と楽な商売ですなぁ。


野々村元兵庫県議とかも

「政務活動費の定義は、いまだ定まっていない!」

って言えば良かったのに。

「路上キスの定義は、いまだ定まっていない!」

とか。

「集団的自衛権の定義は、いまだ定まっていない!」

とか。

自由だね。


もう、ルール無用じゃん。



「言葉の定義は定まっていない。コレって、いわゆる学者バカの理論ですよね。」

「ですね。」



know_the_base at 21:34│Comments(0)TrackBack(0) 国内問題 | 雑感と意見表明

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