March 17, 2016

灰と幻想のグリムガル level,7




彼方の虹

灰と幻想のグリムガルlevel,7
十文字 青 著
オーバーラップ文庫


異世界「黄昏世界(ダスクレルム)」で、巨大な人型生物・巨神によって出口を封じられ、グリムガルに帰る事が出来なくなってしまった義勇兵たち。

一斉に襲い掛かってくる教団員と呼ばれる人型生物と、白巨人、そして二階建ての家ほども有るヒュドラ。
歴戦の伝説級義勇兵たちが奮戦するものの、ハルヒロたちは完全に窮地に陥っていた。

そんな時、ララとノノという2人組みに導かれ、ハルヒロたちは更なる別世界に繋がる洞窟へと逃げ込んだ。

そこは夜の世界。
微かに明るくなる時間帯があるものの、太陽の昇らないその世界は、絶望の地(ダルングガル)だった。

右も左も分からない暗闇のなか、ハルヒロたちは手探りで生き延びる道を模索する・・・。


異世界(グリムガル)から、更なる異世界(ダスクレルム)へ行き、そこから更に異世界(ダルングガル)へと渡ってしまうハルヒロたち。

もはや、もう、これは無理でしょと思うような状況の中で、自分の、自分たちの出来る最善を模索し続けるハルヒロかっこいい。
そして、人間関係、実力を含め、パーティの成熟度が上がってきていて、その成長が、またたまらん。

最初はゴブリン一匹に悪戦苦闘していたハルヒロたち。
でも、流石にもう7巻。
グリムガルに来て、ダスクレルムにいる時間を日数にしたら、2年くらいになるのか?

ゴブリンスレイヤーたちもいい加減相当に強くなってきているハズなんだけど、このグリムガルの世界は分かりやすいレベルみたいなモノは無いので、強さがハッキリとは明示はされない。
それが良い。

それでも、前に苦戦した相手の行動パターンを憶えて倒せるようになり、さらに倒して無傷で倒せるようになっていく。
成長が物語の中で感じられるのが、上手い。

でも一方で、強く、慣れていくことで生まれる慢心で、あっという間に窮地に陥ったりする。
いくら強くなったからって、急所を刺されれば死ぬ。

どんなに強くなっても、人間は人間。

この緊張感がグリムガルを面白くしている。


遂に現行最新刊を読み終わってしまいました。

まぁ、数日後(8/25)に最新8巻が出るそうなので、それを楽しみにしてはおります。

かぁー、また続編を待ちわびる作品が出来ちまったぜ。


know_the_base at 22:35│Comments(0)TrackBack(0) 楽しい本 

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