2025年05月

2025年05月29日

春、あたたかい はてなブックマーク - 春、あたたかいこのエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。ナレッジフロースタッフです。

最近有難いことに弊社製品への新規お問い合わせを多くいただいていたのですが、
今日は入電が少なかったので今しかない!と思い、
長らく書けていなかったブログをせっせと更新しようと思います。
(文章書くのは好きなのでブログを書きたくないわけではないんです…!!)

と言っても日常の中で特に面白いことがあったわけでもなく、
最近読んだ中で一番面白かった本を紹介しようと思います。

*****

・雪舟えま『地球の恋人たちの朝食』(左右社/2024.9.27刊行)
https://sayusha.com/books/-/isbn9784865284317

雪舟えまさんは詩や短歌、小説の分野で幅広く活動されていらっしゃる歌人兼小説家です。
雪舟えまさんの短歌も好きなのですが、私がより好きなのは小説の方です。

雪舟えまさんの文章は
過剰なまでに詩的で、
夢見る乙女のように少女的で、
ふれたら脆く崩れそうな不安定さがあって、
どこまでも甘やかで、
隔絶した深い孤独を感じます。

ある種の人間に物凄く刺さる文章だと思います。

『地球の恋人たちの朝食』は一応日記の体を取っているのですが、
冒頭はいきなり地球を移住する話から始まりますから、どう考えても日記ではありません。

日記のような文章の中に数ページの短編小説のようなお話が続きます。
その内容がすごい。
レモンの好きな人魚を買ったとか、恋人を宇宙人に取られたとか、高熱でうなされているときに見る悪夢みたいな話が連なっています。
舞台は現代でも地球でもないことの方が多いので、
読んでいると、あれ、私が今いるここって地球でしたっけ、みたいな気持ちになってきます。

その読み味が死ぬほど気持ちいいんですよね。
詩のような散文の中にふと「この部分は多分雪舟えまさんの本心だろうな」と思うような文章が混じってきたりして、よりわけが分からなくなります。

日常を全部忘れたい方におすすめかもしれません。

*****

それはそうとして、雪舟えまさんの今は絶版の小説『タラチネ・ドリーム・マイン』を読みたくて
もう数年探しているんですけど全然見つからない……。
あってもメルカリの高額出品だったりするんです。メルカリから買うのは何となく負けた気がする。。

でも今日この文章を書いていると、やっぱりめちゃくちゃ読みたくなってきたので次見つけたら買おうかなと思います。
(もしも持っててお譲りくださる方がいたらご連絡ください。)


kodama_knowledgeflow at 17:46コメント(0) この記事をクリップ!
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