October 16, 2019

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と柘榴と夏休み




櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と柘榴と夏休み
太田紫織 著
角川文庫

北海道・旭川。
大きな洋館に住む櫻子さんは、端麗な見た目のお嬢様。

だが、櫻子の中身は見た目を裏切る。

彼女が愛するのは、生き物の骨。
彼女は、骨を組み立てる標本士なのだ。

櫻子と知り合った舘脇正太郎は、今日も櫻子に振り回され、そして骨と出会う。

今日も櫻子は、骨を呼び寄せるのだ・・・


黒髪・高身長・美人のお嬢様なのに、物言いがぶっきらぼうで、骨が好き。
「そんなヤツァいねぇよ。」と言いたくなるキャラのホームズ役・櫻子と、いそうでいない「凡人」という設定のワトソン役・舘脇くんの織り成すミステリーシリーズ第2巻。

「普通の高校生」と「ミステリー」を絡める以上、物語に多少の無理があるのは御愛嬌。
まぁ、普通の高校生は「死体」や「事件」に出会わないもんな。フツー。

とは言え。

今回の設定は色々無理があって、そっちが気になってしまった。

いくらセレブのパーティとは言っても、他人の家の卒寿の祝いの場に全然関係ない高校生を「恋人設定」で連れていく大人はいねーよ。

いくら田舎の交番だからって、深夜にひとりで勤務してて、何かと高校生を頼る警察官なんかいねーよ。
その上、その警察官とプライベートの連絡先を交換して、櫻子さんの家に子守中の姪っ子連れてきちゃうとか、軽く問題になるんじゃねーか?コンプライアンス的に。


ミステリーシリーズなんて、無理の上に無理を重ねたような話なんだけどさ。
そうは言ってもデティールは大事よ?

ちょっと今回の巻は無理が目についてしまった。

あまりにデティールが粗いと、物語に入れないんですよねぇ・・・・


さて、続きを読むか、読まないか。



know_the_base at 20:08│Comments(0) 楽しい本 

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