March 14, 2016

灰と幻想のグリムガル level,4




導き導かれし者たち

灰と幻想のグリムガルlevel,4
十文字 青 著
オーバーラップ文庫


モグゾーを失った。

パーティ唯一の戦士であり、盾役であり、攻撃の要であり、軸。

そのモグゾーを失ったハルヒロたちは、パーティの機能が完全に麻痺。
もう卒業したハズのゴブリン退治にさえ四苦八苦するようになってしまう。

再び仲間を死なせてしまった神官のメリイは落ち込み、一方でオークの砦攻めで良い所を見せたランタ、ユメやシホルには他の有力パーティから引き抜きの声がかかる。

ハルヒロたちのパーティは空中分解の一歩手前になっていた。

そんな時、オーク砦攻めで仲間をすべて失ってしまった後輩パーティの聖騎士・クザクがハルヒロのパーティに加えてほしいと声をかけてきた。

メリイと「何か」が、あった気配のするクザク。
ハルヒロの過去の記憶に繋がった少女・チョコを死なせたクザク。

ハルヒロはクザクの加入に乗り気ではなかった。
だが、盾役は要る。

とりあえず仮だからと断って、クザクはハルヒロたちのパーティに加入する。

心機一転と目指した新しい狩場・ワンダーホールで、勝手の違いに手惑うハルヒロたち。
原因は全員にあるが、何よりも問題だったのは経験不足のクザク。
どっしりと戦場の中心にいてくれたモグゾーに比べて、クザクは大分見劣りがする。

そんな時、慣れないモンスターたちの集中砲火を浴びて、ハルヒロたちは全滅の危機に陥ってしまうのだった・・・。



うわー、モグゾー死んだ・・・。

しかし、着々と仲間が死ぬな。この作品は。
しかも、パーティの中心になって頼りになるヤツから死ぬな。

そして、新加入のクザク・・・、いきなりメリイと・・・、メリイと・・・、 許せん。


パーティの中核だったモグゾーを失い、その大きさを実感する第4巻。

オーク砦の攻略で名を上げたものの、モグゾーを失ったことで大きく後退してしまったハルヒロのパーティ。
その穴を埋めるべく加入したのは、ハルヒロたちより更に未熟な聖騎士・クザク。

空中分解の手前までいきながら、なんとか踏みとどまり、前を向く過程が堪らない。
主人公の成長モノだとは分かっているものの、着々とリーダーとして、ひとりの義勇兵として成長していくハルヒロの姿は胸アツです。


男3女3のパーティなのに恋愛ネタとか出てこないなー。
というか、主人公のハーレム状態に一切ならないことに好感を抱いていたこのグリムガル。

いらねーんだよハーレムとか。
世の中、そんなんねーんだよ。

なのに、遂に恋愛ネタがブッこまれてきました。

しかも、恋愛をブッこんだのは主人公ではなく、新登場の優男・クザクとヒロイン・メリイという凶悪な組み合わせ・・・。

なんだクザク、このやろう。
なんだクザク、このやろう。
なんだクザク、このやろう。

いや、まぁ、まだこの4巻現在ではクザクとメリイの間に何があるのかなんて書かれてないんだけどさっ。

ハーレムものはウンザリするけど、主人公目線で世界を見ている以上、こういう展開もコレはコレでモヤモヤすんなぁ。



1日に2冊ペースで読んでしまう「灰と幻想のグリムガル」中毒。

明日も買って帰る予定ですが、一体何巻まで買えば良いだろうか・・・。





know_the_base at 00:21│Comments(0)TrackBack(0) 楽しい本 

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