July 27, 2019

異世界転生、俺TUEEEE小説の使い方

最近、ひとつのジャンルとして確立された感のある「異世界転生、俺TUEEEE」系小説。

概略と言うか、テンプレートとして
主人公が何らかの方法で剣と魔法やモンスターの出現するファンタジー的世界(他の世界設定もある)に呼び出され、チート(ズル)レベルの何からの能力によって異世界で無双する。
そんな作品群。

一般的に「なろう小説(素人作品が無料で投稿・閲覧できる「小説家になろう」等に投稿された作品)」が多く、文学的な文章としての美しさや表現技巧は一切なく、文学作品としてのレベルは、推して知るべし・・・。

物語としてのヒネリなどもなく、ただ主人公が本人の価値観で俺ツェーと無双するストーリーのみ。

そんな小説群にハマっているというか、とにかく大量に乱読中。



最近、ちょっとお疲れでして。
家でまで「意味があること。」をしたくないのです。

「何もしたくないけど、フワっと楽しい時間は過ごしたい。」そんな状態。

でも、これを快適に行うのが、案外むずかしい。

映像を見ていても、余計なことを考えてしまう。
映画を観て、レビューを打つもの億劫。
意味がある文章、内容のある文章を受け止めるのは、疲れてしまう。
ゲームも上手くいかなければイライラしてしまう。

そんな状態には、何というか「内容が無い文字を、ただ目で追い続けている。」というのが、非常に心地よいというか、ちょうど良いのです。

「心を無にする。」

そのための答えが「異世界転生、俺TUEEEE小説」だったという。


以下、読んだもの。



盾の勇者の成り上がり 1-16巻

異世界に勇者として転生した尚文だが、与えられた勇者装備は攻撃力を一切持たない盾だった。
蔑まれ、騙され、地に落とされた尚文は、攻撃要員として幼い亜人少女を奴隷にするのだった・・・。



デスマーチからはじまる異世界狂想曲 1-16巻

オンラインゲームの下請け会社に勤めるアラサープログラマー鈴木一郎(29)は、デスマーチの最中に自分の作っていたネットゲーム世界に迷い込む夢を見る。
あまりにもリアルな世界で、リザードマンの群れに襲われた一郎は、初回ボーナスアイテムのメテオを使った。
そのメテオが降り注いだ先には、古代竜たちの巣があった・・・。




異世界はスマートフォンとともに。 1-13巻

神様の手違いで死んでしまった望月冬夜は、神様の加護とスマートフォンを持って異世界に転生する。
身体能力、魔力に過剰な恩恵を受けた冬夜は、その能力で異世界の問題を次々と解決していく。




とんでもスキルで異世界放浪メシ 1-6巻

料理が趣味のごく平凡なサラリーマン向田剛志(ムコーダ)は、「勇者召喚」によって3人の少年少女たちと共に、異世界「レイセヘル王国」に召喚されてしまう。
与えられたスキルは「ネットスーパー」。
現世のネットスーパーで取り寄せられる商品を使って、向田は異世界を旅する・・・。



市の図書館で、あればあるだけ借りて、とにかく読む。

中身は特にアレなので、続きがどうとか、完結まで読みたいとかは特になし。

とにかく、目を通し続ける。


それが最近の趣味。

まぁ、今だけだと思いますが。


know_the_base at 16:52│Comments(0) 楽しい本 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔